陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

1年振りの魚野川釣行 大変貌にビックリ

2012-07-31 21:13:23 | 釣行記 魚野川編

ようやく、ほぼ1年振りとなる魚野川へと行ってきましたが・・・。

そこは、自分の知る魚野川とは全くの別世界。

余りにも大きく変貌してしまった川相に驚いてしまいました。

話には聞いていたんですけどねぇ、まさかここまでとは。

流れに出るまで、およそ100mくらいはある川原ですが(まるで、賽の川原の様です)、昨年までは、写真の一番手前に本流が流れていました。

ここは細い分流だったのですが、今は本流に。

昨年の水害が如何に酷い有様だったのか、良く分かります。

さてさて、明るくなるまでは、こんなに変わっていたとは露知らず、朝一は此処と決めていたポイントの前でスヤスヤと眠っていました。

そのポイントで、朝の1時間で少なくとも5~6匹の良型ヤマメが出る筈でした。例年通りならば。

が、夜が明けてみて、「・・・」無言。

とにかく、石が無い。

そこにあるのは、拳大から子供の頭大の石ばかりで、おまけに砂や泥が被ってしまっている。

見える範囲を見回してみると、土砂を堤防状に長く大きく積み上げてあったり、テトラを入れる作業の途中だったりと、とにかく復旧工事の現場ばかり。

朝一、竿を出すことなく即、移動。

川沿いに車を走らせながら偵察するも、どこもかしこも同じような状態で、お手上げ状態に。

「はぁ~、参った」

自分の好きだったポイント数か所、全てが壊滅状態。

かろうじて、あまり変わっていないポイントを1箇所だけ見つけ、竿を出したのは7時に近い頃になってしまった。

変わっていないとは言え、あまり釣れた試しが無いポイントで、仕方無くと言った方がいいだろうか。

例年のように、魚野川と利根川の年鑑札を購入していたならば、竿を出すことなく魚野川を諦めて、利根川に向かっていたと思うのだが・・・。

ウグイ以外全く釣れる気配がしないまま30分。

ゴゴッと来ました。

「オッ、引くね引くね」

この場所じゃ、ヤマメは期待出来ないなと思ってはいたが、全く上に上ろうとしないので「もしや?」なんて淡い期待をしたのですが。

そんなには甘くないね。で、やっぱりニジ君。

41センチの中型ですが、各鰭が完璧だったので、その大きさ以上に引いてくれたんでしょうね。

ニジマスとは言え、何とか1匹顔を拝めてホッと一安堵。

だが、その後サッパリで(とは言え、1時間程だが)、ウグイ、ウグイの連続に。

「やっぱり、いないよなぁ」

その頃には暑さも真っ盛りで、また酷い血尿が出てしまいダウン状態に。

何故か分からぬが、渓流(本流)釣りのスタイルが体に堪えるのだろう。

前夜、車を走らせて、車中であまり眠れなかったせいもあるかもしれない。

「もう寝よっ」と休息を兼ねて不貞寝。

15時頃に目を覚まし、また1時間程、竿を振ったが、25センチほどのニジマスを1匹追加して終わりとした。

8月のピーカン、猛暑の中、朝や日中に1匹でも釣れたポイントは、

18時を廻った頃から暗くなるまでの1時間程でバタバタと連続して釣れてくれる可能性は秘めているが、気力体力共にギブアップでした。

中流域は暫くダメでしょうね、ヤマメに限って言えば。

地元の人でさえ、魚がいるんだかいないんだか?、なんて諦めてしまっているような有様ですからねぇ。

ヤマメを釣るのなら、石打から上流の、石が残っている場所に入らないとダメでしょうね。

或いは、中流域を飛ばして、浦佐辺りから下流域かな?

さて、そんな状態だったので、中流域でのヤマメ、ニジマス狙いの釣り人には一人も会いませんでした。

今までならば、たとえ平日でも多くの本流師や、ルアーマン、フライマンで賑わっていたのですが。

皆さん、上流域や支流に廻っているんでしょうね。

釣果は、過去最悪。

魚野川での釣りで、こんな大貧果になろうとは、全く予想だにしていなかった。

まあでも、朝のニジマス君は大いに楽しませてくれたし、何よりも、久し振りに魚野川まで釣りに行けたということだけでも、良かったと思います。

しかし、中流域は復活するんだろうか?心配になってきました。

17時過ぎ、八海橋を出発し、石打を過ぎた頃の外気温が34度。

一体、日中の魚野川畔では何℃あったのでしょうか?

帰りは下道オンリーで、自宅までの160キロを3時間を切る快適ドライブでした。

 

竿    ファイヤァウルフP2 8.3~9m

道糸ハリス通しの1号

針    マス針8号

ガン玉 3B×3個~4個

餌    ミミズ(太虫) 例年ならば、一日の釣行で10箱用意して使い切ってしまう事もあるのですが、一箱も使い切りませんでした。

 

釣果   ニジマス 41センチ 25センチ

 

 

 

 


魚野川 2011初釣行 いつも雨降り

2011-07-14 23:29:52 | 釣行記 魚野川編

6月に行けなかったのが残念でしたが、やっと、今年初めての魚野川へ。

魚野川へ行く時の道中は、いつも雨。

そんな記憶ばかりですが、今回もまた。

昨夜、いつものように前夜発。

自宅を出てすぐに、稲光を伴った雨が降り出し、土砂降りに。

魚野川に着くまで、所々乾いた個所はあったものの、行きの道中はほぼ全て雨の中でした。

夜が明けた時、川を見るのが心配になってきました。

朝一に入ろうと思っていたポイントは、見事に泥濁り。

ならばと、少し上流に移ってみましたが、写真のような状態でした。

残念ながら、早朝のベストタイムは見送り、不貞寝状態に入ります。

沼田まで戻って、利根川に入ろうかとも考えたのですが、魚野川は水が引くのも早いので、2~3時間待てばイケるだろう。

そう考えて、暫し待機です。

そうして釣りを始めたのが、7時過ぎになってしまったでしょうか。

朝入る予定だったポイントは鮎釣りの人気ポイントなので、遅くなれば鮎師が入ってくるであろうと考えてパス。

結果として、濁りの為に鮎師も疎ら、入川も遅くなった様子なので、パスする必要もなかったようです。

「もし入っていたら?」

まあ、相手が自然条件ですからねぇ、考えてもしょうが無い事ですね。

釣りを始めた頃には、泥濁りから、強い笹濁り状態にまでは落ち着いて来ていました。

朝2時間、夕方(夕方には、水も澄んできた)2時間ほどやった中での(昼間は暑さを避けて昼寝)、釣果の一部。

この中に、ヤマメは何匹?

