陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

新カテゴリー

2008-05-30 20:40:14 | 釣行記
釣りに行く回数が増えてきたので、釣行記というカテゴリーを増やしました。

過去には

ヒラスズキ釣りや


磯フカセも(55センチ、54センチ、40幾つ?黒鯛)

スズキ釣りは、年間数百本(60センチ以上だけ)を収入に換えていたので、
セミプロと言っていいような釣り生活でした(陸っぱり専門です)。
色々とやってましたね。

今は、海の無い県ですから・・・。







千曲川 臼田地区釣行

2008-05-30 18:30:14 | 釣行記 千曲川編
千曲の本流です。
ここは、12~3年前よく通った場所です。
本当に久し振りといった感があります。
御覧の通り、山女魚釣りといった雰囲気からは、かけ離れている川ですね。
(この付近は、はっきり言って汚いです)
水量も多く、水もちょっと黒っぽい感じでした。

雨が心配でしたが、おそらく長野県側は大丈夫だろうと踏んでの釣行です。
行きも帰りも、254号内山(うちやま)トンネルの群馬県側は結構な雨が降っていましたが、
長野県側は道路も濡れていないのですから、不思議なものですね。

コンビニで日釣り券(1260円)を購入し、朝6時現地着。
釣り始めて10分ほどで、25センチほどの良型がヒット。
しかし、タモ入れ寸前で痛恨の針外れ。
今日の結果を暗示していたのかも・・・。
その後も30分ほどの間に2匹のバラシがあってから、
やっと24センチの山女魚が玉網に納まりました。
2匹を追加して、その後8時ごろより強風が吹き始め、
さらに厄介な事に、大物狙いで粘ろうかと目星を付けておいたポイントでは、
2台のユンボが・・・。
ガラガラガラガラと大きな音で、河原の石をひっくり返し始めてしまいました。
そんなこんなで、釣りにならなくなってしまい、本日の釣り終了です。
明日は、朝5時から仕事だから、早く帰って休まないとね。
しかし、僕が昔?この場所に来ていたときは、
土曜日曜でも他の釣り人(山女魚釣りの)に会うことなんてなかったのに、
この平日でも何人か釣りをしていました。
渓流釣りの世界も、大きな様変わりをしたのだなと実感します。

写真のような平瀬では全くアタリません。
川幅が絞られた場所でのヨレや流れ込み周辺では、結構頻繁にアタッたのですが。
もう少し水量が安定し暑くなってくれば、面白いかと思います。
それにしても・・・。
なかなか大物が出てくれませんね。


尾鰭の付け根が太くて、いい魚です。これは27センチでした。
こうやって写真を見てくると、同じ山女魚でも各河川によってかなり姿が違うものです。

本日の釣果

山女魚 20センチ、24センチ、27センチ 計3匹
 
竿 本流アマゴ抜き(古~いですね) 7m
道糸ハリス通し 0.5号
ガン球 2B~6B(3B2個付け)
餌 キジ









塗装完了

2008-05-28 20:22:10 | 渓流タモ


塗装完了です。
淡透に黒を混ぜて着色したものを5回。
その上に淡透だけのものを5回。
そして、クリアーを5回。
都合、15回の塗りを重ねました。
最後は、1000番の耐水ペーパーで研ぎ、鏡面コンパウンドで仕上ました。
最後に研ぐことによって、ただ塗っただけの嫌らしい感じの艶が消え、
非常に深い艶が出てきました。
光の角度によって、朱色に見えたり黄金色に見えたり、様々な表情を見せてくれます。
実に良い色艶で、着色したにも関わらず、木目も全く損なわれていません。
自分でも、まさかこんなに良い色が出るとは予想もしていませんでした。
あとは網を付けるだけですね。
やっと、完成が見えてきました。


