ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

旅行準備ぼちぼち

2006年07月14日 | 旅行
どうもW杯のおかげで色々停滞してるんですが(汗)一応ドイツ行きの準備もすこしずつはやってます。あ、もう2週間切ってるのか・・・なんとなくあせる(汗)
ホテルはミュンヘンの1泊目のみ予約しました。後は現地で大丈夫でしょう。別に予約してもそんなに金額変わらないのですが、ネットで予約できないようなこじんまりしたホテルが好きだったりもするので・・・日程が決まらないところもあるし。
ミュンヘンのトーマス・マンの旧居は、住所から割り出して地図にもまとめ、後はどの順序で回るかな、というところです。問題は、番地までは地図で特定できてないんで、すごく長い通りはどうするか、というところですが・・・(笑)
ヘルマン・ヘッセの、というか「車輪の下」の縁の地めぐりもなんとなく調べてます。まだ「車輪の下」すら読み終わってないけど・・・(汗)出発までに「青春はうるわし」はともかく「知と愛」を読むのは無理だなー(汗)
「地球の歩き方」では「車輪の下」に出てきた学校がテュービンゲンにあるとか書いてありますが、これは間違い。「知と愛」の舞台のモデルにもなったマウルブロン修道院が正解です。だいたい本文にも思いっきり「マウルブロン修道院」と書いてあるし。
「地球の歩き方」では、ミュンヘンの冒頭でトーマス・マンの「神の剣」の一節を引用して、「ミュンヘンの初夏の風景は今も変わらない」なんて書いてますが、「神の剣」読んだら初夏の話じゃなかったです。主人公が黒い外套着てるし。結構いい加減です・・・
で、「車輪の下」の舞台でヘッセの出身地のカルプですが、「車輪の下」や「青春はうるわし」の記述を見ていると、どうもここで出てくる家ってガイドブックに出てるヘッセの生家とは違うようだなと・・・。ヘッセはカルプで生まれた後一度スイスのバーゼルに移って、その後またカルプに戻ってきたそうで、それで生家と「車輪の下」に出てくる家が違うんだなあと。
ネットで調べたのですが、どうもこの「車輪の下」に出てくる家はよくわかりません。年表によると、カルプに戻った当初は出版協会(ヘッセの祖父がやっていた教会関連の)の建物に住み、その後レーダーガッセというところに移り住んだというのですが、カルプにはレーダーガッセという地名はないもよう。レーダー通りならあるんだけど・・・
「青春はうるわし」に出てくる記述を見ると、鉄道の線路脇に庭があって、列車に乗っていると家の庭の上を通るとなっていて、駅から二つ目の橋(多分ニコラウス橋)の近くだなというのはわかるのですが・・・
「車輪の下」を読み進んで、もっと具体的な記述を発見。やはり庭が鉄道の線路の生垣と接していて、ニコラウス橋のたもとからほど近い、ゲルバー小路とタカ小路の角にあたるところにあったそうです。
でも、カルプの地図を見てもゲルバー小路もタカ小路もないので・・・架空の地名なのか、今では通りが変わってしまっているのかわかりませんが・・・
でも「青春はうるわし」の訳者あとがきでは、作中どおりにヘッセの父の家の庭の上を通ったとなってますが・・・まあこれも1931年の話なのですが(汗)
ここまで調べてギブアップ(汗)もういいや、正確なところがわからなくても適当に「この辺かな」とあたりをつけて観てこようと思います。
ちなみにシュトゥットガルトからカルプに行くには、「地球の歩き方」ではSバーンとバスを乗り継いで行く経路が書いてありますが・・・これが一番合理的な行きかたなんでしょうか?
どうせなら小説のとおり列車で行きたいよなあ・・・と思って経路と時刻を調べたら、30分ほど遅くなるようですが、普通に行けそう。
しかも、列車で行くと、途中マウルブロン修道院の最寄り駅のミュールアッカーを通るんですね。そしてこれがヘッセめぐりの標準ルートらしいです。だめじゃん「地球の歩き方」・・・
とにかく、これなら一日コースで両方回れそうです。良かった、シュトゥットガルト3泊しなきゃならないかと思った・・・(笑)
しかし、予定ではシュトゥットガルトは8/1から2か3まで、2泊なら2日までの予定なのですが、どうもシュトゥットガルトで上演中の「エリザベート」、3日は初演のPia Douwesさん出演の可能性が高いのだと教えていただきました。うーむ、1泊伸ばして3日で行ってみるか・・・なかなか判断が難しいところです。

しかし、ネットの普及のおかげで事前に色々調べられて便利なんですが・・・
ちょっとサッカー旅行記でも書こうかと、昔の旅行日記を読んでみたら、昔はスタジアムがどこにあるかも、交通機関があるのかもわからないまま飛び込みで現地に行ってたりしたんだなあ・・・
練習の予定を聞きにクラブチームのオフィスまで押しかけたりとかもしてたんでした。忘れてました(笑)
でも、そんな飛び込みどたばたのおかげで、色んな人に助けてもらったり、面白い体験もしたんだよなあと・・・
ネットの普及で便利になった分、失われたものもあるかな、なんて思いました。
まあ、やっぱり便利ですけどね・・・
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LotRキャスト映画のはなし