たったの1匹だけです。

先行き心配になってしまいましたが、一日を通して収束してみれば、何とか半々くらいの割合になってくれました。

結局、数だけはそこそこ釣れてくれたものの、大きさには不満の残る釣行になってしまいました。

ヤマメは、最大で28センチ、あとは21~26センチが8~9匹位かな?

大きさに不満は残ると言っても、今回釣れたヤマメは太っていて綺麗なヤマメばっかりだったので、まあまあ良しですかね。

ニジマスは、22~23から30センチちょっとの小型ばかりが10匹かそこらだと思います。

今回の魚野川釣行、結果はあまり良くはなかったが、そこそこ楽しかったです。

行けただけでも満足かな?

ちょっと残念だったのは、好きだったポイントが無残な姿に変貌してしまっていた事でしょうか。

岸が大きく抉られ、沈みテトラも水中の石も流され、とてもヤマメの着く流れでは無くなっていました。

今年の雪解け水が凄まじかったらしいですね。

下流域は年々、石が少なく小さくなってきているような?

帰り道に寄ったガソリンスタンドの、釣り好きのお兄さんの話しでは、「今年は本流のヤマメは釣れてませんねぇ」って言ってました。

中には、良い釣果を出している人もいるのでしょうが、魚野川も難しくなってきたなあと感じます。

勿論、その日その日の条件もあるし、魚の着き場の偏りもあるので、一概には言えませんが・・・。

今回も、行き帰りは下道走行。

ドライブ中のBGMは、蛙や虫たちの鳴き声。

三国峠越えでトラックに遭う事も少なく、非常にスムースで快適なドライブを楽しむ事ができました。

そう言えば、昨夜は関越で雨の為50キロ規制になっていたから、結構まとまった降雨があったんでしょうね。

2連休を取ったので、出来れば2日間釣りをしたかったが、やっぱり体の状態が思わしくなく、1日だけの釣りになってしまいました。

出来れば月末に、再挑戦の予定です。

 

竿     ファイヤァウルフP2 8.3~9m

天井糸  1.2号

道糸    0.8号

ハリス   0.8号

針     がまかつ マス針7号

ガン玉  3B~4B×3まで

餌     ミミズ

 

釣果      前記の通り

走行距離   340キロ

 

 

 


魚野川釣行  久しぶりの釣り

2010-07-27 23:10:05 | 釣行記 魚野川編

7月27日 真夏の魚野川

前回の釣行から1カ月以上も開いてしまい、久しぶりの釣行となってしまいましたが、
結果は如何に?

朝一のポイント選定に失敗、夏場の貴重な朝まずめの一時を逃してしまった。
先行き不安な一日になりそうな予感が漂う。
1時間程で見切りを付けて次のポイントに向かうが、すでに陽は高く昇りピーカン。
この時点で、釣れる気が失せてしまうが。
そんな気持ちとは裏腹に、そのポイントに入ってすぐに、まずまずのサイズのヤマメが釣れる。
一匹目がニジマスでなかったことが妙に嬉しい。

期待していたサイズではないが、幅広で体高もあり引きが強い。

そして、一時良型が入れ掛りとなるがバラシ、バラシの連続。
これは餌のせいかな?と、思う。多分。
朝、用意したミミズが、何分にもデカ過ぎた。
ほぼ、鉛筆の太さ位のドバミミズと同サイズの市販のミミズ、長さも20センチ近いかな。
これが、ドバミミズのように軟らかく匂いも強いものなら大きなサイズでも全く問題は無いのだが、
市販のスーパー太虫の巨大サイズだと硬くて、今一喰い込みが悪いように感じる。
当然、針掛りにも影響しているだろう。
自分で天然のミミズや川虫を採取する手間を惜しんでいるので、文句を言ってもしょうがないが。
7~8匹も、その場所で連続してバラシてしまっただろうか?
さすがに場荒れさせてしまったのか、気温の上昇も重なって、1時間程でアタリが途絶えてしまった。
体調不良もあって、ここは無理をせずに昼寝と決め込むかと、休息を取ることにする。
体のアチコチが痛いし、特に最近は肘や手首にも酷い痛みが出ているので、竿を持つことさえ苦痛だ。

起きてからも無理をせず、釣り再開は夕方涼しくなってから。
ま、どうせ、暑い日中は釣りにならないだろうしね。
夕方の5時ごろから再び竿を振り始めると、ボチボチと釣れ始めた。
しかし、例によって例の・・・。
そう、ニジマスの攻撃だった。
小型のニジマスは、魚野川の税金。
そう思って釣りをしていないと、嫌気が差してくるほどだ。
まあ、暑い夏場、何も釣れてくれないよりはアタリがあるだけ楽しめると言えば楽しめるのだが。

そうして我慢の釣りを虐げられていたが、18時を回った頃からヤマメが釣れ始めた。

魚野川のヤマメは、背中の黒点が多い。

暗くなるまでに何とか大型をと願うが結局叶わず、9寸クラスが最大でこの日の釣りを終えることになった。
明けの翌早朝も釣りをする予定だったが、肘が限界。
そのまま帰宅することになった。

この日も数は釣れたが(30~40匹は釣っていると思う)、結局大型は出なかった。
何よりも、あまりのニジマスの多さに釣れた気がせず、ちょっぴり複雑な気分になってしまう。
10匹の小型より、1匹の尺ヤマメ。
その方が、どんなにいいだろうか。



竿   ファイヤァウルフP2(大型のニジマスが掛る可能性が無ければ、こんな竿必要ない)
道糸  0.8号
ハリス 0.8号
針   サクラマススペシャル8号
ガン玉 4B~4B×4

餌  ミミズ

釣果 沢山
   ヤマメは9寸3匹が頭で10匹ほど。数として数えられるサイズは。
   ニジマスは、25センチから35センチが、ウンザリするほど。

水量は少なめ(夏場の平水位くらいかな)
昨日釣りをした六日町地区は、鮎釣り師もチラホラで殆どいない。
鮎はまだ型も小さく、数も釣れないそうだ。

魚野川釣行  本流小物釣り?

2010-06-18 16:10:29 | 釣行記 魚野川編
今年初の魚野川釣行は、ちょうど梅雨の合間の晴天に当たってくれました。
雨男にしては珍しいことです。

さて、今回の魚野川釣行ですが、飽きるほど沢山の魚が釣れてくれました。
が、楽しかったとは言い難い釣行でした。
終わり・・・。


と、したいところですが、そうもいかないですね。

初日
朝4時半から竿を振り始めます。
水位は、ほぼ平水といったところでしょうか。
開始早々、小型のニジマスが釣れ、「また今日もこのパターンかっ」と嫌な感じが頭を過ぎります。
どうも最近、六日町から下流ではヤマメとニジマスの比率が逆転しているような気がします。
どこを流しても小ニジが多くて、釣りそのものが面白くなくなってしまうことしきりです。

釣り開始から、小型のニジマス、ヤマメを数匹釣り、1時間程過ぎた頃でしょうか、
それまでとは明らかに違う手応えが伝わってきました。
一気に下流に下り、竿が目一杯絞り込まれた時に、ドーンと垂直ジャンプ。
ニジマスのそれとは全く違う跳び方です。
今までにも、魚野川の大型ヤマメのジャンプ力には何度も驚かされています。
ピンと尖った尾鰭、鋭い頭部。
40センチは超えている。
その大きさ、走り方。
多分、ノボリ系のヤマメだろうと思われます。
暫く堪えて必死に耐えていると、再び大きくジャンプ。
そして着水、ちょっとして魚体が浮きましたが、糸が体に巻いてしまったようです。
魚が真横になって抵抗が大きくなってしまいました。
10mほど下は、急瀬の頭に落ち込む激しい流れ。
こちらが下ったら、人間の体なんて一気に流れに飲み込まれてしまうでしょう。
下れない。
押しの強い流れの平瀬の中、強引に止めるしかないが、果たして・・・。
竿を止めようとしますが、真横に浮いた魚体に流れの全抵抗が加わって、
とても止める事が出来ず、竿をノサレた形になってしまい、その刹那、フッと竿先が跳ね上がりました。
糸が切れたかと思いましたが、針外れ・・・。
掛けた場所も悪かったが、道糸が体に巻いてしまったという不運?も重なって、
痛恨のバラシになってしまいました。
ニジマスのように上流に走ってくれないのが、大型のヤマメを獲ることの難しさ。
バラシは悔しいが、相手を称えるしかないでしょう。
その後、転戦転戦、また転戦し、夕方再びバラシを演じたポイントに戻りましたが、
大型のヤマメは微笑んでくれませんでした。

2日目(今日)
この日は、早朝のみの予定です。
1時間程やり、小型のニジマスのみを数匹。
持参した餌も底を付き、また時間を延ばす元気も無く、竿を仕舞い帰途に着きました。

一日と、翌日1時間の釣りで、釣れてくれた魚は30匹ほどもいたでしょうか。
魚のサイズに対して餌も針も大きく、そして竿も硬いせいもあってか、バラシも多発しました。
おそらくバラシた数も、キャッチした数に迫るものだと思います。
今回の釣行、本流小物の数釣りに終始してしまい、ちょっと複雑な思いが残ります。
(あまりにもニジマスが多いのが、より一層そんな思いに)


竿   ファイヤ~ウルフP2 8.3~9m
道糸  0.8号
ハリス 0.8号
針   サクラマススペシャル8号
ガン玉 3B~4B×2

餌   ミミズ(スーパー太虫)持参した7箱、きれいさっぱり無くなりました。
    ハヤの猛攻が無かったのに、こんなことは初めてです。
    ニジッ子の攻撃が、いかに凄まじいものだったかお分かりになるでしょう。

釣った場所  六日町から大和地区

総走行距離 360キロ(オール下道)
      現場で、上流に行ったり下流に行ったりの繰り返しで走行距離が延びてしまってます。

釣果  ヤマメ、ニジマス両方で30匹位。
    ヤマメは、その内の10匹位だと思います。
    サイズは、ヤマメが22~23センチ、ニジマスが20~30センチくらい
    その場で放しながらの釣りで、確かな数もサイズも訳分からなくなってしまいました。
    今回、大型の魚以外は写真は撮らないと決めていたので写真無しです。


今回の釣行、数は釣れてくれたが心に引っ掛かるものが多く、
全く納得のいかない釣行になってしまいました。

一応再来週、リベンジ釣行の予定ではありますが・・・
もう、小型のニジマスにはうんざりですね。

魚野川へ 今年の締めくくり釣行

2009-09-28 23:54:34 | 釣行記 魚野川編
泣いても笑っても、今年最後のヤマメ釣り。
締めくくりは魚野川へ、そう決めていました。

ヤマメ釣りになるか、ニジマス釣りになるか、あるいはハヤ釣りで終わってしまうか?
投網、コロガシに加え減水(いや、渇水かな?)といった三重苦が、本流釣りに重く圧し掛かります。
そして28日の釣行、強風までもが吹き荒れてしまいました。

結果を先に言っちゃいましょう。
轟沈に近い、そんな結果でした。

ヤマメ?
釣れましたよ。
チッチャイのが2匹。

更にチッチャイのは、あと何匹か。

ニジマス?
釣れましたよ。
これも、25センチから30センチまでの小型が4匹。
こちらは、写真なしです。

9月後半の魚野川、なかなか釣れないのは分かっているので、顔を見られただけでも良かった。かな?
勿論、納得は行きませんが、それでもシーズン最後に魚野川で竿を振れた。
それだけでも良しとしましょう。


