日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

ワクチン接種1回目の翌朝🌞

2021-07-31 06:12:34 | Weblog

 昨夜は、早目に寝て、今朝5時40分に検温してみました。

36.3度! 朝の平熱です!

腕の痛みは昨夜より増したものの、食欲もあるし、今のところ体調に変化はありません。

バンザーイ✋ (お婆ちゃんってことかな?とも思いますが、今の自分と同じ年齢だった祖母のことは「おばあちゃん」と呼んでいたし、これ以上の副反応はなくていいです。(≧▽≦))

 

 ...と言う訳で、安心して今日、仕事へ行ってきます。

 

 福岡も感染者が急増しており、300人を超えているってことは、緊急事態宣言を出しても良い状態…

 アーチェリー日本初の金メダル! NHKハイライトを見るのが日課になっています。

競泳男子、荻野選手と瀬戸選手のフィニッシュした際の笑顔がとても印象的でした。

前日の荻野選手のインタビューに...じーんとして。二人で泳げる機会を神様に与えられた... それぞれに苦労があって迎えた、「この時間」思いっきり泳いでベストを尽くし、最後は笑顔で終わる... ライブで見れなかったことが残念ですが、良いものを見せて頂きました。まさに「感動をありがとう」です。

 

 では~✋ Have a nice weekend!

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小さな王子 サン・テグジュペリ

2021-07-30 18:12:31 | 読書

 昔懐かしいイラストも掲載されています~

子供の頃に図書館で読んで以来です。大人になって読むと、あぁ、こんなことが書かれてあったっけ?と思うところも。

例えば、むか~し、フィリピンの友人が、こんなことを言っていました。

Things of real beauty are not only the things eyes can see, but heart can feel. この先は、自分にだけ言ってもらったので、ここでは省略しますが、『星の王子様』というタイトルで読んだ、あの本の中にも、同じ価値観が表現されていたんだな~と。

本当に大切なことは、目でみえない。心で探すもの。

誰でも ”かつては子供” だった訳ですからね💕

 

 裏表紙にも説明があります。原作はフランス語。英語役は、The Little Prince

確かに、小さな王子、ですよね。それでも『星の王子さま』とは、上手く訳したなぁと思いますが。

 他にも2冊、読み終えているのですが、感想の方が追いつかず...オリンピックを深夜まで見ている状態です。ブログ巡りもなかなか出来ずにいます…(´;ω;`)ウッ…

  グリーングリーンな野菜たっぷりスープ

作ったのは、今日ではありません。実はワクチン接種1回目の日でした。接種に備えて野菜を補給。或は、接種当日は何もしたくないので。

🍅缶を入れて、トマトスープにしました。

接種からまだ、1時間半しか経過していないため、今のところ、何の変化もありません。

接種した際、チクリと痛かっただけです。接種前の体温が36.7度だったので、平熱からして、ちょっと高め。

明日、仕事の予定なので、微熱程度なら、原因は分かっているので、通常通り、仕事へ行こうと思います。

 

では、ごきげんよう。

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夢を諦めたくない ~東京2020ヴァージョン~

2021-07-27 21:46:47 | Electone & Piano

夢を諦めたくない

作詞:kencyan 作曲:Yoki 編曲:Mayumi(Suzu)

先日、kencyanさんが作詞し、Yokiさんが作曲&歌われた曲を 今回はThe Tokyo Olympicsのイメージで編曲してみました。 原曲に敬意を払いつつ、一部、メロディーをアレンジし、ファンファーレっぽく、盛り上げるイメージで演奏してみました🎵

皆様、お忙しい中、コメントをありがとうございました。

皆でJAPAN 世界各国の選手を応援しましょう👍

 

帰宅後、皆さんのコメントを読み、インスピレーションを感じたので、咄嗟に弾いてみた次第です。部屋着じゃなくて、もっとマシな服装で弾けば良かった...😢

なでしこサッカー見てます。1点入れましたぁ~

頑張れ、日本!

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「夢を諦めたくない」作詞:kencyan/作曲&歌:yoki/エレクトーン伴奏:hetappi-babaさん #オリジナル

2021-07-27 01:39:32 | Electone & Piano

 帰宅後はオリンピックです。

 まず、柔道。大野選手の五輪2連覇。試合後のインタビューで、苦しかった胸の内を明かされました。賛否両論で(どちらかといえば、反対派が多い中)開催された五輪。あらゆる意味で苦しかったでしょうね。すべてのアスリートの気持ちを代弁しているように感じました...

