日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

1分、1秒、、、

2010-09-30 13:40:54 | Weblog
 (今夜は帰宅願望もなく穏やかだなぁ。車椅子から立ち上がろうともしない。それどころか、ここ(施設)に泊まっていくから、適当な時に車椅子を押して寝かせて下さいと言っている…)

 日中は落ち着いている人が多い。
それでも夜になると夜行性のコアラのように目が爛々と輝きだし、自分が歩けないのだ、ということすら認知症で分からなくなり、平気で立ちあがろうとし、転倒しそうになることが多い。
車椅子から腰を浮きあがらせようとするしぐさをみると、歩行介助中の利用者さんをあらかじめ1メートル置きに用意していた椅子に座らせ、立ち上がりを防ぐために駆け寄る。
ただ、驚かせてはいけないので、「どうしましたか?」と正面から座って声かけすることが多い。

「荷物をまとめようと思って。その、引出しに着物が入ってるから」
たいてい、こういう返答がある。
これが普段の…名前は何としようか、お菊さん、仮名とする。

 しかし、この夜は、本当に穏やかに過ごされていたのだ。
いつもなら夕食後、更衣を済ませた後は、ソファでうたた寝している利用者さんですら、この夜はニコニコとお隣に座った利用者さんの膝をポンポンと叩きながら微笑んでいた。
お菊さんも、その様子を見てにこやかに笑う。
21時を過ぎたので、「そろそろ服薬して寝ましょうか?」とお菊さんに声をかけると、「そうね」といい、手のひらに乗せられた就寝前の薬を3つ、ポン!とご自分で口の中に放り込んだ。
いつもなら、「あなたが飲みなさい。私は1つでいい」
或いは、「飲まん!」
と、仰られることも多い。
この点も違っていた。

そろそろ、就寝前のトイレ誘導をして(一人では歩けない利用者さん、全員。杖を使って自力で歩ける方は一名のみ)22時前には全員、床に付けるかな。今夜は、お菊さんが穏やかだから、途中、何度も歩行介助を中断して駆け寄ることもないから助かった。。。
トイレ誘導がお菊さんを覗き、一名のみになった時、内心、そう思った。
2つのトイレの内、1つに「おじいちゃま」に座って頂く。
その様子をじっと見ていた「お菊さん」も、「私も・・・」という。
「では、行きましょうか」
車椅子を押し、トイレに座って頂いた直後だった。
いつもなら杖を持って居室から出てくる利用者さんが、杖を使わず「すみませ~ん」と私を呼びながら、よろよろと歩いてくる。
「足がどうかなって。ちょっと診てもらえますか?」
いつもの私なら、日中でも 「お菊さん」から離れることはしない。
ましてや、夜は!

それが、この日は違った。
「すみませんけど、車椅子を押して下さる?」と自ら私に頼むくらい、お菊さん自身が身体のことを分かっている。立ちあがることはしないだろう。今、座ったばかりだし、ちょっとの間ならー

そう思ってしまい油断したこと。
「今夜は立たない」という思い込み。
一瞬の判断ミスが事故を招いた。

よろけそうになりながら、こちらへ向かってくる利用者さんに、「そこの椅子に座って下さい。今、そちらへ行きますから」と、トイレの中から声をかけた。
一方、お菊さんには、「すぐ戻りますから、座って待っていて下さいね」
お菊さんは自分のお腹をさすりながら、出にくいのだろう、排尿に集中している。長いときは、トイレに10分かかる時もある。ちょっとなら、大丈夫ね、私の意識は完全にお菊さんから もう一人の利用者さんへ向かっていた。
差し出された足を見ると、乾燥してカサカサになっている。
元々、足に塗る利用者さん専用の塗り薬があるので、急いでそれを塗る。
ぬっている時は、身体半分、お菊さんの方へ向け、両方が視界に入る態勢だった。
「あ~気持ちがいいです、そこです、そこが・・・」
そう言われて自分も嬉しくなる。
利用者さんの片足と、お菊さんの両方へ向かっていた「意識」が この瞬間、利用者さんのみへ集中した。
時間にしたら、ほんの10秒程だった筈。
「気持ちいいですか? 良かったぁ」
目が合い、お互いほほ笑んだ、その時ー

バタッ!
と背後で倒れる音がし、「あ痛ぁ~」とお菊さんが叫ぶ。
トイレの便座からの転倒。
あってはならない事態に、一気に心拍数が上がる。
横向きに倒れていたお菊さんをまずは、ゆっくりと起こすと、
「お尻が冷たい」と私の顔を見て言った。
両手が下敷きになっていた様子から、頭は打ってはいないようだ。
意識はしっかりしている。
トイレに座って頂きながら何処が痛いか尋ねると、
「顔が痛い」と言った。
「頭は?」
首を横に振る。
身体全身をチェックすると、左腕の肘の近くに血がにじんでいる。
パンツを上げ、車椅子に移動し、両手両足が動くかチェックする。
血圧計を持ちあげて、「これは、どうするんかねぇ」と言っている様子にとりあえず、骨折等は無さそうだ、と自分を落ち着かせる。
それでも打撲はあるだろう。これは今すぐには現れないだろうから。
顔が痛い、と言ったきり、その後、どこかが痛いという訴えはその晩は全く無かったが、「その後」はどうなるか分からない。
腕には傷パワーパットを貼り、顔は濡れタオルで冷やす。
お菊さんの転倒にもう一人、ショックを受けていたのが 「ごめんなさいね。私が声をかけたばっかりに」と心配そうに覗きこんだ利用者さんだった。
「いいえ。私が悪いんですから、心配しないで」
いつものように少し待って頂いたら良かったのに。
すぐにトイレから出て行って、お菊さんから離れたことが最大の間違いであり、判断ミスだった。

