本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

関税定率法

2011-03-07 11:17:30 | Weblog
 予算関連法案のひとつに関税定率法がある。小生、30数年前、この法律に抵触したことがある。といっても牛肉やチーズの税率とは関係ない。赤っ恥をかいた話である。

 北欧で買ったポルノ雑誌を船便で送った(航空便よりも安全かなと思ったのだ)。それが開封され、神戸税関長の名で「関税定率法第21条第1項第3号に該当するので焼却処分に付す。同意書を送れ」という趣旨の通知書が届いたのである。
 法律違反であるから同意書なんぞいらんと思うのだが、早々とハンコを捺して同意書を送ったものだ。

 この法律第21条第1項には輸入禁制品が列挙している。第3号が先に述べたポルノすなわち風俗を害する書籍等だが、第1号は麻薬、第2号は武器だったと思う。
 それを確かめようと、関税定率法をネットで開いてみると、この条項は消えていた。というより、いつの間にか関税法に移されていた。