深夜に祖母宅から帰宅すると、郵便受けには沢山の? 手紙やダイレクトメール、新聞、そして・・・・。
じゃ~~ん!
届いていました!
私の留守中に!
『夢は想いから』
発売前から予約しておいた詩集です。
旅疲れにもかかわらず、ちょこっと見てみるつもりが、殆ど目を通してしまいました!! さらっと読める詩ばかりです。
分かりやすい言葉と
感じやすい繊細な心と
この地球上に生を受けた
作者一人ひとりの
広い宇宙から見れば
ひとつぶだけど
きらっと一筋の光を放つ存在感
夢と想いが詰まった詩集
手に取ってみて、損をした、という気分になる人は、まず、いないんじゃないかな?
日々、何かを感じながら生きている人なら誰でも
共感できる詩がいっぱい・・・・だと思うよ
この世に生きた証を残す
そのために 心を言葉にして
他の誰でもない自分自身の人生を歩んできた足跡を残していくのかなぁ
日常の断片を切り取ったような詩に
「こんなこと、あるある!」
「私も似た様なこと最近、しているなぁ」
こいでみほ さんの 「午後に一杯のコーヒーを飲みながら、ふと目に留まるような日常の景色・・・例えば、チャイムが鳴ったから、慌てて玄関へ行って。数分後、リビングに戻ると飲みかけのコーヒーと雑誌が置いてあって・・・。普通の大人なら、時間に追われるからそこまでしか見えないない。でも、あと数秒じっと見つめていると、その先に乙女心や夢が見えるような・・・・大人になると見えなくなるけれど、子供達にだけはしっかりと見えているような景色を描いたイラストが詩に花を添えている感じです。表紙がまさに、そうですね。
さらっと読めるということは
心にすっと入ってきて響く・・・ということ。
どれも素晴らしい詩ばかりですが、その中でも私がちょっと立ち止まってちょっと考えて、そして苦笑しちゃったりしたのは、今回、初めてお名前を知った 斉藤せち さんの数編の詩。本のほぼ中央。この順序って、ほんと正解!だと思う。私の表現の仕方が適当ではないかもしれないけれど・・・。この位置で まさしくクライマックスを迎えた感じ。
INDEPENDENT この詩集を前から順番に読んでいて、一番最初にドキッ! とした詩。殆ど心臓が止まったみたいに。
太陽 私も同じことをしていたなぁ。子供の頃、太陽(夕陽)と平行線に走ってみたり、何処までも追っかけてくる太陽と遊んでいたっけ。でも、いつの頃から自分が時間に追われるようになってしまっていたんだろう・・・?
賞味期限 とあるスーパーで働き始めた頃から、何かにつけて話題になった年齢と賞味期限と結婚適齢期と・・・「鈴木さんも半額処分やね」「半額ならいいですが・・・いいえ、私は廃棄処分です」「頭いいね~」ジョークで笑っていた頃を懐かしく思い出しました。
ありがとうのツケ そうなんだよね。顔を見ただけで、あれ、何かあった? と感じることってある。悟られてしまうこともね。そんなとき、あえて核心に触れずに ただ一緒に居てくれて、笑って時間を過ごしてくれる友人がいると救われるよね・・・ この詩の最後の三行が特に好き。
ひとりずもう やってる! やってる! 私も著名人のプロフィールを見ては、この頃、自分は何をしていた、この年齢でこの人は・・・若くて成功したんだ・・・とか。こういうことをするようになったのって、数年前からよね・・・。自分の経歴と重ね合わせて比べている自分に、はっと気付き、思わず苦笑い。
どの作者さまの、どの詩も素敵です。すべての感想を書くことはできませんが、合同作品の良い点は、今後、注目しそう~という著者を見つける機会に恵まれることでしょうか。一冊で十人分。
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127ページ。詩集としては丁度良いページ数。大切なあの人へ。贈り物にもぴったりです^^ 送料・振込み手数料は無料ですので、住所・氏名、ご要望を添えれば、遠くに住むあの人へ・・・出版社が直送してくれます。メッセージカードと共に。 お支払いは郵便局の振込み用紙で後払いです。リボン付き包装。
話は変わりますが・・・。先月、「とある街のとあるスーパー」をご購入して下さった方々、心から御礼申し上げます。注文することは勇気がいること。この一冊、一冊を「勇気」を出してご購入して下さった方に、月に一度は必ず頭を下げて感謝しています。そして・・・空を見上げて、「ありがとう」って呟きます。一冊いっさつの重みを生涯忘れることだけは、誓ってないでしょう。みなさん、本当にありがとうございます。