経営の視点から考える「知財発想法」

これからのビジネスパーソンに求められる「知財発想法」について考える

知財うさぎ

2006-11-26 | 書籍を読む
 一昨日の記事で紹介した「ウサギの教え」ですが、(「アマゾンの商品説明に7項目がそのまま公開されていたので、補足として知財版に置き換えてみました。

(1) ほかの会社がしていることをみて、あたなの会社の知財業務もそのまま真似をするだけではいけない。
  ほかの会社が守るべき知財と、あなたの会社の守るべき知財が同じ性質のものとはかぎらないのだから。
(2) 正しい方向で知財業務を続けたことによる報酬は、受け取るまでに時間がかかる。
(3) 知財業務の結果を、直ちに"二者択一"で白黒付けようとしてはいけない。
  知的財産権には曖昧な要素が多いので、多様な戦術や解決策があるはず。
(4) 短期間の成果に惑わされないこと。目に見える結果がすぐに表れなくても、方向性が正しければ諦めないこと。
(5) 知的財産権という制度は利用したものが有利。
  何もしない会社は、うまく制度を使う会社に振り回される立場になってしまう。
(6) 知的財産権という制度をうまく活かした場合の結果と活かさなかった場合の結果を冷静に考え、制度を活用することによってもたらされるチャンスを生かすこと。
(7) 事業を何ら障害を感じることなく進められる状態を作ることこそが、本当のゴールである。
  寝ても覚めても競合の状況や価格競争のことが頭から離れない。そんな状態でないことが、どれほど自由かよく考えること。

まだまだ未完成版ですが、やっぱり殆どの項目が重複するように思います。

ウサギはなぜ嘘を許せないのか?
マリアン・M・ジェニングス,山田 真哉,野津 智子
アスコム

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。