陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

秋ですね~

2006-08-31 00:06:10 | Weblog
もうすっかり秋ですね。
夜の虫の鳴き声が涼やかに聞こえます。

僕は、秋、冬が大嫌いです。
何が嫌いかって、陽が短くなっていく、この物悲しさ・・・。
気持ちまで沈んでしまいます。
勿論、寒さも大の苦手なんですが。
これからは服の重さが首に堪えるのです。
だから最近は冬でも薄着なんです。
そんなことはどうでもいいですが・・・。

今日は、スーパーのチラシに生の秋刀魚が入荷とありました。
もう、海も秋のようです。
秋刀魚、美味しいですね。
刺身も食いたい、塩焼きも食いたい。
ちょっと、ここじゃあねぇ、
刺身も売ってはいますが、
海の無い所で秋刀魚みたいに足の速い魚の刺身は売るなよって感じです。
他の魚の刺身だって、ここで売ってる魚なんか食べる気にはなれませんもの。
おそらく、ここで生まれ育っていたら、魚嫌いになっていたでしょうね。
それとも僕が新鮮な魚を知っているからでしょうか。
それにしても、スーパーなどの陳列棚を照らすライト、あれはいけません。
鮮度が悪いのを誤魔化す為のものですから。
手に取ってみると丸っきり色が違いますからね。
あっ、足の速い魚って、別に足が生えている訳ではありませんので。
鮮度が落ちやすい魚を、足が速いって言います。
あ、それとね、量を多く見せたいからと言って、
刺身にする時、何でもかんでも薄く切らないで欲しいのです。
薄く切ったほうが美味い魚もいるし、厚く切ったほうが美味い魚もいるんですから。
何だか、スーパーへの苦言になってしまいましたが・・・。


さて、塩焼きですが、やはりあのハラワタの苦味がいいのです。
大根おろしに合いますね。
秋刀魚なら、僕が食べた後には何も残りません。
ハラワタは勿論、頭も尻尾も背骨も、全部頂いちゃいます。
焼くのはやはり網に載せて、下火で焼きたいですねぇ。
身から落ちる脂でも燻らないと・・・。
煙でモウモウと大変になりますが、味が丸っきり違ってきますからねぇ。
網の上で魚を焼いて、よく皮をくっつけてしまって魚をボロボロにしてしまう人がいますが、
網を充分に焼いてから載せればくっつきませんよ。
もしくは、網にサラダ油を塗るとかね。

皆さんもどうぞ・・・。



クレアチン

2006-08-30 00:17:34 | 脳脊髄液減少症
「クレアチン」とは、多くのスポーツ選手などが服用しているサプリメントだ。
これが「慢性疲労症候群」に効果があるという話しを聞いた。
いつだかの「あるあるⅡ」でも、その関連性について放送されたらしいですね。
(僕はその放送を知りませんが)

そもそもが「クレアチン」とは何なのだろうか?
簡単に言えば、スポーツ選手などの瞬発力向上の為のサプリメントで、
アミノ酸の一種だと思えばいいだろう。
詳しくは冒頭の部分をクリックして調べてもらいたい。

「慢性疲労症候群」に効果が出る理由については、TVを観た訳ではないので、
僕には良く分からない。
だが、筋肉疲労を抑えるのは確かなようだ。
これは、筋肉疲労の原因となる乳酸の働きを抑える効果があることからも分かる。

僕も実際、空手のトレーニングを積んでいた時に、プロテインと一緒に摂取していた。
そしてその効果も身を以って感じた。
まず、体の回復力が違う、疲れにくくなる。
その結果、トレーニング効率が上がるのである。
多くの方が勘違いしているのだが、プロテイン、クレアチン共に、
筋肉増強剤ではないので、あしからず。
この2種ともに、栄養補助剤である。

今では、高校生レベルのスポーツ界でも、これらを摂取しているようだが・・・。

プロテインについては副作用の心配はいらないだろうが、
クレアチンについては、多くの疑問が残る。
長期に亘っての摂取について、腎臓に負担がかかる、心不全などの報告もあるようだ。

「慢性疲労症候群」に効果があるからと言って、
「脳脊髄液減少症」の患者には不向きなようだ。
何故なら、尿量が増大するからだ。

「脳脊髄液減少症」の患者さんも、様々なサプリメントを摂っている方も多いが、
やはりナチュラルが一番だと思う。
ナチュラルで必要量を摂る事は大変なのだが・・・。

なお、サプリメントを買う場合、品質選びは慎重に。
薬局、量販店などで安売りしているサプリメントなどは品質に疑問あり。
専門のスポーツ店などで、信頼のおけるブランドから選んで欲しい。
そして勿論、副作用などの点については、何も書かれているわけではないので、
ある程度の知識を持って服用してほしい。
脳脊髄液減少症の患者さんがよく服用している、
コエンザイムQ10なども過剰摂取による副作用の指摘があることもお忘れなく。
これは単に、それを証明するデータが揃っていないだけである。

話しは変わるが、以前ステロイドについて書いた。
高校生などにクレアチンを摂らせる事について大いに疑問だが、
今のスポーツ界には検査に引っかからない薬物が蔓延している。
検査を逃れる方法も、イタチごっこだ。
発覚するのは、氷山の一角だと思ってほしい。
オリンピックなんて、今のままでは何の意味も無い。
そんなものを誘致して莫大なお金を注ぎ込むのなら、
福祉の為に使って欲しいと思う。

海外の重量挙げなどは、薬物使用者の為の競技会、
ナチュラルな人間の競技会と分けて開催されている例もある。
その差は、一つの種目で100キロ以上ある・・・。

オリンピックも、薬物使用者とそうでないグループを分けなければおかしい。
多分、競技者がいなくなるであろう・・・。




自信が無い

2006-08-29 11:19:38 | 脳脊髄液減少症
ここのところ毎日5kmほど歩いているが、昨日は7kmほどに増やしてみた。
(本当なら、走っていると報告したいのだが)
それに、腕立て、腹筋、背筋、スクワット、カーフレイズを各100回、
そして入念なストレッチを取り入れてみた。
時間にして、2時間半から3時間位だろうか。
真っ直ぐな姿勢であれば、首の痛みも、酷い痛みで済む。

結果・・・真っ赤な血尿が
今まで、確かに尿管結石などあったが、
やはり体に無理がかかる為の血尿であることは間違いないようだ。
健康な状態なら、それほど大した運動量では無い。
何もしていない状態でも、疲れは異常だ。
これはやはり体からの警告だろう。
気持ちでいくら頑張ったとて、この結果だ。
今は、一日休んだからといって、疲れが抜けることも無い。

しかし、止める訳にはいかない・・・。
来週からは仕事の為に12~13時間は起き続けなければならない。

ところで、2~3時間の、ゆっくりした運動と、12時間、何もしないで起きていることの、
どちらが辛いだろうか?
やはり、起き続けていることだろうか・・・。
でもそれよりも、5分、10分の中腰の姿勢などのほうが辛い。
酷い痛みから、滅茶苦茶酷い痛みへ変わっていく。

仕事は続けていかねばならない。
でも、この体に自信は無い。

それ以前に、朝早く起きられるのか甚だ疑問である。
今でさえ、朝は20~30㌔の錘が乗っているように感じる。
そこから2~3時間休んで、少し軽くなり、動き出すと徐々に重さが加わっていく。
4時間も動くと、100㌔のバーベルを背負った感じだ・・・。
健康な人だって、そんな体で仕事できる?









タコの海岸物語

2006-08-27 17:28:20 | 海の話
タイトル間違って無い?
イエイエ、チャコの話しではありません。
タコです、タコ。
凧ではありません。蛸です。

こんな話しを聞いた事がないでしょうか?
海岸から近い大根畑にタコが上がってきて、大根を盗んでいくという話しを・・・。
僕は何回も聞いたことがあるのですが・・・。
しかもそれが地方によって、サツマイモやスイカだったりして・・・。
大根を引き抜いて畑の上を引きずっていくタコなんていたら見てみたい。

地方に行った時に、違う人から同じ事を真剣に聞かされるので、
もしかしたら本当のことなのかなぁ?
だって、みんな、この目で見たって言うんですよ。
騙されているとしか思えないのですが、
まさか、あちらこちらの地方に伝わる伝説だとかかしら・・・。
日本昔話になりそうな話ですね。

