【下々の下子さんの意見書Ⅱ】作詞作曲:すず 作品NO.69
【海月の恋】映像編集:Shinobu san 作詞作曲:すず オリジナル曲 @shinobu.n
エレクトーン演奏による(いつもの)作詞作曲編曲:すず
映像:Shinobu.n.さん
『人魚の眠る家』著:東野圭吾
プールで事故にあい、植物人間状態になってしまった小学生の娘を巡り、離婚する筈だった夫婦が、別れずに娘のために生きる道を選ぶ…
私は臓器提供すべてに 〇をしているので、(健康保険証)もし、脳死になれば、火葬されて、骨になっておしまい、よりは、誰か、命ある人の役に立って欲しい、と思う人、、昔から…。
それぞれの立場から読ませる筆力は凄い!
考えさせられる小説です。
『ネバーランドNEVERLAND』著:恩田陸
久々に読む、スリリングな学園物でした!
男子高校生4人、それぞれに問題を抱え、内、3人は寮生活を送っているのです。
朝ドラじゃないけど、スンとして。周囲の顔色を窺って。自分を出し過ぎず、浮いたりせず、無難に過ごすため…?
そんな彼らが 冬休みとなり、殆どの寮生たちが、実家へ戻った後、彼らだけで自炊して過ごすうちに、段々と自分と向き合うことになり… 良書です👍
大人も若者も変わりはしない、自分たちもそうだったじゃないか、と遠い昔を思い出したりしました。
『月のしずく』著:浅田次郎
いずれも、日本が舞台の短編集でした。結婚を諦めた男がある日、突然 男と喧嘩別れした美女を背負い、自宅まで連れて帰って世話をして…
狐が化けて出たんじゃないよね?なんて…違いますが💦
なかなか、心情を描くのが上手い作家さんなので、短編でも長編を読んだかのように感じさせられます。
『紫蘭の花嫁』著:乃南アサ
最後に、最後の最後まで、犯人は誰なのか、どういう展開になっていくのか、先が読めなかった小説!
単なる推理小説ではなく、登場人物一人ひとりを丁寧に描かれているため、自分の身に起きた事のように感じられるのです。
ラストには… もう、あっぱれ!としか、いいようがない。
事件は解決した… 筈だったのに… これ以上書くまい。
とにかく、読ませます。先が知りたい! 久々に恐怖を感じつつ、ドラマを観ているような感覚に陥った小説でした。
そして、今、現在、読書中なのが、こちら。
同じく、乃南アサさんによる 『地のはてから 上下巻』
今、下巻の100ページ目あたりです。バス通勤のため、往復する際と、ヴァイオリンレッスンへ行き来する際も、バスの中で読んでいます。それだけでも、結構、夢中になってしまうというか、読めるものですねぇ。
蝦夷地を開拓し、貧しいながらも家族で生きる… 途中、主人公は奉公先でも苦労するのですが…
激動の時代、大正から昭和へ~ そんな時代を懸命に生きた女性の物語。
この先、どうなっていくのか、楽しみです。
昨年末くらいですが、音楽関連の書籍も3冊ほど、読んでおりました~
フジコヘミングさんが亡くなられ、とても残念でしたが…
92歳で現役ピアニストの方が書かれた自伝です。
弾けもしないのに、ギターの本も借りて読みました。副題に、50歳からの~とあったので。
結局、ウクレレでいいや~となっておりますが💦
3冊目に平家物語で、そういう楽器があるんだと知ったのは小6の時でしたが…琵琶❣
放送中の大河ドラマでも、紫式部(現在はまだ、まひろ)が時々、演奏しておりますねぇ。
弦楽器の音色は良いものです~💖
中原の虹 表紙が最後の4巻しかないな~と思っていたら、ありました!ここに貼り付けておきます。
面白かったわ、この歴史小説👍
浅田次郎さんの小説は、3週間前にも借りて読みました。すでに図書館へ返却しましたが。
その内、記事にもしたいと思います。
作詞作曲や、ヴァイオリン等、音楽に夢中になるにつれ、読書感想も書かずにいました。一体、いつが最後だったかなぁと、チェックしてみると、昨年! 勿論、ある方に催促⁉され、一部、過去に読んだ本を紹介しましたが…
かなり中国寄りなところが気にはなりますが、昨年の後半は、浅田次郎作品ばかり読み漁っておりました。その中でも『中原の虹』文庫全4巻❣ とても読み応えあり、歴史小説なので勉強にもなるシリーズ❣ この時代を書いた作家が、そもそもいない?のでは…私は、浅田次郎以外に走りません。歴史好きな人には是非、お勧めしたい長編シリーズです。
同じ著者による、幕末が舞台のこちらも、読ませて頂きました。
更には現代が舞台の著書もあります👍
著者自らの体験をもとに書かれたそうですよ♬
そして、再び歴史小説へ戻ります~ こちらは、是非ぜひ、ご一読を~
裏表紙に或る通りです! 10代の勤労動員の女生徒たちのラストには… 涙なしには読めない…
もし、自分がこの時代に生まれていたら、どのように行動しただろう…と、考えずにはいられませんでした。
もう一冊、浅田次郎作品の中で、忘れられない歴史小説をご紹介。長くなるので、一旦、ここまでにします。
実話です。船の名前は変えてありますが。『ジェエラザード上下巻』
儚く、苦しくも、叙事詩のようで、とにかく美しい小説。本好きの方には、この本を読むまで死なないで~とすら思う。絶対、お勧め👍
今回は、浅田次郎作品ばかり文庫で読んだ9冊…一気にご紹介でした。