前回の写真、やはり真っ黒でしたね・・・(汗)今回は光りすぎてるように見えるのですが、これで丁度良かったりして(笑)
写真ダメダメだなあ・・・明日もう一回チャレンジしようかと思っているので、今度は明るいうちに写真撮って参ります~
さて、いよいよ?原画を見ての感想を述べたいところですが、その前に素敵なブログを紹介させてください。
今回の原画展で、ブロガー代表としてプレス待遇で内覧会や記者会見に参加されたjesterさんのゆきてかえりしひびに、記者会見やインタビューなどのもようをupされています。いよいよ次回はジョン・ハウに直接インタビューの巻、のようです!
メディアでの掲載・放送予定なども書いてありますので要チェックですよ!
さて、それでは本題の原画展を見ての感想です。
映画では闇の勢力のパートのデザインを多く担当していたため、私のような浅いファンにはバルログやアングマールの魔王などのデザインや、黒い絵の印象が強かったりしてしまうジョン・ハウですが、もちろん闇の勢力のダークな絵も素晴らしいのですが(ほとんど黒のみで、細かな濃淡で見事に描いているのはさすがです)、それだけでなく、灰色港やミナス・ティリスなどの、白いイメージの絵なども見られて、またかなり印象が変わりました。
特に、雪山の美しさに心奪われてしまいました(笑)アラン・リーも白が美しいと思いましたが、ジョン・ハウの白も美しい!!
「エドラス」(「ファンタジー画集」124ページ掲載)では、エドラスと黄金館よりも、後ろの白の山脈の雄大さに目を奪われてしまいました。
「ジラク・ジキル」(同125ページ)では、青みがかった雪が、夜明け前の感じをすごくよく出していて・・・とにかく美しかったです!!
さすがカナダ出身だなあと思わせるものがありました、あの雪山の美しさは・・・
鳥もよく出てきましたね。やはり白い鳥が美しくて。「水の王、ウルモ」(同18ページ)では、ウルモを慕うように周りに集まっているカモメがかわいいなあと思いました。また海の色も綺麗なんですよね・・・
「灰色港」(同135ページ)は、アラン・リーの描く灰色港とはまた違う、青みがかった、どこか寂しさを感じさせる絵で、心に染みました。
皆さん絶賛していたのが、「レゴラスとギムリ」(同126ページ)です! 角笛城の城壁にたたずむ二人なのですが、レゴラスがカッコイイと評判です(笑)またレゴラスの弓の頂点に朝日?が反射して輝いているのがカッコよくて・・・
このレゴラス、顔が兜で隠れてほとんど見えないのですが、Yさんいわく「ほとんど見えないからカッコイイ」とか・・・確かに鼻筋とか通っていて美しい顔が隠れていることを予測させてカッコイイかも・・・レゴラスの魅力がわからない私ですみません・・・(笑)
そんな私が特に気に入ったのは、雪山の美しさと旅の仲間がさりげなく小さく描かれているのがいいな~という「カラズラスへの道」(同116ページ)、こんなシチュエーションだったっけ?というのは気になりつつも、森の美しさとじゅうのかわいさ(!?)に心奪われる「ハラドのムーマク」(同126ページ)、「全ての終わり」(同135ページ)などなど、でした。アラン・リーもよく描くような、風景がメインで人物は米粒大に描かれている、というパターンがやはり好きみたいです。
こうしてみると、ジョン・ハウの作風はアラン・リーとも通じるものがありますね。でも、ダークな部分のイラストなどはジョン・ハウの方が得意そうで、そういうのもあって映画では闇の勢力のデザインが中心になったのでしょうが・・・
「カラズラスへの道」は、ボロミアとメリピピは影だけだったり、なんてのも面白かったです。そして、Yさんに言われて気がついたのですが、なぜかレゴラスだけがカメラ目線なのですよ・・・(笑)さすがエルフ、カメラの存在をキャッチしたか!?という感じ(笑)
「全ての終わり」は、ジョン・ハウお得意の?黒と、炎の赤のコントラストに、白く浮かび上がる鷲の姿が美しいのがとても好きなのですが、よく見るとサム(多分)が「お~い、ここだ~、助けてくれ~」とばかりに手を振っているのが違和感・・・(汗)見れば見るほど笑えて来てしまったのですが、そんなこんなも含めて好きな絵になりました(笑)
この他、袋小路屋敷の絵も生で見られて感動でしたし、ホビット庄関連の絵は、細かな草や木の枝までの描き込みに感動しました!
映画のホビット庄の光景の鉛筆画のスケッチなどもあったのですが、これってまさか初めてホビット庄予定地(笑)のマタマタに到着した時にいきなり描きだしたというスケッチだったりして!? とちょっと興奮(笑)
カードゲーム用に描かれたキャラクターやアイテムの原画もありましたが、もちろんカードよりはずっと大きいですが、それでも「こんな小さな絵にこんなに細かく・・・」というのに驚嘆してしまいました。
人物ではなぜかボロミアがカッコ良かったなあ。ファラミアもありましたよ!
その中のある3枚が一緒に入った額を、Yさんが「ぐらさんセット」と命名してくれました(笑)ギムリ、鎧兜姿で馬上のメリー(ちょっと困り顔のメリー(笑)そしてなぜか雨が降っている)、そして馬上のサウロンの口、という3枚です。なんでサウロンの口も?というと、サウロンの口が乗っている黒い馬が、つぶらな瞳でカメラ目線でかわいかったんです(笑)
アラン・リーのオルサンクに見慣れていると、ジョン・ハウのオルサンクの造形は新鮮に感じられて面白かったです。
あ、馬車で袋小路屋敷に到着するガンダルフの絵はなかったですね。あれはLotR展に貸し出しているということなんでしょうか。
この他にも素晴らしい絵が山ほどあって、全部の感想を書いていたらとんでもないことになるのですが・・・(笑)
もう見飽きることがなく、いつまでもぐるぐる回って観ていたい気分でした~!
そうやって興奮状態で会場を後にし、ファンタジー画集を開いてみると・・・結構原画展に出ていた絵が収録されていたことに驚きます。だって、本を見ていた時にはこれほど感動はしなかったし、印象も強くなかったなあと・・・
色も全然違って、「こんなんじゃなかったのに!」と思わず叫んでしまいました・・・原画の美しさを印刷で維持することの難しさを実感しました。
それに、あの本はちょっといくらなんでもサイズが小さすぎです(汗)しかも、「トールキンズワールド」と比べても印刷の色が悪すぎる・・・(汗)
でも、原画を見た感動を胸に(笑)本を見ると、原画の感動を思い出すことはできますので、あるだけいいかな・・・でもやっぱりもうちょっと大きいサイズの本にして欲しかったなあ、せめて・・・
そういえば、この原画展では、絵のタイトルだけしか表示されていなくて、描かれた年度や出展、さらには絵の具やカンバスの種類(画用紙だと思うけど・・・)なども書いてなくて、ちょっと不親切かなあと思いました。
後で「ファンタジー画集」を見たら、製作年度も出展も書いてあるじゃん・・・そのくらいは書いてあってもいいのになあと思いました。
まあ、無料の展示なのであまり文句は言えないでしょうか・・・
そんなこんなでとりとめもないですが、原画展の感想でした。
もう一度見たいので、また明日あたり観に行こうかな~とか考えてます。あの感動を再び! という感じでしょうか(笑)
写真ダメダメだなあ・・・明日もう一回チャレンジしようかと思っているので、今度は明るいうちに写真撮って参ります~
さて、いよいよ?原画を見ての感想を述べたいところですが、その前に素敵なブログを紹介させてください。
今回の原画展で、ブロガー代表としてプレス待遇で内覧会や記者会見に参加されたjesterさんのゆきてかえりしひびに、記者会見やインタビューなどのもようをupされています。いよいよ次回はジョン・ハウに直接インタビューの巻、のようです!
メディアでの掲載・放送予定なども書いてありますので要チェックですよ!
さて、それでは本題の原画展を見ての感想です。
映画では闇の勢力のパートのデザインを多く担当していたため、私のような浅いファンにはバルログやアングマールの魔王などのデザインや、黒い絵の印象が強かったりしてしまうジョン・ハウですが、もちろん闇の勢力のダークな絵も素晴らしいのですが(ほとんど黒のみで、細かな濃淡で見事に描いているのはさすがです)、それだけでなく、灰色港やミナス・ティリスなどの、白いイメージの絵なども見られて、またかなり印象が変わりました。
特に、雪山の美しさに心奪われてしまいました(笑)アラン・リーも白が美しいと思いましたが、ジョン・ハウの白も美しい!!
「エドラス」(「ファンタジー画集」124ページ掲載)では、エドラスと黄金館よりも、後ろの白の山脈の雄大さに目を奪われてしまいました。
「ジラク・ジキル」(同125ページ)では、青みがかった雪が、夜明け前の感じをすごくよく出していて・・・とにかく美しかったです!!
さすがカナダ出身だなあと思わせるものがありました、あの雪山の美しさは・・・
鳥もよく出てきましたね。やはり白い鳥が美しくて。「水の王、ウルモ」(同18ページ)では、ウルモを慕うように周りに集まっているカモメがかわいいなあと思いました。また海の色も綺麗なんですよね・・・
「灰色港」(同135ページ)は、アラン・リーの描く灰色港とはまた違う、青みがかった、どこか寂しさを感じさせる絵で、心に染みました。
皆さん絶賛していたのが、「レゴラスとギムリ」(同126ページ)です! 角笛城の城壁にたたずむ二人なのですが、レゴラスがカッコイイと評判です(笑)またレゴラスの弓の頂点に朝日?が反射して輝いているのがカッコよくて・・・
このレゴラス、顔が兜で隠れてほとんど見えないのですが、Yさんいわく「ほとんど見えないからカッコイイ」とか・・・確かに鼻筋とか通っていて美しい顔が隠れていることを予測させてカッコイイかも・・・レゴラスの魅力がわからない私ですみません・・・(笑)
そんな私が特に気に入ったのは、雪山の美しさと旅の仲間がさりげなく小さく描かれているのがいいな~という「カラズラスへの道」(同116ページ)、こんなシチュエーションだったっけ?というのは気になりつつも、森の美しさとじゅうのかわいさ(!?)に心奪われる「ハラドのムーマク」(同126ページ)、「全ての終わり」(同135ページ)などなど、でした。アラン・リーもよく描くような、風景がメインで人物は米粒大に描かれている、というパターンがやはり好きみたいです。
こうしてみると、ジョン・ハウの作風はアラン・リーとも通じるものがありますね。でも、ダークな部分のイラストなどはジョン・ハウの方が得意そうで、そういうのもあって映画では闇の勢力のデザインが中心になったのでしょうが・・・
「カラズラスへの道」は、ボロミアとメリピピは影だけだったり、なんてのも面白かったです。そして、Yさんに言われて気がついたのですが、なぜかレゴラスだけがカメラ目線なのですよ・・・(笑)さすがエルフ、カメラの存在をキャッチしたか!?という感じ(笑)
「全ての終わり」は、ジョン・ハウお得意の?黒と、炎の赤のコントラストに、白く浮かび上がる鷲の姿が美しいのがとても好きなのですが、よく見るとサム(多分)が「お~い、ここだ~、助けてくれ~」とばかりに手を振っているのが違和感・・・(汗)見れば見るほど笑えて来てしまったのですが、そんなこんなも含めて好きな絵になりました(笑)
この他、袋小路屋敷の絵も生で見られて感動でしたし、ホビット庄関連の絵は、細かな草や木の枝までの描き込みに感動しました!
映画のホビット庄の光景の鉛筆画のスケッチなどもあったのですが、これってまさか初めてホビット庄予定地(笑)のマタマタに到着した時にいきなり描きだしたというスケッチだったりして!? とちょっと興奮(笑)
カードゲーム用に描かれたキャラクターやアイテムの原画もありましたが、もちろんカードよりはずっと大きいですが、それでも「こんな小さな絵にこんなに細かく・・・」というのに驚嘆してしまいました。
人物ではなぜかボロミアがカッコ良かったなあ。ファラミアもありましたよ!
その中のある3枚が一緒に入った額を、Yさんが「ぐらさんセット」と命名してくれました(笑)ギムリ、鎧兜姿で馬上のメリー(ちょっと困り顔のメリー(笑)そしてなぜか雨が降っている)、そして馬上のサウロンの口、という3枚です。なんでサウロンの口も?というと、サウロンの口が乗っている黒い馬が、つぶらな瞳でカメラ目線でかわいかったんです(笑)
アラン・リーのオルサンクに見慣れていると、ジョン・ハウのオルサンクの造形は新鮮に感じられて面白かったです。
あ、馬車で袋小路屋敷に到着するガンダルフの絵はなかったですね。あれはLotR展に貸し出しているということなんでしょうか。
この他にも素晴らしい絵が山ほどあって、全部の感想を書いていたらとんでもないことになるのですが・・・(笑)
もう見飽きることがなく、いつまでもぐるぐる回って観ていたい気分でした~!
そうやって興奮状態で会場を後にし、ファンタジー画集を開いてみると・・・結構原画展に出ていた絵が収録されていたことに驚きます。だって、本を見ていた時にはこれほど感動はしなかったし、印象も強くなかったなあと・・・
色も全然違って、「こんなんじゃなかったのに!」と思わず叫んでしまいました・・・原画の美しさを印刷で維持することの難しさを実感しました。
それに、あの本はちょっといくらなんでもサイズが小さすぎです(汗)しかも、「トールキンズワールド」と比べても印刷の色が悪すぎる・・・(汗)
でも、原画を見た感動を胸に(笑)本を見ると、原画の感動を思い出すことはできますので、あるだけいいかな・・・でもやっぱりもうちょっと大きいサイズの本にして欲しかったなあ、せめて・・・
そういえば、この原画展では、絵のタイトルだけしか表示されていなくて、描かれた年度や出展、さらには絵の具やカンバスの種類(画用紙だと思うけど・・・)なども書いてなくて、ちょっと不親切かなあと思いました。
後で「ファンタジー画集」を見たら、製作年度も出展も書いてあるじゃん・・・そのくらいは書いてあってもいいのになあと思いました。
まあ、無料の展示なのであまり文句は言えないでしょうか・・・
そんなこんなでとりとめもないですが、原画展の感想でした。
もう一度見たいので、また明日あたり観に行こうかな~とか考えてます。あの感動を再び! という感じでしょうか(笑)