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日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

ホール・ニュー・ワールド 『アラジン』より

2020-01-24 15:59:09 | Electone & Piano

 昨夜22時、Eテレで「奇跡のレッスン 」を観ました。2018年に一度、放送された番組を改めて放送しているようです。千葉県の公立小学校へウィーンフィル管弦楽団でコンサートマスターを務めた経験もあるドイツ人の先生(あれ?名前は何でしたっけね?)なんと突然やってきます! 千葉県の小学校には10つも管弦学部があるそうです。violin、viola、celloなど、学校が準備し、部活動を行っているのです! 4年生から6年生まで。殆どの生徒さん達は、個人レッスンは受けず、部活のみ。ピアノ経験者はいますが、弦楽器は鍵盤楽器でもある🎹とは、演奏方法も全く異なる筈。 わずか2年で皆で合わせて演奏するのですから、あっぱれ!です。流石、頭も身体も柔軟な小学生だなぁ~ 楽器を始めるなら早い方が絶対良い!ということは、置いておき、注目したのはドイツ人…いや、笑顔で演奏しているウイーンフィル出身らしい、楽しい指導方法でした。

 「皆さん、楽器は置いて。ら~らら~と歌いながら(エアで)演奏してみましょう~」

 「もっと身体を揺らして~」

子供達、最初は何が始まるのだろう?と不思議そうですが、恥ずかしがっていた子も段々リラックスした様子。

 「音階の練習です。ドレミファソラシドを最初は楽しい音で~ もっと笑顔で~ 最後はドレミを哀しい音で~ 哀しそうな表情で演奏して~肩はしぼめて~そうそう!」

 「次は怒った音! 肩と胸を張って! 顔も怒った"(-""-)"顔で!」

先生曰く、自分の感情を音楽に乗せること! 自分を音で表現すること!

 「今まで楽譜を追って間違わないようにすることで精一杯だった。音楽を楽しむなんて、考えてみたことがなかった」

子供たちの素直な感想と驚きがテレビ画面を通して伝わってきます。

子供たちが指導を受けたのは、自分達が大好きな曲、Disney映画、『アラジン』の挿入歌、『ホール・ニュー・ワールド』です。偶然にも 「新年にふさわしい曲だから…」と新年あけてしばらくしてから自分も練習していた曲でした。

一般的に日本人は「真面目」で感情表現をすることは、「恥ずかしい」と思ってしまいますよね。私もそう。特に、「弾かないでいると、すぐに忘れて弾けなくなるから」とか「レッスン通いは2年前 やめたし、練習課程の記録として」ホームビデオ(デジカメ録画)してますが、それでも固まってしまうし、ミスも多くなるし…。

 

 「自分が楽しまないと、聴いている人には伝わらない」という台詞が子供達の心に響いたようでした。次回の放送では、いよいよ演奏会本番のようです。中年おばさんの自分も一週間ぶりに改めて弾いてみました。ミスは気にせずに楽しんで!が今回のモットーです。 でもやっぱりカチコチだあ~ あと、指で鍵盤をたたく音をデジカメが拾う(特にメゾピアノが続く前半)ため、余計にカチコチです 録画していない時は、のびのび楽しく弾けましたが。1時間近くになったため、満足できない出来栄えですが、(特に親指を離すタイミングが遅れたため、ラストの音が途中で次の小節で始まるオーボエの音になってしまった オーボエがへんな音出した!或は一拍早く弾き始めたかのように聞こえる!という箇所あり)

 

 弦楽器(主にviolin、コントラバス等)&管楽器(フルート、オーボエ、ホルーン)&ピアノを自分一人で合わせる。お気楽にやってるようで難しい…でも楽しくね、将来、何者にもならない大人だからこそ…ね (独り言)

 

 

 

 

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三月は深き紅の淵を 著:恩田陸

2020-01-23 16:03:30 | 読書

 