一般にタコと言えば、マダコを指して味も一級品ですが、
ミズダコやイイダコも、よく食べるタコです。

マダコは、茹でダコの他にも刺身(火を通した物ではなく)、シャブシャブ、
タコ飯など、何でも美味しいものです。

イイダコは、おでんダネとしても見かけますね。
こちらも非常においしいですね。
特に卵を抱いたイイダコが美味ですが、イイダコ(飯ダコ)の由来はそこにあります。
足の間に一杯抱いた卵は、飯粒のように見えます。
これは、潮干狩りの時期などに浅瀬での砂の中などでも獲ることが出来る、
5cmから10cmくらいの小型のタコです。

反してミズダコですが、非常に大型で20kにも30kにもなります。
これはよく、ツマミで売っている食品などで見かけます。
あとは干したものとかですね。
勿論、茹でダコにもなりますが、僕はあまり好きではありません。
だって、ガムを噛んでいるようで・・・。

ちょっと、釣りの話しになりますが、マダコ、イイダコは釣りの対象としても
人気があります。
タコテンヤという針に餌を縛り付けるのですが、この餌には何が使われるのでしょう?
マダコには、イシガニという蟹か、それを模したビニール製の蟹を使います。
イイダコには何が使われると思います?
ラッキョウ、ネギの白い部分、豚の白身、白い瀬戸物の玉・・・。
これ本当ですよ。
要するに、白い物に飛びつく習性があるんですね。
マダコ、ミズダコには、赤い物です。

もう一つ面白い話しがあります。
漁師がマダコを獲るのにはタコ篭かタコ壺を使いますが、
タコ壷からタコを出すのはどうするのでしょうか?
そこで醤油が登場です。
醤油を吹きかけると、タコが出てくるんです。

ところで、タコの足は何本だか御存知ですね?
8本ですね。
ところが、中には5~6本しかなかったり、9本もあるタコもいます。
タコは敵に襲われた時には自ら足を切って逃げたりもします。
そして再生しますが(意見は分かれるが、そう思う)、
時に同じところから2本も出ているのも見るときがあります。
タコの天敵と言えば、ウツボ(生息域では)が一番の天敵でしょう。
タコ、ウツボ、イセエビ、この三種は大体近くにいるものです。

あ、そうそう、時には自分の足さえ食べてしまうんですよ。
これは、よくストレスからと聞きますが、嘘か誠かはタコに聞いてみないと何とも言えませんね。
でも、タコも必死に生きているという訳です。

僕もそのうちストレスから、自分の手足を食べていたりして・・・。
痛い腕を食べたら、正常な腕が生えてこないものでしょうかねぇ。







訂正

2006-08-27 06:07:36 | 脳脊髄液減少症
前回の記事に訂正を加えさせていただきます。

二次的感染が無いということではなく、日常生活においての感染は無いということです。

手術具を通したり、輸血などの医療行為からの感染の危険が避けられないとのことからの決定のようですね。

献血禁止

2006-08-26 02:37:20 | 脳脊髄液減少症
最近、プラセンタが話題になって、治療を受けている人も多いが、
これは書いておかねばならないだろう。
プラセンタを受けている人には、ちょっとショックかも知れないが・・・。

8月23日厚生労働省決定

胎盤エキス注射した人は献血禁止、ヤコブ病感染防止で

すいません、どうも直接開けないようですが、クリックしてから探してください。

実際には、プラセンタ注射で変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病が発症した例はなく、
「極めてリスクは低く」可能性はゼロに近いようだが「否定しきれない」という意見もあることから、念の為の措置のようだ。
極めてリスクが少ないとは言え、目を背けては通れない。
過去には「血液製剤」の例もありますしねぇ。

脳脊髄液減少症におけるプラセンタ治療に関しては、劇的な効果をあげている人もいる。
効果がない人もいる。

まあ、この点についてはブラッドパッチも同じだが・・・。
どちらにせよ、リスクは避けられないということか。

これは私見だが、今の僕にはブラッドパッチもプラセンタも誰にも勧める気にはなれない。
それに賭けてみるしか他に治療法は無いというだけだ。

治療は個人の判断に任せられる。


附記

英仏などに一定の期間滞在した人も献血できない。
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、人から人への二次感染は無い。
検査体制が整うまでは事前アンケートによる申告制らしい。

今回の決定は、英国滞在歴のある日本人で変異型クロイツフェルト・ヤコブ病が確認されたことを受け、英国滞在歴のある人のヒト胎盤が感染源となるリスクを考慮したもの。










もう、散々・・・。

2006-08-25 19:52:46 | Weblog
今日は皆様方に心配かけました、すいませんです。

そんな訳で、気分でも変えてみようかと、ちょっとお出かけして、
自宅から車で20分ほど行った湖の周りなどを歩いてきました。
湖と言っても、周囲1.2キロほどの小さなダム湖で、全く風情もないのですが。

