本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

将棋名人戦

2011-03-03 14:47:47 | Weblog
 昨日は、「将棋界の一番長い日」といわれるA級最終戦があった。
 A級からB1に降級するのは大関から陥落するようなものだ(名人が横綱とする喩えだが)。それほどA級の格が違う。大相撲と違うのは、絶対に八百長がないことだ。
 午前1時まで観戦したが、名人挑戦者が決まらないまま床に入った。朝10時に開始して、なお決着がつかない勝負なんぞあまりないだろう。

 小生、下手の横好きで、30代のころ将棋クラブに通った。以前にも書いたが、広島カープの赤い野球帽をかぶった小学生がいた。たしか3年生だったと思う。そのクラブで四段の認定を得ていたが、並みの四段ではなかった。それが、あの羽生名人である。

 えっ、指したことがあるかって?一度だけ指して勝った。ただし、羽生少年の角落ちだった。それだけ実力差があったから、相手にされなかったということだ。