日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

多村選手のブログ

2010-12-22 02:10:03 | ホークス

 終了だそうです。

今、クリックして、びっくりしました。

なんだか、引退宣言でも聞いてしまったようで、ファンとしては、この上なく寂しいです。

また、新しいプロジェクト(ブログ)を開始してくれるのかなぁ。

それはないような予感が強いけれど。

 これまでブログのお陰で、より多村選手を身近に感じることができました。

できれば、更新は終わっても、過去記事はそのまま読める状態にしてほしかったけれど。

こちらこそ、今までありがとうございました♪♪

また、いつか、公式ブログを始めた時は、ファンに知らせて下さいね♪

 

かくいう私も、数日間、ブログはお休みします。(いつも休んでるじゃないって、声が聴こえてきそう)

あまりにショックが大きく、いまは多くを語れない気分の…

すず

Comments (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「行かれますか?」

2010-12-21 16:31:27 | とある街のとあるスーパー

 もうすぐクリスマス。

そして忘年会の季節ですねぇ。

先日、新聞に「日本の忘年会は上司が喋り、部下はあいづちを打つ場であり、コミュニケーションとはいえない」っていうアメリカ滞在中の精神科医の先生のエッセイが掲載されていました。

成程~そういう面も大いにあり。私は普通のOLというか、会社勤めをしたことがないので、忘年会とは殆ど縁がない方だといえます。でも、ブログを通じて「会社の忘年会」の様子を読ませて頂いたり、毎年、この時期、楽しませて頂いております。(AKさんのブログの『御ねえ様とか』)

中には年頃の女性が少ない部署もあるでしょうけど、会社の忘年会は、「気になるあの子と話すきっかけになるかもっ♪」という要素も男性にとってはあるんだなぁとか(笑)

「とあるスーパー」では忘年会は一度もなかったし、今の職場の忘年会は先月、少し早目にすでに終わりました。 そんな「忘年会と縁が無い」私ですが、ちょっと想像を膨らませて、ショートショートを書かせていただきま~す。ただし、何か「きっかけ」が欲しい男性の立場からではなく、何も知らない女性の立場から。単純明快に。

 皆さん、楽しいクリスマス、そして「わいわいと忘年会」をエンジョイしてね♪

 

 『行かれますか?』 (タイトル)

 ポットにお湯があることを確認してから、部屋の電気を消す。もう、ほとんどの人がこの時間帯にはお昼休憩を終えている筈だ。でも、もしかしたら、誰かが遅れて階段を駆け上がってくるかもしれない。そんな「誰か」の為に、お湯がなくなりかけたポットに水を注ぐと、私はキッチンを出て、休憩室の扉を閉めようとした、その時だった。

 「あっ!」

 「えっ?」

誰かとぶつかりそうになって、慌てて一歩、後ろへ下がる。ほら、やっぱり。もう時刻は3時を過ぎているけれど、きっといると思ったんだ。仕事が忙しくて休憩時間が遅れる人が。良かった、お湯、、、と思いながらあらためて相手の顔を見た時、私は心臓が止まりそうになった。

 「なっ、何なの、その顔!」

 最初は薄明かりの中で、はっきりと相手の顔も見えなかったが、段々と目も慣れてくる。男性は確か、総務課の…名前は出てこない。でも、顔見知りではある。ただ、私が驚いたのは、彼の顔が平安時代の美女のようにメイクアップされていたことだった。頬紅がなんて、赤いこと! まるでリンゴみたい。

 「あ~ぁ、とんでもない顔、みられたなぁ。俺、こういう趣味がある訳じゃないですから。出し物なんですよ、忘年会」

 「あ、あぁ、そうなんですね」

答えながら相手の顔をまじまじと見る。普段は稀に廊下で会って、会釈する程度。こんなに相手の顔をじーーっと見られるのも、平安美女に大変身しているからこそ、なのよね。何だか、可笑しくて、お互い顔を見合せながらケラケラ笑い転げた。

 「鈴木さんも着てみませんか? このミニスカ」

言われてみて、初めて相手の顔ではなく、下半身に視線がいった。

ミニスカ…。確かに短い。でも、これって、元々ミニスカートってデザインじゃない。体格がいい男性が着ると、こうなっちゃうんだろうなぁ。

 「俺が着るとレスラーみたいですよねぇ。鈴木さんが着た方が…」

独り言のように休憩室の出入り口に設置されている等身大の鏡に向かって喋る男性を はっとしたように私は観た。

私の名字、知ってるんだ。あ、ネームプレート見たのかなぁ。私も慌てて相手のネームプレートを確認しようと、鏡の中の相手の胸元を見る。あ、駄目だ。ミニスカ衣装に合わせてか、いつものワイシャツじゃなかった。

