きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

岩手・宮城内陸地震で

2008-06-15 12:03:51 | Weblog
岩手・宮城内陸地震で        (008.06.15.)

14日の朝8時43分に起きた「岩手・宮城内陸地震」の被害は時間と共にその被害の大きさが報じられている。マグニチュード(M)7.2と言う阪神大震災規模と言われている。

今回起きた所が東北地方の内陸部で岩手と宮城の県境一帯であった為、各地の土砂崩れによる家屋の倒壊、道路の陥没・崩壊等寸断され多く被災地が孤立状態にあって救援隊の現地に到達がままならない状態のようであった。

県知事の自衛隊災害派遣の要請もされたが、山間地で地域の高齢化による消防団員等による防災対策も都市部のようなわけには行かなかったのが歯がゆく思われた。

日本は地震の被害を最も体験している国で、各所に断層が走っていて、何時何処で地震が起きても不思議のない国ではあるが、今回の地震は、余り把握していなかった断層であったのか、予想してなかった内陸部の地震に虚を衝かれた格好のようだった、それでも、初期救援の対応にはヘリコプターの活動が最も有効に働いているように思う。

今後日本の防災対策には、自衛隊を中心にした、ヘリコプターによる専門の救援部隊を編成して地震と同時に迅速な対応が出来る訓練を日ごろから積んでおく特殊部隊を作っては如何でしょうか。

そして、地震と同時に現状把握(マスコミより先に)ヘリを飛ばす。(国土を守る自衛隊としての当然の職務として)その結果、県知事の許可を得て初期救援活動を行なう、と言う調子です。

無論、連絡・指示・命令等々、難しい連絡手続き問題があるでしょうが、人命救助には何よりも迅速さが望まれます。

素人の考えと一笑されるかも知れないが、是非ご一行願いたい気持です。

孤立した、地域の救援物資の運搬にも、難民救助活動にも、消火活動にも、一刻も早い初期の救援には、先ずヘリコプターによる現状認識と、初期救援が必要であると思います。

被災者は、ヘリコプターを見て懸命に救助の手を振っているが、マスコミの取材ヘリコプターでは、如何しようもなく、映像を見ている我々の方も歯がゆい思いがするのです。
(えびなたろう)