新聞やテレビで、欧州に到来した熱波を報じている。殊にスペインやらフランスで発生した山火事の猛火はひどい。ポルトガルでは熱波の影響で1週間の期間で高齢者を中心に659人が死亡したとある。
環境問題の専門家らしい人が、地球温暖化の勢いは増しているとコメントしていた。そのことは私を含め多くの人を納得させる。
スウェーデン人のグレタさんのCO²のヤバイ活動にも賛同するわけだ。
ところが、『WiLL』7月号の「温暖化のウソをバラまくNHK・朝日」(執筆者:東京大学名誉教授渡辺正)を読んで、目からウロコ!だ。
全文を読みとおしてほしいのだが、7月号は月遅れになった。そこでほんの序の口だけつまみ食いする。
「CO²」の増加は悪いことではなく、地球の緑化を勧め、食糧増産にも寄与しています」という。これはよくわかる。
「地球温暖化が世の話題になり始めたのは1980年代末なのでまだ三十余年しか経っていません。(少し前の1960~70年代は「地球寒冷化」「氷河期接近」を大騒ぎした)」その三十余年に上がった気温は0・三度未満に過ぎません」へぇ、そうだったのか。
「NHKが温暖化の話題の冒頭で、氷河崩落の動画を流すが、これは爆笑モノだ」という。なんでも、南極の氷はどんどんたまると、自らの重さで押せ、押せになり、突端から崩れるそうだ。特に崩落の勢いが激しいのは、降った雪がすぐ氷になって押しまくるからだそうだ。
もし、温暖化ならば氷河はゆっくり融けて表面がツルツルになるそうだ。つまり、氷河は温暖化で崩れないようだ。
というわけで地球温暖化の納得は疑問にかわった。