さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

宮城県 鳴子温泉

2024-04-30 12:02:52 | 温泉紹介

2024.5.25~.5.26鳴子温泉 湯本𠮷祥(共立リゾート)
栗駒国定公園内に位置し、宮城県の秋保温泉、福島県の飯坂温泉とともに奥州三名湯と呼ばれている。837年4月「続日本後紀」に火山活動と温泉湧出の記載がある。1000年以上の歴史があり、古きよき時代の面影を感じる温泉。吉祥は温泉地の高台にあり、露天風呂から奥州の山並みを一望。

鳴子温泉
▢泉質 温泉の濃さ:低張性、ペーハー値:8.6(アルカリ性)、源泉での温度:95.8℃(高温泉)
▢成分 10種類の「温泉法上の温泉」のうち、7つの泉質が楽しめる。鳴子温泉の特徴の一つ。
    ①単純温泉:泉温25℃以上、含有成分量が1Kg中1000㎎未満をいう。
    ②塩化物泉:塩分を含んでいる。湯上がりは皮膚に付着した塩分が汗の蒸発を防いでくれるた
          め、保温効果が持続する。
    ③炭酸水素塩泉:成分のカルシウム、マグネシュウムは皮膚の炎症やじんましんに、ナトリウムは皮膚を柔らか
          くする
    ④硫酸塩泉:動脈硬化など循環器系の効果がある
    ⑤含鉄泉:湧出時は無色透明だが空気に触れると茶色の濁り湯に変化する。源泉に近い湯を飲
          むと効能が期待できる。
    ⑥酸性泉:火山の近くに湧出する泉質、殺菌・抗菌作用が強く、水虫など菌による皮膚病に効
         能がある。
    ⑦硫黄泉:白く濁った色と古い卵のような匂いで、典型的な温泉のイメージ。刺激が強いので、
         体力のない人、感想肌の人は注意胃が必要。

    →鳴子温泉にない成分は、次の三つ。
    ⑧二酸化炭素泉:旧温泉法では、「炭酸泉」と呼ばれていた。入浴すれば、全身を細かな気泡
         が包み込み、皮膚や粘膜の毛細血管を活性化してくれる。
    ⑨含よう素泉:よう化物イオンが含まれ、黄色く着色。総コレステロールを抑制する働きがある。
    ⑩放射能泉:ラドンやラジウムなど微量の放射性物資を含んでいる。痛風、リウマチによい。入浴のほ
         か温泉の蒸気を吸い込むのも効果的な活用法
    
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