きっと、今夜は立たない。
30秒くらいなら大丈夫。
油断と思い込みが招いた事故。
いつものように、やっていれば防げたこと。
一分、一秒が利用者さんにとっては命取りになる。

お菊さんにテーブルについてもらい、(こうすることで、立ちあがりは防げる)お茶を飲んでもらっている間に、もう一人の「おじいちゃま」を車椅子で居室へお連れした。いつもなら歩行介助だが、お菊さんを一人に出来ない。かといって、一人の夜勤。迷ってじっとしているわけにはいかない。急がなきゃ。でも落ち着いて。

足に薬を塗った利用者さんも居室へ戻り、お菊さんを除き、全員が入床したあと、車椅子のお菊さんも電話口までお連れし、施設長に電話連絡。 施設長から即、ご家族に電話連絡するということだった。時刻は22時を回っていた。

お菊さんは、テーブル付近が気に入ってしまったようで、落ち着いたのち居室へお連れしても、
「私は寝らん。あっちへ行こうと思って」と言う。
「あっちって、さっきまで居た所ですか?」
「うん」
私が事故報告書を書いている隣で、お茶をゆるるりと飲みつつ、
「あなたも飲みなさい」
と勧めてくれたり、お盆の上に血圧計や湯飲みを乗せて、ままごと遊びのようなことを繰り返しながら、目が合うと、ほほ笑んでいた。

この夜は日中、38度の発熱があった他の利用者さんのことが、引き継ぎ時点では一番気がかりだったのだが、2時間置きの体温測定では、夜中に一度、37,8度になり、解熱剤服薬。その後は徐々に下がり始め、6時には36,5度まで下がり、クーリングも外し、ほっとした。

「まだ、2時か。時間が経たんのう」
と見回りのとき、呟かれ、一晩中起きていた他の利用者さん。
1時間程熟睡したあと、ずっと「テレビつけて」「もう、起きてもええ?」「夜中? みんな働きよるやろーが」と昼か夜か分からなくなって起きている他の男性利用者さんや・・・。

全員の話に耳を傾け、誰を優先し、誰に待って頂き、どういう処置や対応をするか。
真夜中の日中よりは鈍っているであろう判断力の中で、油断と思い込み程恐ろしい事態を招くものはないと、実感した夜だった。

翌朝、幸いにも二人の早番出勤者の内、ひとりは施設長だった。
家族は一人では認知症の人の面倒を見れないから、安心の為に施設にゆだねている、というケースが多い。
「何のために家族は認知症専門の施設にあずけているのか、ということを考えて」
「申し訳ありませんでした」
介護の入り口付近に立っている自分。
未熟さが事故を招いた、ということよりも、きっと この先、何年経験を積んだとしても その日の利用者さん一人ひとりの状況を観察した上でさえ、何かを瞬時に「判断」するときに、どれだけ「思い込み」が危険か、ということを痛感した。


「この経験を今後に生かして」
「はい」

9人の命を(夜は)一人であずかる重責と、1秒の大切さに震え上がった夜だった。


自宅介護をしている方。
施設入居を検討されている方。
仕事として介護に携わっている方。
自分の大きな失敗も、色々な人達にも参考になれば、と思い、記事アップを決断しましたが、ずっと一般公開するかどうかは未定です。

すず

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ヤッタネ♪

2010-09-26 18:50:27 | Weblog

 今、西武が日ハムに負けたという情報が入ってきました。

ホークス、7年ぶりのリーグ優勝おめでとう!!!

今、ラジオを聴いています。
勝ってペナントレースを終えたいですね。

只今、ラジオで試合観戦中の・・・

すず

「今年は やったばい!」 

川崎宗則選手会長の音頭で始まったビールかけ。

7年前は好青年だった宗リンも、7年経って更に頼もしいリーダーに大きく成長したなぁって、分かってはいたものの、あらためて感じました。

まさに感無量。

福岡の街はお祭り騒ぎですね♪

ホークス優勝で、明日が公休日になるといいのになぁ、なんて思ってしまう。

早朝から仕事という人達も多いかと思いますが、(私もです)

今夜は優勝の余韻に浸って明日への活力にしたいと思います。

王会長、秋山監督、ホークス選手の皆さん。

優勝おめでとうございます。

夢をありがとう

次はCS, そして日本シリーズですね。

 

 

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生きる力

2010-09-25 00:55:07 | Weblog
 台風が接近中ですね。
珍しく九州ではなく、北上しているようです。
明日のKスタ宮城で行われる予定の西武、楽天戦、きっと中止でしょうね。
優勝は最終戦まで分からなくなりそう。
ここまで混戦するとは、誰が予想したことでしょう。
急に秋らしくなってきて、気候もChilly!
北海道は室内なので まだいいですが、最終戦で風邪を引かないように選手の皆さん、体調管理には充分お気を付け下さい。

 タム、MVPおめでとう!!

