ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

STAR WARS CLONE WARS7

2006年03月21日 | 読書

アメリカで1,5,6まで買ってきて、amazonで続きの7巻も出ていると知り、買ってしまいました~。6巻の終わり方がとっても気になる終わり方だった上に、サブタイトルがWhen they were brothersなんてタイトルで表紙がこの二人では気になって仕方ありませんよ(笑)
サブタイトルにたがわず、このシリーズでは初めてだと思いますが、全編アナキンとオビ=ワンが主人公でした! と言っても長編1編と短編1編だけなんですが。
どちらの話もタイトルはWhen they were Brothersではないのですが、どちらにもオビ=ワンがアナキンに「ずっと兄弟のようでいよう」というような台詞が最後の方にあって、そういう雰囲気でした。
物語もいよいよEP3の5ヶ月から4ヶ月半前になり、EP3の悲劇まで秒読みになっているんだなあと感じます。それだけに「brothers」という言葉には、ムスタファーでの二人の対決を思い起こさせるものがあります。
そんなこんななんですが、今回はどちらの話も絵柄があんまり・・・で(汗)長編の方は、目を閉じてるとなかなかいいんですが・・・(目がダメだってことですね(汗)なんか三白眼で目が離れていて、うーん、なんです(汗))
パドメが初めてちゃんと出てきましたが、これが全くナタリー・ポートマンと似てませんでした(汗)最初パドメだと気づかず、アナキンが浮気してるのかと思った・・・(笑)
EP3の5ヶ月前ということなので、EP3前最後に二人が会った場面ということになるんですねえ。しかしナブーの別荘で会ってたのがなんだかなあ、でした。ナブーには結婚式以来二度とアナキンは行かなかった、という方がいいのになあ。
10日間の休暇中のアナキンと別行動のオビ=ワンは、アサージ・ヴェントレスが生きていると信じて、単独で追いかけています。このあたりの執念がなんだかオビ=ワンらしくない気がしてなじめないですが・・・
そして、一人では無理と思ったオビ=ワンはアナキンに手伝ってもらうためにナブーに来てしまいます。別荘にスターファイターが降りてくるまで気づかなかったアナキン・・・あの別荘はEP2では「敵が来たらすぐわかる」という理由で隠れ場所に選んだんじゃなかったのか(汗)
それにしてもオビ=ワンは二人の関係は絶対知ってるよなあ、これだと・・・。なんだか映画とつながらないような気もしますが(汗)
アサージ・ヴェントレスとの決着もついてアサージは物語から退場し、グリーヴァス将軍が登場したりと、いよいよEP3が近づいてきている感じです。オビ=ワンの髪の毛も短くなってるし(笑)
そして最後には次の任務はケイト・ニモーディアだ、なんて言っていたので、これで「悪の迷宮」に話が繋がった、というところでしょうか。この先もこのシリーズは続くのかな・・・
いやでも、6巻で意味深な終わり方をしたクィンラン・ヴォスの話も中途な感じだし、小説やアニメとはまた違った視点で続くのではないかなあと思います。
つまり次の巻はアナキンたちの出番はまた少なめなのかな・・・(汗)でも、クィンラン・ヴォスの話も気になるし、次が出たらまた買ってしまうと思います・・・(汗)
ああ、なんか着々とハマってるんですけど・・・(笑)
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ファンタジーの映画化

2006年03月21日 | 指輪物語&トールキン
あいかわらずキーワード検索で「ナルニア」が毎日のように引っかかって来る今日この頃です。原作を読んでいる人には概ね好評のようですが、原作未読で観た人には気に入らない人が多いみたいですねえ。
個人のブログの感想はまあ穏やかな書き方なので、批判していても別に気分は悪くならないのですが、久々にYAHOOのユーザーズレビューを観に行ったら、ボロクソに書いている人が多くて、久々に気分悪くなりました(汗)
で、思い出したのが、FotR公開のころのレビューがあんなもんだったなあと。評価点も5点満点中3.2点とかで、FotRと同じ感じでした。これって「いい」という人と「良くない」という人が両極端な場合にありがちな点数ですよね、多分。
まあ、LotRの場合も、1作目で気に入らなかった人が観なくなったのか(笑)2作目以降は1作目よりは批判が収まりましたので、ナルニアもそんな感じかもしれませんね。
しかし、そういう批判的な感想を読むにつけて、指輪にしてもナルニアにしても、そもそもハリウッド資本の大作映画として映画化するのは違うんじゃないかなあと思ってしまいます。
確かに、異世界のビジュアルを忠実に再現するにはかなりの特殊技術が必要で、必然的に資本力のある大作映画にならざるを得ないというのはありますが。LotRにしてもナルニアにしても、お金がなかったらあの映像はできなかったでしょうからねえ。
しかし、指輪にしてもナルニアにしても、その本質的なところは「ハリウッド大作映画」と相容れるものではないんじゃないかなあと。
FotRもナルニアも、原作の良いところをかなり汲んでいて、そのあたりが私は好きだと思ったり感動したりしたのですが、(完全に原作に忠実、ではないですけど、どちらも)映画をみてつまらなかった、という人は多くがそのあたりを「つまらない」と感じていたように思ったのです。
ナルニアの場合はLotRと比べられるというハンデもあるようですが。指輪とナルニアはそもそも全く違う種類の話だと思うので、LotRみたいなものを観に行くつもりでナルニアを見たら肩すかし、というのはあるでしょうね。
でもLotRの人気があったからこそあそこまで大々的な宣伝のもと、観客動員もできているのではないかと思いますが・・・
話がちょっと逸れましたが(汗)指輪やナルニアを「つまらない」と感じる人がなぜ多くなるかというと、そもそも指輪やナルニアのような物語を気に入る層、ではない人たちが多く観に行ってしまったのだと思うんですよね。大作映画ということで。そういう人たちは、まず原作を読んでも面白いとは思わないでしょう。まあ、指輪は原作読むのはかなりハードル高いと思いますが・・・
そんな中でも、特に指輪の場合、今まで原作とは縁のなかった人たちが多くその世界観に惹かれて、原作も読まれたわけなので、必ずしも大作映画化が「間違い」ではなかったと思いますが。
でも、やはり「日本人はファンタジーには向かない」というのは本当なのかもしれないなと思いました。欧州の神話や伝説に馴染みがないと、なかなか入りにくい世界なのかもしれません。
私などは、深く考えずに違う世界観に馴染めてしまうのですが(よく理解できなくてもなんとなく受け入れてしまう(笑))、何か疑問があったり理解できないと、その世界観にも馴染めないという人が周囲にも多いような気がします。
LotRの映画は、3作かけてそんな日本人にもファンタジーの世界観を馴染ませて来たような気がします。
が、今度はそれがナルニアにとってハンデになっているようにも思いますが・・・まあこのあたりは、2作目以降もこの調子で作られていけば、自然と払拭されるのではないかと思います。
考えてみたら、LotRも当初は先に公開されたハリポタと比べられて、「ハリポタの真似してる」なんて言われていた時期もあったんですよね。こういうのは時間と実績が解決して行くのではないかと思います。
・・・なんだか今回は指輪の話なんだかナルニアの話なんだか、になっちゃいましたが(汗)
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