本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

震災復興財源

2011-03-29 11:36:15 | Weblog
 大震災の復興には多大な財政出動が必要だ。

 政府はマニフェストの政策を考え直すようだ。そもそもバラマキ的施策であったから復興財源に充てて当然だろう。法人税の引き下げも先延ばしになりそうだ。議員歳費も削減される。

 ついでに、全体の奉仕者である国家公務員の給与も減額すればよい。もともと給与抑制は公務員改革のひとつだったはずだ。給与法の改正は技術的に手間取りそうに思うので、暫定的に一律10%削減の特別措置法を実施すればよいだろう。総人件費5兆円のうち本俸額はよくわからないが、雑駁に4千億円ぐらい削減になるのではないか。

 財源を求めて無利子国債の発行や消費税アップの案などが取り沙汰されたが、実現可能性の高いところから震災財源の確保を考えてほしいということだ。

 そこで、競馬、競輪、オートレース、競艇の売上げ控除率を当面震災財源として5%アップしてはどうかと思う。
 中央競馬会(JRA)を例にとると、現在馬券から25%控除され、その10%は国庫に、15%はJRAに留保されている。売上げが3兆円もあるのだから、現行でもJRAはたっぷり剰余金があるはずだ。

 さて、新たに5%のアップ分にJRAの現行の取り分から5%を上納させれば、国庫収入は約3千億円の純増となり、震災の財源手当てができる。競輪等からも5%上納させる。
 文句のある人はこの機会にやめればよいのだ。バクチ狂いから足を洗えば、それはそれでよい。