ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

サイレントヒル

2006年07月13日 | 映画
ショーン・ビーン出演作を観に行くたびに「そんなにショーン・ビーン好きか?」と自問してしまう私・・・昨年は彼の出演作にはハズされ続けてましたからねえ。
しかも今回は超苦手のホラー。観に行く決定打になったのは、単にシネコンの平日タダ券があったから、というだけでした(汗)
しかし、これが意外に悪くなかったんですよ。DOOM的な意外さでした。ゲームの映画化侮れないなあ。
うーん、今年は「スタンド・アップ」といい、ショーン・ビーン出演作悪くないかなと思いかけたんですが、「フライトプラン」がありましたねー(笑)当たるか外すか、ショーン・ビーン出演作は観に行くの賭けですな・・・(汗)
あ、始まる前に本屋で立ち読みした映画雑誌で、娘のシャロン役がなんと「ローズ・イン・タイドランド」のジョデル・ファーランドちゃんだと知ってびっくり。「ローズ-」も観に行く予定なので、思わぬ予習になりました(笑)しかし出演作2本同じ日に公開なんて珍しい。
あ、この作品ではローズはお母さんなんですよね。ややこしい(笑)
ここから内容についてですが、大きなネタバレはないと思います。ネタバレには伏字を使います。
ホラーということでドキドキでしたが、そんなに怖くありませんでした。なんか、出てきたオバケというかモンスターが、皆なんとなーく笑える妙さだったので(汗)
それに、DOOMもそうだったんですが、多分、「おどかしてやれ、怖がらせてやれ」という根性があまりなかったのでは。怖がらせられるの嫌いなので、そういう意味では好印象ですが、ホラー好きな人には物足りないかもしれませんねえ。
映像の美しさには感心しました。サイレントヒルに向かう前の現実の風景も、どこか不気味さと不安を漂わせる見事な美しさと暗さで。
そして、灰が降る白いサイレントヒルの光景もまた美しかったです。廃墟の学校やホテルや病院も美しくて、不気味なんだけれど怖いよりもやはり美しかったです。
娘を探す母親ローズも、シビル・ハーマン巡査もカッコ良かった。シビルはヘルメット取ったらショートカットがカッコよくて惚れました(笑)ローズも必死で頑張ってたけどどこかかわいかったし。これは衣装のせいかな。フレアースカートにブーツで廃墟を駆け回るなんて新鮮でした。
怪しいと思った人がいい人だったり、正義が必ずしも助からなかったりと、定石をハズした設定とストーリーもなかなかでした。これはDOOMもそうでしたが。
一番怖いのは人間、というのも説得力あるかなーと思いましたし。
あの「もうひとつの世界」はなんだったのか、というのが謎でしたが。アリッサの怨念と復讐だったのか? でもそれならなぜ生かしておいたのか不思議・・・あ、「祈りの力」でかろうじて防いでたってことか?
シャロンの存在も謎のままでしたが・・・まああまり深く考えることもないかなー。
最後には娘を助けて無事に帰れてハッピーエンドなのかと思ってちょっと興ざめしかけていたんですが、あのラストにはほほう、でした。切なくも不気味で・・・でもやっぱり悲しいかな。
いや、同じ「娘はどこ!? 母は強し」な映画でも、「フライトプラン」とは全然違いましたなー。(現時点で今年ワースト1映画な「フライトプラン」(汗))
ショーン・ビーンは出番は少なめながらなかなかいい役だったと思いますが、私的にはあまりショーン・ビーンに注意が向きませんでした(汗)今までのショーン・ビーン出演作では一番そうだったかも・・・その分話に集中してたってことかな。(スタンド・アップは話も良かったけど役自体も良かったから・・・)
しかしジョデル・ファーランドちゃんはムチャクチャうまかったです。無邪気な少女も怨念の化身?も見事に演じていて。アリッサの怨念の姿を見ていると、あの無邪気なシャロンて演技なんだ・・・と気がつかされて、すごいなーと思ってしまいました。
最後に見せた不思議な表情も秀逸。いやー素晴らしい子役ですね。「ローズ・イン・タイドランド」が楽しみです!

