本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

お城

2017-11-27 09:46:21 | Weblog
 唐津城天守閣に登った。眼下の唐津湾の眺望はなかなかよい。平成になって大修理をしていろいろ発見があったそうだが、そのひとつ、解体した石垣の調査の話を聞く機会があって、それでこの城を訪れたわけ。
 
 私は城マニアではないが、結構城を見ている。ランダムに挙げると、南鶴ヶ城、犬山城、松本城、姫路城、松山城、高知城、松江城、小倉城、中津城等々だ。見上げてみた程度のところもあるが、遠くから見た名古屋城や大阪城よりは近くに行ったということだ。

 だいたいが街の中心に位置しているから立ち寄ったということ。国宝だから目指した城もあるが、かといって彦根城には行っていない。
 
 話を戻すと、石垣の調査の話をした講師によると、唐津城は江戸時代3回も石垣の修理をしているとか。そこで「武家諸法度では許可なく城の修理はできないはずだが、その許可をとっていたのか」と質問した。ところが、許可を受けていなかったようだ。
 
 有名な話に福島正則は無断改築で改易されている。唐津城の修理はこっそりともぐりでやったか。いや、福島は外様大名だが、唐津城主は譜代大名である。譜代だから幕府の暗黙の了解か目こぼしだったか、ではないかと思ったものだ。

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