日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

林真理子 『やんちゃな時代』『銀座ママの心得』

2021-01-28 21:59:38 | 読書

久々に林真理子さんのエッセイ本を2冊、読みました。

思えば私が中学生の頃でした。「ルンルンを買っておうちへ帰ろう」が世に出て以来、林真理子という名前がインプットされ、ずーーーっと読み続けている作家の一人です。

しかし…

「最近は文学部の学生さんですら、自分の名が知られていなかった…」らしいのです。林真理子の名を知らない本好き?がいるなんて~とちょっと驚きますが、世代が変わればそういうものかも??

女心を描けば彼女の右に出る人はいない、と30代の頃、ブログに書いたことがありました。勿論、彼女は人より観察力が優れているから~でしょうけれど、それだけじゃぁなかった!その理由が今回明らかに…♪

年令問わず、美形好きの真理子氏は、好みの男をみれば 「もし…彼と付き合ったら…」と妄想するのね。あの真理子節♪に驚くやら、こちらが恥ずかしい、いや、ちょっと羨ましい… あれだけ数多くの小説、特に恋愛小説を生み出すわけだわ~と納得。

東日本大震災にショックを受け、ボランティア活動を開始! 読み聞かせの他、即興?銀座ママにも… (接客ね、接客♪)

JR東日本の社長さんが仰った言葉も沁みます。線路は続くよどこまでも…三陸鉄道など、線路も被害を受けた訳ですが、

「今は線路が無くなってしまっていても、皆の心は線路のように繋がっている」

コロナ禍の今も、たとえ会えずとも、人の心は線路のように繋がっている、そんな気がします…

 

線路は続くよどこまでも

べースの練習をするための曲です。いわば、初めてのエレクトーン練習曲!といったところでしょうか~。最初の方のレッスンで講師に頂いた超懐かしい楽譜です。林真理子さんのエッセイ本の目次に、「線路は続くよどこまでも」とあり、急にこの楽譜を思い出して弾いてみました。初級の初級なので、サポート演奏付きで豪華に聴こえます。(≧◇≦)

音符 ♪のマークが左端に付いているレジストレーションが、サポート演奏付き、です。

明日は雪の予報…氷点下かも…

寒いのでモコモコを着て演奏…

今から夕食ですので、その後、コメントにお返事を…🖊

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エリーゼ❷ For Elise Beethoven

2021-01-25 22:36:46 | Electone & Piano

エリーゼ❷ For Elise Beethoven

前回の動画アップから早1週間が経ちました。本当は1か月後にupを~と思っていましたが、19時40分を過ぎた頃、慌てて録画。取りあえずこの一週間の成果(?) 

前回は譜読みだったので、ハノンを弾いた勢いのまま、曲の意味は勿論のこと、強弱も頭に入れずに譜面と音の確認。1曲の演奏時間は5分近くになりました。

 

今回は、(前回、ひっかからなかった箇所でいくつか弾き間違えるという悲しい😢事態となりましたが、1曲3分で演奏。 短くなったということは、スピードアップ、すなわち前回よりは すらっと弾けたということ。 

そして今回はペダルを使用しました。 ただ…何処で踏んで何処で離すの!?という疑問が残りましたが…。

 

一週間前のビデオは右手しか映っていませんでした。

今回は左手しか映っていません! あはは…💦

デジカメの位置をずらしても、片手は自分の背中に隠れてしまうのです…

 

今日の福岡は気温が上がると聞いていましたが、北九州は寒かった~

報道によると、11度までしか気温が上昇しなかったとか。道理で~ 福岡市はあったかだったようですね。

暖房がないピアノの部屋(洋間)も冷え込んでいて、指が益々動かない!

春になれば、もう少しは… う~~~ん…。

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『二百十日・野分』 夏目漱石

2021-01-24 14:14:34 | 読書

 

先週、約一年ぶりに図書館へ立ち寄った際、先に紹介した2冊の実用書と10冊の文庫本を貸出。最初の一冊として手に取った本は、夏目漱石の著書 『二百十日・野分』このタイトルは今まで耳にしたことがなかったため、タイトルを見るなり飛びつきました(笑)

 職場の休憩時間等も利用し、昨夜、読み終わりましたので、感想を~ …とはいえ、とても一言では表現できない、メモを取りたい箇所が目白押しです。φ(..)メモメモ 

 まず、表題作となっている『二百十日』の舞台は熊本県阿蘇。熊本生れの自分は、これだけでも興味を惹かれますが、性格も育ちも考え方も恐らく正反対である豆腐屋の圭さんと、彼の同伴者、二人の会話でほぼ成り立っています。今でこそ、地震や台風、火山噴火等に備える『危機管理マニュアル』もありますが、明治時代はそこまで… ここまで来たら、何が何でも登ると言い張る圭さんに対し、「天候が悪くなってきたから、明日、阿蘇山に登るのはよそう」という、天災が多かった平成っこの申し子のような同伴者。(ちなみに彼は庶民の味である、うどんを食べると腹をこわすほどの金持ちです!)

 結局、二人は登り始めるのですが、言わんこっちゃない!(方言ですみません💦)状況となります。ここでも二人は「引き返そう」「進もう」とすったもんだした挙句の果ては…

 漱石は、裏表紙にて解説者が説明しているように、「金持ちが幅をきかす明治の世を痛烈に批判」したかったのでしょうが、自分には、「引き返す勇気こそ大事!」だとか、「ほら、視界が悪くなればむやみに歩かない!」等々、危機管理能力の書として、読んでしまいました。雪の影響ですかねぇ、これは! 昨年は大型台風に備えたり、「万が一に備えた準備」を意識した一年でした。現在進行形のコロナも… 勿論、二人の会話を通し、口を開けば金持ち批判する圭さんを通して、漱石の意図は感じられはしますが。

 

 私が時間が経つのも忘れて惹き込まれたのは、『野分』の方でした。知識人、漱石の著書を読むと、語彙力の無さ、無知であること、(歴史、美術、音楽、文学、芸能文化、どれをとっても!)思い知らされるのですが、そこは巻末の「注釈」で必要最低限の知識を補いつつ… 

