
前回の続編であります
「東京庵」のかけそばの写真を見てみなさんは
どう思いますか
シンプルなかけそばにナルトがひとつ
今回はそのナルトさんについて深く考察してみる事にする
(ホント暇だね)

この写真は町中の日本蕎麦屋さんのタヌキ蕎麦
もちろん主役は蕎麦であり蕎麦汁であり天カスである
ナルトさんは脇役のネギさんの隙間で
色添え感覚で仕事をしている

ここでまた前の「東京庵」のかけそばに戻る事にしよう
シンプルな、かけそばの中にナルトがひとつ
皆さんはどんな想いをナルトさんにしたであろうか
A ナルトなんてない方がすっきりしていい
B ナルトが入っていてもいいが、なんかナルトが蕎麦の中で
漂流しているみたいでナルトが可哀想である
C ナルトは内容より外見ひとつで生きているのであるから
蕎麦の中でひとり晴れ舞台のように喜んでいる
D 昔、巷の中華屋さんのラーメンには必ずナルトは
入っていたが最近の有名ラーメン店ではとんとお呼びが
かからない
出番は正月か巷の日本蕎麦屋さんだけで
ナルトはヤケクソになっていてる
蕎麦の中で漂流しながら
「へ~んだ どうにでもしゃがれ~」の心境である
E ナルトは出番があろうとなかろうと毎日を気楽に過ごしているので
他人様が何を思おうとぜんぜん気にしないみたいである
みなさんは A ~ E の何を選んだであろうか
そんなのはど~でもいい問題だから
ど~でもいいか ははははは
はげまるはですね
ここで ハッキリ E を選択したのである
(えばってど~する)

E の ナルトは出番があろうとなかろうと毎日を気楽に過ごしているので
他人様が何を思おうとぜんぜん気にしない
この心構えがいいなぁ
この気楽に毎日を過ごすナルトさんの生き方で
残りの人生がおくれたらいいなぁ
これは現代社気において高齢者を迎えた人達の
生きて行く指針なのかもしれない
(大きく出たな)
年には勝てねぇンだ
今更じたばたしてもしょうがねぇんだ
気楽にやるしかねぇんだ
だから蕎麦屋の店主が
ナルトがかわいそうだから大仕事でもさせてやるか~
「新メニューで ナルト一本蕎麦」
なんてやってもらっても
ナルトさんには迷惑なのである

ナルトさんはいい
ナルトさんは気楽に生きていていい
ナルトさんは他人に軽く見られたりしても全然
我関せずの生き方がいい
ナルトさんの「世の中こんなもんだ~」の姿勢がいい
はげまるも健康で元気にナルトさんみたいに
生きて行きたいものである。
<参考資料 新横浜ラーメン博物館より>
ナルト
しかしいつ、どこで生まれたのか、その出生は謎に包まれてています。
また、ナルトの渦巻きは、
「鳴門」の渦潮から来ているという説がありますが、
これを証明する文献は残念ながら発見されていません
「ナルトの原型は江戸末期に生まれ、現在のような形となって、
蕎麦(あるいは吸い物)に加えられたのは
江戸中・後期である。」と書かれています
明治のころのラーメンは一般的に『支那そば』
という呼称が使われていましたが、
これは支那(中国)の「そば」という意味で、
先行する麺文化である「日本蕎麦」の「蕎麦」に中国という意味の
「支那」を付けたものと考えられます
そして同様に、当時の蕎麦のポピュラーな具であった「ナルト」を
「支那そば」にもという思いでのせたのではないかという説が有力とされています。
最近では「ナルト」をを入れないラーメンが主流となりました。
なんだか寂しいものです