2006年07月14日 | 指輪物語&トールキン
ネタもないので、指輪カテゴリーかどうか微妙な話を・・・前にも同じような話書いてますけど(汗)
LotR映画の公開が全て終わって以来、指輪キャスト出演の映画をやたらに観に行くようになりました(笑)
昨年は21本観に行った映画のうち14本が指輪キャスト映画でした(汗)
今年は17本観てすでに12本キャスト映画です(汗)(キラン・シャー出演の「ナルニア」もキャスト映画に数えておりますが(汗))指輪キャストが出てない映画も5本観てるんですけどねえ・・・
今まで一番見ているのはやはりショーン・ビーン出演作ですね。しかし、彼の出演作を観に行くのはかなり勇気がいりますね。当たり外れが激しいというか・・・いや昨年はハズレしかないかと思ってましたけど(大汗)
いやー「ナショナル・トレジャー」は未だに私にとってサイアク映画の基準となってますし(笑)「アイランド」もひどかったなあ。
今年に入っては、「フライトプラン」はまだマシではありましたがやっぱり今ひとつ。(今のところ今年ワースト1です(汗))
しかし、「スタンド・アップ」「サイレントヒル」となかなかな作品も最近は続いたりして(サイレントヒルは諸手を挙げて良いとは言い切れませんが)、どうも観てみないと作品の当たり外れが判断しにくいという・・・(笑)
でもやっぱり観に行ってしまうなあ、というのは、作品的には良くなくても、ショーン・ビーン自体には見ごたえがあったりするからでしょうか。「ナショナル・トレジャー」の妙にさわやかな悪役とか、「アイランド」の知性派悪役(博士なんだから知的であたりまえ)とか、「フライトプラン」の誠実な機長とか。「スタンドアップ」の献身的な夫も良かったですねえ。
今後もドキドキしながらもやはり彼の出演作は観に行ってしまいそうです。
一方で、出演作にハズレがないのがイライジャ・ウッドですねー。「シンシティ」すら結構良かったですから。イライジャ的にはともかくとして。
「エターナルサンシャイン」は昨年観た映画の中では4位、今年見た映画では「僕の大事なコレクション」は今のところ3位、「フーリガン」も5位で、どちらも良かったです。この3作品とも泣いている私(笑)
出演作選んでいるらしいイライジャ、今後も彼の出演作は見なくちゃ、と思わせますね。
出演作選んでいるといえばヴィゴ・モーテンセンもそうですね。「ヒダルゴ」は機内でみて面白かったし、「ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス」は気分は暗くなったけど(汗)見ごたえはありました。彼の出演作も今後も観に行くと思います。次は日本公開は決まってないようですがスペイン映画「アラトリステ」でしょうか。楽しみです。
イアン・マッケランは結構出演作選ばないですねー(汗)「X-MEN」シリーズは個人的には好きなのでいいのですが、「ダ・ヴィンチ・コード」とか作品的にはうーむ、でしたので(汗)
でも、「ダ・ヴィンチ・コード」を見ていて、やっぱりこの人好きだわーと思ったので(笑)彼の出演作も観に行ってしまうと思います。EMILEとか日本では公開しないのかな・・・(私が前にロンドン行った時に公開してました)
あと、DOOMでカール・アーバンにハマった私としては、今後の作品も日本で公開してくれたらなーという感じです。とりあえず2作ほど撮っているらしいですが。
あとは、公開したら見たいんだけど・・・というのはディヴィッド・ウェナムですね。「ヴァンヘルシング」以来公開されてないですが・・・あれはウェナムさんとしてはなかなかでしたが、映画自体がうーむ、でしたが・・・(汗)
あとはビリー・ボイド、ドミニク・モナハンは公開されたら行くけど、そもそも映画撮ってないですもんねえ・・・
後の人は、面白そうな作品に出ていたら観に行く、という感じですね。
とりあえず今後はオーランド・ブルームの「パイレーツ・オブ・カリビアン2」とイアン・マッケランの「X-MEN3」が待ってますが、今年はあとどれくらい観に行けるかな、LotRキャスト映画。

ドミニクと言えば、LOSTの先週のBS-i放送分、昨年の正月にN.Y.で観た回でした。日本語で聴いたら色々と「そうだったのか~」な部分が。ジャックとケイトの会話をそばでされていて居心地悪そうだったサンのことも、N.Y.で観た時には「言葉わからないと思って話されているのが嫌なのかな」と思ったのですが、実は英語わかるので話が聞えちゃって困惑してたんですねー。なるほど。
LOSTはやはり日本語で見た方が面白かったです(笑)今後の展開も楽しみですねー。
そしてショーン・アスティン出演の24シーズン5も楽しみ。ってテレビでやるの来年でしょうが・・・(DVD出ても借りるほどではないという(汗))
ああでもそんなこんなを書きつつも、今はLotRそのものが観たいかな・・・(笑)
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