 体操団体決勝

ロシア1位、中国2位、追う展開の日本。3点の差は大きいなぁ...と思いながらも、ハラハラドキドキしながら観戦。最後は0・103差まで迫った日本団体銀メダルは、最も金に近い銀。18歳、19歳と若い世代が育ち、堂々と最後まで演技する姿に、頼もしさを感じました。(私と同世代のおばちゃま達は、息子たちよ~ よくやった!と思った人も多かったかもしれませんね?)

 卓球混合ダブルス

遂に、中国を破り、日本初の卓球金メダル! おめでとう~~~~

 

 その他の競技はライブでは観ることが出来なかったため、ニュースやハイライトで観ました。

 

 

「夢を諦めたくない」作詞:kencyan/作曲&歌:yoki/エレクトーン伴奏:hetappi-babaさん #オリジナル

 

 こちらは、fumiel-shimaさんのブログを通じてお知り合いになった、kencyanさんが詩を書かれ、Yokiさんが作曲し、演奏、編集までされた動画です。詳しくは、Youtube動画にYokiさんが詳しく書かれているため、私は割愛しますが、オリンピックの時期にピッタリな楽曲です。

 黙っていようかとも思ったのですが...微力ながら、私もエレクトーン伴奏で、参加させて頂きました。

(2番からです) Yokiさんには動画編集を含め、大変お世話になりました。ありがとうございます

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五輪三昧の一日☆彡

2021-07-25 23:24:23 | Weblog

 今日は一日、テレビの前であらゆる競技の選手を応援。

バトミントン、卓球ペア、ソフトボール、水泳、柔道、そして夜はサッカー男子。メキシコに先制し、途中まで2-0とは、やるではないか! 惜しくも失点し、最後も結構、相手に翻弄された感があるものの、2-1という結果は立派。大興奮

 スケートボード(ストリート)という競技は生まれて初めて見ていて、階段のてすりから滑ってくるのには、仰天してしまった! なんてことが出来るんああああああああ! とても人間がやることとは思えない。堀米雄斗選手は、6位から順位を上げ、この種目の初代金メダルに輝いた。おめでとうございます!

 バトミントン桃田選手の余裕あるプレーに驚き、水谷&伊藤美馬ペアの緊迫した展開には、最後までドキドキした。何回、マッチポイントが... ドイツペアも凄かった!

 そして最後に、柔道。 柔道の阿部一二三さん&詩さん兄と妹の二人揃って金メダル。見ていた自分の方が、戦っているかのように、身体が左右上下に揺れた... 

「寝技だぁ~~~あと10秒! ホイッスル(ご~んという中国の鐘のような音!)まだ?」

などと、気付けば独り言。 詩さんの表彰式だけライブで放送されたので観ることが出来た。この五輪で自分が見る、初の日の丸。メダルがすべてじゃないと思いつつも、やはり嬉しいものだなぁ...

We are the Champion Queen

 

報知新聞社より、以下、抜粋

 

◆東京五輪 柔道男子66キロ級決勝、女子52キロ級(25日、日本武道館)

 柔道の阿部一二三(パーク24)と妹の詩(うた、日体大)が、日本史上初の「兄妹同日金メダル」を達成した。ともに初出場の五輪で、それぞれ男子66キロ級、女子52キロ級を制覇。日本のお家芸で、世界最強の兄妹が誕生した。詩は「兄もしっかり優勝してくた。家族一丸でつかんだ金メダルだと思います」と喜んだ。

 表彰式ではまず詩が表彰台の一番高いところに立った。掲揚される日の丸と、場内に流れる君が代。右手を胸に当てて、見つめた。続いて、妹が立ったところと同じ場所に兄・一二三が立ち、金メダルを首にかけた。

 2018、19年世界選手権王者の詩。昨年2月、代表に初選出された際には「私が東京五輪で優勝して、52キロ級で初めての優勝者になるというのは一番目指しているところ」と語っていた。日本の男女14階級で唯一五輪の優勝がなかったのが、女子52キロ級。今年5月のグランドスラム・カザン大会では、4試合をオール一本で勝ち優勝するなど、日本の第一人者として力強さを増していた。

 兄の一二三は昨年12月、丸山城志郎(ミキハウス)との史上初のワンマッチ代表決定戦を制して切符をつかんだ。丸山との決定戦は、24分にわたる死闘。「やっと夢へのスタートラインに立てた」と、男泣きで初の代表権をかみしめていた。五輪3連覇の野村忠宏氏に憧れはじめた柔道。身上としていた「相手を投げて一本を取る柔道」で、世界をとった。

 兄は、兄妹での代表を決めた後には「「やっと、2人で『金メダルを取ろう』とはっきり言える。誰もが経験したことのない試合を通して、さらに強くなれた。東京五輪は2人で一番輝く舞台にしたい」とコメント。詩も「2人で一番の目標としてきた舞台」と語っていた東京五輪で、大きな花を咲かせた。

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愛の年代記 塩野七生

2021-07-25 05:35:14 | 読書

 昨日の福岡は、自分にとって体感温度が最も暑く感じた日でした。暑すぎるので自宅からお弁当は持参せず、コンビニまで片道10分、往復20分歩いた訳ですが...。休憩時間の午後12時は、お天道様が頭上に燦燦と輝き、道路にはわずかな影しかありません。そんな中を日傘もなく歩いたものだから、両腕がじりじりと、焼かれているかのような感覚でした。立派に日焼けしましたわぁ~ わずか20分で、ビーチへも行ったかのよう。日焼け止めクリームも何もしていない肌が... 迂闊でした。

 

 さて。職場の休憩室でお弁当を食べ終わった後は、『愛の年代記』の続きを読もうと、ページを開きました。塩野さん初期の頃の短編作品集です。タイトルにあるように、男女の愛に関する小話を集めたもの。舞台はほぼルネサンス時代の都市国家。小国が多いかな。この中のいくつかは、のちに書かれることとなる大作の中でも描かれており、「知ってるなぁ」と思うものもありました。

 たとえば...。『ヴェネツィア共和国、フィレンツェ共和国、ミラノ公国、ナポリ王国といった強国の次にくる中小国の筆頭、フェラーラ。エステ家(長女はマントヴァへ嫁いだ女性政治家イザべッラ。長男は公爵となったアルフォンソ)の兄弟が一人の女性を巡って争い、弟ジュリオはもう一人の弟フェランテと、二人の仲間と、兄イッポーリトの「暗殺計画」まで立てるが、事前に漏れて失敗。その後、兄弟二人は塔に閉じ込められたまま50年を過ごすことになる... ようやく外へ出てきた男の服装を見た庶民は驚いた。80歳になった老人ジュリオが着ていた衣装は、ちょうど半世紀前に流行したものだったから。自由の身も長くは満喫できず、2年後に他界...』

 こうした寒くなる話が多く収録されているのです。その中でも私が最も寒くなった話を読んだのが、丁度、ジリジリの🌞の下を歩いて戻った直後に読んだ話でした。タイミング的には良かったですね。

 20世紀に入った後も、イタリアでは古い建築物の改装工事をすると、壁の中から白骨体が見つかるらしいです。壁の中から白骨体ですよっ! それまでそこに住んでいた人達は、何も知らずに白骨体と同居していたことになるではないですかぁ~! これだけでも仰天ものです。 壁を崩したら、🐭ねずくんが死んでた、とは訳が違うのですから。

 例として、1つだけ上げるとこういうことです。当時は厳格なカトリックがイタリア半島を支配していた時代。1300年代後半のローマでは、結婚した婦人が他の男と浮気をすると、その場で夫に殺されてもおかしくない時代でした。そんな時代の二人、40歳を過ぎたフィリッポ伯(傭兵隊)と、二十歳の若い妻、イザベッタのお話です。

 

 『傭兵隊だった夫が他国へ行くことが多かったことを理由に、妻が若い男と通じてしまう... その噂は、なんと戦場にいた夫にまで届いていた。帰国した夫は、妻の寝室で何も着ずに寝ている二人を目撃。男はそのまま別室へ連れていかれ、首には縄が。隊長は男に椅子に立つように命令、言われるままに従うと、椅子が外された。