今季の大活躍。
きっと、生涯 忘れません。
怪我と上手に付き合いながら
日々、頑張るタムの姿が
私の中で、
今後の人生においても
そのまま生きていく力になってくれる

今年ほど頻繁に
タムの姿をテレビ画面を通して
見守るチャンスに恵まれることが
20年後には(選手としては)無くなっていたとしても

タムがプレーを通して生きる姿勢そのものが
私の記憶に刻まれたことは
間違いないから

ずっと、ずっと、Be my hero♪
応援しています

すず
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マジック2点灯☆ ジジババ観戦日記☆

2010-09-24 12:13:11 | ホークス

 それは、生協のチラシから始まった。。。
「あ~これこれ! ホーム最終戦プラス、クライマックスシリーズのチケット販売のご案内だ」
昨年もこれを申し込み、母娘、確か西武戦だったと思う…をドームで見てきた筈。 ホークスは惜しくも楽天に追い越され、3位に終わり、ホームでの試合が無かったため、お流れとなってしまったのだった。
 「今年こそはー多分、2位に食い込めるかどうかってところだろうね」
チケットを申し込もうとした時点では、ホークスは打線が低迷しており、とても勝ち進めそうには…、あ、失礼! まさかの逆転劇など予想できるチーム状況ではなかったような気がします、ハイ。
だからこそ、絶対、2位か優勝を願ってチケットゲットしようと意気込んだら。。。

 「あれ? 申し込み締切日、昨日だったんじゃないの。どーして教えてくれなかったのよ」
水曜日が生協の商品配達日。その翌日に初めてチラシを目にした私は全く気がつくことなく、申し込み期限はすでに過ぎ去っていた・・・。
あ~ぁ。 それで、どうしたかと言うと、生協のカスタマーサービスへ電話しちゃったんですねー、私。
フリーダイヤルだから、ココへの電話は多分、違う商品が届いたとか、届かないとか、苦情の比率が高いのではないか? と電話口に出た女性の声の調子から察することが出来た。 丁寧な応対の後、 「昨日で〆切りだった商品を追加で申し込みたいのですが、可能ですか?」と聞いた途端、声のトーンが一オクターブ上がったからだ。

はい、勿論 出来ます」みたいに。
(正確には、何とおっしゃったか覚えていません。ごめんあそばせ)

そして商品の配達日。噂のチケットが届いた。母の手に。
その日は、西武3タテをした直後で、福岡の街全体がホークス一色に染まっている。
配達のお兄さんの顔も勝ちどきレッド色に赤く紅潮していた。。。

「鈴木さんっ! 良かったですね~! 
こんなに面白くなってきて、チケットを買った甲斐がありましたね」
「ほんとうねぇ」
同じく生協仲間の近所の浦島さんと生協のお兄さんの二人で大いに盛り上がっていたらしい。

それが一緒に行く筈だった娘がポケていて、自分でチケットを申し込んでおきながら、「早出の勤務希望を出していた』のよね・・・。だから、行けなくなっちゃったのよね。私一人で行く気分じゃ…」とは 言えなかったらしい。

鈴木さん、赤いユニホーム持ってる? 持っていなかったら貸してあげるわよ」

親切な近所の浦島さんに感謝しつつ、その日は生協を後にした鈴木婦人(すずの母)なのであった。。。

代行者には父、晴夫を強く推した娘のすずだったが、母は気乗りがしないらしい。

「お父さんと一緒に行ったら、ウロウロするから、私とはぐれて迷子になるから」
というのが理由らしい。
まあ・・・ね。 
これについては、「両手いっぱいにシドニー」を御一読下さい。
「父、晴夫の行動パターンが手にとるように分かる」と親戚の皆さんのお墨付きですから。
あ、でも、この本、もうすでに絶版となりました。

ロッテ戦当日の朝。

「今日の試合、お父さんと行くの?」
「どうしようかねぇ。一人ならバスで行った方がいいし、一応、家のカギを忘れんように持っていっといて」
「うん、分かった」

両親揃ってドームへ向かったかどうか、私は知らずに仕事を終えると急いで帰宅。
テーブルには、一枚の半紙に書かれたメモがー

「福岡ドームへ行ってきます。 父」

結局、二人で行ったんだー。
じゃ、車か。

職場では利用者さんとスタッフの 「なんだかよく訳が分からないけれど、鈴を振って応援すると、いいことがあるらしい」おトキさんを中心にホークスに声援が送られていた。
認知症のおじいちゃま、おばあちゃまもホークスを応援しています。
職場、家族ぐるみです。
福岡の各家庭や施設がホークスの味方です。
力強いですね☆

帰宅後、テレビのスイッチを入れると、 ダブルプレー試合終了~のシーン。
ぜ~ぜ~ぜ~と急いで帰宅し、最後の瞬間だけ、間に合った。
そのままセレモニーに突入。
父晴夫と母も最後まで観ていたらしい。
前から2列目の席でっ!
うっ・・・羨ましすぎる!


