本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

新聞社の慣行システム

2022-07-13 08:29:06 | Weblog
 新聞は全国紙と九州ブロック紙の二紙を購読しているが、最近は雑駁にしか読んでいない。だからといってウエブサイトに傾注したわけではない。なにしろデジタル人間ではないから。
 
 ある本によると、新聞発行部数の最高は1997年で5376万余部であったとか。それから減り続け22年後の2019年では3781万余部になったそうだ。

 地方では生産年齢人口は都市部に流れて減っている。私の地区も老齢世帯が多く、新聞購読をやめている。宅配も新聞少年ならぬ新聞老人が軽トラで配達している。
 都市部でも、若い世代の大方はパソコンかスマフォのショート情報で十分なのかな。つまり、新聞は購読していない。
 
 聞けばNYタイムズやワシントンポストでは電子版新聞が増えているそうだ。一方、日本はそれがむずかしいらしい。ネックは新聞販売店と宅配制度という。
 
 新聞購読をやめて電子版に移行されては、新聞販売店の飯の食い上げになる。長年の慣行の持ちつ持たれつだから新聞社は切れないだろう。
 
 イノベーションだ、パラダイムシフトだ、と紙面で記事にする新聞社が自らはそれが出来ず困り果てていることになりそうだ。。