 夫の妻への復讐は、もっと凄まじかった。妻の両腕と首は壁に固定され、夫の命令を受けた部下によって、妻の口は大きく開かされた。ペンチで歯を一本。凄まじい悲鳴が木霊した。また一本...すべての歯が抜かれ、周囲に投げ捨てられた。血の海となった口の中へ、今度はパンが無理やり押し込まれる。食事はパンと水が一日に2回。そうして数日間、夫は全く妻を自由にしなかったため、排泄物は垂れ流し。遂に妻の両手と首は自由になり... 別室へ連れて行かれたが、その部屋の壁のレンガはくり抜かれてあった。

 この壁を見た妻は、自分の運命を悟ったらしい。命乞いをしたら、全く聞き入られず壁の中へパンと水と共に押し込まれた。再びレンガが積まれ、元の壁となった。

 夫は屋敷を捨て去る。 その後、全く連絡を取れなくなった妻の実家の人達が、訪れてみると、屋敷はもぬけの殻。抜かれた歯が散らばり、首吊りされた男を見た親族は、何が起こったか納得した。その後、井戸の中まで入って女性の遺体を探したらしいが、結局、見つけ出すことが出来ずに終わった...』

 

簡単にあらすじを書けば、こういうお話。真相が明らかになるのは、ずっと後の時代。改装工事で。背筋が寒くなるには充分ですね。

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東京オリンピック開幕!

2021-07-24 19:45:59 | Weblog

 今日は仕事でしたが、昨日、一昨日は休み。夜8時には、しっかりテレビの前。オリンピック開幕と共に、「これだけ感染拡大しているのに五輪なんて...」と言っていた自分は何処へやら?

開会式前のゴタゴタにも関わらず、あれだけ凄いセレモニーを見せられるとですねぇ。

「へ~ すご~い! 何? 動画かと思ったら、人間3人で、次々とオリンピック種目のロゴマーク(なんて言っていいのか?)を作っていくんだ。 波が面白いなぁ。手に持ってる!これは陸上で...これは水泳だね。んで、これはアーチェリーかな?

上機嫌で、見ていました。ついでに朝ドラ「エール総集編の子供編のみ」翌朝、仕事でなければ、そのまま見続けていたかもしれません。

 

 ...と言う訳で、すっかりオリンピック好きの日本人に戻っています。どの国も応援したいです。

 帰宅後は、シューズ洗い。16時半に干したので、乾きませんが、明日一日、休みがあるので。🌞明後日までには、乾くでしょう~

 依頼された『宿題』も窓を閉めて行いました。蝉が鳴くので... 自分に出来る範囲で頑張りました。

 明日は、朝からオリンピック観ます。

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遠い山なみの光 カズオ・イシグロ

2021-07-23 07:42:04 | 読書

 カズオ・イシグロ。 その名は、ノーベル文学賞を受賞したことで初めて知ったわけですが、偶然、図書館で彼の書籍が目に留まり、読んでみました。読み終わってからすでに1か月近くが経過しており、本も当然、手元にはありません。なので、印象だけを述べてしまうことになると思います。

 全体的に、会話文が多く、とても読みやすいです。英語からの翻訳で、ここまで読みやすいのは、翻訳家の力もあると思いますが、当然、作者であるカズオ・イシグロさんが、ヘミングウェイ・タイプだから? 遂、これもあれもと情報提供しがち。会話文だけで、主人公たちが置かれた境遇等を悟らせる! また、夢診断のフーコーじゃないけれど、対話で自分自身の心の奥底に隠れた疑問や不安を浮き彫りにする… 見事じゃないですか!