碓氷川釣行 3

2008-05-27 20:52:08 | 釣行記 碓氷川編
久し振りに、渓流釣りのスイッチが入ってしまいました。
離島で10年も船に乗っていた為、およそ11年のブランクがあって、
渓流釣りを再開したのが一昨年。
しかし、白内障や脳脊髄液減少症という厄介な病気を抱え、
なかなか思うような釣りはできませんでした。
昨年は、僅か2回、それも30分、1時間といった程度のものでした。
今も思うような釣りはできません。
しかし、釣りに行こうという気持ちは大きく膨らんできました。
釣りに行っても、楽しさより苦痛の面が大きいことに変わりはありませんが・・・。

なんだかんだ文句を言いながら、また碓氷川に行ってきました。
今年、鑑札は利根漁協、上州漁協と受けました。
本当ならば利根に行きたいのですが、ネットで利根上流のダム放水量を調べれば、
行くまでも無い状況でしょう。
先週なんて、毎秒200数十トンなんて放水があった日もあったし、
ここの所も80~100トン以上も放水されています。
この状況がいつまで続くか分かりませんが、
暫くは利根釣行は諦めるしかないようです。
残念ですが。

さて、今日の碓氷川ですが、一昨日の雨でまだかなり水量が多く、
先日行った場所では渡渉点も無く、かなり限られたポイントしかできませんでした。
水の色は良い感じだっただけに、ちょっと残念でした。
碓氷川は、粘れるような大場所が全く無い(訳ではないが)ので、
小さなポイントを2~3投ずつ流し、足で稼ぐといった感じじゃないと釣果は望めないと思います。
その辺が、ちょっと今の僕には身体の状況が許してくれないし、
好みの釣りスタイルでもありません。
大場所は、あるにはありますが、そういった場所には石が入っていなくて、
成魚放流魚の放流直後しか魚は入っていないと言っても過言ではないと思います。
ですから、なかなか大物はいないようですね。
同じ上州漁協管内の烏川では、以前は行けば必ずと言っていいほど、
尺物が出るポイントがあったのですが、砂に埋まったり工事で河床ブロックが入れられたりと、
今では見る影もありません。
僕は、沢や小さな支流に入っての釣りは一切しませんので、
そんな色々な理由で、今年は碓氷川(山女放流域では下流部)への釣行が増えそうです。
でも本当は、気持ちは他の川へ行っています。

今日は前述したように、ポイントが少なく苦労しました。
10時過ぎから3時間ほどの釣りで、アタリが5回。
(なぜか今年は、ハヤやヤマベのアタリは皆無で、針掛かりするのは100%ヤマメかニジマス)
風も強くて、針に乗せられたのは2匹でした。

釣果 山女魚20センチ 一匹
   虹鱒27センチ  一匹でした。

行けば釣れるが、いつも気持ちは他の川。
それは、まずこの川では大物は望めないと言う点。
これに尽きます。
それと、今まで書いてきた様々な理由ですね。
あくまでも、近いから行くだけに過ぎません。

写真が何だか分かりますか?
恐らく、昨年或いは一昨年に張られた、鵜除けのロープです。
10m以上もあるナイロンロープが、川の其処かしこに沈んで漂っています。
草や釣り糸、コンビニの袋など、様々なゴミが絡み付いてしまっています。
長いナイロンロープ、それに付けてある反射テープ、そして、このゴミです。
これは一体、鵜除けですか?それとも魚除けですか?
空中にあるうちならば、鵜除けの効果もあるんでしょうがね。
これも、碓氷川の魚が釣れない理由の一つなんじゃありませんか?
ゴミ清掃の予定があるのならば、是非参加したいですね。
そして、こんな物も全部綺麗に取っ払っちゃいましょうよ!
こんな物を張りっぱなしで、「川を綺麗にしましょう」なんて言ったって、
白々しく聞こえるだけです。
何度も言うけど、碓氷川の魚が釣れないのは、
鵜の食害によるものより、他の部分に多くの原因があるのだと思いますけどね。