 熊本で英語教師をし、英国留学の後、新聞社~作家となった漱石自身が投影されていると思われる、主人公白井道也先生。最初は白井先生とは対照的な思考の持ち主として描かれる大学生、高柳 (もう一人、同級生の中野)の声に耳を傾け続けました。愉快痛快な『坊ちゃん』が更に円熟味を増して私の手元へやってきた!そんな感覚です。白井先生と高柳。二人の関係は、教師と(元)生徒なのですが、同級生中野も巻き込み最後の最後に驚く展開が待っています。そこは読んでのお楽しみに…📚

 また、驚きのラストへと導かれる「きっかけ」となる、総勢300名程の大学生達を目の前にし、檀上に立つ白井先生の「大演説」‼ 主人公、白井道也は、いつしか夏目漱石大先生の声、となって私の胸に響きました。聴衆の中には、勿論、教え子の高柳もいます。私は高柳くんの斜め後ろくらいの席にそっと座り、彼の様子を伺いながら、白井先生…漱石先生の大演説を聴いていました。本当はすべてここに抜粋したいくらいですが、とても長いので… 今の世にも通じるというより、いつの時代にも通じる、時空を超えた漱石のメッセージです。特に政治家どもに聴かせてやりたいです。「明治」を「平成~令和」に置き換えて読むと良いだけですから!。

 

 白井先生は、ひょろっと細長い、風が吹けば倒れそうな見てくれです。しかも服装には無頓着で、檀上にも綿の羽織袴で上がります。しかも年中、お金に困ってる…。と、まるで何処かの誰かさんのようではないですか~苦笑。 細君(妻)はいても、簡単に金が入る就職の口よりも、たとえ売れずとも彼が書きたい原稿を書き続ける夫を理解はしません。そういう意味でも白井先生は『孤独』で『独り』です。 細君は経済のドンである義兄を「立派な方」と呼ぶ、まぁ一般的な庶民ですね。白井先生の「みてくれ」からも、ヤジる学生集団が出てきますが、負けるな、先生! 実際、負けてなんかいません! 先生を見下すヤジや冷笑も、最後には好意的な笑いに変えてしまうほど、白井先生の演説は力が漲るものでした。

 一方の高柳くんも又、旧友中野くんがいるとはいえ、彼が書くものは世間に認められず、常に「孤独」や「疎外感」を感じている… つまり二人の「孤独な人間」がいる訳ですが、白井先生本人は、「独りでもそれを苦痛と思ってはいない」のです。この違いについて、先生を訪ねて散歩に誘う高柳くんに対し、白井先生が諭すように語る場面があります。私の周囲にも比較的多い、「群衆と共にいても寂しい派」の人達に一言、メッセージです。周囲に流されない「自分」があれば、独りでいても孤独は感じないものですが、白井先生も似たようなことを述べています。222ページより抜粋します;

 「君は自分だけが一人ぼっちだと思うかもしれないが、僕も一人ぼっちですよ。一人ぼっちは崇高なものです」

 …略

 「崇高_ 何故…」

 「それが分からなければ到底 一人ぼっちでは生きていられません。君は人より高い平面にいると自信しながら、人がその平面を認めてくれない為に一人ぼっちなのでしょう…略」

ここから長い先生の話が始まります。車引きや芸者など、他の職業も分かりやすい例を出しながら~ では、先生自身はどうなのかと問う高柳に対し、白井先生は答えます。

 「私は名前なんて宛にならないものはどうでもいい。只自分の満足を得る為めに世の為めに働くのです。結果は悪名になろうと、臭名になろうと、気狂(きちがい)になとうと仕方がない。只こう働かなければ満足が出来ないから働くまでのことです。 …略」(224ページから抜粋)

上記の箇所を読みながら思い出したのは、塩野七生:著 『ローマ人の物語 ~悪名高き皇帝たち~」です。ネロ皇帝も天災の際など良いことを多く行いながらも、現代に残っているのは『悪名』だったな…と。自分自身はどうなのかな、と。只、自分の満足を得るため自由時間は趣味にひたすら走り、一方では〇〇さん達のために働いている…目立ちもせず、表立って有難がられることはなくても… (時々ありがとう、と音声で👂にすることもありますが)

そして~あの講演会~感動のラストへ~と物語は進んでいくのです。演説から、もう少しだけ最後に引用:

「自己のうちに過去なしというものは、我に父母無しというが如く、自己のうちに未来なしというものは、われに子を産む能力なしというと一般である」

「私は四十年の歳月は短くはないと申した。成程住んでみれば長い。然し明治以外の人から見たらやはり長いだろうか。 …略」

歴史に興味がない!と言い切る人に、これまで複数回、遭遇しました。ブログの記事でも…途端に相手に対する(人間としての)興味を失います。その方の職業が教師であれば、尚更… (以上、独り言)

「政治家は一大事業を成したつもりでいる。学者もした積もりでいるが、それは自分の積もりである。実業家も軍人も… 略 明治四十年の天地に首を突き込んでいるから、した積もりになるのである。 一弾指の間に何ができる」

 今度は誰も笑わなかった。

 

…まだまだ白井先生の…漱石先生の演説は熱く語られます。続きは著書で~ 混迷する令和の今こそ是非!✋

 

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不調を改善する『デトックス・デー』 

2021-01-23 05:14:21 | 読書

前回の記事でもご紹介した本「薬膳 遅ごはん」著 杏仁美友 より~ 134ページ

デトックスの目的は余分な老廃物や毒素を身体の外へ出すことなのだそうです。週に一度は取り入れたい、デトックス・デーのお勧め夕食は、その名も「デトックスがゆ」 土鍋でことこと、炊きましょう~とありますが、毎日使用する炊飯器を利用しました。いつものように米(無洗米なので、1~2回程度)を洗い、水を「おかゆ」の線まで入れ、スイッチオン!するだけなので簡単に作れます。母が8か月不在(名古屋の叔母と共に熊本の実家暮らし)だった約一年前も、「おかゆ」が大活躍しました。あの時は親知らずを抜いた後で、食べられなかったからですが。おかずは父用に自分は食べられなくても準備した、健気な娘です。

 

おかゆが出来上がるまでは、3日ぶりに「エリーゼのために」を練習♪ やさし~く弱弱しく弾きました~ 貴族の婦人に恋するベートーヴェンを想像し…? 前回よりは幾分、”らしく”聴こえたかも??

 

赤で囲んだ箇所には、「おかゆ」の他、「玄米がゆ」もあります✋

3か月程前から、白米の他、玄米も購入してあり、白米と玄米を交互に食べています。その方が健康に宜しいかと… 炊飯器に「玄米がゆ」があることは、今回、初めて気付きました! 来週のデトックスデーは、玄米がゆ(プラス大根)でやってみます。

今回は昆布を入れて炊きました。昆布の風味が👍

トッピングに、キムチ、梅おかか、そして九州では絶対的な存在の(?)からし高菜です。

だし昆布も柔らかくなるので、一緒に食べました。

母にはデトックス・デーの意味を丁寧に説明したつもりでしたが、私がピアノを弾いている間に、なんと「鶏鍋」を作っていましたぁ~ えーっ、そんなぁ~ デトックスにならんわ~と思わず言ってしまいましたが… 母曰く、

栄養が足りない。明日も仕事があるのに、力が出ないと思って!」

…ってことはつまり、デトックスデーは土曜日にしなきゃいけないってこと⁉ 明日は食べたい物があるんだよなぁ… テイクアウトで…」

例えば、こういう…

 

 カツ丼とカツカレー

名古屋名物、味噌カツもとい、味噌鶏&温泉たまご

担々麺もとい担々御飯&カツ

昨年1月を最後に外食はしていませんが、テイクアウトは利用しています。土曜日の昼食は自宅から持参したバナナとサンドイッチなど、軽めが多いので、夜はテイクアウトメニューでお肉…となるのです。ただし、毎週ではありませんよー 月に一度か二度だけです。要するに隔週かな。

 

最後に~ 寝る前に気付いたのですが、コロナ以前まで通っていた(仕事の都合で退会…)絵手紙教室の先生が、久々にYoutube登場☆です! このコーヒーカップは私も教室で、数年前に描いたことがあります✋ なんと、インスタントコーヒーを使うのです! 受け取った方は、絵手紙から ほのかに☕の香りがする~という訳。あ、国内であれば… 海外(オーストラリア)にも送ったのですが、分からなかったようです。(届くまで5日~7日かかります)

【簡単絵手紙】誰でも描ける 割り箸でコーヒーカップをかこう!

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23時からの「薬膳」遅ごはん & 脳が若返る歩く習慣

2021-01-20 22:03:22 | 読書

 昨日、今日と二日続けて朝夕は冷え込むものの、(現在室内は10.8度)日中は陽射しが暖かく感じられました。…という訳で帰りに図書館へ~♪ いつもは表通りしか歩かない(裏手はちょっと怖い、と思っていた)しかし17時を回っても周囲はまだ明るく、段々と日が長くなってきたことを感じられます。という訳で、ウォ―キングもかねて裏通りを探検。 「立ち飲み」の店や(閉店中)「焼き鳥屋さん」、手作りパンをメインとしたカフェ(時間帯によって、11時はサンドイッチ、午後からはフランスパンメニュー&カフェ)提供するメニューも違うようです。いつか行ってみたいと思いました。今はテイクアウトですけどね♪ 見た感じは、まだオープンして日が浅そう。1年~数年の新しさに見えます。路地裏へ迷い込むには勇気がいりますが、(治安の面で)なかなか楽しい体験でした。

 そして図書館に到着。もしかしたら、緊急事態宣言を受けて休館かもしれない、と思いましたが、開いていました。普段は一人10冊まで2週間の貸出期間ですが、一人20冊まで、4週間に変更されていました。図書館へ行く回数を減らすため、だそうです。👍アイデア。

 最初は小説、歴史もの、エッセイ本を中心に10冊選び、次にもう一つの目的、「薬膳料理」について書かれた本を探しました。図書館まで路地裏ウォ―キングした直後だったので、

脳が若返る歩く習慣~現役の医師が実践してみてわかった!こんな歩き方があなたを健康にする」という副題?が付いた本も手に取ってみました。ウォ―キングについては、他にも読んだことがあるので、有酸素運動としてのウォ―キング効果は分かってはいるものの、「楽しく続けるコツ」が読み物としても!楽しめるため、借りてしまった~(笑)この本を読む前に実践した 「路地裏ウォ―キング」のように職場や自宅以外にも、駅構内をウォ―キングスポットとして選んでみる、など。観察力も増し、脳の活性化も進むと納得の内容です。

例えば…

❶ マイ地図ウォ―キング

「この道は歩いたことがない!」迷わず足を踏み入れよう! 丁度、やったばかりだわ~ タイミング良すぎ!(≧◇≦) 自分で歩き、地図を書いてみる。「発見したものをどんどん地図に書き込む」(136ページ)

❷ スケッチブック(139ページ)

はがきサイズのスケッチブックに 見た店や建物など記憶力だけを頼りに3分間でスケッチしてみる。記憶力、観察力強化に。物事の全体像を見る練習にも。

❸ウォ―キングブログ

「ブログを面白くするために演出を加えたり、ネタを創造する作業は脳を刺激」(144ページ)

実際、ウォ―キングブログ、或は記事は結構、見かけます。自分も過去に何度か…♪

144ページ、2行目には、次のような記述があります;

「ブログを書くというのは、日記をつけるよりもっと積極的な意味があります。というのも、ブログは最初から「人に読まれること」を前提に書いているため、本当のことだけを書かなくてもいいからです。演出があってもよいですし、自分の創造の部分があってもかまいません。」

 小倉駅の裏通り、「ストリップショー」の看板の前を友達と3人で2年前に歩いたのは事実ですが、そこに元職場の元上司で実際にお世話になった 「南店長をレポーターとして登場させる」という演出&創造を書いたこともありましたっけ。 結構、このお医者さんと同じことをやってるなぁ~私。医師のお蔭で 自分が実際にやってきたことの『効用』が裏付けが出来た訳ですね。

其の① 俺、ミナミ

其の② 3年ぶりの再会☆  ㊙画像あり。 

他にも 「ブログを意識すると、歩き方のバリエーションが増える」等々、納得の内容でした。👍 ウォ―キングをサイクリングや旅etc....に置き換えても同じかな♪

ブログ友すずさんの著書を皆さんにもお薦めしたい。

こちらはfumiel-shimaさんのブログです👆 ミナミ(南店長)が登場するスピンオフ小説を含めた私の著書、6冊について詳しい紹介記事を書いて下さり…恐縮しますが嬉しいです💗 いつもありがとうございます! ここ最近、更新がないのでお元気にされているのか気になりますが…

 

そして~

ここから『薬膳料理』について。

いずれ購入するつもりですが、その前に図書館に「入門」のような本があれば…と思い、探してみると、1冊だけ見つけました。タイトルに23時からの…とあるのが気になりましたが、著者の後書きを読むと、多忙な現代人のための、そういう「企画」で編集部に頼まれたから~だったようです。著者の杏仁美友 (きょうにん みゆ)さんとしては、「早く寝よう」推進派だそうですので、念のため。

介護福祉士や社会福祉士の『人体』或はNHK「試してガッテン」等ですでに学んだ知識も結構含まれていますが、全く知らないことも多くあり、レシピ付きなのも嬉しいです。

一言でいえば、「自分の身体に会った食材を選ぶ」胃腸の調子が悪いのか、頭痛がするのか、冷え性なのか、等々。寝不足、疲れが取れにくい時に選ぶ食材は? 日々によって身体も気持ちも変化しますから、自分との会話も大切ですね。

 キャベジンというくらいですから、胃腸が弱っている時には「キャベツ」トマトは身体を冷やす夏野菜ですが、温めると(煮込むと)身体を温める食材となる、など。 長いもは便秘に効く~これは試してガッテンでもやっていましたっけ。 本の方が先に出版されているので、(平成22年出版) 薬膳の世界ではすでに常識だったのですね…そりゃそうですね、台湾(中国)の人達は長いもを日常的に食しているそうですから。

 

 …という訳でして、昨夜はキャベツとトマト、白菜、椎茸、水餃子の鍋にしました。

この前日は、がっつり御飯(肉料理)だったので。

なにせ4週間、借りたままでいられる為、夕食を準備する際、参考にしたいと思います。

図書館戦争

図書館へ立ち寄ったということで、「図書館戦争」有川浩さんの長編小説も、かなり面白いですが、映画もとても良かったです。勿論、映画音楽も。 静かに始まり、オーケストラ演奏で盛り上がる中盤から後半にかけて~また静かな曲調へ~と変化するところは大河ドラマの音楽みたいで気に入っています♪ (3~4年くらい前の録画です。これ、「戦争」とタイトルに入るからか、知らない方には勘違いされて、あまり聴いてもらえないですけど…

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エリーゼのために ① 練習過程 To be continued....

2021-01-18 22:01:00 | 練習過程

 木、金、土曜日は暖かだったのに、この二日間、特に今朝はぐっと冷え込んで、なんと外へ出たら雪が舞っていたぁ~

粉雪で積ることはなかったものの、今年になって何度目の雪かなぁ。

午後から雨に変わりました。

 さて。フリーな時間帯には… 🎹ピアノ。しかも昨日と今日、二日連続!楽器が置いてある部屋には冷暖房がなく、そりゃ~もう、鍵盤も周囲の空気も冷たいっ! しかも、日が暮れてからなので、室内10度以下… 

それでも弾きたい気持ちの方が勝り、昨日はハノン1番から10番まで。今日は6番まで弾いた後、「エリーゼのために」 年末に練習開始、ということは、すでに3週間が経過。 とびとびの練習のため、毎日、弾いている訳ではないものの、3週間は3週間。 ここで切りよく2度目の録音。 1度目は曲にもなっていないので、個人用に保存…のみ。

今回は、何となく譜読みが出来てきた感じ… 楽譜を見失うと、完全に止まってしまいます。

もしも エレクトーンであれば、レジストが勝手に進んでしまい、完全にアウト! その点、ピアノなので楽譜を見直して、見失った所、間違えた所から再開できます。

手が、指先が特にかじかんで、感覚がなくなりかけたところで練習は終わり~ 20分足らずでしたが。

因みに録画は昨日、日曜日のものです。譜読みの段階なので、ペダルは殆ど使用していません…正しい使い方も分かりません…

聴いていれば、なんとなく 「エリーゼのために」かな?と分かって頂ける?くらいまで、「5日目録音時の自分」よりは、自分の中では ”進歩”したところ。

次の目標は「更に1か月後」

 

ピアノは毎日、弾いていないと指が動かない楽器なので、難しいんだよなぁ。(流石に毎日は弾けないので…仕事はあるし…ダブルワークだし…)

 

エリーゼのために ① 練習過程 To be continued....

1月8日21時の時点での雪。翌朝は更に積もっていたんだった… 今回は粉雪だけで良かったです!(^^)!

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Chopin nocturne

2021-01-17 11:49:59 | Electone & Piano

 宇宙の果てまで行ってきたかのような体験をした『胃のレントゲン撮影』結果も異常なし!という診断結果でした!

 そうなのです。先月、受けた健康診断結果が出ました。1項目を除き、すべてA 判定でした。1つのみA I 処置の必要なし、という判定。Aをわずかにはみ出す結果なので、 I ってものが付いています。将来、透析とならないよう、気を付ける所存であります✋ 

 薬に出来る限り頼らない、薬膳料理みたいなもの、ちょっと本でも買ってみようかな~

 

 アレルギー38項目中、スギ、ヒノキ、…とここまでは、そういえば心当たりがあるかも… しかし、春より秋の方が、くしゃみが、、、

 エビには 「え? 大好きで食べているし…」 

一方、サバアレルギーな筈ですが、こちらは陰性。

「長期間避けていると、陰性となる場合もあります」という説明書きに納得。避けてる~~~!

