ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ハワード・ショアのインタビュー!

2006年11月15日 | 指輪物語&トールキン
TORnに久々にハワード・ショアのインタビューがリンクされてました。なんだかTRACKSOUNDSというサイト?の記事のようなんですが。Soundtrack.netというサイトもありますが、いろいろあるんですね~。
このインタビュー、久々にとっても有意義な内容でしたよ~。
主にTTTサントラ完全盤の話でしたが、シンフォニーやゲーム音楽SUNの話もありました。
まず、TTTの完全盤が出るのが遅くなったのは、準備?にそれだけかかったからなんだそうです。
すでにRotKの完全盤の準備も始めているそうですよ~。TTTよりは早く出そうだとか言ってました。
ちなみにRotKはCD4枚になるそうです。やっぱねー・・・。どなたかが「FotRのボックスの上の方に空間が余ってるのはRotKではCD4枚になるからだろう」と予想してた方がいらっしゃいましたが、大当たりでしたね(笑)(TTTは上げ底になっていて空間は余らないようになってますが)
そして、TTTはどうも聞き覚えのない曲が多いようなと思ったら、やっぱりかなり映画では未使用の曲が収録されているそうです。RotKもそうなるみたいですね。
そして気になるLotRシンフォニーのCDですが、RotKの完全盤が出てから、になるようです。まずオリジナル?があって、それからライヴ版を、というショアのこだわりだそうで。
ロンドンフィル@ロイヤル・アルバート・ホールのライヴ版だとすると、ショアのこだわりのおかげで随分待たされているのですね、もしかして・・・(汗)
そして、ショアは今でもシンフォニーに少しずつ手を入れているんだそうです。えー、どの辺だろう・・・10回以上聴いてるけどよくわかりませ~ん(汗)
話を完全盤に戻すと、ショア自身も完全盤の作業をしながら、自分で作曲した時には気づかなかったことに気がついたりしているそうです。
そして、なんだかしきりに原作との関連について言及していました。
There is only one LORD OF THE RINGSとか言って。映画も素晴らしいけれどやはり原作が・・・と。
映画に音楽をつけているだけでなく、原作を音楽で表現しているんだ、ということのようです。それって嬉しいけど、なんとな~く「いいの?」という気が・・・(汗)
そう言えば、TTTの完全盤では、新しい曲が入っているだけでなく、映画バージョンからCDバージョンに戻っている部分もあったりして、映画では監督に従ったけれど本当は自分はこっちが良かったんだ、みたいなものもなんとな~く感じたりするのですが・・・考えすぎ?(汗)
でも、「ホビット」の話題が出ると、PJがやるならやるつもりだ、というようなことを言っていました。でもこの、Peter and I both want to make the movie.という話、「キングコング」降板前の話ではないかなーと思うのですが・・・前にもこの話聞いたもんなあ。これもうがちすぎというものでしょうか(汗)
あと、韓国のオンラインゲームSUN(Soul of the Ultimate Nation)のサントラについて、インタビュアーはしきりにLotRと似てるというスタンスで質問してましたが、ショアは特にLotRの影響については言及してませんね(汗)
このゲームのサントラ、東京のコンサートでも演奏した、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(NPOR)が演奏しているのですが、ショアはモスクワでLotRシンフォニーをやった時にこのオケが気に入って、NPORのために何か曲が作れないかと考えていたところにSUNのサントラの話があったので、NPORで演奏することにしたのだそうです。
このサントラ、やはりかなりLotRに似てると思うのですが(汗)なかなかカッコイイのでそのうち買いたいとは思ってるんですが・・・(ソウルに行った時探したけどみつかりませんでした)
とまあ、いろいろと興味深いことが書いてあるので、興味がある方はぜひ原文をちゃんと読んでみてくださいませ。
ショアにとってLotRサントラがかなり特別なんだな、と感じられたこと、そして原作を大事に音楽を作ってくれたという話が聞けて、とても嬉しかったですね。
さて、TTTサントラ、ちゃんと聴かなきゃですね~!
コメント
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