碓氷川釣行

2008-05-23 15:17:30 | 釣行記 碓氷川編
自宅からすぐ近くなので、釣行というのも大袈裟ですが、
碓氷川に行ってきました。
例によって(身体がキツイので)、2時間ほどの釣りです。
写真の付近は水量も豊富で、水の中の石も残っています。
鮎はいません、食み跡も全くありません。
今年の鮎は、もう少し下流の限られた場所にしか放流されていないようです。
放流場所からは大して離れていませんが、ここまで上ってはこないでしょう。
この辺りは鵜除けのロープも少なめなので、ストレスが溜まりません。
しかし、今日はガンガン瀬を渡渉中に、沈んでいた鵜除けのロープが足に絡まりました。
そんな物が足に絡みついたまま、速い瀬の中で転倒でもしたらどうなりますか?
このような物は、全く見えないし気の付けようがありませんから、非常に危険です。
下手をすれば命取りにも繋がりかねませんし、
何よりもナイロンロープや反射テープは、溶けたり腐ったりしませんから、
永遠に残ってしまいます。
元々魚が少ないのですし、釣れない原因は他の部分のほうが大きいのですから、
張ったら張りっぱなしで撤去まで責任を負わないのであれば、
鵜除けのロープなどは絶対に張らないでもらいたいと思います。




アタリは遠いですが、こんな綺麗な山女魚が釣れました。


今日の釣果

山女魚3匹 22、24、26センチ 
虹鱒2匹  28、30センチ
山女魚も虹鱒も、コンディション上々です。

型には不満が残るものの、良い釣果では?
竿 6.3m
道糸、ハリス通し 0.5号
針 半スレ 7.5号
ガン球 3~5号
餌 キジ






苦、苦、苦

2008-05-17 20:07:22 | 脳脊髄液減少症
やっぱり、ちょっと無理をし過ぎました。
昨日の半日弱の釣行です。
健康な身体なら、本当に何でもない事だと思うのですが。

渓流釣り(本流釣り)は、まずその身支度自体が堪えます。
道具が入ったベストや、首から提げる餌箱、それ自体が、首や肩に大きな負担となります。
一時間も釣りをすると、首や肩の周りは、
まるで沢山の針が刺さっているかのような痛みが出てきます。
普段は内部からの痛みが酷いのですが、それプラスですから嫌になります。
そして背中から腰に痛みが拡がり、足がガクガクしてくるのですから、
釣りをすること自体が、大きな苦痛となってしまいます。
でも、肝心なのは、心身の心の部分です。
釣りに行く事によって消えるストレス、これが、今の僕には重要だと思います。

しかし、釣りをした直後、そして翌日の苦痛と言ったら・・・。

首や肩に負担の掛からない釣りベストを、誰か開発してくれないでしょうかねぇ。
それだけでも、かなり身体の負担は軽減すると思うのです。
例えば、女性の着る肩を出した服のように、
上腕部で止めるとか、そんな形のベストがあったら、かなり楽になると思うのですが。
それとも、他に何か良い装備方法は無いでしょうか?
なかなか良いアイデアが浮かんできません。

毎秒70t

2008-05-16 22:04:49 | 釣行記 利根川編
利根漁協管内の利根川、今日の状況です。
はい、恐ろしいくらいゴウゴウと流れています。
藤原ダムからの放水が続いていて、現時点で毎秒70t位の放水量です。
つい先日なんて、毎秒150~170tも放水されていたのですから、
もうそうなったら、見るのも恐ろしい状況だったでしょう。
今年は降雪量が多かったので、恐らく7月頃まではかなりの放水が続くでしょう。
暫くの間は、とても釣りどころではないようです。

はい、でもこんな状況でもしっかり釣ってきましたよ


川べりを歩くスペースさえあれば、へち釣りは出来ますし、(危ないので、水には入りません)
時には鮎ダマ錘の1号とか2号なんてやつで、底をゴロゴロ流しちゃいます。
すると、信じられないような流れの中からでもゴツゴツッとアタッてくれます。
ま、アタリは取り辛いですし、かなりの抵抗が掛かっているので、
すぐに離してしまって、針に掛けるのは難しいですが。