 「俺、ハマグリっていうんですよ、名前。30超えた今は、俺も真面目に会社員してますが、学生時代は都会で年上の女性や上司にもタメ口で話しかけてましたよ。あ、そうだ。イベントなんて、俺のお家芸って感じで、節分の日には、鬼の衣装を着て海苔巻き巻いたりしてましたっけ」

 面白そうな人だな。普段の『総務課』っていう、上層部で、近寄りがたい部署の人だと思っていただけに、いつも廊下で見かける人の印象がかなり違ってみえた。鬼の衣装だって。きゃはは。彼なら案外、似合うかもしれない。それに昔はタメ口? 信じられない。だって、綺麗な丁寧語で話すんだもん。私のような入社1年目の社員にまで、こんなに親切に。そんな印象を正直に伝えると、彼は笑いながら言った。

 「俺がバイトしていたとき。30半ばで学生にしかみえないパートさんがいたんですよ。俺、てっきり俺と同い年くらいだって信じ込んで、タメ口きいてたら、タメ口って何? って意味まで聞かれましたよ」

話を聞けば聞くほど愉快な人。時間を忘れて彼の話に聞き入っていると、急に彼が数回 瞬きした後、声を顰め、ちょっと遠慮がちに言った。

 「ところで、あの・・・。行かれます・・・か? 忘年会」

忘年会。実は欠席にしていた。その日の深夜までに仕上げなきゃいけない仕事があったからだ。

 「いいえ、あの…。仕事があって…」

口ごもりながら答えると、彼は小さく肩で息をして、「そっか…」といい、力なく笑った。

鏡の中の彼の背中と目が合う。

 「あ、でも。今日から仕事、2倍速で進めます☆ ハマグリさんの出し物、なんだか見なきゃ損っていうか、年を越せない感じ」

そういった瞬間、気のせいか、彼の背中がシュンと伸びた気がした。

 

おしまい

 

 

 みなしゃん、忘年会の出し物でお忙しい方、頑張って~ね☆ 恋は突然やってくるかも~です。現在、恋してない「すず」がいうので、何の保証もありましぇんが。

すず

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御感想ありがとうございます♪

2010-12-18 16:34:46 | Weblog
心がポッと暖かくなるすずさんの本『オージーメイト』
 
発刊を待ってついに送られてきたすずさんの本。
きれいに包装されていてクリスマスプレゼントをもらったような気持ちになりました。
表紙や挿絵もすてき。(もちろんゆうちゃんの絵も!)
私は、エッセイを横書きの本で読んだことがなかったので新鮮でした。

すずさん(ここではあえて“すずさん”としますね)の心の声に導かれながらさぁ~っとそよ風が吹き抜けるように読み終わりました。
なんだか不思議。
私がすずさんだったら同じように感じ、思うかも・・・と、途中から自分の気持ちとぴったり重なっていました。
わくわくドキドキするエピソード、息をひそめて(?)読みました。
積極的なんだけどシャイで控えめ。
あからさまでない、思いやりに満ちた気持ちのやり取りにぬくもりを感じます。
ちょっと小さめで柔らかい感じの活字も、とても合っていると思いました。

読み終えた本を閉じて、今度はこれまで自分が出会った人たちのことを考えました。
すずさんが出会ったフランス人の男性、中国系の女性、海軍のポールのような、
その時、“たまたま”の巡りあわせで出会った人たちのこと。
行きずりで1回会ったきりの人のことなど、
すっかり忘れていたけれど久しぶりに思い出し、
どんな出会いも思い出という宝物として心にしまってあったということにあらためて気づきました。
知らない人同士が、出会い、言葉を交わし、心を通わせるって、日常誰でも経験していることだけど、実はこの上なく素敵なことなんですね。

ちょうど今はクリスマスカードや年賀状を送る季節。
普段ご無沙汰していた方々のあの顔この顔を思い出しながら過ごすいい機会ですね!
すずさん、幸せを頂きました。どうも有り難う。   
   
    
    
