へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

国会劇場のドタバタ喜劇

2007年11月17日 04時35分05秒 | Weblog
喜劇と言うより、悲劇と言うべきかも知れない。
座長もいなければ、ストーリーさえも「出たとこ勝負」と言った感じで、予定外のシナリオで右往左往している。
守屋事務次官の問題も重要ではあるが、他にも重要な問題が山積していると言うのに、何を考えているのであろうか?。
民主党は、まるで「鬼の首」でも取ったように攻撃を仕掛け、自民党は徒に防戦するだけ。
「何のために国会議員がいるのかわからない」と言うより、「国会議員がいるからこのような問題が起きる」と言うべきかも知れない。
国の重要な事項は国会の議決によって決まる。
当然の結果として、「旨い汁を吸おうとする者達」が集まることになる。
「魚心あれば水心」である。
「記憶にありません」などと言う答えが通用する事自体不思議である。
昔から、「知らぬ存ぜぬ」は、悪いやつらの言う決まり文句である。
当分の間、ドタバタ劇(茶番劇とも言う)が続くのではないだろうか。
このドタバタ劇の根底にあるものは、「自民党と民主党の覇権争い」と言えるであろう。
しかし、「覇権争い」は自然界では「極当り前」の事である。
「生物が持つ本能」とも言えるのではないだろうか?。
「覇権争いと生物が持つ本能が同じ?」と思うかも知れないが、「強い物が生き残り、弱いものは滅ぶ」と言う意味で同じなのである。
参議院で第一党になった民主党も、衆議院では第二党である。
今回の問題は、「衆議院でも第一党になるチャンス」と言えるであろう。
みすみすチャンスを逃す手はない。
一方の自民党にしてみれば、一歩対応を間違えば大変な事になる。
政権政党である自民党を守る為には、「同じ自民党の仲間」を守ろうとするのは当然の事である。
覇権争いになれば、他の事など問題にはならなくなってしまう。
日本以外の国でも、大体同じ様な事をしているのではないだろうか?。
コメント (1)
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