はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(442) 市外篇  吉原散策(付録) さらば!花やしきタワー

2016-09-06 13:11:49 | 日記
あ、
さて、
あ、
さて、
あ、
さて、さて、さて、さて、
さては南京玉すだれ〜
(威勢良く元気に声を出して読んでください)

さて、
吉原遊郭跡散策の最終回であります、

腰痛で体は曲がらないし、
風邪で鼻水が止まらないし、
オシッコも溜まりに溜まったはげまると
元気一杯の☆☆☆さんとの吉原遊郭跡散策も
無事に終わり
タクシーに乗り込み浅草までまっしぐら

☆☆☆さんは歩いて浅草まで
散策したかったみたいであるが
無理やりタクシーを止めたはげまるであった





浅草の戦前からある神谷バー近くでタクシーを降りる




たしか10年位前に東京在住のカメラ仲間8〜9人と
ここ神谷バーで待ち合わせした想い出がある




10年ひと昔と言うが、
月日の流れはどうにもならない
体はガタがくるは
外観の様子もどんどんじじぃ化してくるは
何をやるにもめんどくさくなってくるは
ほとんど変化してないのは
ハゲ頭ぐらいである

カメラ仲間でそのころから今でも、
一緒に飲んでいて付き合いがあるのは
東京地区特派員に勝手に任命した
石◯さんだけである

それから何回かひとりで神谷バーに入っているが、
ここの名物である電気ブランを
たいして好きでないビールを乙を気取って
チェイサーで飲んだ日なんぞは
身体中電気にしびれてヘロヘレになってしまい
エライ思いをしたっけなぁ

☆☆☆さんが、
とりあえず何か食べたいと言うので
浅草に来るとよく入っている
渋い昭和感満点の喫茶店に行く事にした

はげまるは、とにかくオシッコしたい一念である




店の名前は知らない、
「あそこ」で覚えているのである
とにかくじじぃ世代になってくると
名前なんかすぐ忘れてしまう
「あれ」「あそこ」

それでいいのだ
(バカボンの親父)



とにかく落ち着いてコーヒーが飲める喫茶店である
まずはオシッコオシッコなんて感じで店に入った




☆☆☆さんは酒があまり飲めないせいか
カレーライスなんぞ沈着冷静に注文した、
はげまるはコーヒーである
酒を飲む前にカレーライスなんて喰わないのである
酒がまずくなってしまうではないか

☆☆☆さんが
「はげまるさん、このカレー
昭和のカレーの味がして凄く美味しいですよー」
はげまる
「見てわかりますよ〜 カレー専門店のカレーと違い
カレー粉を使って、サッサッサと作ってしまうカレーね、
野毛の阿武茶のカレーと同じですよ」
なんて話しで盛り上がる




久しぶりの浅草を軽く歩いてみる事にした






10代の女の子の浴衣姿はいいな
なんか、春の新芽の
すがすがしい感じがする
もちろん
20代の女性の浴衣姿もいい
色香が滲み出てくる感じがする
さらに
30代女性の柳腰の浴衣姿なんか
たまらなくいい

無意識のうちに後をついてき
家に上がり込んでお茶でも
ご馳走になりたくなってしまう
(逮捕されるな)

とにかく女性の浴衣姿はいい




下町浅草の感じが滲み出ているなぁ



いっも楽しいから寄ってしまう
プロマイド屋さん



興味深々の☆☆☆さんが半地下あたりに
入っていろいろ見てたら
「はげまるさん、 プロマイドの中に
エディさんが若い頃のゴールデンカップスの
生写真が沢山ありますよー
お土産で買っていきますかー」

なんて声が聞こえた



あー
そろそろ美味いツマミで酒が飲みたくなってきた



☆☆☆さんはカレーライスを食べたばかりだから
御食事処に入ってもしょうがないしなぁ




テナ事でふらふらと二人で歩いて行く




☆☆☆さんは生ビール一杯ぐらいは飲める
と言うので
どこかすっげー昭和している静かな場所を
探す事にした



この通りの両側の出店はいっも賑わっている、
今日は特に賑わっているぞ〜
せっかく岡山から☆☆☆さんが出てきているのだから
こんな両側ゴキブリホイホイ満タン状態の店には
入りたくねーし




とにかく静かな昭和時代の生き残りみたいな
こじんまりとした店はないかいな〜



こじんまりとした店ないかいな〜



はげまるが、
「花屋敷の方へ歩いてみますか」
なんて相成った



花屋敷あたりの手間あたりに来ると
人並みが少なくなってきた

いいぞいいぞ



なんか藤棚がいいなぁ
店の看板も藤棚の下で落ち着いて見える
先ほど通り過ぎた大混雑の
ゴキブリホイホイとえらい違いで
別世界の感がする



この写真は☆☆☆さんが携帯の
ドラマチックモードで撮影したモノ



藤棚の下あたりを歩いて左折してみた
角にすっげー すっげー 昭和している店が
あった

すべて偶然であるが、念ずれば花開く
(念じてもマタは開かない あほ)