今日は、11時半くらいから15時頃まで釣りました。
釣果ですが。

ヤマメ 22センチ~26センチ 4匹
ニジマス 30センチ(ヤマメだったらなぁ)1匹
 
竿 7m
道糸 0.5号
ハリス 0.4号
餌 キジ

悪条件の中、上々の出来じゃぁないですか?
でもやっぱり、放水が落ち着いてからじっくりと大物を狙いたいですね。
水が多い時には、絶対に無理は禁物です。

今日のオマケ


僕の天敵です。
彼女(彼)?を後に立ち去ろうと、振り向いた瞬間、
なんと足元にもう一匹
暫くの間、鳥肌が立って治まりませんでした。
楽に1.5mはありましたね・・・。









パーマークとの再会 上州漁協 碓氷川の山女魚

2008-05-13 17:44:41 | 釣行記 碓氷川編
ほぼ一年ぶりの再会です。
やはり美しい。

釣りをすれば、後で苦しむ結果になることは分かりきっています。
体中が痛くて痛くて、もううんざり。
でも、休日に寝てばかりでは、ストレスが溜まるばかりです。
1時間ほど竿を振ってきました。
遠くの川へ行くのは無理なので、釣れないのを承知で自宅から10分ほどの碓氷川です。

結果から言えば、28センチと23センチの山女魚、
22センチの虹鱒一匹を釣ることが出来ました。
28センチの山女魚は、非常に幅広で体高もあって、見事な魚でした。
関東近県の川で、僅か一時間ほどの釣果としては上々の出来でしょう。

しかし、この川はねぇ・・・。
近いから、たまには行くものの。
河川環境、魚の多さ、お世辞にも良いとは言えません。
この間のG/Wですら、釣りをしている人なんて見かけませんでしたから。
それが全てを物語っているでしょうね。

さてここから苦情になってしまいますが・・・。
入漁証に(全)の文字が入っているのは、鮎釣りも出来るということです。
しかし僕は鮎釣りをしません。
普通、山女魚だけを釣るのであれば、
雑(雑魚)と記入された鑑札を購入すれば良いのです。
なのに何故?全魚券なのでしょうか?
上州漁協の管轄は、烏川水系、鏑川水系、そして碓氷川水系と三河川あって、
烏川、鏑川の事情についてはよく把握していませんが、
碓氷川に限って言えば、全魚券を買わなければ山女魚を釣る事が出来ないのです。
事はこうです、碓氷川は中流域に大きな堰で分断されている場所があります。
その堰から下流域には山女魚は放流されていません。
山女魚釣りが出来る雑魚券では、その下流域でしか釣りを認められていないのです。
誰がどう考えても、可笑しな話しじゃありませんか?
おまけに山女魚の放流量ときたら、他の川に比べたら本当に微々たる物です。
解禁当初の、虹鱒成魚放流でなんとか誤魔化しているといった感じですね。
年券9600円、日釣り券2000円(現場売り3000円)ですが、
他県の、日釣り券500円の川のほうが、はるかに魚は多いのではないでしょうか。
(地域性もあるので、一概には言えませんけど)
魚が残る為には、漁協自体の努力や体質云々を責める前に、
川自体の能力も必要なので、漁協ばかりを責めるのは可哀相なんですけどね。
しかし、山女魚しか釣らない人間に、こうして半ば強制的に全魚券を買わせている割には、
あまりにも鮎偏重主義としか言えません。
鮎が放流されれば途端に、鵜除けを理由にした、
何ともきらびやかなロープが隙間無く張り巡らされます。
山女魚を釣ろうと川に入り込めば、糸は引っ掛かり竿はぶつかりで、
とても釣りの出来る状態ではありません。
これがまた始末の悪い事に、河原を歩いていると非常に見づらく、
突然首に引っ掛かったり、足に引っ掛かったりで、危なくて仕方ありません。
今日も危うく転びそうになりました。
今はどこの川でも、鵜の対策に頭を悩ませているようですが、
鵜だって、そんなに環境の悪い川には集まりませんよ。
碓氷川で実際に、鵜を見かけるなんて殆どありませんよ。
(もっとも、一羽の鵜が食べる魚の量は相当な物だと聞きますが)