 伯林的管弦楽団演奏会の帰り、八幡図書館へ立ち寄った。入り口付近にクラシックコンサート、特にピアノにちなんだ著書をまとめて展示してある。これはなかなか洒落ているなぁ~と感激し、「初心者向けピアノの弾き方」や作曲家にまつわる話や小説を手に取って見た。その中の一冊が、【三月は深き紅の淵を】だ。作家はピアニストに関する映画の原作を書いた、というよりは小説が映画化されたと言った方が正しいよね、恩田陸さんだ~!友人の勧めで数年前に読んだ『夜のピックニック』を始め、ミステリー作品を何冊か読んだことがある。 このコーナーに置いてあるということは、当然、音楽やピアノに関わるストーリーなのだろう。今の自分はコンサートを聴いて高揚気味。まさにピッタリな本だと思い、喜んで借りて帰った。

 ネタばれしないよう、必要最低限に紹介すると…

 

 鮫島巧一。彼が第一章の主人公。第一章の…、というのも、この本は4部構成で、カルテットのように第4章まであり、それぞれ主人公も違えば場所も登場人物も違うからだ。鮫島巧一の趣味は読書。ジャンルにこだわらず、小説は勿論、雑誌も何でも読む。そんな彼が勤め先の社長の屋敷に招待され、謎解きに参加させられるという話だ。 どこかで似たような話を… そう、『謎解きはディナーの後で』だったな、と思いながら読み進めると、当初、この本に対して抱いたイメージとやらは、どこかへ吹き飛んでしまい、あっという間に鮫島氏と一緒に何がどうなっているのか、考えた。 いや、考えさせられたというべきかな。

 『自費出版で200部が世に出たものの、その直後、謎の男が回収して回る。この本を借りた人は、必ず1日で読み終え返却しなければならない、という約束があるらしい。 さて、その謎の本がこの屋敷に隠されているのだが、何処にあるのか!?』これが屋敷に招待された鮫島に向けられた『解くべき謎』だ。

 これだけでも面白いのだけれど、第二章になると、はて?作者はどんな人? 女性? 男性? 何処に住んでいる? これが第三章になると、再び場面が一転! 女子高生が二人、死体で発見され…自殺?他殺? 一体何が? そして謎の本との関連は? 

 

 早い話、目が離せない。先が知りたい、だから読むスピードは増す、だけど思考を巡らせる分、じっくり味わえる。この本は音楽にちなんだ話ではない。 ミステリーじゃないのぉ~! 騙されたかも、私、とも思った。誰かが悪戯であそこへ置いたのか? それとも元の本棚にしまうのが面倒で、ぽつんと置かれたのかな?とも。

 すべて読み終えた今は、カルテットのような4部作の本! ということで、あえてあのコーナーに入れたのかな? 著書に詳しい司書さんらしいなぁ~と思う。自分にとって、ここの部分が最も大きな『謎』となった、そんな

「ピアノクラシックコーナーに そっと置かれていた本」

 あなたもコーヒーでも飲みながら是非、ご賞味あれ!

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宇佐海軍航空隊始末記 ~艦上攻撃機、艦上爆撃機のメッカの全貌~ 著:今戸公徳

2020-01-17 18:10:00 | 読書

宇佐空軍基地から飛び立った特攻隊員

 先月、NHK・Eテレで放送された特集番組について書いた。衝撃的だったのは、昭和20年8月15に夕刻、つまり、戦争が終わったその日に沖縄を目指し、飛び立っていたことだった。父が宇佐市出身で私も2歳まで過ごした場所だが、ほんの5年程前まで、ここにかつて宇佐海軍空港隊が存在していたことすら知らずにいた。ましてや、終戦後に特攻を決行するなど今の価値観からは考えられない! 何故? という疑問に答えは出ないものの、当時の人々に多少なりとも近づけるのが、今回ここにご紹介する書、『宇佐海軍航空隊始末記』だ。著者は、大分県宇佐市生まれの今戸公徳さん。著書の中で冒頭、開戦前のノモンハン事件も含め、第二次世界大戦に至る経緯を大まかに記してくれているため、分かりやすいと思う。