更に仰天したのは、「ゴキブリ」 

「そんなに居るかねぇ…。???」と母。

「オーストラリアの1階のアパートでは、日本の2倍の大きさのゴキブリをよく見た!」と私。最初こそ悲鳴を上げていた私も、覚悟を決めて 新聞紙の棒で叩いておりました… 以来、アパートやマンションは3階以上にすべし!と思っております。

でも、それは関係ないか… 

 ゴキブリアレルギーなるものが存在するってことだけで、ビックリでした…

 

 コンサートへ行けなかった鬱憤を晴らすべく、昨夜はエレクトーンで過去のクラシック曲を再練習。録画は過去のものですが、この時も自力ではここまで~と諦めたのだった! 今日は寒くて毛布にくるまったまま…の状態です。巣籠💗

Chopin nocturne

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福岡411人!Σ(゚д゚lll)ガーン 「真説 忠臣蔵」著:森村誠一

2021-01-17 07:54:47 | 読書

 神奈川県や名古屋市の、ひっ迫している医療現場や保健所にカメラが潜入。すでに救える命が救えない(コロナ病床に医師、看護師が取られ、通常の救命医療に各科から応援を頼んでいる状態)がNHK特集で放送された。感染当初は軽症でも容体が急変、突然、延命治療をするか、しないか、判断を迫られる患者と家族の「選択」

「もし、あなたが、家族が、今日、明日、感染して容体が急変したら? あなたは、どのような選択をしますか?」

 と画面の向こう側にいる、我々視聴者に問いかけたキャスターの言葉が現実味を帯びて心に響いた。 

 亡くなった父方の祖母は看護婦だった。その孫(私の従妹)も現在、東京の救命医療に看護師として携わっている。日々、緊迫した状況下で私の従妹もあんな風に頑張っているんだな、と思うと同時に、PCR検査結果が出る前に職場へ出勤し、職場全員を濃厚接触者として検査→複数の感染者… というように感染を広げるケースや、初期症状で自宅待機中に出かけてしまう人が6人に一人もいる、という(名古屋の保健所だったと思う)

「こういう人達が市中に感染を広げているんですね」という現場の声。

 

 そして福岡県は411人! 遂に400人を超えてしまい、過去最多を記録てしまった。ずっと一桁だったお隣、佐賀県も30人を超える日々… 県独自の緊急事態宣言発令した宮崎県に続き、長崎県も発令。減少傾向かな、と思っていた沖縄県も再び増加。九州全土で緊急事態宣言発令した方が良いのではないだろうか、と思ってしまう。

 11月の時点では、それほど多くなかったので、3月になれば、太宰府天満宮と九州国立博物館へ行ってみたいと思っていた。完全予約制となっており、8月の美術館のように待っている時点で密!というのは避けられそうだと思ったから。でも、この状態では、これまで通り、「生活圏(区内)のみ」で移動する方針を変えない方が良いな、と。

 

 実は昨年4月頃、アマゾンを通じて購入したエレクトーンの曲集がある。(楽譜)しかし、レジストレーションは小倉にあるヤマハショップでしか購入できず、「保留」状態のまま。ネットでも買えるが、クレジットカード決済はしたくない! パソコンに暗証番号等を入力すること自体が怖い!というのが理由。 アマゾン注文⇒店舗(コンビニ)お支払、受け取り、という方法が安心。 この状況では、もしかしたら、夏頃まで小倉へすらいけないかもしれないが、そこは我慢!! 出来る限り公共トイレは使いたくないが、仕方なく手を洗う目的で行ってみると…

 用を足して出てきた20代女性が、洗面所の前で手を濡らし、そのまま長い髪の毛を撫でて、結局、洗わずに出て行った!

 その次の女性(中年)は指先だけ濡らして、洗ったつもり? Σ(゚д゚lll)ガーン

 これだけ手洗い、手洗いと一年以上に渡り、言われ続けているにも関わらず、こういう基本が出来ない人が結構いることに愕然とする。また、こういうタイプは医療現場の人達の大変さも想像出来ない、しないのだろうね…

 石鹸をつけて指先は勿論のこと、手のひら、手の甲、手首まで、しっかり洗う!という基本が身に付いているのは、幼稚園児と小学生のような気がする。

 大の大人は幼児・小学生から手洗い指導を受けませう。(…としょっちゅう、父に言っております、はい「それ、私のタオル!自分専用のを使って!」等々)

 ラジオを聴いた母曰く、「クラスターが発生した場所の洗面所の蛇口と髪の毛から集団感染したらしい。歯磨きして唾液が蛇口に、かかっていたって!」

 髪に花粉が付くから、という理由もあるが、コロナが流行し始めた2月頃以降、私の髪はショート&ミーシャスタイル。 これなら髪に付着…をある程度は避けられる。先日、健康診断結果が出て、スギ、ヒノキアレルギーと判明!花粉症だとは意識していなかったものの、5月中旬頃までマスクしていたのは、やはり無意識でも自然に防衛していたんだなぁと。お蔭で悪化せずに済んだかも??。

 

 

「真説 忠臣蔵」森村誠一 

先週、読み終わりました!今年に入って4冊読破! 昨年の今頃は、ひたすら漢字を書いていた日々を思い起こすと、『読書する!』という新年の目標達成率も、上々です👍

ご覧の通り👆 将軍綱吉まで登場します! しかも能舞台で「翁」舞い終わった将軍綱吉が、面を外そうとしても、外れない! カパッと音がして面が落ちたと思ったら…

驚愕の顔に… 将軍自身は気付いていない… ホラーか、これはっ!

歴史「小説」すなわちエンターテインメントとして楽しめる一冊ですが、歴史考察をするための著書ではありませんので、その辺りはご注意を~

本のタイトルに、「真説」とあるのは、逆説的ですね。

 

 

 

 

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F. J. Haydn Symphony No.94 Surprise ハイドン 交響曲第94番 驚愕

2021-01-12 22:48:22 | Electone & Piano

F. J. Haydn Symphony No.94 Surprise ハイドン 交響曲第94番 驚愕

別名、びっくりシンフォニー。

成人の日の昨日、ラジオから流れてきたのがハイドン 交響曲第94番 驚愕 でした。

エレクトーン1年目に自分も弾いたことを思い出し、ほんとに久々~に昨日、弾いてみました。

覚えてるかなぁ…と思ったら、覚えているというより楽譜を見ながら弾いて、自分も改めて曲を楽しんだ感じかな♪ 

スタッカート、スラ―、クレッシェンド、デクレッシェンド、メゾピアノ、フォルテ等の強弱、などなど、短いながらも変化に富んでいるため、一音、一音丁寧に演奏したつもりです(苦笑) 途中、フルートが入って来る箇所が好きです🎵 ⇒左手でフルートが第二主旋律を奏でるところ!💗

今や有名になりすぎて誰も驚かないかもしれませんが、最初にこの交響曲が発表された当初、誰もが仰天したでしょうね。居眠りしていた人も、目が覚めたかも?

実はこれが、今年初のエレクトーン演奏だったんですよねぇ。今年になって録画した最初のもの。津軽海峡冬景色等は、最近の録音ではないので。

ピアノは帰宅後、久々に40分程、練習しました。エリーゼのために、オンリーです💦

 

昨日は鏡開きでもあったので、小倉トーストの朝食の後、おぜんさいの昼食でした。

今朝も福岡では雪が降り、一度、積もった雪は溶けていたにもかかわらず、早朝はご覧の通り。

1~2センチ程度だったので、車道には全く積もっておらず、問題なく出勤出来ました。

明日から少し気温が上がるようで、ほっとしています。

 

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のぼうの城 (上)(下) 著:和田竜

2021-01-10 17:10:56 | 読書

北条氏を攻めた石田三成が主人公だと父が言っていたのですが、読んでみると出だしだけ三成が主人公とも取れる3人称で書かれているだけで、のぼう様こと成田長親が主人公でした!

上巻は時代背景、勢力図、そして何より、領民にも家臣にも 「助けてあげなきゃ!」と思わせるような、のぼう様というお人柄を説明するために書かれた感じでした。のぼう様とは、「でくのぼう」から取ったあだ名です。決して名誉ではない筈なのに、領民までもが面と向かって本人をそう呼ぶのですから!

下巻は 三成軍2万の兵を前にし、和睦を受け入れる"計画"を一転! 僅か5百の兵で「戦いまする」と突然、翻した のぼう様に呆気にとられつつも、現代でいうところのワンチームで危機を乗り越えていく領民(農民)"忍城チーム"の奮闘ぶりに、気付けば一気読み。

湖に浮かぶ城を水攻めにしようと準備を進める石田三成軍。それを壊す!と、一言、言い残し、小舟に飛び乗り、こともあろうか船上で田楽踊りを敵味方の前で披露する、のぼう様。総大将、成田長親が敵陣に近づきつつ踊っていると知った石田三成は…

この先は、読んでのお楽しみ♪ すでに映画化されているそうですし、私が遅いかな?

 敵も味方も何故か魅了する、「のぼう様」の魅力を読みながら充分、楽しみました。人を一つにまとめるって、何も声がでかくて、トークが得意で、てきぱき型で、頭がキレる (短気という意味ではなく)人でなくても良い‼ リーダーの形も十人十色、色々なタイプがあって良い!ということを教えてくれている気がします。 

 これこそ 私が好きな座右の銘 金子みすゞの「みんな違ってみんないい」です。👍

 

9日(土曜日)早朝の様子… 30センチは積もりました。当然のようにバス運休。Σ(゚д゚lll)ガーン

こちらは今朝…。といっても、疲れて起きた時刻が10時だったので、撮影は11時頃。すでに溶けていましたが…

陽射しが出て、ほっとしました。室内の温度計は3度でしたが…

(この寒い部屋で寝ております✋)

昨日、布マスクを手洗いし、外に干したまでは良かったのですが、室内へ取り入れるのが遅くなり… 見事に凍っておりました。

よく北海道とかで、濡らしたタオルをグルングルンすると、凍ってしまうシーンを見たことがありましたけど…

まさかあれを九州で体験しようとは!驚きましたわ~(;^_^A

じつは帰宅困難者となった時の為に、6日(水曜日)、ティムタムをスーパーで購入した、あの日ですが、スポーツ専門店へも寄り、寝袋を生まれて初めて買いました。翌日、職場へ運び、ちょっと恥ずかしかったですが、今回は活躍せず、取りあえずほっとしました。

6日間の連休の間に、ほぼ完治していた皸でしたが、連日降り続ける雪の影響で、水道水も凍るように冷たく、私の手も再びアカギレ。今回は指と指の付け根の周辺が特に赤紫に変色してしまいました。洗濯物を干して、昼食の皿洗い以外、家事をせずにいたら、一日で随分良くなった気がします。しごと中は特に時間に追われるので、手洗い後、しっかり拭き取らずに手袋をするからかも。気をつけます。

 

本当は本日、年に一度の北九州伯林的管弦楽団のニューイヤーコンサートへ行きたかったのです。しかし、市内も連日二桁の陽性者数、(すぐ近くでも感染者が!)福岡県は300人を超え…自分の中では政府や県が発令せずとも、この状況はすでに緊急事態! 両親は高齢者で母は高血圧で服薬中… 自分の仕事内容からしても、すでに保菌者になっている「かも」しれない…等々、熟考した結果、人様や家族、会場にお集まりの方々、勿論団員の方々にも迷惑はかけられないという結論に達し、今回は泣くなく諦めました。

今年は私が数年前からハマっているイタリア(古代ローマやベネチア)とも関連性があるかもしれないイタリアの交響曲だったのに…

 

今年のプログラムノートは、どのような内容で、どのような演奏だったのだろう。1時間程前終わったところですね。気になるなぁ…

少し長いですが、伯林的管弦楽団様については昨年のレポをご覧下さい。

北九州伯林的管弦楽団! Das Orchester in Kitakyushu wie Berliner Philharmoniker

 知る人ぞ知る、北九州伯林的管弦楽団様による令和最初の演奏会です! 毎回、クスッと笑えるプログラムノート、今年も

実は演奏会当日まで、指揮者は誰か? 曲目は? 

ご来場の際のお楽しみに~」ということでしょう。一般には伏せられており、会場にてプログラムノートを頂いた際、真っ先に知りたいことでした!

雨で洗濯物が乾かないだの、暖房入れて出かける前に乾かせば良かろうもんだのと、バタバタしていた為、母娘揃って出かける準備に多少時間を要しました。 今回は結構、ギリギリの会場入りです。開演10分前、私達が会場の外を歩いていると、一台のタクシーがすーっと入ってきました。ドアが開き、ゆっくりとタクシーから降りられたのは、お上品な老夫婦。あと10年?20年?したら私達も… ほんの一瞬、未来の自分の姿が見えました。響ホールは駅から歩くにはちょっと遠いからなぁ。特に足元に気をつけなきゃいけない日は…

 着席して一息、表紙のローマ字が目に飛び込んできました。

NOBUAKI NAKATA 

 

ほら!見てみて!と母に表紙を見せ、

やっほ~い! 指揮者は(スメタナトークの…)あの中田氏よ!

久しぶりだねぇ。黒崎ひびしんホール以来。夏の終わりに鹿児島へ行けなかったからなぁ。良かったねぇ。また北九州へ来てくれて。エトセトラエトセトラ…

母は分かっているのかと思いきや、私のお喋りの最後の方になって、「あ、昨年の人と違うね。指揮者は皆、中(漢字)という字だからねぇ」 

みんな、中という字が…って確か、昨年も同じことを言ってたよね。中田氏、中西氏、昨年の中井氏。あ、そっか。表紙はドイツ語で書かれてあるから、お母さんには読めなかったのかぁ~ (私も分かるのはローマ字の名前だけだけど

表紙を捲り、プロフィールを読んで母は理解したようでした、はい。

 

昨年の曲目はブルックナー。北九州伯林的管弦楽団! Das Orchester in Kitakyushu wie Berliner Philharmonikerなんと今年もブルックナーです。ただ、昨年は(リンク先を読んで頂ければ分かりますが)交響曲 第7番 ホ長調 ハース校訂版でしたが、今年度は 第9番 ニ短調WAB109 (L.ノヴァ―ク校訂版)です。交響曲9番を作曲中、午後のティータイムという時刻に亡くなってしまったブルックナー。(詳細はプログラムノートをご参照ください)未完成でこの世を去るとは、さぞかし心残りだったことでしょう。彼の死後、弟子達によりまとめられた楽譜がいくつかある内、今回は.L.ノヴァ―ク校訂版を観賞しました。

 

 同じ曲なのに、楽譜が幾通りかある!というだけでも混乱しそうです。どう違うのか、素人の自分には全く分かりません。そもそも昨年は7番、今回は9番ですし… 難しく考えないで、楽しみに聴こうと思った所で、開演のお知らせがあり、指揮者である中田氏登場!

 今回、演奏された演目2作品内、最初に演奏されたのは、シューベルト 交響曲 第7番 ロ短調 D759 ⦅未完成》

第一楽章と第二楽章 (未完の為、第三、第四楽章は無し!)

いつ、何処で?と聞かれると困るものの、何処かで聴いたことがあります。中田氏が指揮棒で合図をして下さるため、どの楽器がより重要なのか分かりやすくて良かった~全く弾けないにもかかわらず、まるで自分がコントラバス🎻になったような気分でした。何故かコントラバス奏者のお一人と、演奏中、ほぼ目が合っていたからです! 遥か昔、市民会館に人気絶頂だったドリフターズが来た際、会場全体に向かって

「おっす!」

といういかりや長介さんが、

自分に向かって、おっす!って言ったんだよ! 私に言ったんだよ!」

と、大興奮で喋った時、以来の感覚でした~

曲の出だしは特に、コントラバスが主役な気がしました。普段、コントラバスは 「ボン…ボン…ボンボンボン」という音のイメージでしたが、コントラバスって、縁の下の力持ちだけじゃないんだ…と新たな発見も。(特にブルックナー)

 

15分の休憩を挟んで2つ目は、ブルックナー。こちらは最終楽章無し。

 プログラムノートには、

「昨年の演奏会においてブルックナーの…を演奏した我々は、3歩進めば記憶をなくす鶏同様、全くその苦労を忘れ、性懲りもなく第9番に臨みます。理由は第7番は演奏時間が長過ぎて、お客様に生理的欲求に対する我慢を強いてしまったからです。…。(途中、略。鑑賞放棄の退室タイム?(ヾノ・∀・`)ナイナイ)もしもと言う事もありますので、ご用は済まされておくことをお勧めします」

 とありましたが、休憩時間はプログラムノートで楽しくお勉強タイム

昨年のノートにも記載がありましたが、ブルックナーは40歳を過ぎてから本格的に交響曲を書き始めたそう。すでにパイプ・オルガン奏者として名声を手にしていたのだとか。現在のように人生100年時代であれば、70歳くらいで新たな領域に足を踏み入れるといったところでしょうか。シューベルトも師事したゼヒター等、本格的に学び、鳴かず飛ばずの時を経て、60歳で交響曲第7番が大ヒットしたのだそうです。苦労人ですね…

 

ブルックナーの演奏は、昨年の続きを聴いているようともいえますが、演奏直後に母が漏らした言葉を借りるなら、

「指揮者で全然違って聴こえるね!」

とても ひとことで言い表せないですが、敢えて言うなら、「宇宙」

violinやviolaや第二violinやcontrabassの激しい動きや管楽器の情熱的な演奏で、いきなり宇宙へ飛ばされたような衝撃を感じます。しかも宇宙服も着用せず。目を閉じようものならブラックホールへ吸い込まれてしまいます。実際、2度ほど、気が遠くなりました。そうかと思えば、弦をはじくような、ちょっと可愛らしい旋律も。ウルトラマンにも心の平安が訪れる時があるってことでしょうか。再び曲調が激しくなって、Star Warsの世界かな??と錯覚しそうになったり。響ホールなだけに、我々が宇宙の真ん中に放り出され、ぐるっと大音響に囲まれているかのよう。生演奏って大迫力! 

