陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

竿納め 魚野川釣行

2008-09-25 21:46:51 | 釣行記 魚野川編
我が道を行くといった感じです。
三国トンネルの前後、他に車は全く走っていません。

目覚ましを1時半にセットしていましたが、1時間ほど早く目が覚めてしまい、
そのまま出発しました。
しかし、寒い。
高山村で、外気温が15℃。
ついにヒーターのスイッチに手が伸びました。
そして、三国トンネルを抜けると雨。
苗場に差し掛かった頃には横殴りの暴雨風といった感じになってしまいます。
石打まで行けば、多分降ってはいないだろうと思いつつも、
目的地の様子が気に掛かります。


案の定、石打では降っていませんでした(少し降って止んだ後)
現地で夜明けを待ち・・・。


初日、ほぼ平水のようです。
とは言え、写真の付近だと川幅は100mもあるでしょうか。
これが本流だと言わんばかりですね。
釣りの話しはまだ?
まあ、待って下さい。



日本の原風景といった感じです。

魚沼地方は、ちょうど稲刈りの最盛期のようでした。
ススキの穂も大きく伸び、もうすっかり秋です。

で、釣りの話しは?
そろそろいいか。
期待は大きかったんですけどね、期待は。
もう、分かっちゃいましたかね?
六日町付近、一時間が過ぎ二時間が過ぎても、全くアタリが出ません。
???
そして・・・。
ドッボーン、ドッボーン!!
魚の跳ねじゃぁありませんよ。
気が付けば、周りはコロガシのお父さん達で一杯。
(こちらも、5Bを4連5連なんて仕掛け振っているんで、音的には同じですが)
場所移動しても、何処も同じです。
途中、コロガシの入らない分流で少し遊び、
中型のヤマメをパタパタパタと連続して釣りますが、
「こんなことしている場合ではない、今日の相手は君達じゃ無いのよね」
と、すぐに本流へ・・・。
でもその頃には身体の限界。
気持ちが切れ、昼前から爆睡です。
結局、起きたら陽が傾いてる(汗)
体も動かん。
はい、初日終了です。
そしていつものように、車中泊。

2日目
薄暗い内から竿を振ります。
すると、少し上で、バッシャ~ン、またバッシャ~ン。
これは間違いなく大型の魚です。
急いでその場所へ。
またバッシャ~ン。
姿を確認。
「デヶ~」
でもね・・・。
釣りの対象じゃありませんでした。
な~んだと思ったら・・・。
サケナ・ベイビー!!
おっと、ベイビーでも内田裕也でもありませんでした。
鮭よ、鮭(多分)
それも1mはあろうかという大物鮭。
あちらでも、こちらでも。

10時。
何故か温泉に入っています。
身体が悲鳴を上げ、釣りを諦めました。
温泉でも入って、身体を休めてから帰るかと、
六日町の「清流館」という温泉施設に寄りました。
フロントの男の奴、態度悪いね。お客にも他の従業員にもスゲー偉そうにしてる。どうでもいいけど。
いや~でも、お湯は良い。
普通のお湯と、薬仁湯という漢方のお湯に5分くらいづつ交互に入っただけなのですが、
湯上りは暫く汗ダクダクでした。
今日は昼飯も、天ザル蕎麦の大盛りと豪勢にいっちゃいました。
釣りに行って、温泉に入って、しかもコンビニのオニギリじゃないなんて!!
なんて贅沢な!!
ついでに贅沢して、帰りは高速にまで乗っちゃったりして。
まあ、石打から水上の区間だけですけどね。

2日竿を振って、釣りをしたのは半日分の時間もあっただろうか?
考えてみれば勿体無いけど、ちょっと今の身体では仕方が無い。
でもそれ以上に勿体無いのは、
今年の日釣り券を買った分が、年券の額をオーバーしてしまったことか?
魚野川なら、まあいいかって感じもするけど、来年は年券買うしかないね。

こうして、今年の渓流(本流)釣りを終えることにしました。
今回、釣り場の選択にミスがあったでしょうか。
コロガシの入らない上流部か、若しくはもっと下流部に入っていたら?
或いは違った結果になっていたかもしれません。
でも、そんな事を考えてもしょうがありませんね。
移動する時間は余裕があったのに、釣り場を移してまでも釣りをする元気がありませんから。
大物は釣れませんでしたが、最終釣行でヤマメの顔を拝む事が出来たのですから、
まあ良しとしましょう。
それにしても・・・。
ミミズ、7箱も余っちゃって。はあ~、どうしよう。

今シーズン楽しませてくれた魚達よ、ありがとう。
リリースしてきた魚には、また来年逢えるかな?
バラシを演じたあの魚に、また逢えるかな?