 著者は多くの資料にあたっているだけではなく、戦争を知る世代として当時の様子を回想しつつ、特攻隊員の達筆な遺書や日記、特攻前日の様子を綴った生き残り特攻隊員の寄稿文等も多数引用している為、胸に迫って来るものがある。

 著者自身、宇佐航空隊があった場所の近くで幼少期を過ごし、後に通行証を手に家業を手伝い、海軍兵学校卒の飛行学生たちが練習実用機で訓練している姿も目にしたそうだ。尋常小学校の頃は爆音がすると空を見上げ、学友と共に興奮している。宇佐空に零戦は無かったそうだが、初めて飛行中の零戦を見た際の様子は… 子供も大人も最初はイケイケドンドンで、どちらかと言えば煽る側だった側面も伺える。政府が悪い、軍が悪い、国民は騙されたという戦後史観で生きてきた。しかし物事はそう単純ではない。平和が当たり前という感覚だった昭和後期に生まれた自分達の世代の男の子達も、軍艦や✈に憧れてプラモデルを作ったり…皆が皆、そうではないにしろ、そんな”男子クラスメイト”の様子も多少は知っている事から、著者が子供だった昭和17、8年頃、村の男の子達にとって、「兵隊さん」は どれほど羨望の的だったことか!。NHK特集の中でも、特攻隊員の近所に住んでいた男性が、そんな村の様子を伝えていた。この著書も、それを裏付ける。

 しかし、戦争末期、戦況が悪化していくにつれ、次第に変化していく村人の心情、そして戦後になって180度変わった価値観の中で、周囲の目や空気に苦悩する特攻隊員の残された家族の様子も伝えていた。テレビが伝えたのは、独りの特攻隊員。戦死された方の数だけ、関わった人も含め、数えきれない物語がある。著書は いくつもの物語を伝えてくれる。マフラーを編んで旅立つ”君”に贈った大和撫子。(現在、他の男性と結婚し、北九州市小倉にお住まいだとか!) 或は見送ったおばさんの計らいで日本人形を手渡され、たすきで背負い、「童貞のままいきます」と特攻の空へ散って行った17歳の若者… 

 埋もれかけた『宇佐航空基地から飛び立った特攻隊員』という負の歴史を掘り起こす努力を続けている地元の人もおり、その代表が平田崇英さん。遺跡保存にも力を入れ、学生など若い世代に語り継がれているそうだ。特に宇佐出身の自分の親戚に読んで欲しいと思う。

 

 P.S. この本は、父が図書館で見つけてきました。

 

 

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箱根駅伝

2020-01-03 05:52:53 | Electone & Piano

 昨日は音楽コンクール声楽部門の最終選考に勝ち進んだ方々の奮闘を記録した番組を途中から見ていました。アルバイトをしながらプロを目指している方が殆どです。17歳で優勝したピアノ部門の高校生の堂々とした演奏にもびっくりさせられましたが、(冒頭のみ放送)すでに大学を卒業し、何年も経過している20代、30代の応募者が多い声楽の世界は、プロになるには狭き門なのだな…そんな中、一人の女性の言葉が心に残りました。

 「挑戦することをやめたら、演奏者であることを放棄したに等しい」

自分の仕事に置き換えて考えてしまいました。挑戦すること…すでに2年間、英検1級に申し込んですらいないっ! それどころか現状維持で精一杯!レッスン準備以外、勉強していない!


 そして本日、箱根駅伝復路

昨日は最後の方だけしか見ていないため、(上記のコンクール番組を観ていたからですが)本日、応援したいと思います。何処の大学を…ではなく、走っている方全員を

昨年は、多賀神社にて初詣の後、もち吉へ寄り、ソフトクリームを食べながらお客さん達と一緒に観ました~ 今年は我が家で

 陸上といえば、陸王のテーマソング。2018年2月に一度、アップした動画です。その後、現在まで非公開にしておりましたが、こちらにコピペしてみました。

 再び非公開…

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