。。。

中田氏の指揮棒がピッと止まった時、ずらっと並んだviolinを始めとする演奏者のも我々の呼吸もピタッと止まり… 一瞬、金縛りにあったかと思いました。

 

 帰宅の途について想い返し、そういえば…

中田氏の指揮棒が魔法の杖のようにピタッと止まり、演奏者の動きも止まり、我々も停止状態。で、杖が静かに下へ降りた際、一瞬、石になっていた我々の魔法も溶けて、再び呼吸を始める。そんな感覚。ハッとして、拍手~ 

「メリハリがある指揮だねぇ。それに誘発されるように演奏してる人達がこれまで以上に必死って感じ」と母が言うのと、

2階席から「bravo~ ブラボー ブラボー!!! いいぞ~!」

と聴こえてきたのが ほぼ同時でした。

特に第三楽章が終わった後。これまで以上に元気な ブラボー!

アンコール曲の後には、思わず2階席を見上げてしまいました。指揮者の中田氏も笑顔。会場からも笑いが。

ブラボーおじさん、いや、お兄さんのお蔭で曇り空も吹き飛びました。

(福岡ドームで、「いいぞ~ 内川、役者じゃのぅ」とか言っていそうです東北楽天イーグルスvs福岡ソフトバンクホークス (前記事の続きです)

 今回は中田氏のトークは無いのかなぁ…と思っていたら、最後に新年のご挨拶。4年ぶりにお声も聞けて良かったです。 今年も素晴らしい演奏、ありがとうございました。

 

 

最近、PCの調子がイマイチでして、画像取り込みに時間がかかるため、日を改めてトライすることにします。

 

二日も経過してしまいましたが、本日、画像追加致しましたっ!

 

 未完成作品について~

文学界においては夏目漱石!を例として上げていらっしゃいますが、これについては更に続きの「おち」がございます。

また改めて書くことに致します。

 

こちらはブルックナーについて。

 

  

未完に終わった最後の2ページ、第二violinパートの楽譜だそうです↑↑ 楽譜は読める方だと思っていたものの、訳が分かりましぇん

 

伯林的管弦楽団のプログラムノートは、2015年までクラシックに関心が無かった私を虜にするほど、毎回とても分かりやすく、しかもかなり面白く書かれています。勿論、何の予備知識もなく、ぼう~っと音楽鑑賞しても良いのでしょうけれど、そりゃちょっとモッタイナイ! 作品が誕生した経緯や時代背景等、知ることで、遠い存在だった偉大な作曲家にも親近感が湧きます。音楽鑑賞もより楽しめる! 。。。と、まぁ、普通はここで終わるのですが、もう一つおまけ付きなのが

北九州伯林的管弦楽団!!! 様です。

 

実は、初めて私がコンサートへ足を運んだ2015年1月、ある寒い冬の日のこと。会場で配られたプログラムノートを読んだのですが、こんな事件がありました。

以下、上記のリンク先からの抜粋です⤵更に詳しくお知りになりたい方は、リンク先へどうぞ~

こちらは 作曲家シベリウスの写真。(1865~1957)

そしてー

同じページ下には、このような お詫び が…

 

 

 お詫び シベリウスの写真ニューヨーク市警察のジョン・マクレーン刑事と間違っていました。正しくは右横の写真です。

 あはは!!! 確かに 似てるにてる!!! 次の演奏会も、パンフレット読みたさに 足を運ぶことでしょう。 いえいえ、演奏も素晴らしかったので、そちらも楽しみに

 

抜粋、ここまでっ!

 

 

 ここでもう一度、今年度のプログラムノート3ページ、曲目紹介を…写真周辺に注目して観て下さい。夏目漱石について、何か気付きませんか?

 

夏目漱石 (1828~1916)

漱石って、イギリスに留学して神経衰弱になり、胃腸も弱くて何度か死の淵を彷徨った場面をドラマで見たけれど…。一体、おいくつで亡くなられたんだっけ? 

はてな(・・?

みたいなことは、実際には思わなかった私。

更にページを捲った際、ひら~り、、、と紙切れ一枚、挟まっていることに気付くまでは…

 

「何これは? 何なに???」

…。

…。

 

 北九州伯林的管弦楽団様は、ベルリン・フィル管弦楽団を目標としている。

 そのベルリン・フィル首席指揮者がシモン・ボリバル・ユース・オーケストラで客演した。

 …

 シモン・ボリバル・オーケストラ

 …

 ベルリンフィルと切っても切れない、その人の名は、

 革命家 シモン・ホセ・アントニオ・デ・ラ・サンティシマ・トリニーダード・ボリバル・パラシオス・ポンテ・ィ・ブランコ…って長いな、名前。一体、何人のおじいちゃんや、ひいおじいちゃんや、そのまた爺ちゃんやら親戚やら、お偉い方やらの名を頂いたのか!?

 で、シモン…ボリバルさんが独立保全を目指してパナマ会議を開催した年でした…って!

実際、漱石の生誕年と「お詫びの紙切れ」を手に、何度か見比べながら、理解するのに数秒かかりました。あはは…

 

 わざと写真差し替え事件の時も、かなりウケたけど…

 今回も、やるなぁ~ と(* ´艸`)クスクス笑うのも一瞬忘れ、いやはや、恐れ入りました!

 

 以上を持ちまして、伯林的管弦楽団2020演奏会レポ 終わりまーす

 

 …と、ここまで昨年度の演奏会レポでした。2021年度の演奏会はコロナ禍の為、欠席致しましたが、2022年度はコロナも終息へ向かい、誰もが安心して演奏を生で楽しめる日でありますよう、そう願わずにはいられません! 21時から23時まで、NHK教育テレビのクラシック音楽館を視聴。無観客の中、13人で奏でるアンサンブル、明日へのコンサート~が印象的でした。演奏家一人ひとりの想いも感じながら、伯林的管弦楽団の皆様による演奏会はどんな感じだったんだろう…と。一人で練習することは孤独でも、一人じゃない、皆と繋がっている、と仰ったN響コンサートマスター、マロさんの言葉が印象的でした…♪ それは再放送で視聴したウイーンフィル管弦楽団によるニューイヤーコンサートでも、一人の観客として実感した次第です。世界中の人達、一人ひとりが無観客の客席に実は 特等席として座って聴いている♪ そんな感覚。コロナ禍だからこそ、感じたのかもしれませんね。 もしかしたら、北九州伯林的管弦楽団様の演奏会…Youtube配信が後日、あるかも…そんな期待も少し…だけ。

 

 では、また来年、会場でお会いしましょう👏👏👏

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