さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

霞ヶ浦海軍航空隊の跡地見学

2024-03-24 15:32:36 | 地域
2021.3.27井関農機茨城センター、「海軍のまち・阿見」の足跡を阿見観光ガイドに案内していただいた。
◇霞ヶ浦海軍航空隊
 1922(大正11)年、霞ヶ浦を埋め立てて飛行場を建設。大日本帝国海軍で3番目に編成された航空部隊。


戦闘指揮所跡
2階建ての屋上から誘導員が手旗信号で離着陸を管理していた。


中央格納庫跡
鉄骨で赤レンガ造りの平屋、飛行機の格納と整備が行なわれた。
◎映画「サクラ花~桜花:最後の特攻~」で格納庫を背景に撮影がされた。(平成27年11月公開)
「桜花」は、太平洋戦争下で秘密裏に造られた特攻機。1.2トンの爆弾を搭載し、敵機近くで母機から切り離されて体当たり攻撃をする。着陸機能はなく、「人間爆弾」と呼ばれた。


火薬庫跡
戦後この敷地を井関農機が使用する以前の会社が銃を製造していたため、その過程で使用する火薬などを置く場所。真ん中がすっぽり空いていて土が周りに盛っているのは、火事になったとき燃え広がりを防ぎ、中央に炎が集まるように工夫された構造。


昭和天皇行幸記念碑
昭和17年7月13日の昭和天皇謁見を記念して建立、石碑は直立ではなく、斜めに寝かした姿。これは、飛行場の中に建立、飛行の障害とならないように配慮している。


今は井関農機(株)の整備場


桜の下で軽食、井関農機(株)の敷地面積は約3万坪(東京ドームの約2倍の面積)
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