はげまるが生ビールがあるか聞いたら
女主人さんが
「ありますよ〜」
と優しい顔で答えてくれた



外に三人ほどの先客がいたが
店内は貸し切り状態である

いいぞいいいぞ~
たまりまへんへんあたまへん
(出ました得意のフレーズ)



☆☆☆さんも
「はげまるさん、いいですね〜」



完璧完璧



大完璧だー
バンザーイ



とりあえず、
お新香ください~~

はげまるは
ウイスキーの水割り、☆☆☆さんは生ビールである
るんるん気分である



女主人が角の水割りは無いが、
オールドの水割りはあると言うので頼んだら
ダブルぐらいの量のオールドで水割りを
作ってくれた

うれしーーい



全て自家製である



女主人さんに聞いてみたら、お店が出来たのが
昭和27年頃、ここの女主人さんも、
その頃生まれだそうであるが
ぬぁんと、ぬぁんと、
はげまるが5歳の頃に
このかづちゃんが開店したのである

なんか吉原遊郭跡散策の最後を飾るには
ぴったりですね〜
なんて☆☆☆さんがつぶやく



☆☆☆さんが注文した牛スジの煮込みを
横から一口食べてみたら
トロトロに煮込んであり
たまらなく美味しい



テナ事ではげまるも牛スジの煮込みをたのむ



はい秘伝の牛スジの煮込み鍋




マグロのブツ400円
冷凍していたから多少シャーベット状態であったが
中トロあたりで味はいい

先月あたり小◯さんと刺身を食べた時の様に
刺身は光ってねーし、汗もかいてねーし
夏の時期は安心して食べられる刺身が
一番であるな

あははは










外に出て少し周りの写真を撮る



☆☆☆さんが女主人さんに
根掘り葉掘り聞いているみたいだなぁ




花屋敷あたりに藤棚がって
こんな静な場所があったなんて知らなかった




藤棚の下で、かづちゃんの店が
終戦後からのたたずまいを
そのままのカタチで残している感が
ひしひしと伝わってくる



懐かしの花屋敷のタワーがすぐ近くに見える



三ノ輪の祖母の家に母と寄った帰りには
映画館だらけの大通りを抜けて
必ず母とこの辺りを歩いた記憶が蘇ってくる

げまるが小学生の頃である




☆☆☆さんが携帯で撮影した写真
またしてもドラマチックモードであるが
携帯のレンズに広角レンズを重ねて撮っている





あー
今日の☆☆☆さんとの吉原遊郭跡散策の半日旅は
最初から最後まで楽しい事ばかりだったな〜
なんて思った

話は少し飛ぶが、この花屋敷のタワーが
壊される事になったそうである


花屋敷のホームページからです

このたび、登場以来56年間、
多くのお客様に親しまれてきた「Beeタワー」の
引退を決定いたしました


<参考資料>

浅草花やしき(あさくさはなやしき)は、
東京都台東区浅草二丁目28番1号にある遊園地。

1853年(嘉永6年)開園で、日本最古の遊園地とされる。
ただし、一度取り壊された後、
1947年(昭和22年)に復活した経緯があるため、
断絶のない歴史としては前身も含めて
1912年(大正元年)開業とされるひらかたパークの方が長い。

敷地面積5800m²。国産初、日本で現存最古のローラーコースターがある。
現在はナムコの子会社である株式会社花やしきが運営している。


よかったよかった
とにもかくにも、はげまると☆☆☆さんの
吉原遊郭跡散策の最後に
花屋敷タワーの最後の姿を見ながら
酒を飲めたのだから
最高の形で吉原遊郭跡散策が
楽しく終わったな〜と思ったら

終わらない終わらない




ぬぁんと、ぬぁんと、ぬぁんと、
突◯さんこと宮◯さんが突然乱入




はい、宮◯さんは朝起きて、歯を磨いて
シャツ着て、半ズボンはいて、サンダル履いて
保土ヶ谷駅から電車に乗って
乗ったついでに浅草あたりに来てしまったみたいだ

恐るべしその日の行動はサンダル任せ、




宮◯さんは軽くお茶割りの焼酎を一杯飲んで
突然
「そろそろ横浜に戻りますか〜」

なんだなんだなんだー




先ほどのゴキブリホイホイ大通りはまだ大混雑であった

☆☆☆さんが宮◯さんの写真を撮っている



これがその☆☆☆さんが撮った写真

せっかちな宮◯さんが長い足でさっさかさっさかと
先に歩いて行く



外国、日本、ビデオ
わー 昭和していていいなー

はげまると☆☆☆さんは中に入りたかったが
後ろも振り返ず宮◯さんはさっさかさっさかである

流石の流石
大流石



テナ事で話は横浜に戻り
横浜駅西口にある貴船寿司

宮◯さんはどうやら貴船寿司で寿司を食べるついでに
はげまると☆☆☆さんの顔を見に
浅草まできてしまったみたいである



シンコ




アワビ
なんぞの旬の肴でまた酒を飲んだ









あー
今日の吉原遊郭跡散策は
何がなんだか分からないぐらい
楽しかった〜



ほとんど酒は飲んでない☆☆☆さん

今日はお二人に感謝。

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