ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

TTTサントラ完全盤まだまだ聴いてます

2006年11月28日 | 指輪物語&トールキン
TTTサントラ完全盤、まだまだ聞いてますよ~。
でもまだブックレットを読み終えてないので、だらだらと感想などを・・・(汗)
そう言えば、amazon、急に8千円台になった・・・と思ったら、UK版からUS版になったんですね。やっと気づいたか・・・(笑)
でもまた最安値ではありませんが。今後価格変動あるとは思いますが。
そのTTTサントラ完全盤、まだ映画と違っているところをチェックするまでには至ってないんですが、聞いてるといろいろ面白いですね。
FotRもそうなんですが、CDで聞くのは初めて、というところはやはり新鮮です。今まで聞えてなかった音が聞えるのが。
特に、パーカッション関係が、「こんなことやってたんだ~」と新鮮かつカッコイイですねえ。
前にも書きましたが、野人がサルマンに忠誠を誓うところ・・・じゃなくてサルマンに煽られてるところかな、ここのパーカッションのリズムが面白いです。
角笛城の聖火ランナー(汗)のあたりの音楽のバックのスネアドラムのトリルもカッコイイ。
あと、アラゴルンたちがメリピピを追っている場面の三拍子の旅の仲間のテーマ、バックにバウラン(アイリッシュフレームドラム)のような音がずっと入ってたんですね。これもカッコイイです。ってあれ、ここ通常版のサントラCDに入ってたんじゃあ・・・?(汗)
映画で見ているときは戦闘シーンは派手であまり好きじゃないなあと思ってましたが、音楽だけ聴いてると、その戦闘シーンの派手な音楽がカッコイイなあと。
死者の沼地でナズグルが飛んでくるところもいいですねえ~。ここナズグルと翼ある獣がうるさいんですよね、映画では(笑)
TTTではFotRよりも合唱が入る部分がかなり減るので、たまに出てくると「おお、カッコイイ!」と思いますね。
合唱がカッコイイと言えば、エントの行進のところ。ここも通常版CDでも聴いてましたが(汗)
少年の声に導かれるように男声合唱がわーっと入るのがカッコいいなあと・・・自然の声に導かれてエントたちが行進して行くようで。
こういうイメージは原作からはあまり感じませんでしたが、なかなかやるなあ、という感じですね(?)
そう言えば、映画と変わっている音楽がいくつかありますが、そのうち2つも、他のシーンの音楽とほぼ同じ、というのがありました。同じテーマを使っているだけでなく、曲自体が同じというのが。
冒頭のフロドとサムのシーンに使うはずだった音楽が、ピピンの「ホビット庄へ帰ろう」のあたりのシーンの音楽と同じなのと、ファンゴルンでのガンダルフとアラゴルンたちの再会のシーンの音楽が、角笛城でのローハンの突撃の直前にも流れていたのと。(これはガンダルフの「5日後の夜明けに東の方を見よ」と言う言葉をアラゴルンが思い出したシーンの音楽だったのだと思いますが)
もう一つ、これは映画でもそのまま使われていたのが、ガンダルフたちがファンゴルンを出てエドラスまで馬で走って行くシーンと、最後のガンダルフとエオメルたちの鵯越(汗)の場面の音楽もほぼ同じですね。
特に、ガンダルフ関連の2シーンは、間に全く違う音楽がかなり挟まるものの、同じ音楽で始まって同じ音楽で終わる、という対比された構成のつもりで作ったのかなあと思うのですが。
まあ、角笛城の場面の音楽が変えられたのはわかりますが・・・あのガンダルフの音楽だとちょっとくどいというかうるさいかも(汗)(でもそれがなんで「自然のテーマ」になったのかは謎・・・早くANNOTATED SCORE読まないとなー。(書いてないかもしれませんが(汗))
ついでながら、サムのオスギリアスでの長口舌(汗)の場面のシーンはFotRの「一行の離散」も同じ音楽の繰り返しですね。アレンジは変わってますが。
このあたりの対比が面白くてサントラ考察に書いたりもしたのですが、まあガンダルフのこの2シーンにはそんなに対比するほどの変化はないと思いますが。
他にもいろいろあるんですが・・・長すぎて気がついても記憶を保っていられません(汗)
何回か聞き込んでいくうちに、この長~いTTTサントラも血肉のように見に染み付いて覚えられるようになるんでしょうか。
映画は10回くらい見てようやく音楽を覚えてくる感じだったと思うので、このサントラも10回は聴かなきゃですかね~(笑)
コメント
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