ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

マウルブロン修道院その1

2006年11月06日 | 旅行
ドイツ旅行記もう終わったと思われていたかもしれませんが(笑)まだまだ続きます。
シュトゥットガルト2日目は、「車輪の下」の舞台となったマウルブロン修道院に行きました。
前日にカルフに行った時に通過したミュールアッカーで下車し、バスで向かいます。
ミュールアッカーはシュトゥットガルトからすぐだし、列車の本数も多い・・・ことは多いのですが、こんな近くに行くのにICだのICEだのに乗って特急料金取られるのもなあ・・・と選り好みすると結構本数少なくなります(汗)(ICEはそもそも止まらないか(汗))
ミュールアッカーからのバスは30分に1本ですが、見事に列車との接続悪いです・・・(汗)行きも帰りもきっちり30分待ちました・・・
でも、ミュールアッカーも森の囲まれた気持ちの良い町で、ちょっとだけどブラブラして楽しかったです。
そして、マウルブロン行きのバスがこれまたちょっと不親切・・・路線の番号は「地球の歩き方」に載っていたとおりで間違いはなかったのですが、降りるところがわかりづらい・・・
いや、これくらい普通なんですよね。ミュンヘンのバスがあまりに乗りやすかったのですっかり安穏としてしまいました・・・
でも、バスから見える田園風景がとっっっても綺麗でした! 金色の畑に、遠くに見える青黒いシュヴァルツヴァルト。今回のドイツの旅で一番綺麗な風景でした!
バスの速度がすごい勢いだったのと(道全く込んでませんでしたから(汗))、SDカードのメモリーがギリギリだったのもあって写真撮らなかったのですが、撮れば良かったなあ・・・
30分に1本じゃなかったら途中下車しても良かったくらいでした。いや、夜に「エリザベート」観劇が控えてなかったら本当に途中下車してたかも。
このマウルブロン行きのバスは、日曜だかには修道院の前のバス停にも止まるようなのですが(それも一日に数本のもよう)、普段は修道院よりも随分手前、Altestadtというバス停で降ります。
ここから修道院へどう行くのかがよくわからず、迷ってしまいました・・・家の前で立ち話しているおばさんたちに「修道院どこですか?」と聞いたら、親切に教えてくれました。ドイツ語のみの会話ながら、「あの教会の塔を目指せばいい」ということが判明。最初から見えていた教会に素直に向かえば良かったのですね・・・(汗)バスどおりをそのまま道なりに行くとたどり着けました(汗)
バス停から行くと門を通らないのでわざわざ門まで回りましたが、ヘッセが書いていた「絵のような門」とは思えなかったな・・・建て替えられてるんでしょうか。
「知と愛」で書かれていた栗の木・・・門のところの木は違ったような? この正面のこの木のことでしょうかね・・・?
修道院入り口は、赤い砂岩でできていて、細い二重の柱など、ヘッセの描写どおりでした。
でも、正直なところ、オックスフォードを見慣れてしまうと、「誰もが住みたいと思うに違いない」とは思いませんでした・・・(汗)モーダレン・カレッジの方がいいなあ・・・
正面入り口を入ったところは「パラダイス」と呼ばれているらしいですが、「こんなに小さいの?」と思ってしまった・・・罰あたりな私です(汗)
でも、ここではさすがに今までにないほど写真を撮りました。(私としては、ですが)SDカードのメモリーがギリギリでなければもっと撮ったのですが・・・残念。

正面の塔の上の鐘楼。ヘッセが「なんであれに鐘を吊るさなければならないのかわからない」と評した「華奢な塔」です。
確かに、鐘が重そうな、不自然かな形の鐘楼だなーと、ヘッセの描写どおりなのに感動しました(笑)

これは中庭の鐘楼ですが、こちらの方がより不自然な感じがわかるかなーと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朗読CDの感想その2

2006年11月06日 | 指輪物語&トールキン
一体「そのいくつ」まで行くのだろうと先行き不安な朗読CDですが(笑)
昨日、聞き終わるのに4年くらいかかると予測したのですが、ちょっと聞いて観て、1回につき2ページくらいなら集中力が保てることがわかりました。でもこれも、疲れてるとダメかもしれませんが・・・ラジオドラマも聴きながら眠くなっちゃってたなあ。
原書の本文部分を見ると980ページくらいなので、1日2ページを毎日続けたら1年半で終わるかな、と思ってたのですが、コメントで教えていただいたところによると、本編の後に「ホビットについて」と追補編の一部も読んでるそうで、ということはもっと長いのか・・・(汗)
まあなんとか2年以内で終わることを目標にしたいです。っていくら気が長い私でもちょっと気が遠くなりそう・・・(笑)
いや、もっとスピードを上げることも可能だとは思うんですが、せっかくなので原書読書も一緒にやっちゃおうという、面倒くさがりなんだかよくわからないことを考えてまして(汗)
まあ、辞書引いてまでは読まないですけどね~(汗)

で、とりあえずパーティ直前まで聴きました。
Rob Ingrisさんの声は結構ガラガラ声?で、トールキンの声とちょっと似てるかなと思いました。特にガンダルフの声色の時が。
当たり前かもしれませんが、ギャムジーとっつぁん、サンディマン、ノアキスじいさん、そしてビルボと、話し方が違うのがさすがですね~。朗読って一人芝居のようなものなんだなと実感しました。
今のところお年寄りしか出てきてないですので(サンディマンは息子の方でしたっけ?)他のキャラクターがどうなるか気になるところです。
幸い???「指輪」は女性がほとんど出てきませんので(笑)しかも、厳かなエルフの貴婦人のガラドリエルとアルウェン、そして勇ましいエオウィンなので、男性が演じてもそんなに違和感ない・・・かな?(あ、ロージーもあったか(汗))
ちょっと読んでいて感動したのは、ガンダルフの花火のGの文字の説明でした。テングワールとキアスのGが原文でも邦訳でもそのまま図で表されているんですが、キアスの方は「エルフのルーン文字」と書いてあるのに、テングワールの方は特に地の文では説明されていません。
それが、なんとテングワール文字のことを「Feanor G」とか言ってたんですよ~! フェアノール文字のG、という意味ですよね!
なんてマニアックなんだ~、と感動してしまいました(笑)トールキンを全く知らない人が聞いたら「なんのこっちゃ」だと思いますが・・・いやここ以外にも「なんのこっちゃ」なところは沢山ありますよね。エルロンドの会議とか・・・(妹が読んでた時に質問攻めにあいました(汗))
というわけで、まだまだ進むのが辛い「旅の仲間」序盤ではありますが、それなりに楽しんで聴いてます。
そうそう、6枚入りのCDケースの開け方がわからないでかなり悩みました(笑)裏に見えてるのに開かない~って。まさか内側から開くとは・・・(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする