韓国政府や専門家による官民協議会が発足したという。狙いは徴用工訴訟問題の解決策を探ることにあるらしい。
しかし、依然として世論は「謝罪と賠償」の要求しているようだ。
徴用工に過酷な労働はあっただろう。それは日本人の炭鉱夫も同じだ。山本作兵衛の絵を見れば一目瞭然。なかには上半身裸の女性でも坑内で働いている。それでもまたまた佐渡にクレームをつけている。カネ、カネの韓国人に金山を掘らせたのは本当かね。
この徴用工問題は、日韓請求権協定で解決済みとしているのが日本の立場で、解決したとみていないのが韓国である。しかし、かつて韓国では協定に沿った措置をしているそうだ。それはどうした。
話変わって、ケント・ギルバートの著書にこんな話がある。
朝鮮戦争で中国の人民義勇軍(共産党軍)が北朝鮮側について参戦した。その数百万人ともいわれる。韓国では民間人を含め大量の死者を出した。この被害に韓国は中國に謝罪と賠償を求めたことがあったか、と。
ただ、私見だが、朝鮮戦争はいまだ休戦状態である。戦争上の賠償は求められないかもしれない。それでも、中国に対しては歴史的に絶対服従の属国DNAがあるから、日本に対するような言いがかりをしないだろう。
日本は「和を以て貴しとなす」という美徳の国柄のため、角を立てず謝って未来志向を進めたいとするのだが、韓国は謝るのは非があるからだと決めつけて逆手にとる。
そんな韓国では、官民協議会も日本の意向を踏まえるどころか、日本叩きのアリバイづくりになる気がする。
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