 ただ、日本人女性は、特に戦前の日本人は、ここまで露骨に、

「いいのよ、何でも知りたいことを質問して。あなた本当は羨ましいのでしょう」

みたいなことは言わないなぁ。悦子と母娘との、かみ合わない会話も、一般的には ”心の中のつぶやき” であることが多いと思う、そこを会話で聴かされる読者である私。ここだけが少し違和感がありました。

 

 カズオ・イシグロさんは、日本語は全く読み書き出来ないようです。どうして両親は教えておかなかったのだろう。いくら子供の頃、海外へ移住し、そこで暮らしたとしても、母国語、自分のルーツである言語を知らないでいるなんて、自分には堪えられません。絶対に、親に教えてくれ!というと思うなぁ。せめて日本から取り寄せた本でも与えていれば…余計なお世話でした。

 英文学として、原作を読むのであれば、違う印象を受けたのでしょうね。つい、日本人と思うからいけないのか。

 この本を読んで、思い出した本があります。

自宅の本棚から、探してみました。 ハリーポッターシリーズや、ソフィーの世界、シドニー・シェルダン、「地球の歩き方」オーストラリア編とバリ・インドネシ編も! 現地で大活躍でした~ 眺めるだけでも旅した気分が味わえるので、このシリーズ好きです。今も出版されているのかな。

 横道に逸れてしまいましたが、日本の芸者について書かれた小説。

 これは映画化もされ、オーストラリアの映画館でも観ました。主役はYuki Saitoh 見事な英語でビックリしたっけ。芸者の世界は知らないものの、芸者さんが読めば、ちょっと違和感な所もありそう。自分も当時、そのように感じた部分もあったと思うのです。でも、英語だから気にならない... 

 イシグロ氏の小説も、同じなのかな、と。英米文学として評価され、ノーベル文学賞を受賞。そう思わなければ、現代の日本にだって、石田衣良さんや林真理子さんを始め、ノーベル文学賞受賞にふさわしい日本人作家、いくらでもいるのに...と思ってしまいまして。何も村上春樹氏だけじゃないわ~と。

 ほんとは、これを読み直してから、感想を書こうと思っていましたが、どうも時間を取れそうにないので。

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チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷 塩野七生

2021-07-22 20:36:34 | 読書

 塩野七生ルネサンス著作集(3)

 塩野さんが30歳の時の長編作品です。「ルネサンスの女たち」を出版した後、今度は新潮社の若い編集者から、「ルネサンスの女たち、読みました。他の女性たちを書いてみませんか?」と声を掛けられたそうです。 ただ、他の女性となると、準...となるため、いい男を書くのはどうか?と塩野さんが提案。選ばれたのが、チェーザレ・ボルジア。

 ただ...日本では、この名は余り知られていない。そこで、人物名だけのタイトルではなく、かと言って、副題でもなく、「あるいは優雅なる冷酷」と付け足したそう。 これは読者としては本を選ぶ上で、成功だな~と。面白そうだなと感じたのは、あるいは~以降があったからでした。塩野さんの著書となれば、今では、何でも読みたいと思う私ではありますが。

 

 これ以降、感想~☆彡

 これまでにも、何度か彼について書いた通り、父はロドリーゴ・ボルジア のちの、法王アレッサンドロ六世。妹に、ルクレツィア。弟は二人いて、ホフレとホアン(2代ガンディア公)腹違いで、1歳違いの兄、ペドロがいたが、チェーザレによって、殺されている。父の寵愛を受けていた、この長男の死は、父である法王を悲しませる。徹底的に怪しいと思われた人物たちを調べ上げているが、途中で、捜査を打ち切った。 理由は、言わずもがなチェーザレが関わっていたと知ってしまったから。

 彼に関する残忍な行為は数限りなくあり、それは、スカートの裾の、あの妹であるルクレツィアも同じ。フィレンツェの外交官として、交渉に臨んだマキアヴェッリは冷酷なチェーザレの中に、「君主をみた」のだった。引退後、『君主論』が生まれる。

 以下、私が思う、チェーザレが成し遂げた偉業?をいくつか紹介してみると、

 まず、徴兵制度を始めたこと。 これはギリシアの都市国家でも無かった。ギリシアでは、税金を納める代わりに身体で参加する、という形であり、後にそれが職業となり... イタリアの都市国家でも、軍に参加する兵は、主にお金で雇われた人たちだった。 それを義務に変えた点が新しい。国のため、となれば、士気もあがっただろう。最初はルイ十二世に貸してもらった軍や、金で雇われた隊長率いる軍に頼っていたらしい。唯一の例外が、ヴェネツィア共和国の海軍で、自国の市民しか使っていない。