コメント欄でもお馴染のPochiさんから頂いた感想です。
いつもありがとうございます。
実は最初の時点では、このエッセイは縦書きで校正を進めていました。(自分の希望でしたが)
途中で横書きになったのは、きっと英文がちらっ、ちらっと文面に登場するからじゃないかな~と思います。
>積極的なんだけどシャイで控えめ。実は全くその通りです
まだ、毎日ブログを更新していた頃、その日の出来事や相手とのやり取りを文字におこしていく過程で、描く人物(たとえ最初は苦手だと思っていた相手でも)に愛情を感じる不思議さを体感しました。文章で読むと、恋心にも似た感情に映るのですが、(男女問わず)決してそうではなく…。
「すずさんが好きな人が来てるよ!」と言われ、誰のことだか考えなきゃいけない日常って、誰に対しても好意的に接していられたわけで、(余程、相手が反発的で全く私を受け付けないという態度ではない限り) とても幸せな時期だったなと思います。
仕事、仕事で追いつめられた様に忙しく、ピーンと張った糸がふっと緩み、私に隙を垣間見せてくれたなって感じた瞬間。
「もうお身体の方は大丈夫なんですか?」
「大丈夫じゃない…」
「え~っ!」
でも翌日、肩の力が抜けたように心身ともに健康を取り戻して働いている姿を見た時。
目が合うと、にっこりほほ笑んでくれたとき。
良かったぁ~と「ほっと」すると同時に、自然体で支えていける人であり続けたいと思うものです。
その一方で、私も「すずさん、大丈夫ですか?」 「すずちゃん、頑張って…っていうか、あまり無理しないように」と、当時は複数の人に、いっぱい支えられました。
ずっと良き思い出です。
Pochiさんが寄せて下さったコメントのように、私も年末のこの時期、今では全く会わなくなってしまった人達を一人一人思い出しながら、きっと元気でいるよね と皆の幸せを願いつつ、新しい年を迎えたいと思います。
そしてー。
ブログで本を紹介して下さった、(投稿順から) ちえこさん、ぴのこちゃん、みえこさん。
心からありがとうございます。購入して頂けるだけでも有難いのに、作者自身が学ぶことが多い感想に大感激です。
皆さんのブログは、こちらです↓
是非、遊びに行ってみて下さいね♪
goodbook出版からの新刊 千恵子さんのブログ。

http://ameblo.jp/crayon-club/page-2.html#main ぴのこちゃんのブログ。

http://blogs.yahoo.co.jp/yumemiruhuusen/63462548.html みえこさんのブログ。

他にも金野仁美さんから嬉しいメッセージと本の感想を頂きました。個人メールですので、ここで全文を御紹介出来ないのが残念~。

後日、ご自身のブログで紹介して下さるそうで、楽しみにしています♪

http://ameblo.jp/new-fullmoon120/day-20101218.html 追記です!! 金野仁美さんのブログ。

皆さん、本当にありがとうございます!!!

まだまだ、発売になったばかり。

勇気ある方は、ぜひ、手に この本をお取り下さいね。

追伸:日本人では、トオルと雄一朗も登場しますので☆ 知り会ってトオルは17年。雄一朗は15年だよっ。嘘でしょ?って感じです(爆) イラストの挿絵を描いて下さった「かとう綾子さん」ともシドニーで知り会って10年以上のお付き合いです。出会いに感謝☆

すず

Comments (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Goodbookという出版社と、著者と読者が繋がるとき

2010-12-08 15:33:07 | Weblog
 
先日、ある場所で Frank Yoshidaさんの本、「離れられなくなっちゃう」の感想を書かれたPochiさんの文章が目に留まりました。
Frank Yoshidaさんは作家であると同時にECC外語学院でも著名な英語講師であり、PochiさんとはFrank先生を囲む会とでもいうのかな~? そんな御縁でネットを通じてお知り合いになりました。
私のブログへも遊びに来て下さり、何度も心温まるコメントを頂いております。
そんなPochiさんの感想文に感銘を受けたので、全文、こちらにご紹介させて頂きます♪
出版社と、著者と読者が繋がるとき。
素敵な何かが始まるんですね!
以下、PochiさんとFrank先生のやりとりを御紹介します☆
 
 
Pochi
昨日仕事から帰ったら、郵便受けにお待ちかねの『離れられなくなっちゃう』が届いていました。
すずさんの新刊本『オージーメイト』と二冊注文したのですが、こちらは

「12月8日刊行になりますのでお楽しみにお待ちください」

ということでしたので、後日のお楽しみに・・・・

まだ振り込みもしていないのに一気に読ませていただきました。(私は本は好きな方で、常に読みかけの異種類の本が何冊かありますが、どれも少しずつ読むので、一気にというのは久しぶりです)

