本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ある同窓

2011-08-14 11:52:48 | Weblog
 大昔の話だが、新宿のおでん屋でお国なまりの若者と隣り合わせになった。同郷人で、出された名刺に自民党衆議院議員秘書とある。

 その議員は高校の先輩であり、柔道部の猛者だったからずいぶんしごかれたものだ。秘書はその息子でやはり後輩だった。

 その後の話
 議員は、二度も大臣にもなったが、あるとき政治資金報告書の不正経理が発覚し離党し、それで次の選挙では、官僚出身のやはり後輩の対立候補に敗れた。
 二世議員になるつもりだった息子の夢もついえた。