さてっと。
ここから場所は福岡ドームです。
各チーム、ウォーミングアップを終え、大型スクリーンには、試合前のいつものあれ! 
そう、音楽に合わせて杉さまや松中選手のプレーが映しだされます。

ここで母から娘の私に問題です。

「いつもの席からだと見えなかったことが、前身体と良く分かるのよねー。
この大型スクリーンに選手が映し出されている間、松中選手は何をしていたと思う? あ、この日は彼、試合に出てないけどね。
え? 分かる訳ないって? じゃ、教えてあげるわ。黒いユニホームを着たロッテの里崎捕手とずっと話をしていたんよ。何を話していたんだろーね?」

「さぁ。二人とも一緒に日本代表で米国と戦ったこともあるし、親しいんじゃないの?
ホークスは日ハムでクライマックスを戦った年、テレビに解説ゲストで出ていた里崎捕手が、「今の判定はオカシイ! ズレータの走塁が守備妨害っていうのなら、自分はいつもぶつけられてるから、毎回守備妨害されてますよ! あ、今の判定もオカシイ。絶対、大村選手の足が速かったですよね。これで二人もホークスの走者がアウトにされた!」
 …って正しい判定の理解者だもん。最後は和己の打ち取った当たりをセーフにされて、宗リン、慌ててホームに投げたけど、間に合わないよね
。アウト、チェンジって思ってるから。
あれでホークスの優勝も消えたしねぇ。
なんか、ルール改正や審判による理不尽な展開多すぎたCSだったね。
何年間も。 
ホークス1位になるだろうと予想可能な初年度も良く年もアドバンテージ無くてさ。 
混戦が予想された年からアドバンテージが導入されたりとか・・・ネ。
今年こそ、優勝して あの時の悔しさを晴らしたいよね」

7年分の悔しい想いが詰まったマジック2点灯だー。
母の質問から、話が過去へ飛びました。失礼!

「じゃ、次の質問。松中選手が里崎捕手と話している間、小久保選手は何をしていたと思う?
分からない? 
彼、ずっと一人でストレッチしていたよ。
流石キャプテンやね~」


「じゃ、最後の質問ね。宗リンは何をしていたでしょう~」
「分からない」
「隣に座っていた御婦人も、ほら見て! 宗リンがっ! って笑っていたよ。みんなあの辺に座っていた人達は宗リンに注目していたんじゃない?」

宗リンは、音楽に合わせて踊っていたんですって♪ カワイイ

試合の流れについては、ファンの皆さんは詳しいでしょうから、ここでは省略しー。

「これね! 近所の浦島さんが貸してくれたんよ。 赤のユニホーム! これを持って行ったら、旗をくれたんよ」
と、母。
着らずに持参して、旗のように振ってきたみたい。

ドームは赤一色。
違う色だとかえって目立ちそうだが、父晴夫はどうしたのか聞くと、
次女、ゆっこ大特価中(ブログID名)が還暦のお祝いに贈ったレッドパンツ(下着)で試合観戦に臨んだそうな。
画像?
無いよ、そんなの。
目の毒じゃん。
ちなみに余談ですが、次女は大特価中でも、長女のすずは、廃棄処分済ですので。あしからず。

ジジババ観戦記、おわり。


皆さん、こんにちは。
さわやかな秋空ですね。
昨日は夕方からも忙しくラジオで西武対楽天戦を聴いていました。
最後、押し出しで1点差になったとき、ハラハラドキドキしましたよ。
スリーアウト! とアナウンサーが言った瞬間、ほっとして肩の力が抜けました。
昨日ほど九州に『楽天のにわかファン』が増えた日は、無かったかも、、、ですね。

西武のマジックが消え、ホークスに2が点灯。
マジックは消えたり付いたりするものですが、マジックが消えて、ほかのチームに点灯するなんて~
こんなの、ちょっと聞いたことが無い私です。

今さら言うまでもなく、この一年近く、ホークスには楽しませて頂きました。
特にタムには多くの勇気を貰いました。
明日の日ハム戦。
勝って、かつての悔しさを跳ね返しましょう~♪
札幌ドームで胴上げだ~い♪


すず

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ホークスCS進出おめでとう♪

2010-09-23 00:21:16 | ホークス

まずは、ネットの共同ニュースから抜粋です。

ソフトバンク、CS進出決定 パ・リーグ一番乗り

共同通信2010年9月22日(水)21:34

 残り3試合で逆転優勝に挑む2位ソフトバンクは首位西武とは0・5ゲーム差だが、22日のナイターで日本ハムが敗れたため、パ・リーグ一番乗りでクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。23日にソフトバンクが勝って西武が敗れた場合、最短で25日に優勝が決まる。本拠地最終戦となる23日のロッテ戦は和田、25日の日本ハム戦は杉内が登板予定。小久保は「2人で連勝して優勝できたら最高」と期待した。


 日ハムが楽天に負けました。
よって決まったホークスのクライマックスシリーズ進出決定!