アタリが遠くて車での移動を繰り返した結果、
この写真の場所がどこだったっけ?と、必死に思い出しております。
最初に六日町に入り、最終的には浦佐まで下りました。
釣果は侘しかったけど、あちらこちらで見られた鮭のボイル。
明らかに1mを越すようなサイズが、目の前に姿を現すのは圧巻でした。
そんな光景を見られてしまうのも、魚野川の素晴らしさでしょう。

2日間の釣りの予定でしたが途中で体調悪化の為、初日早めで切り上げました。
腰まで立ち込んでいる最中、激しい眩暈、そして遠のく意識。
このまま倒れて流されて行くのか?
「迷惑掛けちゃうなぁ」って、そんな事が脳裏を過ぎりましたが、
数十秒で何とか持ち直しました。

此処毎年、今の体で来年は釣りを出来るのだろうかと、何時も思っています。
そんな思いが、余計に釣り場に立たせるという反対の作用もあって、
かなりの無理が重なってきました。
シーズンが終わってしまった。という思いと同時に、
これでやっと休める。そんな思いもあります。
何で、そんなに苦しい思いをしてまで釣り場に立つのか?
自分でも分かりません。
でもきっと、また来年も魚野川の岸辺に立つ自分の姿があるでしょう。

今年の魚野川への釣行回数5回、延べ日数7日。
尺上ヤマメ2本は出たものの、ヤマメに関しての釣果は芳しくありませんでした。
何と言っても、6月のベストシーズンに水が少なかったのが大きく響いた感じがあります。
来年、良い条件に恵まれることを願って、今年の釣りを終了します。

来年の釣り再開は、多分桜の咲く頃になると思います。
それまで、このブログの更新も滞るでしょう。
今年、コメントを寄せてくださった方々、どうもありがとうございました。
(丸で、一年の終わりのようですが)
皆様が健康に日々を過ごされて、また来年、楽しい釣りが出来ますように。


何日君再来・・・












魚野川釣行 夏の終わりに

2009-08-27 16:24:40 | 釣行記 魚野川編


朝晩めっきりと涼しくなって、もうそろそろ夏も終盤。
時期的にはまだまだ厳しいだろうが、コロガシが始まる前にもう一度と、
月に一度の定期便となった感がある、魚野川に行ってきました(昨日)。


水中にたなびく梅花藻(バイカモ)

8月の魚野川を訪れるのは、初めてです。
夏場の様子はちょっとよく分かりませんが、
この日も予め、数箇所のポイントをピックアップしておきました。
暑い盛り、釣果は恐らく、ポイント選びで大半が決まってしまうでしょう。
さて、吉と出るか?凶と出るか?

夏ヤマメ、一里一匹とはよく言われる例えですが、
10時を過ぎても、数に数えられそうなサイズは一匹のみ。
例によってアタるのは、小型のニジマスと20センチに満たないヤマメのみ。
こりゃぁ、下手をすれば一里一匹どころか(そんなに歩いていませんが)、
一日一匹になってしまう・・・。

次第に焦りが出てくるが、寝不足に暑さが加わってダウン気味。
その暑さが、新潟盆地特有の猛暑といった感じで半端ではありません。
どうせ昼間はダメだろうと無理をせず、お昼寝タイムと決め込むことにしました。
夕方の、涼しくなった一時に賭けるしかありません。

17時過ぎ、朝一のポイントに入り直します。
その一投目、明らかに今までとは違うアタリが来ました。
そして手応えも。
やっと、良型のヤマメがきました。


33センチの居着きヤマメ
足場が悪くて上手く撮れませんでした。

昼寝をしていたとは言え、夕方まで粘ってこのサイズ一匹では、少々物足りない気もしますが、
この暑さの中、尺上が出てくれたので、まあ好しとしましょう。
そして活性が上がったのか、ほんの30分ほどで、小型ですが7匹のニジマスを追加しました。

これで、今年の尺上ヤマメの数が、二桁の大台に乗りましたが、
昨年、今年と、32センチ33センチというサイズが壁となってしまってますね。
何でかなぁ?(まあ、明らかな40アップは掛けているのですが)

この日のポイント選び、ちょっとばかし外してしまったかもしれませんね。
多分昼間でも、もう少し魚のいる場所があった筈です。
広大な魚野川、そこが一つの難しさになっているでしょう。
因みに、先月とは打って変わって、鮎師はチラホラといった感じで少なかったです。
地元のオジサンも、もうあまり居ない(鮎は)よなぁってボヤいていましたね。
六日町上流部では、かなりの鮎がヒラ打ちしていましたが、他ではあまり見られませんでしたね。
あ、そうそう、昨日釣りをしたのは、六日町の上流部から大和地区です。

こうして、短かかった夏の一日を終えました。
もう間も無く、稲の収穫も始まるでしょう。


釣果 ヤマメ  23センチ 33センチ
   ニジマス 22~30センチ 9匹


竿   ファイヤァウルフP2
道糸  0.8号  
ハリス 0.8号
ガン球 2B~4B×2
針   ガマカツ マス8号
餌   ミミズ

総走行距離 375キロ

付記
これから魚野川に釣行する際は、ブヨ対策を忘れずに!!
目には飛び込んで来るわ、耳には飛び込んで来るわで、半端ではありません。
そして顔と言わず腕と言わず、ボコボコに腫れてしまいました。
もう、拷問に近いものがあります。








魚野川釣行 厳しい釣りだった

2009-07-28 17:10:15 | 釣行記 魚野川編
始めに。
各地で、豪雨や突風被害が相次いでおります。
お見舞い申し上げると同時に、一日も早い復興がなされるよう、お祈りしています。


さて、ほぼ一ヶ月振りの釣りになってしまいましたが、27,28日と魚野川に行ってきました。
釣りをした範囲は、石打から六日町地区です。

夏休みも正月休みも全く関係ない為、二日間の有給休暇を申請して、ワクワクとして毎日を過ごしていましたが・・・。
予定日が近くなるに連れ、天気予報がどんどん悪くなっていきます。
日曜日、仕事が終わってから出発する予定を立てていましたが、当日も激しい雷雨がありました。
これはちょっと、止めた方が無難かなと、かなり迷いました。
帰宅してから、魚野川の水位や天気、近郊の雨量などをパソコンでチェックすると。
26日夕、土樽でなんと、17時からの一時間雨量が36ミリにも達しています。
上流部での雨はヤバイので、出発を遅らせ、暫くの間はパソコン画面と睨めっこです。
下手をすれば、鉄砲水の恐れもあります。
暫くの間、水位グラフを見ていると、徐々にではありますが、下がってきました。
26日夜も、もう降りそうにありません。
翌朝になれば、多少の増水はあっても釣りの出来そうな感じだと思います。
意を決して、出発する事にしました。


初日の夜明け  どんよりとした空です。

釣行初日。
川は、平水位よりも40~50センチ高水といった感じ。
ちょっと濁りがキツイかなと思いますが、釣りにならないほどではありません。
ただ、川で会った本流師によると、この日の下流部は泥濁りだったそうな。


小さいけど、初日の一匹目

朝の2時間で、23センチほどのヤマメが2匹。
厳しい出だしになってしまいました。
アタリも喰い方も、渋いなぁ~。
ハヤでさえ、いつものアタリではありません。
まとまった雨で、かなり水温が下がっているのかも知れません?
それとも、鮎釣りで賑わっているから、ヤマメも怯えてしまっているのでしょうか?
この2日間、平日だと言うのに、物凄い数の鮎釣り師です。
鮎師のいない所を探して入っても、すぐに車がやって来て、
一言の挨拶も無しに、人の、すぐ上と下にバチャバチャと入ってしまうのですから、始末に負えません。
今の時期は、鮎師優先にしてやっても仕方無いかなと、諦めを付けて移動。
その繰り返し。
しかし、年配の人間ほどマナーが悪いのはどういう事なんだろう?

雨の中、あっちへウロウロ、こっちへウロウロといった感じで数箇所を探りますが、
全く気配無しといった感じで、時折釣れるのはハヤと稚魚のヤマメのみ。
移動時間が多いので、実質半日ほどの釣りだったが、
その後28センチのヤマメを追加したのみで、初日の釣りを終了。
この日会った数人の本流師は、一匹も釣れなかったそうです。
この時点で、諦めて帰ろうかとも思ったが、夜に降らなければ状況も変わるだろうと、
取りあえずは何時ものように、車中泊。
それにしても、夏場の車中泊はキツイなぁ、やっぱり。

初日釣果

    ヤマメ 23センチ 2匹    
        28センチ 1匹


二日目  釣れども釣れども(うんざり)


こんな水量でも、平水に落ちました。

朝一に入ったポイント、反応無し(汗)
写真の場所とも関係無しです。

二箇所目のポイントで


二枚とも同じ魚です。
ニジマス 51センチ
太くて、パワーありました。
興奮するし、ファイトは最高だが・・・。
やっぱり、大ヤマメが欲しいよね。

三箇所目のポイントで、その子分に悩まされる事になろうとは・・・。

どうやら、竿抜けポイントに当たったようで、入れ食いモード突入。
しかし、釣れども釣れども小型のニジマスばかり。
ヤマメも4匹ほど混ざってくれたものの、
「またかっ」「またかっ」の連続で少々げんなりとしてきました(釣れてくれるだけ嬉しいのですが)
体もそろそろ音を上げて、時計を見ると12時ちょうど。
恐らく、いや間違いなく、雷雨も近づいてくるだろう。
「終わろう」
2日間の釣りを終える事にしました。

結局、大型のヤマメは出ず、ニジマスを含めた数釣りは出来たものの、
厳しい釣りだったなぁ、と言うのが素直な感想です。
でもやっぱり、魚野川は良いなぁ。

本日のオマケ


浅場を歩くと、カジカが驚いて河原に飛び出してきました。
至る所で、こんな光景が見られるのは、やっぱり川が豊かな証しでしょう。


二日目釣果
      
     ヤマメ  22センチ~27センチ 4匹
     ニジマス 51センチ 1匹
          22センチ位~31,32センチ位 10数匹

またしても、ヤマメに関しては不完全燃焼のまま終わってしまいました・・・。
尚、当ブログでは釣りをした詳しい場所は明かしません(大まかな地区名以外)。
これは、地元釣り人に対するマナーかなとも思いますので、御了承下さい。


竿  ファイヤァウルフP2
   ハイパードリフトサツキ

道糸 0.5号~0.8号
ハリスも同じ

ガン球 B~鮎球0.5号×2個掛けまで
針  メーカー各種 7号~9号
餌  太ミミズ

総走行距離 360キロ
 

   


























魚野川のスーパーレインボー

2009-06-30 14:13:46 | 釣行記 魚野川編

魚野川の朝風景
釣りをした場所ではありませんので、あしからず


本当は、「魚野川のスーパーヤマメ」というタイトルになる筈でした(笑)

29、30日と魚野川(六日町から石打周辺)に行って来ました。
釣行費節約の為、今回も全て下道走行、車中泊です。
外食代を抑える為、食料も家から持ち出しました。
恥ずかしながらの、貧乏釣行です。

28日、朝3時起きで仕事に出て、帰ってきたのが夜7時過ぎ。
家の布団に入って寝てしまうと、朝に起きられなくなる可能性が大。
風呂に入って食事を済ませ、そのまま出発します。
早いところ現着して、釣り場で睡眠を摂り朝を迎えたほうが、翌日が楽かも?です。

29日朝、夜明けと同時に、マイ・フェイバリット・ポイントに入川。
何故かそこには、殆ど人は入りません。
魚野川で釣りをする時には、僕は真っ先に有名ポイントを外してしまうので、
それも然りかもしれません。

話しには聞いていたけど、水が少ない。。。
今の時期、こんなに水量の少ない魚野川は初めてです。
平水なら、胸の深さまで水があるはずのそのポイント。
いつもなら、膝上まで入るのも怖いような流れがあるのですが、
簡単に対岸まで渡れてしまうし、水底も丸見えです。
「う~ん、こりゃダメかな?」と思いつつも、自分の好きなポイントですから、
とりあえずやってみるかと、竿を出します。
今の時期、平水位なら、かなりのヤマメが付いている場所なんですが。
朝の暗い内だけ、ポツポツとアタリがきて、
数匹の良型(まあまあ)ヤマメと小型のニジマスが釣れました。
が、陽が昇るとさすがに、ハヤの反応以外無くなってしまいます。
すかさずポイント移動
それにしても暑い。
汗が湯水の如く湧き出してきて、脱水症状直前といった感じになってきます。
水分補給を怠らぬようにしながら、数箇所のポイントを巡りますが、
減水に猛暑が加わって、かなり厳しい状況です。
大場所、小場所、どこへ行ってもハヤしか来ません。

今日は、瀬、それも変化のある瀬の中じゃないとダメなのかなと、
普段はあまり行かない、石打方面まで上ってみることにしました。
そこで、一匹のスーパーレインボーと呼ぶに相応しい魚と巡り会うことになるとは、
夢にも思っていませんでした。

時刻は12時前、ピーカン真っ盛り。
瀬の中の障害物周り、対岸から垂れ下がった木の枝の下などを、
タイトにタイトに、丁寧に探っていきます。
減水とは言え、そこは魚野川本流、ほんの少しでも筋を外せば、
餌は底を捉えることは出来ません。

それでもヤマメからの答えは返ってきません。
小さなテトラの際際、ほんの小さなヨレに流し込んだ時、
明らかにハヤとは違うアタリが来ました。
後は、必死でやりとりしたこと以外、あまり覚えていません。
奴が、激流の中をとんでもないスピードで遡って行く時、興奮の最高潮に達していたこと以外は。
足場が良かったのが幸いしました。
手持ちのタモには到底入らず、小砂利の浅瀬に誘導しハンドランディングすることが出来ました。



61センチ 野生のスーパーレインボー
こんな魚を延べ竿で獲ってしまうと、本流延竿釣りにドップリと嵌るキッカケになってしまいます。
「リール付きで釣った魚には意味が無ぇ~んだ」ってね
(ルアーマン、フライマンを揶揄している訳では無いので、誤解なさらぬよう)
奥多摩川で、40アップのヤマメを本流竿で釣って以来、
淡水域でのルアー、フライは、一切やらなくなりました。

そして、この日の釣りを終了。
どっと疲れが押し寄せてきました。
車のシートを倒し、眠りに付きます。
帰ろうかとも思いましたが、ヤマメが27センチ止まり。
何とか一匹は、良いヤマメを釣らないと素直には帰れません。

夕方から翌日は雨の予報。
風も強くなってきました。
夜半、目を覚ますと、車が揺れるほどの強風が吹き荒れています。
ここでも、帰ろうかと迷いますが、ひょっとしたら朝の一時だけ、
風の止み間があるかもしれないと予想し、夜明けを待ちます。
3時頃、雨まで本降りになってしまいました。
しかし、この雨は、減水で活性の低いヤマメを動かしてくれるだろう。
そう思いました。
朝4時、雨の中準備をしていると、嘘のように雨も風も治まった。
予想はピッタリ的中。


大きくは無いが、待ちに待った一匹
ドボーン、ドボーンとハイジャンプする強烈なパワーを備えている。
雨具の袖が解れているのは御愛嬌

朝の数投で、何とか一匹出た。
30センチ、ギリ尺しか無いが、素晴らしいヤマメだ。
きっとすぐに、強い風がまた吹いてくる。
魚野川のスーパーヤマメには、再度挑戦することにして、今日は竿を仕舞おう。
この時既に、体は限界を迎えていました・・・。



釣果 一日目

   ヤマメ  21~27センチ 6匹
   ニジマス 20センチ台   3匹
        61センチ    1匹

釣果 二日目(早朝のみ)

   ヤマメ  30センチ    1匹



竿   ダイワ ファイア~ウルフP2
道糸  ダン岩太郎0.8号 
ハリス ダン岩太郎0.8号
針   カツイチ 一番ひねり ヤマメ半スレ 8号
ガン球 3B~0.5号

餌   ミミズ


走行距離 330km


 
  
































時期尚早?

2009-05-27 17:25:55 | 釣行記 魚野川編
小出 柳生橋(りゅうせいばし)から上流を望む
魚野川の景色は気分が良い


年券を買いに行きつつ、魚野川に行ってきました。
まずは、魚沼漁協へ。
朝、まだ始業時間前にも関わらず、お茶まで入れてくださり親切に対応して頂きました。
事務の方、ありがとうございました。


B券、9000円。
5日行けば元が取れますが、それだけ行けるかなぁ?
まぁ、行けなくともいいです。
行けるつもりで、準備だけは整えておいて。
魚野川には夢が隠れているのです。

でもこの日は、そんな夢も儚く崩れ去りました。
漁協近くの小出、そして六日町周辺を幾つか探ってみましたが、
全然アタリません。
ニジマスの35センチくらいと、25センチくらいのヤマメを一匹ずつ、
タモ入れ寸前にバラシただけで、この日の釣りに見切りを付けます。
粘って、ニジマス、イワナの大物狙いという手もあるのですが、
もう少し時間の余裕のある時にしましょう。
魚野川のヤマメの盛期までには、あとほんの少しだけ時期尚早だったかなと思います。
そう、あとほんの少しだけ時間が経てば、バンバン釣れてくれるはずです。


そして帰りの道中、利根川でちょこっと竿を出してみるかと転戦しました。


魚野川での仕掛け

 竿 ファイァーウルフP2
 道糸ハリス 0.8号通し
 針 一番ヤマメ9号
 ガン球 4B~4B3個掛け  

しかし、ファイァーウルフはホントにダメ。
アタリは弾くし、バラシ多発、何よりも風に弱過ぎ。
モデルチェンジが早かったのも、多分そんな理由からだろな。
一本、この長さの良い竿が欲しいなぁ~。

 


 

竿納め 魚野川釣行

2008-09-25 21:46:51 | 釣行記 魚野川編
我が道を行くといった感じです。
三国トンネルの前後、他に車は全く走っていません。

目覚ましを1時半にセットしていましたが、1時間ほど早く目が覚めてしまい、
そのまま出発しました。
しかし、寒い。
高山村で、外気温が15℃。
ついにヒーターのスイッチに手が伸びました。
そして、三国トンネルを抜けると雨。
苗場に差し掛かった頃には横殴りの暴雨風といった感じになってしまいます。
石打まで行けば、多分降ってはいないだろうと思いつつも、
目的地の様子が気に掛かります。


