ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

PROMISE(ネタバレ)

2006年03月05日 | 映画
カタカナで書くと某金融会社を連想させるタイトルのこの映画(汗)ちょっと前になるんですが、見てまいりました。
チェン・カイコー監督で、真田広之、チャン・ドンゴン出演、ということで、どんなんだろうとちょっと楽しみにしてみました。
「チェン・カイコーもチャン・イーモウみたいな路線(?)に行っちゃうのかあ」なんて思いながら観に行ったのですが・・・うーん、チャン・イーモウのHEROとかLOVERSの方がマトモでした・・・(汗)
なんとゆーか、香港映画に近いバカバカしさがあるのですが、香港映画みたいに笑い飛ばしてしまうには中途半端にスケールがでかくて・・・(汗)
ストーリーも、着想は良いと思うので、もうちょっと真面目?にできたような気はするのですが・・・なんであんなんなっちゃったかなあ(汗)
チェン・カイコーは「さらばわが愛 覇王別姫」と「始皇帝暗殺」しか見てないのですが、ちょっとびっくりでした。まあ「始皇帝暗殺」にはちょっと近いものがあったような気がしますが・・・「覇王別姫」感動したのになあ・・・
というわけで、口をポカーンと開けてみることになりました(汗)レイトショーで途中意識を失ってもしまいましたし・・・
あと、CGがちょっとねえ(汗)わざとやってるのかどうかわかりませんが、LotR見慣れている目にはCGとまる判りの映像には「うーむ」と思いながら観てしまいました。
また、牛の群れが谷を走る場面とか、兵が円状に倒れる場面とか、「キングコング」やLotRとそっくりなシチュエーションのCGショットがあったものですから、余計に比べてしまって・・・
建物もCGを使っていたのですが、これも良くなかったです。やっぱりCGは極力使わないほうがいいですなあ・・・
デザインも今ひとつって気がしたし・・・
そういえば花鎧が真田広之に似合わないなあと思っていたら、デザインしたの日本人だったんですね~(汗)

とまあ良くないところばかりあげつらってしまいましたが、時々は良いところもありました。主に役者さん関連ですが。
真田広之さんの大将軍は、概ねスケベおやじな役どころでしたが(汗)スケベおやじながらもカッコイイなあと思わせるところはありました。どんどん栄光から転がり落ちて行く役で、そのあたりの情けなさというか悲哀というかを味のある演技で見せてくれたと思います。
チャン・ドンゴンは、濃い顔が奴隷の格好に合っていてカッコ良かったです(笑)最初奴隷の中にあって一人だけカッコ良かったし(笑)
役どころは主人公ですが、結構素直で健気な役柄で、若手俳優ならともかく、ある程度キャリアもあるチャン・ドンゴンのような役者がやるには物足りない役だったのではと思ってしまいましたが。熱演でした。
公爵のニコラス・ツェーは、冷たい美貌が冷酷でサド気味な性格の公爵にびったりでした(笑)ありがちなキャラクターかなとは思いますが、カッコ良くて目の保養にもなりましたし(笑)
そういえば、最初にチラシが出始めた時、日中韓共演、みたいな感じで「真田広之・チャン・ドンゴン・セシリア・チャン」の3人がクローズアップされていたのですが、その後突如ニコラス・ツェーも出て来たんですよね。
実際見てみたら、むしろニコラス・ツェーも入れて3人、という風に宣伝して良かったような気もしたんですが・・・あれなんでだったんだろうなあ。未だにちょっと謎です。というか宣伝失敗・・・?(汗)
王妃傾城のセシリア・チャンは、顔だけすごい白塗りなのが気になりました・・・(汗)そんなに化粧しなくても美人なのにねえ。
なんだか、傾城が奴隷が化けた?将軍を愛してしまったということ、そして人違いのまま将軍と暮らすうちに将軍自身のことも愛していたということ、そのあたりがストーリーとしてはわかるのですが、傾城自身の感情としてあまり感じられなかったのですが・・・監督の意向でそうしてたのかもしれませんが・・・
そうそう、「山の郵便配達」のリュウ・イエくんが出てました! 悪役なのかと思ったら、結構心の葛藤がある良い役でした。さすがの熱演でしたね。
そういうあたりを見ても、チャン・ドンゴンのストレートすぎる役がつまらんなあと思ってしまいましたが・・・

一番最後のオチはどうかと思ったのですが、その直前の、傾城が自分の愛した時の将軍は本当は奴隷(いや名前忘れまして(汗))だったことを知り、でも長い間共に暮らした将軍のことも愛していて・・・でも二人とも失うことになり・・・結局のところ女神の預言どおりに「真実の愛は得られない」という結末になってしまった、というあたりは良いかなあと思いました。
もっと上手い話に出来たんじゃないかという気がしたのですが・・・ちょっと残念でた。

では、今年見た映画の順位。
1.ロード・オブ・ウォー / 2.スタンドアップ / 3.キングコング / 4.ハリーポッターと炎のゴブレット / 5.PROMISE / 6.フライトプラン
悩んだのですが、フライトプランより上にいたしました(汗)ちょっとは心に訴えるところがあったので・・・(汗)
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サンディエゴどうしよう・・・

2006年03月05日 | 指輪物語&トールキン
写真すっかり中断してましたが、再びカナダにもどります。まあ今までもカナダ大使館でしたが・・・(笑)
今日の写真はプリンセス・オブ・ウェールズ劇場の入り口付近です。

さて、カナダ旅行の旅行記も書いてないというのにもう夏休みの予定を考えてたりして・・・(汗)いや、早々とLotRシンフォニーのサンディエゴの予定が出たもんですから。
しかし、オケのレベル的にも会場的にも今イチなんだよなあ・・・と思うのですが、指揮がショアなんですよね・・・
ここでショアってことは、この時期他であったも指揮はショアではないということで。うーむ悩みます・・・指揮がショアかどうかですごく演奏が変わると思うので・・・
いっそ近い日程でピッツバーグとかヒューストンとか、昨年夏やってるところが軒並みやってくれたら、もうコンサートめぐりでアメリカめぐってしまうのですが・・・それも悲しいかな、観光的には・・・(汗)
と思っていたら、久々に覗いてみたOne Man LotRのチャールズ・ロスのサイトを見たら、ちょうど7/19~23にサンディエゴでやるじゃん! これはサンディエゴ行き決定だね! と思ったら、One Man Star Warsだけらしい・・・ちょっとがっかり。
いやスターウォーズはよく知らないので、ビデオクリップ観てもそんなに笑えなかったし・・・
これ、Comic Conに合わせての上演なんでしょうが、やっぱLotRよりスターウォーズかあ・・・と思うとちょっと悲しい・・・というかメチャ残念です。生で観たかったのになあ。
7/12~16にワシントンDCでもやるらしいですが、こちらはどっちをやるのか不明。LotRだったら行きたいような、でも微妙に行きづらい日程なので諦めるかな・・・ああ、いつかは見たいのですが。
あと、サンディエゴのコンサート、終了後のレセプションがあるらしく、ショアに会うチャンスではあるんですが、レセプションでどんなもんなのかなあと・・・
先日のジョン・ハウのレセプションはあんまり参考にならなかった感じ・・・(汗)
うーん、一人で行ってもつまんないし(ジョン・ハウの時は原画展も観られたので一人でもよさそうでしたけど)、ショアと話す機会があるかどうかわからないし、話す機会あったって英語喋れんし・・・無駄かなあと思いつつも、ちょっとは参加してみたい気もしたりして、迷ってます。
まあ、ぐずぐずしているうちにレセプション付きチケットは売り切れそうな気もしますので、まあそれはそれでいいんですが。
Comic Conも、昨年はディヴィッド・クローネンバーグとヴィゴ・モーテンセンの対談なんてのもあったらしいですが、基本的に何かないと指輪キャストが来たりもしないでしょうしね。
来てもあまり盛り上がらないですが私は・・・とか言って、ジョン・ハウの例もあるし、実際会ったりしたらにわかファンになる可能性は大ですが(笑)
というか、まだサンディエゴ行くかどうかすら決めてないんだってば(汗)でも他にコンサートなかったらサンディエゴ行くことになる・・・のかなあ?(汗)
正直、アメリカはもういいや~というのがあるのですが・・・メキシコ行くにしてもアメリカに寄るとどうしても日数が少なくなるし・・・
でもショアだもんなあ、うーむ。ジョン・ハウに会ったらなんかショアにも会いたくなった・・・(笑)
まあ、さすがにまだ早いし、会場も広いのでチケットもそうそう完売はしないでしょうから、まだしばらくは考えますが。
しかし、今年の夏はコンサートどのくらいあるのかなあ。もうRotK公開から2年以上経っているので、あまりなくても仕方ないかな。むしろ未だにやってることがすごいことですよね。
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