碓氷川釣行 13

2008-09-16 15:46:36 | 釣行記 碓氷川編
群馬県内の渓流釣りも、今週一杯で終わりを迎えることとなりました。
今日は休みで、利根川最終釣行と行きたかったのですが、
利根川まで行き釣りをして、そして帰ってくるまでの元気がありません。
結局、碓氷川になってしまいました。
僕の釣り場選びは、近いかどうかで決まってしまっています。
まあ、しょうがないですね。

今日は、短時間(いつもですが)勝負。
車を止めた場所から近いポイントを選びました。
ヤマメの魚影は、かなり薄いと言わざるを得ませんが、
一発はあるかも?との思いで竿を出します。
しかし意外に、釣り始めてすぐに21センチのヤマメが釣れました。

結局、後は続かないのですが・・・。

そして、あるポイントへ。
初めから、そこで何らかの反応があると思っていました。
瀬の流芯とタルミの間を流すと、目印が上流に向かって動きます。
すかさずアワセると、強い引きが伝わってきます。が、10秒ほどのやり取りで針外れ。
チラッと見えた姿は、ニジマスのようです。
もしかしたら、ニジマスならもう一度喰ってくるかも?
そんな事を考えながら、5分ほどその場を休ませてと。
休ませてからの一投目、先ほどの筋を外して流芯を流した目印に変化が出ました。
アワセを入れた瞬間、激しいジャンプ、ジャンプ、またジャンプ。
やはりニジマスです。
今度は下流に向かって走ります。
いや、強い強い。
先日のヤマメの轍を踏まないように、今日は人間ドラグとなり魚に付いていきます。
そして、無事ランディング。

37センチと、またまた見事なニジマスでした。
ヒレは綺麗に再生され、メタボかよと言いたくなる位に太っています。
これなら強いわけです。
先々週のニジマスもそうだったのですが、一体何を食ってここまで太るんだよ?
そんな疑問を感じてしまいますが、家に帰って捌いてみて納得。
意外な物をギッシリと飽食していました。
ハヤや鮎といった魚ではありません。
水棲昆虫の類でもありません。
一体何?
生き物であることには違いありませんが、ここでは伏せておきましょう(ヒ・ミ・ツ)
でも、本当に意外でした。

このニジマスに楽しませてもらい、直ぐに竿を納めました。
今日も一時間ほどの釣りになってしまいましたが、充分でしょう。


今日の釣果

ヤマメ 21センチ

ニジマス 37センチ


竿 宮田作郡上あまご 72
道糸ハリス通し 0.6号
針 カツイチ半スレヒネリ 8号
ガン球 3号~B
餌 キジ











碓氷川釣行 12 やる気無し

2008-09-14 20:56:00 | 釣行記 碓氷川編
昨日ですが、ほんの少しだけ碓氷川で竿を振ってきました。
ほんの少しって?
僅か10分ほどだけです。
そう、やる気が無いのは人間で、ヤマメではありません。
体調が悪く、動き出すのに物凄い決意が必要でした。
ただ、竿だけは振ってくるんだとの思いだけでの釣行です。

ですがそこには、尺上との思いがけないドラマ?が待っていました。
碓氷川も、本当に久し振りに綺麗な水が流れていました。
思い返す限りでは、今年一番の綺麗な水でしょう。
でも、それが本来の姿なのです。

そんな中、第一投からアタリがきました。
22センチほどの美しいヤマメです。
そして10mほど下り、激流の筋を流すと、力強いアタリがきました。
大物特有の首振り、そして川底にへばり付くような感覚。
何とかイナし、水面に顔を出させました。
32~33センチといったところでしょうか。
釣り開始から僅か5分ほど、まさかまさかの尺ヤマメです。
上唇の先端に、チョコンと針が掛かっているのが見えます。

ヤマメが浮いたのが、激しい流芯の向こう側のタルミ。
こんな時、いつもならば少し流れの緩いところまで下がってから寄せるのですが・・・。
何となく予感がしていました。
予感はしていたのですが・・・。
そんな瞬間を迎えても、動きたくない、動くのが面倒くさい。
具合の悪い時なんて、そんなものです。
魚を浮かせたまま流芯を横切らせる時、当たり前の事ですが、物凄い水圧が魚を押し流そうとします。
一気に力が掛かったその時、呆気なく針が外れてしまいました。
いや多分、針が外れたのでは無く、口の端に掛かっていたので口切れしてしまったのでしょう。
何故か、悔しさは湧いてきませんでした。
こちらがベストを尽くした結果では無いのですから、当たり前です。
物臭に横着にやり取りをしてしまったのですから、
そんなことで悔しがっては、魚にも失礼というものです。

そんなこんなで、自分の体調に、そして自分自身に嫌気が差してしまい、
ほんの10分ほどの釣行となってしまいました。

なんか、切ないね・・・














爆釣の予感がするのに

2008-09-08 20:32:10 | 釣りの話
ようやく天候が落ち着いてきたようです。
さあ、そうなると気になるのが利根川の様子ですが、
ネットで調べる限りでは、ベスト水位まであと40~50センチの減水といったところでしょうか?
藤原ダムからの放水が、もう少し治まれば・・・。
明日辺りかな?
高かった水が落ちた直後、きっと爆釣状態が待っている筈です。

群馬県内の渓流釣りも、残すところ後10日余りとなってしまいましたが、
今週はちょっと用事があって、利根川までは行けそうもありません
来週、二日ある休日に二日とも行けるかな?
何とか一日だけは行けそうですが、もしかしたらもう行けないかも。

利根川は、常にダムからの放水に左右されるので、
こちらの休日に合わせてベストな状態に当たるという事が、なかなかありませんね。
まっ、最後の週に竿が振れるだけでも良しとしますか。

今週はきっと、いい釣りができますよ(はあ~、行きてぇ~)







碓氷川釣行 11 

2008-09-06 13:59:22 | 釣行記 碓氷川編
体調が優れず、遠出をする気にはなれません。
かといって、室内でジッとしていることも苦痛なので、ちょっとだけ碓氷川です。
なんだかんだ言いながら、今やすっかりホームグランドになってしまった感があります。
具合が悪ければ、すぐに帰って横になれますからねぇ。


水量も大分落ち、ちょうどいい感じかなと思ったのですが、
どうも小型ばかりですねぇ。
各ポイントでボチボチと釣れるのですが、どれも17~18センチといったサイズで、
それ以上の大きさが釣れる気がしません。
そして釣り開始から1時間が経過して、やっと27センチの良型ヤマメが釣れました。
なんと綺麗な魚でしょうか。

もう帰ろうと、来た道をもう一度竿を振りながら戻ります。
段々瀬の中で来ました。
これは良型だねぇと、ホクホクしながらやり取りをします。
が、タモに入った魚を見てビックリ、そしてガッカリ。
いいヤマメがきてくれたとばかり思っていたのに、なんと鮎でした。


しかもこれが、先ほどのヤマメと同寸で27センチもありました。
釣れない、釣れないと、鮎釣り師など一人もいない碓氷川ですが、
やはり、居る事は、居るんですねぇ。
まあ、碓氷川では、ヤマメにしろ鮎にしろ、「居る事は居る」
その程度のものでしかないようですが。
(上流部では、ヤマメはそこそこ居るようです)


今日の釣果

ヤマメ 27センチ

鮎(対象外ですが) 27センチ











碓氷川釣行 10 今日は泣き尺

2008-09-02 14:14:41 | 釣行記 碓氷川編
雨、雨、雨。
連日の雨で、利根川への釣行は諦めざるを得ず、碓氷川です。
碓氷川も水が多いものの、釣りにならないほどではありません。

朝5時半、自宅を出たものの、今朝も雨が・・・。
まるで夕立のような降りっぷりです。
いや、朝だから朝○○(ゴホッ)かな?
目的のポイントへは、2箇所ほど渡渉をせねばならない為、
暫しの間、様子見の為、待機となってしまいました。
30分ほど待って、雨は止み、何とか行けそうな状況になりました。
ですが、落ち着きの無い天候ですから、上流部での雨には気を付けないといけません。
木の枝や、水際の大きな石を目安にして、
少しでも水位が上がれば、直ぐに上がれる態勢だけは整えておきます。

さて、目的のポイントまでの間、良さそうなポイントだけを数箇所流します。
直ぐに21センチのヤマメが釣れ、そして29.5センチの泣き尺が。
今日はイケルかな?
そして目的のポイントへ。
う~ん、今日は流れが強すぎる。
30分ほど竿を振るも、アタリは無いし思ったように仕掛けを流せないしで、
その場を上がり場所を移動します。

そして・・・。


瀬の中を30mも走らされ、やっと取り込んだのが、
36センチのデップリしたニジマスでした。
ヤマメだと思って必死にやり取りしていたので、タモ入れした瞬間、
拍子抜けしてしまいましたが、完璧な魚体に見とれてしまいます。
これは多分、年を越して成長してきた魚でしょう。
引きの強さを、存分に堪能させてもらいました。

それにしても、郡上あまごいいですねぇ。
竿はやはり、こういうふうに曲がってくれないと。
大物が掛かったときには、バネが伸び縮みするような不思議な感触で魚を浮かせてくれます。
まるで、どこまでも際限なく曲がるのでは?
そんな感覚さえ覚えます。
いや~、今日のやりとりは楽しかった。

大物を狙えるポイントも少ない為、9時前に竿を納めました。
3時間を超えようかという釣りをした後は、身体が音を上げます。
先日もそうでしたが、真っ赤な血尿が。
そして手は攣る足は攣る。
健康な身体ならば、また夕まづめ狙いといきたいのですが・・・。


今日の釣果

ヤマメ 21センチ 29(ミリは切り捨て)センチ

ニジマス 36センチ


竿 宮田作郡上あまご
道糸 0.6号 ハリス 0.6号
ガン球 B~2B
針 カツイチ半スレヒネリ8号
餌 キジ