へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

外国人に排他的な日本人

2007年11月25日 18時45分17秒 | Weblog
「中国鉄道大紀行」と言う番組を見ていて気が付いた事がある。
私自身、中国(上海)に何度か行って、「不思議」に思っていた事である。
番組を見た方ならわかると思うのだが、「ぶっつけ本番の様な出会い」にも拘らず、「非常に友好的」なのである。
一部には、「悲しい過去の歴史」による、「非友好的」な人もいるのは確かである。
しかし、一歩「その壁」を越えると、日本人には無い世界が待っている。
「殆ど中国語を話せなくて、筆談が多少出来る」と言う程度なのだが、私が「片言の中国語」を口にすると、彼らの目が輝いてくるのである。
「もっと知っている言葉を話せ」「これは日本語で何と言うのか?」・・・・・と、次から次えと質問攻めで、タチマチ「にぎやかに」なってしまうのである。
日本ではこの様な事は殆ど起きないであろう。
その理由は、日本は「単一民族国家」で、中国は「多民族国家」だと言う事に原因があると思う。
島国である日本は「異民族」と接触する機会が少ない。
一方の中国では、同じ国の中に「多数の民族」が混在している。
民族が違えば、「生活習慣(文化)」が違うには当然の事である。
日頃から「異民族との共存」をしている中国人にとっては、「過去の悲しい歴史」を除けば「日本人も単なる異民族」と感じているのではないだろうか?。
そして、もう一つの理由も考えられるのである。
その理由とは・・・・?。
コンプレックス(劣等感)である。
劣等感を持つ人間は、「自分より下位にいる者」をバカにする傾向がある。
そして、「自分より上位にいる者」に対しては「媚び諂う」と言う行動に出る。
「日本人の特徴」に、「ピッタリ当てはまる」と思うのは私だけであろうか?。
そして、この特徴が「今後の日本経済」に影を落とすように感じてならない。
「原油が100ドルを維持し続けりと、日本経済は大きな打撃を受ける」と発表された。
「何を今更」と言う感じである。
原油高騰のみならず、「サブプライムローンショック」に端を発した「株式相場の下落と円高」。
日本の生命線とも言える、「輸出の花形」である「自動車産業」にも大きな打撃が出ることは「必死」であろう。
時代は「大きく転換」しようとしているのだ。
情報化社会と言いながら、「肝心な情報」は何処にあるのであろう?。
「国際性も資源も無い日本」は、この先どうなるのであろうか?。
自民党もだらしないが、民主党は更に輪をかけている。
「政治の腐敗は国民の腐敗」と言う事に気が付いて欲しいのだが・・・・・。
「成長神話」を信じている様ではとても無理。
「政府が何とかしてくれるのでは?」などと「甘ったれた考え」は捨てなければいけない。
政府は、「問題が大きくならなければ対策は取らない」、と言うのが基本姿勢。
「先手必勝」ではなく、「後手必負?」なのである。
他人を当てにする事無く、「自分の身は自分で守る」と言う考えを持たなくてはいけないだろう。
「備えあれば憂いなし」である。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする