赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

試練は続くよ安芸までも(1)

2009-09-11 07:42:24 | ぶらりアウェイの旅
また随分と昔のように感じられるというか、むしろ感じたいというか、そんな広島遠征の話でも。

広島に到着してまずは腹ごしらえっつーことで向かったのはお好み焼きの「はぜ屋」。しっかりと広島出身者にヒアリングの上ピックアップしたお店だったので間違いはなかった。「大手町」という住所のイメージのとおりオフィス街で、そのビル群の路地裏に佇む小さなお店というところか。



地元の人が訪れるようなお店は一般的にカウンターのみであるというのは今回初めて知ったこと。目の前の鉄板で焼き上げてくれるのでやや暑いが臨場感十分。うどん肉玉(700円)、大変おいしゅうございました。いや「そば肉玉」にすべきだったのかもしれないが。しかし電話でお好み焼きの出前を取っているのはなかなか面白い光景だった(マヨは自らかけたものでございます)。



お店を出て近くのコンビニで松本のチケットを購入。天皇杯2回戦だってのに発売日の午後にアウェイゴール裏が完売になってて苦笑を禁じえず。さて腹ごなしも兼ねて強い日差しの下、次に徒歩で向かったのはまた芸のないことに広島城。思いっきり一般的な入口とは違う方面からアプローチしてしまったため炎天下の中城の周りを一周してしまっていきなり汗だく。



広島城址は敷地がやたらと広かった。そして城郭は勿論、後に建てられた帝国陸軍の施設も含めて原爆で吹っ飛んでしまって土台しか残っていないものが多い。こちらは陸軍幼年学校(だったかな?)の施設のうち唯一残った門。



維新後の広島城敷地内には広島鎮台が設置されていたが、なんと日清戦争のあいだはここに大本営が置かれ天皇陛下もこちらに行幸されていたとか。太平洋戦争当時は史跡として残っていたこの建物もご多分に漏れずご覧の有様ということのよう。



というわけで天守も当然復元されたものなわけだが、偶然なにかどうかわからんがこんな特集展示の真っ只中。ちなみに浦和はこの晩、三本とまではいかねど二本の矢で射られて敢えなく撃沈・・・。



(つづく)