レークサイドタウン青山秀雄区長他5、計6名が「阿見そばを極める会」に入会。中央公民館にて、毎月第一土曜日の9:00~13:00。講師は阿見町曙の倉重一夫氏。
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蕎麦粉
蕎麦は「常陸秋そば」を地産地消。 二八蕎麦とは、蕎麦粉とつなぎの小麦粉を8:2の割りでまぜたもの。全部で500gを打つなら、最初に蕎麦粉400gをボールに入れ、そこに100gの小麦粉を入れて混ぜる。三七そばが一番うまい。
水回し
水まわしは、そばを打つ上で基本になる作業。粉に水を含ませ(水まわし)、それをこねて玉にする(くくり)の工程。この工程が、そばののどごしをきめる大事な作業、「水まわし3年」と言われる。
水250CCをきちんと計量して、まず半分を加えて粉の一粒一粒に水が行き渡るように混ぜる。両手で粉を取ってこするようにバラし、粉にまんべんなく水が行くようにする。行き渡ったら、さらに半分の水を加え……ということをていねいに繰り返し、3回くらいで全部の水を入れる。この段階は、あくまでも一粒一粒に均等に水が行き渡るようにすることがコツ。
水の量は、気温や湿度、そば粉の状態によって微妙に異なる。新そばの場合には、水の量は若干少なめにする。
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くくり
粉によく水をまわしてから、一つの玉にまとめていく作業、よく練ってなめらかに仕上げるのがコツ。
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延し(のし)
まず、手とめん棒を使って直径50cm程度までの円に伸ばす。
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本延し(のし)
手前から前に向かって生地を巻き取り、両手で軽く力を加えながらトントンと声をかけながらひく。めん棒を90度回転させて、左手で生地を押さえ、右へひっぱりながらまきほどく。生地はひし形から正方形にかわってくる。生地の厚さの違うところをめん棒で押し、均一の厚さにして仕上げ。
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切り
薄く延ばした麺体を、打ち粉を入れて半分に畳み、さらに打ち粉を入れながら直角にたたむ。均一に切るコツ
1 切るときに麺をのぞきこまない(包丁の峰を見るように)
2 声を出して切る(切って押す・切って押す) 一定のリズムで切って駒板を押す事が大事
等間隔で声を出すと勝手に手が動き均一に切れる。
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さらだ蕎麦の完成
そばを茹でる手順・・・沸騰したたっぷりのお湯にそばを入れ、一度沈んだそばが浮き上がり、お湯の中で踊るようになったら(60秒程)素早くすくいあげ、水の入ったボールに麺を取り出し、水で流しながら麺をもむようにしてぬめりを取る。さらに冷水(氷水ならもっと良い)で麺をひきしめて出来上がり。
一度に沢山入れると、すぐに沸騰せずに麺を煮てしまいまい風味もこしも無くなり麺が短く切れてしまう。
茹でるときのコツ
1.1人前ずつゆでる(150~170g)
2.麺が浮き上がってからくっつかないようにそっと箸でかき回す、麺が浮き上がり後60秒が目安(ゆですぎに注意)
3 氷を入れた冷水で引き締める。