きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

イージス艦の艦長はなぜ出てこない

2008-02-24 12:26:49 | Weblog
イージス艦の艦長はなぜ出てこない       (008.02.24.)

イージス艦の事故報道が、連日新聞紙上を賑わしていて、石場防衛大臣も被害者への謝罪等々てんてこ舞をしているのに、事故当事者であるイージス艦の艦長:船渡健1等海佐は全く公の場に出てこないのは何故だろう。

事故状況のハッキリした調査が出るまでは、下手な発言をされる事で混乱する事を恐れ
防衛相と言うベールの中に匿っているとしか思えない。

また、新聞報道も事故に対する回避の責任がどちらにあるのかを状況調査で盛んに報道している、それも必要な事ではあるが、事故直後に於ける「あたご」側の人命救助活動が直ちに行なわれたのかどうかが全く報道されていない。

船員法の13条・14条によれば、この場合、イージス艦の艦長は人命の救助に必要な手段を尽くさなければならない事になっている。
この船舶の救助は人命救助を怠った場合には、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる法律になっていることから、救助活動を遣ったのか遣らなかったのかは、大変重要な艦長の任務である。

事故回避の既定に付いては、海上衝突予防法というのがあり義務違反に対して問題視はされているが、罰則の規程はありません。

この様な事からイージス艦の取った行動は、被害漁船員の人命救助活動を全くせず、不作為の行動が、問われる事を最も恐れて、艦長が出てこれないで居るのではないかと思われている。

自動操縦不解除の件・レーダーの見落とし・見張りの怠慢・衝突防止法違反・それに人命救助活動の不作為。  この際省内の大改革が必要である。

                     (えびなたろう)