きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

米民主党の大統領候補はオバマ氏に

2008-06-05 11:58:13 | Weblog
米民主党の大統領候補はオバマ氏に      (008.06.05.)

米民主党次期大統領候補の選挙戦は5ヶ月に渡る熾烈な戦いの末、昨日バラク・オバマ候補がヒラリー・クリントン候補を抑え、過半数の代議員支持票を得ることが決まり決定を見た。

今後は、11月に行なわれる共和党との候補ジョン・マケイン候補との本選挙で大統領が決定される。

現段階での予想では、民主党内のクリントン候補に対する支持者によってバラク・オバマ候補に果して一本化出来るかが、問われるところで、分裂する様なことになれば共和党のジョン・マケイン候補の有利が言われている。

従って、クリントン候補が、この際オバマ候補に協力し、副大統領として、又はオバマ政権の重要ポストに付いて協力姿勢を有権者に示して、民主党内一本化を計る必要があるようだ。

アメリカの大統領選挙の動向は、今後の世界情勢を左右する大きな問題であるだけに世界の国々が注目するところで、日本の外交にも大きな影響を及ぼす事になるのだ。

共和党のジョン・マケイン候補は現在のブッシュ大統領と同じ政党だから前回の中間選挙では民主党に負けている。従って彼は脱ブッシュのイメージでネオコンに支配されない現実的な安定政治を提唱している、一方オバマ氏は変化を強調し思想や人種にとらわれない統一を訴えている。

年齢的には、オバマ氏は46歳で変化を求める若者の支持が多い、マケイン氏は71歳で海軍兵学校卒でベトナム戦争経験者である。

この二人の生い立ちや経験から、来年以降アメリカの進路を決める重大な人選はアメリカ国民に掛かっているが、我々にとっても、今までが、戦争好きなブッシュ政権には嫌気が差しているだけに、オバマ氏に大統領になってもらい気持だ。

イラク戦争も話し合いをつけて終了させ、全世界的規模で、「環境の問題」・「食料危機の問題」・「人種差別の問題」等々を先進各国が、協調して取り組む世界環境を作って欲しいと願っている。
(えびなたろう)