てなわけで今年見た映画の順位。
1.ナルニア国物語第一章ライオンと魔女 / 2.RENT / 3.僕の大事なコレクション / 4.ロード・オブ・ウォー / 5.フーリガン / 6.スタンドアップ / 7. ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス /8.キングコング / 9.ハリーポッターと炎のゴブレット / 10.V・フォー・ヴェンデッタ / 11.DOOM / 12.プロデューサーズ / 13.サイレントヒル / 14.アンジェラ / 15.ダ・ヴィンチ・コード / 16.PROMISE / 17.フライトプラン
プロデューサーズよりは下にしてみました。ま、個人的には「ダ・ヴィンチ・コード」よりは良かったと思います~
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映画観たいかも・・・

2006年07月13日 | 指輪物語&トールキン
昨年はなんだか毎月のように連続上映だのSEE上映だの見ていたので、全く映画が恋しくなることもなく、むしろ感動が薄れたりしていたものでした(汗)
当然昨年は一度もDVD見てないですね・・・(汗)このまま二度と見ないのではと思ったりもしたものです。
しかし、今年は4月に新文芸座で見ただけ。新文芸座も12月のTOHOシネマズのイッキミ以来4ヶ月も経ってたのに別にまだ「すごく見たい」という状態ではなかったので、「二度とDVD見たくはならないかもなー」と思っていたのですが、あれから3ヶ月経たないのに、なんだか最近妙に映画が恋しくなりまして・・・
先日の地上波FotRもそんなわけで結構一生懸命見てましたが、やっぱり静かなところで続けてみたいかなあ・・・
というわけでまた映画館で見たくなってきてしまったのですが。今年の夏はTOHOシネマズのイッキミはやらないんでしょうかねえ。
もしないなら、一度時間を取ってDVDイッキミを敢行してみたいものですが・・・起きてられるでしょうか(笑)
そうそう、この夏の旅行はブリティッシュエアウェイズなんですが、ヴァージンみたいに好きな映画選んでみられるやつかなあ。LotR三部作あったりしたら、思わず連続鑑賞してしまうかも。考えようによっては勿体無いけど・・・
あ、昨年のKLMでもLotR三部作見られたんでした(笑)各国語吹き替えが面白かったものです。フランス語吹き替えがなかなかいい感じでしたよ~。
ドイツ語吹き替えは残念ながら見られなかったんですが、そういやドイツ語のTTTのDVDは買ってあるんでした。まだ見てないけど。
実はスペイン語のTTTとポルトガル語のFotRも持ってるんですが、全然見てないという(汗)ネタがない時に最適なんですけどねえ。
今回はドイツ語のFotRを買って来ようと思ってます。いやTTTだとボロミアがほとんど出て来ないですからね。
各国語のDVD、どれか一つ買うならTTTかなーと思ってしまいます。ボロミアとデネソールとビルボ以外オールキャストで出てくるので。RotKでもいいのかもしれないけど・・・あ、去年RotKにしなかったのはRotKだけ値段高めだったからでした(汗)
いや、映画にも色々とひっかかりはありますが、長いこと見ないでいると映像の美しさとか色々良かったところが思い起こされて、やはり見たくなりますね。なんと言っても公開中に各々20回弱見に行ってしまっただけのことはあるのですよね。
最近LOSTのドミニク・モナハンを見ていると、兄キャラのしっかり者のメリーが恋しくなったりとかもしてますし(笑)
そんなこんなですが、とにかくDVD見る時間がなあ・・・ブリティッシュ・エアウェイズで見られることを祈るしかないかなー。多分英語しかなさそうなのがつまりませんが・・・
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