NHK BisSpo を見ていると、日ハムが負けた…楽天、最下位決定しているけれど、ここへきて面白い仕事をしてくれているなぁ…と、buffieさんを想い浮かべました。(実はネットでご本人の写真を見ていますので、簡単にイメージできます、ハハハ)


 明日、その楽天さんは、西武と対戦。
もしかして、西武が負けたらー。
期待が膨らみます(ごめん)

 そして、もし、ホークスがロッテに勝ったらー。(勿論、日ハムにも勝って連勝♪)
25日にもホークス、7年ぶりのリーグ優勝が決まる! という。

 これは、楽しみ。
我が家には明日のチケット、2枚あります。
私が電話で申し込んだ、あのチケット。
明日は祭日で木曜日なので、「ECCジュニア」はお休み。
いつもなら木曜日は「お休み」希望を入れることが多いのですが、早出希望を入れてしまい、(そのこと自体をチケットを申し込んだ時は忘れていた…) 私は仕事なんです。
すっごく気になる試合。
行きたい、けれど仕事なので、明日の試合は本来の予定の人と、もう一人、代行者が行く予定。
私の代わりに応援してねぇ~

 明日で3日目になる 早番です。
7時からの勤務。
今日、7時から16時まで仕事をしてバスで帰宅し、シャワーして、ちょこっとネットを覗いて夕食。
その後、今までテレビを観ていたつもりが、途中、眠っていました。
身体が疲れていると、こういうことが、しょっちゅう
早番だと早く仕事が終わるので、その分、色々出来るという気がするものの、ここ最近、そうでもありません。。。
昨日は頭痛で寝てました
翌朝、やっと頭がすっきりだったので、ほっとしました。
夏日の入浴介助って、体調ギリギリ。やってるときは必死でも、帰宅と同時に気が抜けてしまい、バタン! というケースが最近、多い気がするわっ

介護の離職率は20%近いという記事を今朝の夕刊でみました。
重労働なのに、他の職種の平均年収より100万近く少ないことも原因だとか。
日本という国が元々、3~4人でやる仕事内容を1人でまわすことを要求するというか、バタバタ感が凄くって、それはスーパーだけに限っても20年前と今は違うって思います、はい。
オーストラリアのスーパーと日本のスーパーの一人に対する仕事量は、圧倒的に日本の方が多い。
介護現場はどうなんだろう…。
これが最近の私の「関心ごと」です。
いつか1週間でも1カ月でも。
オーストラリアの介護現場を実体験できたらいいなぁ、、、と、一つの夢が出来ました。
まずは貯金して、数年後、休暇が取れたらの話です。

 明日、ホークス勝って☆
 buffieさんの楽天勝ったら…
 
そんな夢を見ながら今夜はお休みなさいませ。
今、目が冴えてしまっていますが、明日が早いので、本日はここまで。
皆さん、おやすみなさい。


すず

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実況中継~ホークス連勝♪

2010-09-19 18:06:37 | ホークス

首位攻防戦。 2戦目。
負けられない戦い。
福岡ソフトバンクホークス 対 西武ライオンズ。

初回に、先頭打者ホームラン。
またまた、ホームラン。
西武にいきなり「ホームラン2本」 
初回から2点を追いかける展開。
はぁ・・・これは、今日も昨日に続き、 長~い試合になりそうだな。

 そしたら、今、タムが 一振りで、ホームラン!!!

ホークスの多村選手、ホームランで3点! 
2対3で逆転です。

今日も何が起こるか分からない。
テレビで見れないのが残念無念。
 タム、ありがとう~今日も応援しているからねっ。

続く…今日はず~っと続く。

そう、勝利の瞬間まで。

タムと松中選手のヒーローインタビューを聴きました♪

11 対 4 で、ホークス連勝です。

おめでとう!!!

気迫を感じる勝ち。

獅子のしっぽが見えてきたって、アナウンサーも上手いこといいます。

首位と1.5ゲーム差。
逆転優勝に向けて明日もファイト☆

わたくし、仕事は明日もお休みなので自宅にてホークスを応援します

すず

追記。。。

今、近所の浦島さん御夫婦がホークス観戦を終え、野外にてお話されています。

勿論、ホークスの話題!

平和な夕べの「ひととき」です。

今夜の各家庭    の晩御飯は、最高に美味しい~よね。

 

秋山監督、選手の皆さん、ありがとう~

そこのホークスファンのお父様っ!!