案の定、石打では降っていませんでした(少し降って止んだ後)
現地で夜明けを待ち・・・。


初日、ほぼ平水のようです。
とは言え、写真の付近だと川幅は100mもあるでしょうか。
これが本流だと言わんばかりですね。
釣りの話しはまだ?
まあ、待って下さい。



日本の原風景といった感じです。

魚沼地方は、ちょうど稲刈りの最盛期のようでした。
ススキの穂も大きく伸び、もうすっかり秋です。

で、釣りの話しは?
そろそろいいか。
期待は大きかったんですけどね、期待は。
もう、分かっちゃいましたかね?
六日町付近、一時間が過ぎ二時間が過ぎても、全くアタリが出ません。
???
そして・・・。
ドッボーン、ドッボーン!!
魚の跳ねじゃぁありませんよ。
気が付けば、周りはコロガシのお父さん達で一杯。
(こちらも、5Bを4連5連なんて仕掛け振っているんで、音的には同じですが)
場所移動しても、何処も同じです。
途中、コロガシの入らない分流で少し遊び、
中型のヤマメをパタパタパタと連続して釣りますが、
「こんなことしている場合ではない、今日の相手は君達じゃ無いのよね」
と、すぐに本流へ・・・。
でもその頃には身体の限界。
気持ちが切れ、昼前から爆睡です。
結局、起きたら陽が傾いてる(汗)
体も動かん。
はい、初日終了です。
そしていつものように、車中泊。

2日目
薄暗い内から竿を振ります。
すると、少し上で、バッシャ~ン、またバッシャ~ン。
これは間違いなく大型の魚です。
急いでその場所へ。
またバッシャ~ン。
姿を確認。
「デヶ~」
でもね・・・。
釣りの対象じゃありませんでした。
な~んだと思ったら・・・。
サケナ・ベイビー!!
おっと、ベイビーでも内田裕也でもありませんでした。
鮭よ、鮭(多分)
それも1mはあろうかという大物鮭。
あちらでも、こちらでも。

10時。
何故か温泉に入っています。
身体が悲鳴を上げ、釣りを諦めました。
温泉でも入って、身体を休めてから帰るかと、
六日町の「清流館」という温泉施設に寄りました。
フロントの男の奴、態度悪いね。お客にも他の従業員にもスゲー偉そうにしてる。どうでもいいけど。
いや~でも、お湯は良い。
普通のお湯と、薬仁湯という漢方のお湯に5分くらいづつ交互に入っただけなのですが、
湯上りは暫く汗ダクダクでした。
今日は昼飯も、天ザル蕎麦の大盛りと豪勢にいっちゃいました。
釣りに行って、温泉に入って、しかもコンビニのオニギリじゃないなんて!!
なんて贅沢な!!
ついでに贅沢して、帰りは高速にまで乗っちゃったりして。
まあ、石打から水上の区間だけですけどね。

2日竿を振って、釣りをしたのは半日分の時間もあっただろうか?
考えてみれば勿体無いけど、ちょっと今の身体では仕方が無い。
でもそれ以上に勿体無いのは、
今年の日釣り券を買った分が、年券の額をオーバーしてしまったことか?
魚野川なら、まあいいかって感じもするけど、来年は年券買うしかないね。

こうして、今年の渓流(本流)釣りを終えることにしました。
今回、釣り場の選択にミスがあったでしょうか。
コロガシの入らない上流部か、若しくはもっと下流部に入っていたら?
或いは違った結果になっていたかもしれません。
でも、そんな事を考えてもしょうがありませんね。
移動する時間は余裕があったのに、釣り場を移してまでも釣りをする元気がありませんから。
大物は釣れませんでしたが、最終釣行でヤマメの顔を拝む事が出来たのですから、
まあ良しとしましょう。
それにしても・・・。
ミミズ、7箱も余っちゃって。はあ~、どうしよう。

今シーズン楽しませてくれた魚達よ、ありがとう。
リリースしてきた魚には、また来年逢えるかな?
バラシを演じたあの魚に、また逢えるかな?























魚野川釣行 完敗 デカ過ぎ鱒

2008-07-30 18:19:46 | 釣行記 魚野川編
朝靄に霞む魚野川


割れた車のウインドゥに応急処置をして、魚野川へ行ってきました(昨日)。
車も傷付き、自分の体もボロボロ。
痛み止めを飲み、湿布をあちこちに貼り、
そんな無理をしてまで行くこともなかろうにと、我ながら呆れ返ってしまいます。
 
夜中の0時40分、自宅を出発。
ルートは、
自宅→倉渕→中之条→月夜野、水上を経て17号に抜け、一路、六日町までと、
こんな感じですね。
自宅を出て、すぐの峠道で10数頭の猪に遭遇。
夜中の峠道、他にも狸や狐、鹿などが飛び出してくることがあるので、充分注意しましょう。
自宅からは、中之条の市街地以外は殆ど峠道ですが、
140キロの道程を、下道オンリーで僅か2時間40分ほどで駆け抜けます。
途中、高山村から湯沢までは雨で、現地の様子が気に掛かります。
ですが、夜が明けた魚野川を見て一安心、ほぼ平水のようです。

さあ、釣り開始です。
釣り始めから早速ハヤの挨拶があり、5~6匹釣った後、
そいつはいきなりやってきました。
ゴゴン、ギュイーン、ドッパーン(ジャンプ)、そしてフワッと糸が舞い上がります。
一瞬にしてのバラシ。
目測で、凡そ70センチ。
ですが、その大きさよりも、見事な太さ体型に驚いてしまいます。
それは魚と言うよりも、まさに砲弾です。
その砲弾が、水面を大きく割って一気に飛び出すのです。
デカ過ぎます。何もなす術はありません。

そして、それから30分の間に、そんなことが3回も続き、また大物が。
今度は、一瞬フワリと浮き上がった直後、頭をグリングリンと振り、
一気に下流の流れに乗ります。
「デカヤマメ!!」それも半端なサイズじゃぁ無い。
魚と一緒に、こちらも下流に走り出した瞬間、またもや糸が舞い上がります。
痛恨のバラシ(ここまで全て針外れです)・・・。
「なんだかなぁ~」
悔しさと情けなさで一杯。
そして、その場所の上下を釣りますが、
22~23センチの小型のヤマメが数匹釣れただけで、2時間くらいでその場所を去ります。