ところで、日頃ゴミを持ち帰りましょうとか何とか偉そうに言ってる人でさえ、
これが鮎の事になると目が見えなくなってしまうんでしょうかねぇ?
(ゴミを持ち帰ることは当たり前のことです)
無数に張り巡らされた鵜除けのロープは、ゴミではなく何なのでしょうか?
まあ、鮎が放流された直後は仕方ないとしましょう。
ですが、鮎釣りが解禁され、そしてシーズンが終了しても、
このロープは撤去されることはありません。
台風などがきた後は、
流されたり川床に残されたり、木に引っ掛かって川面に浮かんでいたりと、
酷い有様になります。
このようなロープを張るのなら、きちんと最後まで責任を持って欲しいと思います。
しかしこのロープ、本当に危ないです。
もし子供でも遊びに来ていたら(今は、川で遊ぶ子供などいませんが)、
絶対に大きな怪我をする事態を招きますよ。

実は今年、上州漁協の年券は買うつもりではありませんでした。
ちょっとした間違いがあって、買うことになってしまったのですが、
来年からはもう考えないと!

こうやって、漁協に対する苦情を言えば、
一度魚の放流やゴミ拾いに参加してから言ってくださいよ、
と言われるのがオチなんですけどね。
お金の問題では無いのですが、
鮎釣りをしない人間にまで鮎釣りの券を買わせて、
実際には成魚放流魚の釣りしかさせない状況を作っているから苦言を呈するのです。

魚がいない、釣れない=釣りに来る人が少なくなる=入漁料が高くなる。
もう永遠にそれの繰り返し。
碓氷川に未来はあるのかな?

今日の釣果
山女魚28センチ、23センチ。
虹鱒22センチ。

竿6,3m
道糸ハリス通し0.5号
針半スレヤマメ7号
餌キジ

今の時期、碓氷川で山女魚を釣るのなら、ガンガン瀬やチャラ瀬などが狙い目です。
いや、狙い目と言うよりも、そういった所でしかアタリは出ません。
多分、普通の人はジャブジャブと平気で歩いていってしまうような所ですね。
そして、水の中の石が黒く見える所です。
要は、生きた流れか死んだ流れかという点ですね。
竿は5.4m~6.5mで充分です。
8mの竿を持った人が釣り上がった(一匹も釣ってませんでした)後を5.4mの竿で歩いて、
ほんの100mほどの間で、良型山女魚を5匹釣ったこともあります。

なんだ、結構釣れるんじゃん!!

これを読んで碓氷川に釣りに行こう、なんて思った奇特な方はいないと思いますが、
釣行の際には入漁券を購入してくださいね。

追記
体長10センチほどの鮎が岸際で群れていましたよ。
それと、今年は不思議なことに酷い濁り(工事やその他)が出ませんねぇ。
いつもの年なら、ちょっと雨が降っただけで酷い有様になるのに。
きっと、何らかの話し合いがあったのでしょうね。
水自体は良い川なのですから、変わる要素はあるんです。
全魚券9600円は、その為の投資でもあると思いましょう。

あ~しかし、遠征したいなぁ。。。

追記2及び訂正
上州漁協のH.Pに、ヤマメ、イワナは全漁ですと書いてありますね。
それなら尚更納得行かないけど!!
碓氷川は問題外。
烏川は余りにも工事が酷くて、もう行く気無し。
もう絶対に年券買わねぇ。
渓流釣り師に見放され、鮎釣り師に見放され、
この先一体どうするつもりなの上州漁協さん?