今夜もホークスのお陰で美味しいお酒が頂けますね。

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筋書きのないドラマ

2010-09-19 03:15:24 | ホークス

 ただ、ただ、感動しました。
いつもなら、「やることいっぱい」 の私。
例えば、フルタイムの『介護職』の場合、研修後のレポート、毎月恒例の報告書など「提出物いっぱい」
第二の仕事、ECCの方はといえば、毎週の学年(年齢)別 「授業(レッスン)準備」 
そしてもう一つ、発売一カ月前の「校正チェック」 と 「あとがき」も書かなきゃ。
加えて「日々の入浴介助等の体力的疲れと身体の痛み」と戦いながら、テレビ観戦。
あるいはネットをしながらラジオ観戦しているのですがー。

 昨日は広げた教科書を放り出し、テレビに釘付け。放送終了後はラジオに聴きいっていました。
エース、杉内投手がいきなり打ち込まれる。西武もエース湧井。つまりはエース対決。
杉さまが またしても打たれるなんて。
嫌な予感が脳裏をかすめる。もしかしたら・・・(泣)
ここで、ホークスの黄金時代を支えた松中選手が同点に追いつくホームラン!
一気に盛り上がる。
テレビ放送が終わった後も追加点。 7-4。 これで勝負は頂きだよね~。
ロッテも負けている。追いついた、あ、また楽天が逆転してる!
あちらもシーソーゲーム。 頑張れ楽天。
安心していたら、まさかの守護神、マーくんが打たれる。
同点に追いつかれ、7-7。
タムは自打球を足にあて、かなり痛そう。大丈夫かなぁ。
普段、痛がらないタムが、あんなにベンチで顔をしかめている。延長戦に入り、ゲームは振り出し。
タムはヒットで出塁するが、代走なし。
タムがベンチに下がれば攻撃力が落ちるからか・・・。
 最後はキセキのような「勝ち」だった。
キャプテン小久保が通算399号ホームラン!
まさに、「筋書きのないドラマ」だった。

レポートは? 勉強は? あ、それよりお風呂に入らなきゃ。 昨日から疼きだした腕のシップを外し、お風呂に入る。
長かったホークス戦を振り返りつつ…

いい試合だった。
マーくんが追いつかれなければ、小久保選手の399号はなかった。
だから、ドンマイね。
引きずらずに今日の試合も堂々と行って下さい。

それにしても、秋山監督、優しいなぁ。

「交代するか?」
「したくないです」
「じゃ、気合を入れていけ!」
…とマウンドへ駆け寄った際、馬原投手に声をかけたのだとか。

秋山監督も馬原投手も松中選手も熊本出身の九州男児。
何度もハラハラし、落ち込み、再び上昇し。。。
忙しい試合だったけれど、勝って良かった。

藤原満さん曰く、「筋書きのないドラマでしたね」

監督、選手の皆さんの最後まであきらめない姿に拍手を送ります。
今日も期待しています

皆さん、コメントありがとうございます。
いつもコメントを励みにブログを書いているようなものです。
後ほどお返事しますので、ゆ~っくり時間を取って「おしゃべり」しましょう~

すず

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レッスン後は親子で外食^^;

2010-09-16 22:12:34 | Weblog
 今日は木曜日。
木曜日ということはー
そうです、毎週恒例、ECCジュニア教室のレッスン日です。
いつものように、行きはバスでレッスンへ。
子供達は元気で「蚊に食われた~」と言っていました。 「蚊に刺されたの?」 「ううん。食われた」
大分県出身の父も「蚊に食われた」というのですが、皆さんがお住まいの地域では、蚊に「くわれた」といいますか?
方言なのかなー。 熊本出身の母は、「刺されたとしかいわない」と訂正するのですが、今日、子供たちが「蚊に食われた」といのを聞き、再び疑問が…。ご存じの方は教えてね。

 レッスンはいつものように19時終了。
今日は両親と待ち合わせ、外食することになっていました。
外へ出ると、父の車が視界に入り、いつもはいない母も助手席に乗車。
「ロッテが2点、入れたんよ!」
と、ご機嫌斜め。
帰宅後、ラジオを聴きながらブログをしていますが、更にロッテに追加点。
何故なんだ・・・。ホークスはランナーを出しながら、残塁無得点が多すぎる。ひたすら哀しい。。。

 「それで、何食べる?」
 「ちゃんぽんは?」
 「行ったばかりだからいい」 「今日は食べたくない」
 「それじゃ、てんぷら?」
 「一昨日、食べたばかりじゃない」「それもそうだよね」
 「回転すし」
 「じゃ、そうしよう」
やっと決定♪ まずは、今一番人気のスシローへ。 
到着して仰天。 
うひゃ~! 駐車場がいっぱいで、車が止められない!
更に、入り口の中に入りきれず、外で待っている人達もっ!
 「いつになるか、分からんよ」
 「じゃ、諦めよう」
 ほんの数秒で 「諦めよう」と決定。今回は素早いっ! 何を食べるかについては、いつも意見が割れるのにね(爆)