写真は、その湖の近くにあるのですが、
信越線横川から軽井沢間を通っていた線路にある「メガネ橋」という橋で、
旧碓氷峠沿いから見られます。

1892年完成の煉瓦造り4連アーチ式鉄道橋で、現在は廃線になっていて、
重要文化財として保存されています。

鉄道ファンなら必見でしょう。

さて、最初に行ったダム湖ですが、ホントに小さくて、池を大きくした程度の物です。
護岸や橋なども、何か周囲に溶け込まない人口構築物で構成されており、
好きな場所とは言えません。
それでも、体を慣らすための散歩に行ったのですから、一応は一周しました。
景色はさておき、湖岸を吹き抜ける風は、ちょっぴり秋を感じさせてくれました。
そういえば、飛び交うトンボも種類が代わりましたね。

で、何が散々だったかと言いますと・・・。
この湖では面白くないという訳で、すぐそのまた近くにある、
もう一つのダム湖を見に行きました。
坂を上っていく途中で車の音が・・・。
ダムのゲートを抜けて放水口まで降りましたが、車を停めると、動きません。
エンジンはかかるのですが、ポコポコいって全然吹けなくなってしまいました。
多分、吸気か排気のパイプの破損だと思います。
応急処置も不可能なので、レッカーを手配する羽目になってしまいました。
山の奥のため、携帯の電波も途切れ途切れで、やっとの状態でしたが、
何とかかんとか通じ、30分ほど待ったでしょうか。
その間、アブの大群に襲われるし、首の症状は悪化するし、
ホント、散々な目に遭いました。
今も背中と腕の痙攣が治まりません。
痛い、だるい・・・。

しかし、何でこうまで色々と重なってくれるのでしょうか。

もう車もガタが来ています。
持ち主に似てしまったのでしょうか。

でも、ロードサービスに加入していて良かった。
修理工場往復、無料範囲の50kmピッタリ。
そこだけは、ラッキーでしたが・・・。

また修理代金、数枚の諭吉様が











無題

2006-08-25 00:06:15 | 脳脊髄液減少症
実は、仕事が決まった事は書かずにおこうと思った。
今の自分に仕事をすることが、どんなに辛い事か分かっている。
食事中の姿勢さえ辛くてダウンする。
自分でも、出来るとは思えない。

でも書いてみた。
自分を鼓舞させる為に・・・。

仕事に出るに当たって、遺書か遺言状のような物を書こうかと思っている。
未だに僕の病名を答えられない親、
どんな症状があるのかも知らない親。
「そんな病気、分かる訳ない」
この間は「死んでもいいよ」とまで言われた。
何でもなく横になってると思っている。

脳脊髄液減少症が元で、心臓疾患、脳疾患を引き起こすかもしれない。
また、眩暈などで事故を起こすかもしれない。巻き込まれるかもしれない。
病苦で自殺する可能性だって捨てきれない。
死んで分からせてやれたら本望だ。

一つ、どんな原因で死のうと、それは脳脊髄液減少症が引き起こしたものと思うべし。

一つ、葬儀などは一切無用、但し遺骨は海に散骨するよう。

一つ、事態の重要さに気付いても、後を追う事は許さない、生きて苦痛を知るべし

遺すものは何も無いので、そんなものか・・・。
しかし得てして、こんな人間ほど長生きするものだ。

脳脊髄液減少症、それは・・・。
生きて地獄、死んでも地獄。




笑い話

2006-08-23 19:42:42 | Weblog
yahooの動画の中で、「ゲゲゲの心理テスト」なるものを見つけた。

http://streaming.yahoo.co.jp/special/mty2006/gegege/

URL書いてみましたが、クリックできないですね、これ。
何ででしょう?
動画の中の、真夏のミステリー特集のところから探してみて下さい。

あなたの中に潜む妖怪は何でしょう?
暇つぶしにやってみた結果ですが・・・。

洒落になりません。
偶然にも、先日書いた「子泣きジジイ」でした

でも、いいことが書いてありました。

我慢強さと実行力のある努力家。
やや寂しがり屋のところも

しっかりと自分の信念を持っているあなた。
目標に向かってじっくりと着実に努力を重ね、時間をかけて成功する人です。
ただ恋愛面では人一倍寂しがり屋で依存心が強め。
相手の重荷になってしまうことがありそうです。

何か、すごく当たっているような・・・。

でも、まさか「子泣きジジイ」と結果が出るとは。
そんな笑い話でした。
しかし俺も、こんなものやってる場合じゃないのに、バカというか、暇人というか・・・。

ま、暇潰しにやってみては如何

ハイ、また少し鳥取県の「観光ガイド」を付け加えておきましょう。
鳥取と言えば、すぐに思い浮かぶのが鳥取砂丘ですが、
鳥取には素晴らしい山があります。
伯耆(ほうき)富士とも称される名峰、大山(だいせん)という山です。
この山の姿は、いいですよ~。











アドバイスをお願いします

2006-08-22 22:13:34 | 脳脊髄液減少症
今日は、すいませんが、アドバイスをお寄せ下さるようお願いします。
ここにコメント下さった、youkeyさんという方がいらっしゃるのですが、
ご友人の方が酷い頭痛で一年近くも寝たままの状態で苦しんでいます。

ただし、まだ脳脊髄液減少症の診断を先に控え、
脳脊髄液減少症と確定されているわけではありません。

日常生活において、少しでもいいですので、
痛み、眩暈、吐き気などを軽減する方法などありましたら、
どうかコメント欄にアドバイスを入れて頂けると助かります。
よろしくお願いします。

ババアという魚

2006-08-22 00:35:44 | 海の話
前回、爺の話しでしたので、今回はババア(すいません、人間の話ではありませんので)
の話しでもしましょう。

ババアというのは、魚の名前です。
名前と言っても通称ですが。
標準和名は、タナカゲンゲ。

水深300~500mの深海に生息する魚で、見た目はそうですね、
チョウザメの顔を踏み潰してヌメっとさせたような顔でしょうか。
(口吻はありませんが)
非常にヒョウキンな顔をしています。
見る人によっては、非常にグロテスクな魚です。
写真で紹介できないのが残念ですが。

北陸から島根、鳥取地方の漁業者の底引き網に入るのでしょうか。
鳥取では、これを観光資源として売り出していました。
食べるとすごく美味しいそうなんです。
僕は絶対に食べたくありませんが。

ババアという通称は、やはりその見た目から来ているんでしょうね。
でも、最初はそれで売り出していましたが、多分、不評を買ったんでしょうね。
途中から、ババチャンとか何とか、呼び名が変わったようです(マスコミで言う時)

ババアがいるのなら、ジジイという魚もいるか?って。
それはちょっと聞いた事はありません。
オジサン(れっきとした標準和名です)という魚はいますが・・・。
こちらは、下顎に、長い口髭をたくわえた魚ですね。
これも、食べて美味しい魚です。
見た目も可愛いですね、この、オジサンという魚は。









子泣きジジイ

2006-08-21 00:21:48 | Weblog
今日は肩の力を抜いて、クダラナイ話しでもしましょうか(え、いつもクダラナイ?)
肩肘張って考えてばかりいても、気持ちが休まる暇もないですし。

昨日、妖怪コンテストなるものを鳥取県境港市で開催していたと、ニュースで流れていました。
その中で、「子泣きジジイ」が出ていたので、これはもしかしたら、
その昔から脳脊髄液減少症のような病気があったのではないかと疑問を感じまして。

子泣きジジイとは・・・

 爺の姿をした赤ん坊?が赤ん坊の泣き声で泣くので、
 それを哀れに思って抱き上げたり、おんぶしたりすると、
 石のように重くなって、抱き上げた人間を殺してしまうという妖怪ですね。

「ゲゲゲの鬼太郎」の中の子泣きジジイの姿は、水木しげる先生の発想ですが、
実は、徳島県の大歩危に、子泣きジジイの伝説、ルーツがあるそうです。
今の僕の脳脊髄液減少症の症状。
まさに、子泣きジジイに取り憑かれているようです。
背中がオ・モ・イ!!
それも、時間の経過と共に・・・。

でも、他人から見たら、そんなことで苦しんでいる僕の姿が、
子泣きジジイのように写っているかもしれませんね。
うん、いっそその方がいいかも!
だって、妖怪になれば、仕事も何にも無い、痛みも何にも無い。

ハイ、ここらで観光ガイドです。
水木しげる先生は、鳥取県の境港市出身です。
ここは漁業で栄えた町ですが、現在は見る影もありません。
そこで、町を上げて、「水木しげるロード」なる商店街を作り、
町興しに力を入れています。
もう、町全体が妖怪一色に染められています。
「水木しげる記念館」なる物もありますし、歩道には妖怪のオブジェも沢山並んでいます。
(鬼太郎もネズミ男も猫娘も歩いてるよ)
僕には不思議?なのですが、これが結構な賑わいを見せています。
機会があったら、訪れてみるのも宜しいかと思います。
うん、宣伝しちゃった。
境港市から何かプレゼントでもこないでしょうか?

ただ、境港と米子を結ぶ電車。
死(4)番線と称して運行しているのですが、
あまりいい洒落にはなっていないと思うのですが・・・。
因みに、電車も妖怪の絵で一杯なんです

今日の話しは如何でした?
たまにはクダラナイ話しで、皆さんの気持ちを癒してあげる事が出来ればと、
思ったんですが・・・。
子泣きジジイが話す、子泣きジジイの話しでした。ジャンジャン!!







テレ マカシィ

2006-08-19 14:57:50 | 海の話
タイトルを見て、何のこっちゃと思ってるでしょうね。
カタカナで表現するのは難しいのだが、マレー語で、有難うという意味だ。

大分前の話しになるが、マレーシアの沖合いで潜った。
海底ケーブルの敷設ルート上にある、障害物を見てくるだけの簡単な仕事だった。
その日は、地元漁師が設置した漁礁の調査だった。
現地の言葉で「ウンジャン」「ブーブー」と言われる二種類の漁礁があった。
漁礁と言っても、非常に簡単な物で、その日に調べた物は、
一本のロープに多数の椰子の葉を縛りつけ、それに簡単な木?(沈む木)を
重し代わりに付けて沈めただけの物だった。
そして目印代わりに竹を束ねて浮かべてあった。
これが、どっちの呼び名だったかは覚えていない。

その日は、タグボートから小型の地元漁船に乗り換え、
その漁礁に向かった。
近くに寄ると、夥しい数の魚、魚、魚。
船から手を差し出すと、50センチほどもある、ツバメ魚などが、
寄ってきて、手を突っつく。
人間にスレていない自然の魚が、あれほど従順だとは。
人間の姿に怯えている気持ちは、これっぽっちも伺えない。
現地の漁師は、一網打尽なんて獲り方はしない。
一匹ずつ針で釣る手釣りだ。
そして、必要充分だけしか獲らない。
魚には学習能力がある。
いつも網で追い掛け回されているような魚だと、例え中層魚であろうと、
海底にへばり付いて、浮き上がってこなかったり、神経質になるのだ。

そんな状況の中、そのロープに沿って潜っていった。
あの時の感動は忘れない。
水深30数m、その海面から海底まで数万匹、いや、数十万匹の数はいたであろう。
ロープの周りをグルグルと隙間無く回遊する姿はまるで、魚でできたカーテンのようであった。
魚の向こう側が見えず、光さえ遮断され、暗くなるほどだった。

海底に着き、状況写真を撮り終えた頃、僕の背丈とほぼ同じくらいの
大型の亀が近寄ってきた。
しばしの間、僕はその亀と一緒に遊んだ。
もしかしたらあれは、竜宮城からの使いだったのかも・・・。

船に上がると、地元漁師がカレーとアジのから揚げを作ってご馳走してくれた。
その場で椰子の実を削り、ココナッツミルクや、油を作る。
そして、スープ状のカレーを作ってくれたのだが、
こいつは美味かった。絶品だった。
そして、スープカレーはまた、タイ米(マレー米?)とピッタリ合うのだ。
ただ、料理に使っている水だけは、見ないほうが良かったと思った。
白いと言うか、灰色と言うか、生で飲んだら恐らくは・・・。
多分、川の水を汲み置きしたものだろう。
ま、火を通しているのだから、気にはするまい。
船の上では水は命と同じくらい大切な物。

現地人は、男も女も腰に布を巻いただけの素朴な姿。
そして常に裸足で過ごしていた。
例え釘が刺さっても痛くないそうだ。
文明に慣らされた、我々とは違って、明るく逞しいその姿が眩しかった。

大いなる自然に、テレ マカシィ(ありがとう)
素朴な人間に、テレ マカシィ

あの姿は今でも残っているのであろうか?