昨日のブログで「チボー家の人々」に触れたあと、たまたま読んでいたエッセイで、この小説の第1巻が翻訳出版されたのは1938年(昭和13年)と知った。
ところが、時局は戦時下だからヤバイところは伏字だったそうだ。そこで、戦後になってそのヤバイとされた伏字を調べたところ「接吻」とか「ズロース」だったとか。反戦を想起する用語でもなんでもなかった。
検閲したのは内務省だろうと思うが、この検閲担当の面々は「痴呆家の人々」だったことでしょうね。
ところが、時局は戦時下だからヤバイところは伏字だったそうだ。そこで、戦後になってそのヤバイとされた伏字を調べたところ「接吻」とか「ズロース」だったとか。反戦を想起する用語でもなんでもなかった。
検閲したのは内務省だろうと思うが、この検閲担当の面々は「痴呆家の人々」だったことでしょうね。