本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

古代ローマの上水道橋

2010-10-25 13:59:51 | Weblog
 古代ローマ時代の上水道橋の遺跡はヨーロッパのあちこちで見受けられる。いや、今でも実用に供されているものもあるようだ。
 都市部に飲用水を供給するためといえばそれまでの話だが、ある本によれば、ローマ人は希代の風呂好きで、浴場用が目的だったとある。なるほど、ローマ風呂にはふんだんに水がいるだろうと納得した。

 ところが、さらに深堀りした話がある。ローマ浴場には娼婦がいた。多分、娼婦館が付設していたのでしょうか。浴場には欲情がつきものか。それで、風呂は人気だったらしい。こうなれば、上水道橋建設が盛んだったことにうなずける。

 江戸時代に湯女がいたように、現代ではソープランドがあるように、古今東西ちっとも変わらない社会現象なんですな。


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