本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

商標権

2013-04-27 09:21:33 | Weblog
 大手メーカーのライオン株式会社は「LION」を商標登録すると同時に「NO17」も商標登録ずみとか。これ、LIONの逆読みである。
 このネーミングの洗剤やチューブ入り歯磨の箱が逆さ積にされていれば、間違って買う人もいるかもしれないということか。念には念をいれたものだ。

 ついでに、「NOIL」も登録してもよかったではないか。こちらのほうが逆さ読みにぴったりと思う。もっとも、NOILは短毛を意味する言葉らしいので、ライオンのたてがみに合わないかも。ネットで見ると「ギャバクラ大宮ノイル」があった。これでは会社の印象がわるくなる。

 そうそう、北海道の菓子「白い恋人」をもじった吉本興業の「面白い恋人」は商標権侵害に訴えられたことがあった。結局、和解したようだが、大阪を根城にするお笑いの会社なのだから「おもろい恋人」にするべきだったろう。

 ただ、たとえば「○○女王」の登録があれば「○○クイーン」は類似として登録拒否されるはず。形容詞を変えてもダメかもしれない。「おもろいカップル」ならばよさそうだが。

 昔、商標の42分類(科学技術又は産業に関する調査研究及び設計、電子計算機又はソフトウェアの設計及び開発並びに法律事務)の登録ずみ台帳を閲覧したことがある。膨大な数に驚いたものだ。
 洗剤や化粧品の分類ならばさらに商標登録数は多いだろうな。