さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

栗田美術館

2014-05-20 17:47:21 | 閑話休題







2014.5.14「あしかがフラワーパーク」を楽しんだ後、見学しました。 
栗田美術館は、創立者 栗田英男(平成8年没)の蒐集による名陶が常時展示されてる陶磁美術館。江戸時代に肥前鍋島藩で生産された、伊萬里、柿右衛門、鍋島を展示している。三万坪の敷地には、格調高い建築物が点在。
■伊萬里とは
 伊萬里の誕生は肥前鍋島藩,今の佐賀県有田町やその近郊の窯で、1610年代に始まった。生産品は伊萬里の港から各地に積み出されたため、江戸時代以来、伊萬里焼と呼ばれて今日に至っている。
 伊萬里は創始から約100年の間に技術と生産体制が発展し、染付とともに1640年代から色絵の生産も始まった。1660年代からは、オランダ東インド会社の注文による輸出用磁器が生産され、柿右衛門様式や金襴手様式の華麗な色絵磁器が完成し、国内外で広く知られるようになった。
■鍋島とは
 鍋島藩の御用品として特別に生産された磁器が鍋島である。有田近郊の大川内山に1670年代に開窯され、伊萬里の製品とは違った独特の形式美を持つ精緻な磁器。
 その製品は食器類で、一尺、七寸、五寸など、円形木盃形の皿が主体で、純日本的な意匠があらわされ、市販を目的とするものではなく、専ら将軍家への献上を主目的とし、藩主の贈答用に供されたといわれている。


鍋島 色絵岩牡丹植木鉢文大皿[重要文化財]


伊萬里 色絵鸚鵡置物(柿右衛門様式)


伊萬里 色絵馬置物(柿右衛門様式)

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