 ココからが大変。
 「じゃ、何を食べる?」
 「ファミレス?」
 「ラーメン」
 「焼き肉」
色々あれど、どれも1対2で反対意見が出る。一向にまとまらない。
 「じゃあ、家に帰るか?」
 「ご飯を仕込んでないから、何も食べるものないよ」
 「では、別の回転すしは?」
 「**にある、あそこなら混雑してないかも」
そこで、ほかの 「混雑していないだろう」回転すしへ。。。
実際には満席でした。
でも、すぐにお会計をして出て行った人達がいたので、お手洗いへ行っている間に座れました。
カウンター席ですが。

 「ゆうちゃんが(私の甥っ子) トロいっちょう~わさび抜き~っ!」
って、大声で注文してたねぇ。
両親で、孫と過ごした夏休みの思い出話に花が咲く。
ゆうちゃん、元気かなぁ。。。

 そういえば、一昨日に利用者さんと一緒にお出かけした場所ですが、、、、、
くるくると回ってくるお寿司を眺めながら、感心したように利用者さんが言いました。

 「いろんな商売があるのぅ~」 

これは名言です 

利用者さん、ナイス

よって、行先は「回転すし」でしたとさ。
私も食事介助しながら、5皿も食べたし。
結構お腹いっぱいになって、面白い体験でした。
車椅子が通りやすい場所へご案内して下さったり、スタッフも親切。
 「便所行きたい!
 障害者用トイレもあり、清潔で使いやすかったです。
ただ、障害者用の駐車場に、普通車が停めてあり、これには困りましたが。
お店の開店時間に合わせて行ったので、この日の駐車場は空いていたにもかかわらず、です。
困ったものですね。
なるべく移動距離を短くしたいので、「障害者用」はお店に横付けとなっています。
スペースもとってあります。(車いすを出し入れするので、広い方が良い)
普通車はなるべく停めないようにお願いしたいところです。
このブログをお読みの方の中には、そのような人はいらっしゃらないと確信しておりますがー。

・…というわけで、正解者は唯一、「にっこさん」でした。
メールでもご連絡致しますね。

只今、お寿司でお腹いっぱいの・・・

すず
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利用者さんと一緒♪ お出かけ先は・・・

2010-09-15 07:56:38 | Weblog
 昨日は利用者さんと一緒に車でお出かけしました。
一昨日から 利用者さんとスタッフが混合で3班に分かれて(おぉ~班という言い方、何処か懐かしい。。。小学校時代みたい)
お出かけしております。

 ・・・で、昨日はスタッフ二人と二人の利用者さんのお出かけ日でした。

 きっと、気になるのはお出かけ先だと思いますが…。

 皆さん、私達は昨日、午前中から何処へ行ったと思いますか?
(もちろん、日帰りです)

 1) 緑が多い公園

 2) カラオケ

 3) 回転すし

 4) 博物館

 5) 地元地域から招待を受け、食事会



では、みなさん、素敵な一日をお過ごし下さい。

私は仕事です、仕事!!!


すず
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夜勤

2010-09-13 11:38:34 | Weblog

 利用者さんが夕食を召し上がっている最中、夜勤者がホームに到着する。
時刻は18時過ぎ。一昨日の夜勤者は「すず」だった。
みなさん、お変わりなく夕食の席についている姿にひとまず、ほっ。
今日は特変なかったかな。 みんな、昨夜は眠れたのかな(これは、ほぼないか、全員熟睡ってうのは流石に)
顔が真っ白で血の気がないと不安になる。「よろしくお願いします」と手を握った時、手が熱ければ、これまた不安になる。
後ほど「昨夜から今晩にかけて、どのように過ごしたか」について、詳しい引き継ぎが行われる。その時にー。
まずは、翌朝の朝食準備。冷蔵庫を開けて、野菜等をチェックする。これでメニューは決まる。
段々と食べ終えた利用者さんの食器がキッチンへ下げられてくる。
さて、9名分の食器洗い。そうなんです。夜勤者が出勤して最初にやる仕事は「お台所仕事」。
大型施設では、調理場で働く人と介護士は別、というところが殆どでしょう。
グループホームは洗濯、掃除、お台所仕事も全て介護士の仕事。
いわば、主婦的介護士であり、バタバタなんです。
大家族の中で生活を共にしている感覚ですね、うん。
片付けが終わる頃には、利用者さんも口腔ケアとトイレを済まし、パジャマに着替えてソファーでくつろぐ。
その頃、夜勤者がお茶をお出しする。
ご自分で飲める人もいれば、介助でなければ飲めない人もいる。
テレビを見ながらソフトバンクホークスを応援している人もいれば、ウトウトしている人も。
「もう、寝る!」 と歩行介助で部屋へ行かれた直後から、「お~い! お~い! お茶下さい!」と連呼する方も。
「今から母が迎えに来るから」と言いながら、「荷物をまとめんと」と落ち着かなくなる人も。
それぞれが、それぞれの「夜」を迎える。
ほうきと、散りとりを持って、フロアを掃除していると、ソファに座っていた利用者さんの中には、足を高々と上げて「協力」してくれる人もいる。
「腰が痛くてですねぇ」
「足が痛くて眠れんのよ」
それぞれに、腰痛や持病を抱えている。
「ばあちゃんが、車椅子から立とうとしとるよ! 立てんのにねぇ」
と心配しながら知らせてくれるケースも。
認知といっても、こんなに違うんだ。
利用者さん一人ひとり違うことは勿論だが、24時間という流れの中で、「現代」にいるとき。娘時代に戻った時。妻でいる時。いつの時代に心が跳んでいて、何がこういう言動を引き起こしているのか、見極めながら話しを聴く。
時々、読みちがえて「混乱」させてしまうこともある。
特に、ここへ来たばかりの頃は、戸惑うことが多かった。

