今夜は仕事が終わった後、久々に映画館へ☆ テルマエ・ロマエ以来の映画鑑賞です♪ テルマエはストレス解消に~日常を忘れて思いっきり笑いたいっ!! と、出かけて行き、実際、期待以上に大いに笑った映画でした。 そして今回、選んだ映画は 「あなたへ」 これも違った理由で「絶対に見逃したくはない映画」です。
高倉健主演の「あなたへ」 私にとっては地元である北九州市、しかも私が市内で最も好きな場所、門司港で撮影されているってことで、期待大で観に行きました。 やっぱり地元で撮影されていると聞けば、すごく気になりますよね。 門司港駅は9月に解体工事が始まります。老朽化が進んだ門司港駅を一旦、解体し、再び元の姿に建て替える計画です。 …ということは門司港駅も今が見おさめ。再びレトロな門司港駅に出合えるのは数年先…作業が始まる前に もう一度、門司港へ行けるかなぁ…
富山で始まった映画の舞台は、飛騨のキャンプ地、大阪の街中、阪神が優勝したシーン…あっ、もしリーグ優勝ならば、これはホークスと日本シリーズを戦った年のお話かしらん!? 想像は広がります。
高倉健は亡くなった妻の「生まれ故郷である長崎県平戸の海に散骨してほしい」という遺言を実行するため、富山から長崎までドライブの旅に出ます。 途中、「イカ焼き」 …いや、違った(笑) 「イカ飯」の店頭販売のため全国各地を回ってしている男性(スマップの剛くん)と出逢い、ひょんなことから手伝うことになります。 イカ飯の販売シーンなんて、そう、デパートで行われる「全国うまいもの市」そのもの、、、です!! 私の絵本「ボクらのこころは なないろきんぎょ」のイラストを描いて下さった井川誠一さんの弟さんが、大阪を拠点に 「イカ飯」ではなく「イカ焼き」を販売し全国を回っていらっしゃいます。 あの時の『出会い』を思い出さずにはいられませんでした。 旅ってほんと、不思議です。 映画のシーンでも出てきますが、『旅と放浪の違いは何か』 皆さん、何だと思いますか? 旅は帰る場所があるが、放浪には無い…成程…と思いました。 ビートたけし氏もいい味を出していました。 自称、国語の教師。 高倉健との別れの場面は意外過ぎて呆気にとられましたが…ここではこれ以上言いません。映画の中でのお楽しみに。
旅のシーンもいよいよ山口県下関へ。 おお~下関だ。見慣れた場所だ。関門海峡だ~ とテンションアップ!! 門司港のシーンなんて、目を皿のようにしてスクリーンの端から端まで眺めまわしましたよ。 ラストシーンも門司港。 ここで感動的なシーンが展開されます。個人的に好きな俳優の一人である佐藤浩市と高倉健が門司港で語りあうシーン…言葉は少なく、人生は深く… 名優の二人だからこそ…のシーンでした。
一期一会…人生って…それぞれに深く味がある。そして時は止まることなく流れて行く… 素敵な映画でした。
P.S. エキストラには数多くの北九州市民も参加した模様。 最後に撮影協力企業等、流れますが、その中に 「北九州市のみなさん」という文字を見つけ、思わずにんまりしてしまいました。