赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

霧降る駿河路(3)

2009-08-31 07:48:02 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

日光東照宮にもあった「神厩」。こちらの馬は彫像?となっている。全体感としては馬というか子馬というかロバというか、そんな風に見えたがまあ馬は馬っつーことで。



これは・・・なんだったかなぁ。傍らのバケツは上に鳥の巣があるため設置されているって話だったような。



五重塔跡。もともとは立派な五重塔が立っていたのだが、明治時代の廃仏棄却政策により撤去されてしまった由。ここに限らず敷地のあちらこちらに蘇鉄が植えられているのだが、その一部は朝鮮半島から持ち帰った「チョウセンソテツ」らしい。



参道?を挟んで五重塔跡の向かいにある「鼓楼」。こちらも廃仏棄却までは「鐘楼」だったのだが鐘が撤去されて太鼓になってしまい今に至るということらしい。霧の中にそびえる姿はなかなか絵になるなと。



ハイライトともいえる「唐門」は極彩色に包まれ実に鮮やか。しかし真っ直ぐこの門をくぐって拝殿の敷地へ侵入することはできず、右の階段を登り神楽殿のところから登ることになる。



その神楽殿(訂正)。言われてみれば歴史で習った「校倉造」であります。文字通りの倉庫と理解しておけばよいのだろうか。



唐門の両側から広がり拝殿を囲む壁には、1つ1つ異なるいろいろな動物の彫り物があしらわれている。それぞれ意味があり、また角度によっていろいろな表情を見せてくれるのでなかなか見ごたえあり。左側はふくろうだったような、そうじゃなかったような・・・。



(つづく)