引き継ぎが終わり、20時を過ぎれば夜勤者独りになる。
就寝前の服薬・点眼等をするわけだが、この日、どうしても「飲まない」と言い張る利用者さんがいた。
「あなたが飲みなさい。3粒も多いから」
「これは、おトキさん(仮名)のお薬ですからね。飲んだらぐっすりと眠れますよ」
「いいや、貴方が飲みなさい」
何度もやり取りが続く。
「飲んだことにして、許してぇ~」と言いだす前に、飲んで頂かないと・・・。段々と焦る気持ちを抑えつつ、トイレ誘導した他の利用者さんの様子も見に行かなきゃ~と「おひとり」に「集中して」接していない。それを見透かされると、離れたとたん、歩けないのに立とうとされる。その前に駆けつけなければ、転倒だ。気が抜けない。落ち着いて、落ち着いてー。
他の部屋で男性利用者さんが呼んでいる。
「ねーちゃん、まだかな。夕飯、まだですか?」
「1時間前に食べましたよ…(って覚えていないのか) お茶でも飲みますか?」
「はいっ! あんた、ええ人やのう」
「ありがとう。でも、ゆっくり休んで下さい(お願い!)」
心の中で言葉を飲み込む。
いいのか、悪いのか。
こうしてほしい、と思ってはいけないことは百も承知。
だけど、一対一対応でない限り、特に独りで9人に気を配る夜勤中は、ついつい、「静かに眠って下さったら、カルテを書く時間も出来る。毎回呼び出されていたら、明け方まで1字も書けないなんてことになりかねない。今夜は眠りそうにないなー。このまま話し相手かなー。困ったなーなんて思ってしまうのが、人間の弱さだ。
ところが、排尿の訴え以外、この日の夜勤中、夜中の1時以降は、15分に一度程度の呼び出しで、しかも目はつぶれていたから良く眠れた様子だった。
滅多にないシーン・・・と静まり返ったフロア。
今だっ!
カルテ、カルテ!!
引き継いでから、夜中の1時までの一人ひとりの様子を詳しく書く。
薬の準備、排便の確認、(これによって薬を追加したり、外したりするため)、見回り、排尿でパットから漏れてシーツが汚れれば交換し、洗濯する。パジャマに着替えた服も乾燥機にかける。乾いたら、たたんで次のラウンドの時間に箪笥にしまう。
とにかく、やることはいっぱいなんだー。
こんなに夜勤の仕事が多いと思わなかった、と最初は驚いた。
トイレの訴えも二人ならともかく、三人、四人と重なることもある。
介助中にコール音。
「背中が痒くて眠れん。薬を塗って」
「はい。(トイレ誘導中)すぐ行きますから、少し待ってくださいね!御免なさい!」
気がつけば4時。
朝食用の食器を並べる。
再び利用者さんの様子を見にラウンドを済ませると、お鍋を温める。
おかずをつぎ分け、お茶と牛乳の準備をしている頃、早朝勤務のスタッフが二人出勤してくる。
お風呂場へ走り、バケツにお湯を入れる。
掃除用バケツ、消毒用バケツ、おしりふき用タオルのバケツ、色々ある。

カルテを仕上げる。9人分だ。そして引き継ぎ。30分程かかる。
ゴミをかき集めて引き継ぎが無事に終われば、「お疲れ様~」とホームを後にする。

ゴミ捨てに行き、バス停で待っていると、寿司詰め状態のバスが到着する。
皆、これから出勤なんだ。
巡回バスに乗り込むのは、大抵私ひとり。
ふらふら~とする。
遊び疲れた朝帰りならぬ、仕事疲れの夜勤明け。
偶然、前の施設へ通う利用者さんとバスの中で一緒になることもある。

「あ! すずさん! サマーレクリエーション来る?」
「うん、お邪魔するもり」
「そっか! じゃ、皆に言っとくね」と笑顔。

何処かで私を待ってくれている人がいる。
そんな瞬間が嬉しい。

夜勤明けの翌日の休日。
今日はお陰さまで、ゆ~っくり休ませて頂きました。
明日は利用者さんと「お出かけ日」
宜しくお願いしますね☆

すず

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