はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(2)  マラソンおじさん

2010-03-21 12:04:04 | 日記
この はげまるB級横浜の話は 横浜のマイナーな話が中心である
横浜で生活してない人には ちんぷんかんぷんかもしれないのだが
 まあ 横浜を知らない人にも 「へ~ こんな話あるの~」
と感じてくれれば うれしいな



濱のメリーさんに比べたら  知名度はぐっと落ちるが
メリーさんが「静」なら
マラソンおじさんは「動」である
活動していた時代も ほぼ同じ時期であったと記憶する
活動という表現が少しおかしいかもしれないのだが
1970~1990 が活動時期と推定される
(恐竜みたいだな)

ただ その当時 横浜で車を運転している人なら 
必ず一度や二度は お目にかかっているはずである
(20年前以上の話である)
とにかく歩いている姿は まず見られない
いつも全力疾走なのだ

「マラソンおじさん」の名前は はげまるが勝手に命名したのだが
はげまるが 友達に「マラソンおじさん 知ってる?」と聞くと
「あ~  知ってる 知ってる」 という答えが必ず返ってくる
きっと誰が命名しても 「マラソンおじさん」になるのかもしれない

その当時のカメラはフィルム時代 もちろんオートフオーカスでない時代である
運動神経が無い はげまるなんかでは とてもカメラで そのお姿を撮ることが出来ないのだ
凄い速さで いつも全力疾走

一度だけカメラを首から下げて歩いている時 遭遇したのだが
カメラのピントを合わせている暇もないくらいの速さで
「ぴゅ~っ」と通り過ぎて行ったのである





体系は スリムで (デブのわけがない)
 いつも真っ黒日焼けした  精悍顔
道路を逆走は当たり前  
一年中 とにかく丸首の下着に半パン姿
苦しそうな表情で 首を激しく揺らし 苦しそうな表情
口をあきながら ハァハァハァととにかく走る

皆さん知ってますか?
鮫は 水の中を高速で泳がないと 酸素が不足してしまうとの事
鮫さんだって たまにはのんびりと泳ぎたいはずである
しかし やもうえず 致し方なく
高速遊泳をしているのだそうだ

ここで疑問が生じる
そうなのだ  寝ている間はどうするのだ
(このはげ~  いいかげんな事かくな~よ)

まぁ そのあたりの疑問は置いといて 先を急ぐ事とする

はげまるの大胆な推理なのだが
そうなのだ マラソンおじさんは 実は 鮫の生まれ変わりだったのである
(おめ~ 殴るぞ~この~)
必死に全力疾走  走る 走る とにかく走る

またまた大胆な推理なのだが (まだやるのか)
自動車に負けたくない一心なのかもしれない

それとも自分は 鮫ではなくて 自動車なのだ
と思っていたのかもしれない

デブだからスリムになりたいとか
健康維持のためにとか
いい記録をだしたいからとか
そんな 生やさしい動機で走っているのでは無いと思う

立ち止まった時に 話でも聞いてみたいな~
と思ったりしもしたのだが  とにかく立ち止まらない

信号待ちでも 車と一緒に止まっているのだが
エンジンは止めないのだ 足は止まらず いつでも発車OK状態
ウオーミングアップ状態なのだ
(やっぱ  自分は自動車なんだ説が強いかな~)

はげまるの想像なのだが  おそらく走行距離は きっと
地球を何周もしていた事だろうな

一度だけ交差点で 休んでいる姿を見た事がある
疲れた感じで 信号待ちで止まっている車のバンパーの
ひさしに座っていた

このあたりから 「マラソンおじさん」の姿があまり見れなくなってきた
今から20年ほど前のはなしである

誰か知っている人がいましたら知らせてくださいませ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする