ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ナルニア吹き替えデジタル版(ネタバレ)

2006年03月26日 | 映画
今日はナルニア3回目、吹き替えデジタル版を観て来ました。吹き替えを一度見てみたかったので、どうせならデジタル上映で、と。
平日夜は見られないタイムテーブルだったので、やむを得ず日曜の昼間に行って来ました。
幸い満員ではありませんでしたが、かなり後ろで観ることになり、せっかくデジタルなのにちょっとスクリーンが遠かったかな・・・
しかし、映画館に3回も行ったのってLotR以来ですよ。(LotRは3回じゃ済まないが・・・(汗))EP3は3回目行こうかどうしようかと言ってるうちに終わっちゃったのですが。まあ、かなりハマっているということですね(笑)

デジタル上映を見るのはスターウォーズのEP2、EP3、アイランドに続いて4回目でした。
実はSWはデジタルでもフィルムでもあんまり違い感じないんですよね(汗)ところがアイランドでは目が痛くなるくらいくっきり、というのを感じました。
どうも機械的な映像よりも、自然の風景や毛皮や羽といったものの質感で違いがわかるみたいです。
ナルニアはどうだったかというと、暗い場面はよくわからなかったのですが(汗)明るくなると、雪景色の風景や川の色がくっきり、という感じでした。
雪の表面のざらざら感なんかもくっきり、でしたね。
あと、白い魔女の氷の城の玉座がきらきらぴかぴかでした。
それから、戦いが始まる時にに偵察で飛んでいたグリフォンの羽の質感がおお、という感じでしたね。
そういえば、エドマンドが石になったライオンに落書きをするシーン、今まで2回見て、エドマンドが落書きをしていたというのはよくわからなかったのですが、今回初めて、ちゃんと眼鏡と鬚が書いてある顔のアップが映っていたことに気がつきました。
デジタル版じゃないとよく見えない映り方なんでしょうか。暗いですからねえ。DVDだときっとわかるんだと思いますが。今度フィルム版観る機会があったら確認してみようと思います。
またもっと近くで見たい気はするのですが、今度いくとしたらもうレディースデーかレイトショーしか行かないと思うので、もう行かないと思いますが。字幕もデジタルあればいいのになあ。

吹き替えですが、あまり違和感なく楽しめました。CGキャラも多かったですし、人間の大人も良かったです。
子役もおおむね上手かったけど、一般公募の二人はあんまり上手くなかったかな(汗)まあハリポタの吹き替えよりは良かったですけど。
ルーシーの声の子はとても上手くてよかったです。もしかしてチャングムの吹き替えやってた子?と思ったのですが、違ったみたいです。声は似てたけど確かにチャングムよりもしっかりした喋り方でしたし。
でも、「かくれんぼしよ。ピータ~」と甘えるのはジョージーちゃんには敵いませんでしたが(笑)
白い魔女の大地真央さんはだいたい良かったです。でも、石舞台で「死ねー!」「偉大なネコは死んだー!」と叫ぶところがちょっと・・・がくっと来ました(汗)
台詞はだいたい良かったのではないかと。この映画、字幕も結構いいので、字幕の台詞の方がいいなあというところもありましたが。
ちょっと嬉しかったのは、ルーとかエドとか、愛称で呼んでる場面があったところですね。スーはなかったけど。字幕では略して名前を書いていたところはなかったので。今度字幕版で観るときは英語でもルーとかエドとか言ってるか確認しよう。
しかし、ビーバーさんにまでエドよばわりされるのはどうなんでしょうか・・・(汗)

3回目を観たわけですが、なんだか回数を重ねるほど涙腺が緩むようになって来ました(汗)まだ泣くまでにはいたってませんが。
感動して泣くというのとは違うんですが・・・なんというか、心の琴線に触れる映像がたくさんあるというか・・・
最後の衣装ダンスから飛び出すシーンが好き、というのは最初から言っているのですが、なんというか、子供心が呼び起こされるというか・・・うまく言えないけれど、子供の頃の憧れを見せてもらってるような、そんな気がするのかもしれません。残念ながら子供の頃にはナルニアを読んでいなかったのですが。
戦闘場面で、騎馬やケンタウロスに混ざってネコ科の豹とかが一緒に走っていく動物混成軍団になぜかうるうるしてしまうのですね。
実際にはもの言う動物たちの国ってどうなの、というのはありますけど(汗)原作読んでるともの言わない動物の肉は食べて良かったりするらしいし、最後には白鹿狩に行ってるし。まあ、おとぎ話だから・・・と細かいところは気にしないことにしてますが。
この映画のことを、子供向けだとかなんだとか批判している人がたくさんいるようですが、子供向けなんだから細かいことはいいじゃん、と思います(笑)
今日初めて昼間見たので、子供たちがたくさん見に来ていたのですが、終わった後「面白かったね」と話している子供が結構いました。皆結構静かに集中して観てましたし。(大人の方がうるさかった・・・(汗)鑑賞中に感想を述べ合うのはやめましょうよー(汗))
原作ファンにも評判いいし、対象の子供たちにも面白いと言わせたのなら、もうこの映画としては成功なんじゃないでしょうか。だから、もう、原作ファンでもなく子供でもない、という人の批判的な意見は無視していて良いのではないかと思いました(笑)そういう人たちのためには作ってないわけですから。
でもちょっと、ナルニアにハマって、もしかしたらハリポタにハマる大人の気持ちが少しわかったかも、と思いました。私はハリポタの世界の魔法で心躍らせたりとかは全くないのですが(汗)ナルニアにはそういうものを感じます。
ハリポタに批判的な自分をやや反省しつつ(汗)あれも、子供たちとあの世界が好きだという人たちのための作品であって、気に入らない人は自分には向いてないのだと諦めればいいのであって、批判するのは本当は違うのでしょうね・・・

というわけで、また字幕で見たいかな、と言う気がしているので、4回目も行くかもしれません(笑)
ただ、しばらく見なきゃならない映画が何本か溜まってますので、それを見終わってまだやってたら、という感じになりますが。
そういえばナルニアってキラン・シャーが出てるので、実はLotRキャスト映画になるのかな(笑)
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指輪ミュージカルの批評もうひとつ

2006年03月26日 | 指輪物語&トールキン
また指輪ミュージカルの話です。
今日はTORnにリンクが貼ってあったこちらのレビューを読んでみました。
この記事、内容がどうとかいう前に、劇中の曲のデモ録音版がMP3で聴けるんですね。ロリアンに入ったところの音楽です。
なんだかエルフが鳥か何かみたいなエスニックな雰囲気にびっくりするかもしれませんが・・・私は好きなんですけど。こうして聴くととても綺麗な曲ですね。
だいたいFotR部分は良かったんだよなあ・・・。

レビューの内容ですが、こちらは星5つ中4つとかなり高得点な評価です。
しかし、私の感想とは微妙に違うのですが。昨日の記事の中の辛口評価の方が近いかも・・・
まあ、観る人によって感じるところも色々ということでしょうか。
おおむね褒めているのですが、良くなかったところとしてバルログとヘルム峡谷の戦いを挙げています。
バルログは、アルミホイルみたいだったと・・・(汗)うーん、これはそーかも(汗)なんか黒い紙状のものがうにょうにょうにょ、と開いたらバルログになりました、みたいな感じで・・・(汗)私はああいうのもありかなと思ったんですが。
ヘルム峡谷の批判の理由はよくわかりません(汗)装置がダイナミックでどうこうとは褒めてるんですが、out in feeble flagwavingって・・・愛国心の欠如???よく意味がわかりませんでした(汗)
キャストについては、フロドとサムを褒めています。ゴラムは素晴らしいと絶賛してます。これはどの評でも共通していますね。私も全く同感です。ゴラムのキャラクターがおかしなものだと話がぶち壊しなので、その点ではこのミュージカルもPJ映画も難しいところを見事にクリアしていたと思います。
アラゴルンとアルウェンも褒めてるけどここは私としては微妙(汗)アルウェンは確かに歌は大変上手かったですが。
ガラドリエルは酷評してます(汗)確かに雰囲気はとても変わっているけれど、私は結構好きなんですけどねえ・・・。私が見た時はガラドリエルのソロが終わった時には観客から拍手が起こってましたよ。
ブレント・カーヴァーのガンダルフは褒めてますね。LotRファンにはやや評判が悪いガンダルフなのですが。やっぱり若すぎると思うなあ、私も・・・

また他のレビューもこれから読んで行きたいと思ってますが・・・読めるかなあ(汗)
ちなみに私の評価ですが、星5つ満点としたら、うーん3.5かな。4はあげられない感じです。プレビュー中で現在公演中のバージョンとは多少違うことは違うのですが。
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