 次に、パトロンと芸術家の関係ではなく、同志としてレオナルド ダヴィンチを迎えたこと。お抱えではなく。50代になっていたフィレンツェ人のレオナルドダヴィンチは、祖国を捨て、ミラノの公爵イル・モーロの許へ。没滅と共に、ヴェネツィア共和国へ。そして自分の国を始めから作らねばならないチェーザレの許で、都市計画に取り掛かる。城塞や城壁の完備、町の整備、警備、道路の建設などの国土計画。まるで古代ローマだな...。芸術家とばかり思っていたレオナルド・ダヴィンチの違う顔をチェーザレを通じて知った次第。

 最後に、イタリア統一。ギリシア同様、ルネサンス時代のイタリア半島には都市国家はいくつもあったが、イタリアはなかった。初めてイタリア統一という偉業を成し遂げようとした男がチェーザレ・ボルジアだった。ただ、それは彼の野望によって。マキアヴェッリが彼に「君主」を見出したのは、塩野さん曰く、

「マキアヴェッリの理想は、チェーザレの野望と一致したのである。人々がやたらと口にする使命感を、人間の本性に向けられた鋭い現実的直視から信じなかったマキアヴェッリは、使命感よりもいっそう信じられるものとして、人間の野望を信じたのである」 (215ページ8~12行から抜粋)

人間観察が鋭いマキアヴェッリらしいものの、ちょっと虚しい気も... そして、ここまで書いてきて、ふと思ったこと。戦国時代の武将、織田信長と共通点が多い気が。目的を果たす為なら肉親をも殺めたこと。食われる前に食う。妹や弟を利用した政略結婚。残虐行為で人々から恐れられたこと。楽市楽座など新しいことを始めたこと。そして恐らく野望による天下統一。夢半ばで倒れたこと...

 どう思われますか?

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僕の素敵な君はファイヤーレディ 作詞 kencyan 作曲・唄・ギター演奏「じいじ」

2021-07-22 11:22:27 | Weblog

僕の素敵な君はファイヤーレディ 作詞 kencyan 作曲・唄・ギター演奏「じいじ」

「昨日オリジナル曲「僕の素敵な君はファイヤーレディ」を掲載しました。お暇な折聞いて下さいませ。作曲・唄・ギター演奏「じいじ」です。」 ...というコメントに今朝、blogを開いて気付きました。

作詞家、kencyanさんからのお知らせをみて、早速、聴いてみました。  素敵だな~と思ったので、咄嗟にエレクトーンの電源を入れ、主旋律の音を取り、メモ。

🎷サックスで弾いてみました。まだ朝早いので、(日中は気温上昇のため、この部屋は使えず...。)慌てて録音1回。 

じいじさんのギターと歌、入ってるかなぁ。ドキマギでしたが、(御本人は全く知りませんし、実際のところ、交流もないのですが💦)そーっとアップします。

今、聞いてみると、なんと 蝉の大合唱が入ってる!Σ(゚д゚lll)ガーン

だから夏はエレクトーン弾けないんだよなぁ。 蝉とコラボの巻、でした...。💦

 

どのアングルから描こうかな~とつい、思ってしまいますねぇ。

 

 我が家のカノコユリ

 日曜日に描いてみました。

 向きが違うのですが...

 ほんとは、こうですね。

ちょっと寂しい気がしたので、夏空を入れてみたんです。

母曰く、「何もない方がいい」「いや、やっぱり空もあった方がいい」

どっちよ!?

 

オリンピック。

昨日9時試合開始のソフトボール。

仕事中でリアルタイムでは全く見れませんでしたが、お昼休み、どうなったか気になって休憩室のテレビを観て、感動的な勝利~

2大会、ソフトボールがオリンピック種目から外され、ようやく迎えた日。

色々な意味で、辛かっただろうし、試合ができる喜びを誰よりも感じた選手の皆さんだったのかもしれません。

オーストラリアも第二の故郷なので、ダブルで気になる試合でした。

オーストラリアチームもいいですねぇ。園児たちとの交流の様子など、素敵なお話。

コロナさえなければ…と思うと悔しい気もしますが。

 

なでしこジャパンも、試合開始すぐ、先制点を入れられ、どうなるかと思って見ていましたが、同点に追いついてくれて... 大和撫子の大活躍。嬉しい、うれしい1日でした。

 

迷った挙句、ワクチン接種、30日(一週間後)1回目を受けることにしました。

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