色の違い

2008-05-12 23:16:58 | 渓流タモ
すいません、タモネタばかりで。
もう、飽きましたよね。
 
こちらは、長さ50センチほどの、同じ素材から二本の柄を作った物です。
(下のタモが、前回の写真の物と違います)
どちらも同時に塗装をしています。
現在7回目の塗装(同じ調合の同じ塗料です)を施し、
1000番の耐水ペーパーで、ざっと磨いた後です。
光の加減によって様々な表情を見せますが、
かなり色加減が違います(写真では分かりづらいですが)
下のタモだけ、との粉を塗り目止めをした後から、塗装をしました。

まったく同じ素材の上に塗ったにも関わらず、色や木目の出方がかなり違います。
一概にどちらが良いとは言えませんが、との粉を塗ったほうは、
色の出方が均一でムラがありません。
今回は、ハケ塗りで仕上ていますが、ハケのムラも出にくいです。
綺麗と言えば綺麗なのですが、上のタモと比べて味に欠けます。
この辺は好みの問題なのでしょうが、との粉を塗らなかったタモのほうが、
深い味わいが出ていますね。

カシュー塗料を繰り返し塗る場合、一昼夜か二昼夜置けばいいと思います。
残った塗料は捨てずに、その上に継ぎ足して使ったほうが、乗りが良いようです。
カシューとカシューシンナーの割合ですが、僕は最初だけ1:1で混ぜて塗り、
あとはカシュー1に対し、カシューシンナー10の割合で混ぜて塗っています。
ビチャビチャの水のような状態ですね。
粘度のある状態で、一度に厚塗りをしていこうとすると、失敗しますよ。
しかし、伐採から成形、乾燥、塗装と、本当に気長な仕事です。

ここまで、今回のタモ作りの製作工程を書いてきましたが、
もう書くこともありませんね(塗装はまだ何回か続きますが)
網が付いたら、またアップしたいと思いますが、
それはまだ暫く先になる予定です。
車の任意保険の切り替え、自動車税と、大きな出費が重なるので、
網を買う予算が・・・。







塗装始めちゃいました。

2008-05-07 21:16:16 | 渓流タモ
もう五月の連休(僕には関係無いが)を過ぎたと言うのに、
とても釣りに行けるような身体の状態ではなく、
TVの釣り番組で、
70歳になろうかというオッチャン(村田 満さんです)が、
元気に川の中を飛び歩いている姿を見て、
あぁ、俺の身体は一体何なのだと恨めしくさえなってしまう今日この頃

まだ少し早いかなとも思いつつ、少しでも釣り気分にでも浸ろうかと、
製作中の渓流タモの塗装を始めた。
伐採から半年以上経つから、多分大丈夫・・・。
着色や目止めをどうするか、塗料をどうするか散々悩んだが、
肌が弱く本漆は絶対にカブれるだろうと、カシュー塗料一本で行くことにした。
只今、六回(淡透に黒をほんの少し混ぜたのを五回、淡透だけを一回)の塗装が済んだところ。
目止めも、水性ステインによる着色もしていない。
色的には、ものすごくいい色が出た。
だが、塗装の難しさと言ったら。
技術的な問題もさることながら、埃の問題(埃はご法度です)、臭いの問題、
一人暮らしなら問題ないのですが、専用の工房が欲しくなる所です。
塗装に関しては、様々な失敗を繰り返しながら経験を積んでいくしかないでしょう。
この先、また天然木のタモを作るかどうかは分かりませんが。

ところで、カシュー塗料って面白い名前ですよね。
以前から不思議な名前だなぁと思っていたのですが、
実はカシューナッツが原料だからだったんですね。
それから、カシューの透明というのは、カシュー自体の色が入っていますので、
透明単色でも、結構味わい深い飴色のような感じで。色が出ます。
因みに、ネオクリアー←クリアー←淡透←透と、(淡透と透は逆だったかな?)
右から左へ行くほど透明度が高いそうですので参考までに。

さあ、これからまだまだ塗りを重ねて行きますぜ!