もう少し下流に移動しようかと車を走らせますが、
三国川から真っ白な水が流れ出て、本流も真っ白。
どこまで行けばその水が澄むのか分からず、結局後戻り。
朝のポイントから少し離れた場所に入ろうとしますが、
鮎釣り師が何人も入っているので、
遠慮して釣りを諦め、昼寝をしてから再度、朝のポイントに入ることにしました。

さすがに場荒れしてしまったのか、ハヤでさえ針掛かりしてきません。
釣り再開から2時間、諦めかけたその時、また来ました。
今度は60センチくらい、一発目のジャンプで針は外れません。
ガッチリと掛かったようです。
そして数分のやり取りがあり、奴は流芯の底に、へばり付きました。
こちらを油断させようとしているのか、それとも体力の回復を待っているのか。
ですが、その後の行動は予測しています。
暫しの静寂を破って、その時は来ました。
一気の猛ダッシュ。
さ、竿が曲がんねぇ~、糸よ切れるな。
そう願った瞬間、思いも虚しく道糸が舞い上がってしまいました。
軍配は、相手に上がりました。
こちらは、もうヨレヨレ。
足がもつれ、水の中に転んでしまいます。
あまりの寒さと、体中の痛みの為、納竿とします。

今回の釣行、完敗としか言えません。
まさに、完膚なきまでに叩きのめされた。
こちらを嘲笑うかのような大ジャンプ。
「おまえじゃ相手不足」魚にそう言われているような気がします。
今回は、あくまでも大ヤマメ狙い、糸は0.6~0.8までしか使っていません。
今度は号数を上げて再チャレンジといきたいところです。

でもねぇ~、あまりにもバラシが多すぎですね。
糸切れも、呆気なさ過ぎます。
バラシの多発の原因は、竿にあると断言します。決して針でも腕でもありません。
これはもう、竿を替えなければ、どうにもなることではありません。
今までの経験から言っても、竿を替えただけでバラシが半減、
いや、10分の1以下に減った事もあります。
針が伸ばされる、折れる、そういった部分も、
竿に起因している事のほうが多いのではと思います。
要はトータルバランスなのですが、あまりにもバラシが多発するという方は、
針を疑うより前に、竿を疑ってみた方が賢明だと思います。
はぁ~、でも、もう竿なんて買えません。

禁漁まで、残すところ2ヶ月。
8月は魚野川へは行けそうもありません。
9月に再チャレンジできるかな?
待っていろよ、必ず決着は付ける。





























魚野川釣行

2008-06-26 23:34:59 | 釣行記 魚野川編
八海橋を望む
平野部の広々とした景色が気持ちいい。


仕事を調整して連休を取り、25,26日と魚野川に行ってきました。
車中泊、オール下道走行の釣行です。
魚野川への釣行も10数年振り、微かな記憶を頼りに、
六日町周辺(旭橋から八海橋の間)を探り歩きました。

釣行初日
たまには道中の景色でも楽しみながら、のんびりと行こうかと、朝9時半に自宅を出発。
六日町のコンビニで、昼食と入漁券(2100円)を購入して、
釣りを開始したのが、13時過ぎ。
まずは、昔いい思いをしたポイントへ。
しかし、ここがアタラない。
当たり前の話しだが、10年以上前とは流れの様子がかなり違う。
30分ほどで少し下流へ移動し釣り始めると、なかなかいい感じではないですか。
100mくらいの距離を行ったり来たりしながらの釣りで、
ハヤの猛攻をかわしながらも、17時までに、ツ抜け達成。
29センチ級3本を頭に、
24~27センチの山女魚6匹、27センチのニジマス1匹の釣果だった。
ここの山女魚は、丸々と太った素晴らしい魚ばかりだった。
おっと、この日は70センチ級の鯉のオマケもあったんだっけ。
岸まで寄せてから、針のチモトで糸を切ってお帰り願いましたけど。
魚にダメージを与えず、手も汚さないから、この方法がベストですね。
こんな鯉だって、宮田作郡上アマゴの敵では無いね。
かと言って、硬いとか強いとか、
そんな感じではなく、20センチの魚でも楽しめちゃうんだから不思議な竿なのであります。
技術の進んだ現在となっては、余りにも重いのが難点ではありますけども。


釣行2日目


31センチ

5時半釣り開始。
もう数は要らない。
この日は、数箇所の大場所のみをローテーションしながら、粘る事にする。
今日の1匹目が、写真の31センチだった。
これは貰った。
今日は尺上2~3本はイケルか?
ハイ、皆さんの予想どうり、甘い予測でした。
結局この日、他に釣れた山女魚は27センチ止まり。
3箇所の大場所を回り、各ポイントで2時間くらいずつの釣りだったが、
終わってみればニジマス5匹を含め、13匹の釣果だった。
この日は昨日より下流部を攻めたが、尺上一本を除き、
昨日の銀ピカで太った山女魚とは違ってスマートな魚ばかりだった。
あ、そうそう、昨日が自作タモのデビュー戦。
デビューから2日目で、尺上ヤマメを取り込む事ができたのだから、
強運の持ち主かもしれない。
次回はもっと大物を頼んまっせ!!

それにしても、さすが魚野川。
もうちょっと大物が欲しかったが、楽しい釣行だった。

2日間(一日半)の釣果

山女魚 24センチ~31センチ 17匹
虹鱒  23センチ~32センチ 6匹
山女魚と虹鱒3匹ずつを塩焼き用に持ち帰り、他は釣った直後にリリースしました。

竿 宮田作郡上アマゴ 8.1m
道糸 0.5~0.8号ハリス通し
ガン球 3B~3B×3個
針 がまかつキジスペシャル7号
餌 極太ミミズ
餌は13箱用意しましたが、みっちりと釣りをすれば、
一日で10箱のミミズが無くなっちゃうかも?
魚野川のハヤの猛攻は凄まじいものがあります。