はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(126)   「バラエティショップ・ 北欧」  付近  長者町

2013-07-12 08:48:14 | 日記
先日福富町あたりの裏通りあたりを、ふらふらしてみた
このあたりは35年前以上前から
まだ変わらない景色が残っている






福富町がまだ今みたいに多国籍化する以前
日本のクラブやらパブがひしめいていた時代からある
寿司屋の老舗「初芳寿司」
その頃はまだ木造造りの今より小さいお店で
ネタが新鮮で飲み屋さん配達御用達の店であったのを覚えている

この「初芳寿司」さんの裏手はもう建物が壊されていて
空き地になっていた
なんかひとり取り残された感じの「初芳寿司」さんだ






さてと、今回の本題「バラエティショップ・ 北欧」 
この店の凄いのは外観である
はげまるが35年以上前に見た外観と全然変わって無い

「バラエティショップ・ 北欧」
名前からも分かるようにヨーロッパ北欧方面の
おね~さんの、そちら方面の本が置いてある

はげまるは、あちら方面も、そちら方面も
嫌いではないので何度か店に入った事がある


今から35年ぐらい前(昭和の時代)の、
この店での悔しい思いを
今回恥をしのんで書いてみる事にする
(毎回恥かいているがね)


その頃のエロ本関係はビニール本が全盛の時代であって
ビニールを破らないと中は見えねぇんだ
(急に言葉がヤケ糞になってきたなぁ)

ビニール本の表紙には外国のおね~さんが
あられもない姿で写っていて、肝心なところには
手書きと思われる黒いマジックで、荒々しく塗られている

マジックは黒光りしている、こりゃ~間違いなく印刷ではない

ふっふっふっ

そ~だ マジックはベンジンでこすれば消えていく
という事はだね マジックで塗られてよくわからない秘密部分は
はっきりくっきり見えるはずである
   
  
   ゴクン(生唾を飲んだ音)



ビニール本を持つ手は汗ばみ、目は血走り、鼻の下は伸び放題、
鼻の穴まで広がり鼻水まで出てくる

そちら方面は嫌いではないはげまる
勇んで買ったのは言うまでもない

サテ  これからが本題中の本題
 ぱんぱんぱん(相の手)

  真本題なんでぃ~

いちもくさんで家に帰ったはげまるは
緊張を帯びたニタリ顔で
(むずかしい顔だなぁ)
ベンジンと脱脂綿を探しだし
エロ本のビニールを慌てて破り

「さ~てと  
 手書きで黒光りしている黒いマジックの野郎~
 いくぞ~このやろ~  待ってろよ~~」
 (何を待っているのだ)


黒いマジック野郎はベンジンでこするとどんどんと消えていく

ゴシゴシゴシ

「お~~いいぞ~いいぞ~」

なんか、かなりマジックの色も消えてきた

「お~~いいぞ~いいぞ~」

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

手のひらは汗ばんできて顔からは油汗まで出てくる
 脱脂綿も黒く染まってきたぞ~

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

「ひゃ~~ぴゃ~~」

黒光りしている黒いマジック野郎はほとんど灰色ぽくなり
中が見えてきた

「あ~ん? 
 なんでい、こりゃ~」

黒いマジックで荒々しく塗られた下の部分は、
黒いマジックで印刷されているではないか

こんなはずではないぞ~  こんなバカな事があるかいなぁ~
こんなバカな事があっていいはず無いではないか

どんどんどん(机を叩いている)

くっそ~~  手の込んだ事やりやがって~


あきらめの悪いはげまるは、
さらに

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
(無我夢中と、やけくそが混じっている)


わ~~~北欧のおね~さんの肌の色が見えてきたぞ~~

う~~ん?

  うわぁ~~~~~~~~~~~~~~っ







ぬぁんとぬぁんと こすっていたその黒いマジックで塗られた
写真の部分はベンジンでこすり過ぎて溶けてしまい、
穴が開いてしまっていて
次のページのおね~さんの肌の色が見えていたのである
(馬鹿だねぇ)



今から35年ほど前の話であるが
今でも「バラエティショップ・ 北欧」さんの前を通ると
その時のくやしさ、己のアホさ加減を思い出すのである

ははは







「バラエティショップ・ 北欧」に隣接している店がある
店と言っても二階のお店の入口みたいである






入口からして怪しい雰囲気をかもしだしているなぁ






クンクンクン
ほんと怪しく臭うなぁ




2階には窓が無く不気味でさえあり
トタンまで怪しく見える

この路地の奥にはやはり昔からある
中華屋さん「自由軒」があり、昔に何度か食べた思い出がある






その裏路地さんの斜前にある駐車場
ここも凄く古い





ここんとこ散策している「ツタが絡まるビル」も目に入る




いいではないかい





大通りに出て少し歩いてみると
そのビルの横手が見える

このあたりは、まだまだえたいの知れないビルやら店が残っている

 毎度のばかばかしいお話でありました
  くっそ~~。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「旧バラ荘」三周年七夕ライ... | トップ | 異国情緒あふれる港町  横... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事