ほんのりとした余韻の残る物語・・・心理描写も情景描写も絶妙で、すぐ横で主人公を見守りながら一緒にドキドキしたり、心配になったり、同感したりと、ドラマを見ているようでいて、もっと主人公に寄り添った感覚でどんどんストーリーのなかに引き込まれて行きました。だから読み終えても余韻が残るんですね。

40代の男性なんて、これまで外側から接したことしかありませんでしたが、大人の男のプライドやキャリアを除いた心の内側って、いじらしいほどに純粋なのね と、これは女性読者としては新鮮な発見です。
「男はいつまでたっても子供」  神様に祈るところなんてホント、愛おしいです。

特に印象に残ったのは「男の思い遣りとは・・・」の主人公の考え方と「男を理性に戻すのは男自身ではなく女性なのだ」というフレーズ。

女性はやはり「理解してほしい」「わかってほしい」という願望が強いので、男性がそういう考え方をすることがあるのを知っていた方が、お互いを理解するのにいいし、なんだか気持ちが楽になりますね。

それにしても、男性の描く女性は魅惑的ですね。息遣いや声まで聞こえてきそうです。
一方で、えこひいきもありますね。寛子とクリーニング屋の女店長の差と言ったら!
女店長に近い私のひがみかな?

最後に一つ不思議に思ったこと。
関西が舞台なのに会話に全く関西弁が出てこないのは意図的ですか?
その分、“筋者”のお兄さんのセリフがリアルでパンチが効いていましたね!
 
Frank先生のお返事
Pochiへ
 ご購入頂き有難う御座います。心よりお礼申し上げます。Pochiのコメントに驚いたと同時に、とっても嬉しかったです。作家として大先輩のPochiに、こんな物言いをすると叱られるかもしれませんが、「さすがだ!」と思いました。私がこの作品で読者に一番気づいて欲しかったことを、言い当てられたからです。感動しています。
 寛子と女店長への扱いの差ですが、これは心地よい距離感を無視して相手の懐に無理やり入ってくる人へのイエローカードです。
 関西弁の件も正直なところ、ドキッとしました。私は根っからの関西人ですが、テレビのドラマで俳優が喋っている関西弁や、吉本興業のタレントがバラエティーで喋っている関西弁が嫌いで、関西弁を文字にするのが嫌でした。good old daysって言ったら、年寄り臭く聞こえるかもしれませんが、昔の関西弁はもっと品があってよかったです。私の電子書籍の『税金兵衛』はその当時を振り返った作品です。
 バイクツーリングでPochiさんの近くにいくことになったら、是非、お会いしたいと思います。改めて拙作への素晴らしいご指摘に感謝致します。―Frank Yoshida
 
Pochiさんのお返事
実は私は普段、ほとんど小説は読まないんです。
学生時代はそれなりに読んだりしましたが、最近ではエッセイか、興味や必要のある分野の本が中心です。
情けないことに、仕事のある日は夜眠くなってしまって、読書があまり捗らないんですよね。
だから、区切って読める本が都合がいいということもあるんです。
幸い図書館が近いので、興味のある本はすぐにインターネットで予約して取り寄せ、面白かったら読む、期待はずれだったら返す、と気軽に贅沢に利用しています。

なので、久々に小説を自分で買って夢中で読み耽ったというわけで、新鮮で楽しかったです。
ずらずらと書き連ねた私のコメントに過分なお言葉を頂いて恐縮です。有難うございます。あ・・・それに私は、作家ではなくしがない主婦です。こちらこそ、本の著者から直々にコメントを頂けるなんて光栄で嬉しいです。

女店長の件は、もちろん差があるから面白いんですよ~! 女店長まで美人で妖艶だったら男性読者は惑うし、女性読者は立つ瀬なくて困りますもの。

ところで、goodbookって、すごい出版社ですね。1冊からでも送料は無料、振込手数料も無料なんて会社、他に聞いたことがありません。
真に面白く良い作品を多くの人に読んでもらおうという意気込みを感じました。

 

 

 

編集長、良かったですね。 

1時間程前、私の自宅に新刊が遂に!!!届きました。

Pochiさんのお手元にも届いたでしょうか? それとも明日かな?

Pochiさんをはじめ、ご予約頂いた方、心からありがとうございます!

いつか、皆さんのお手元にも置いて頂ける日がきますように。。。 



夜勤に備えて今から1時間ほど、横になるつもりの・・・すず
Comments (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする