この1年、当ブログにお寄りくださった皆様、どうもありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
今年の竿納めに、どうしてもヒラスズキ狙いでルアーを振りたくて、再び伊豆へ行ってきました。
本当は先週初めの釣行予定だったのですが、腰を痛めて動けなくなり、予定を変更しての釣行です。
ちょっと色々な意味で、かなりの無理をしての釣行となってしまいましたが・・・。
7日、仕事から帰って20時出発。
ある程度の予測はしていたのですが、清里が近くなると横殴りの本格的な雪になってしまいました。
あっと言う間に道路は真っ白。
路面もキラキラと光り、アイスバーン状態。
慎重に慎重に、歩を進めていきます。
清里から下っていくと雨に変わりますが、本栖湖が近づくと。
またまた大雪
朝霧高原を抜けるまで、この有様でした。
伊豆へ向かうこの時点で、もうすでに帰りの道路状況が心配になってしまいました。
そして、沼津を通過したのは、0時半頃でしょうか。
雪道をゆっくりと走ってきた割には、早かったですね。
夜だから、市街地を抜けるのに時間が掛らなかったお陰でしょう。
この日は、そのまま東伊豆まで駆け抜けます。
途中、強烈な眠気が襲ってきますが、
西伊豆の峠で鹿が飛び出してきて、寸での所で回避。
パッチリと目が覚めました。
天城峠を越え、ループ橋を抜けて河津到着は、3時近くだったでしょうか。
前日も4時起きだったので、ほぼ徹夜に近い状態です。
伊豆は、ず~とっ雨。
明け方、やっと小降りになりますが、気温の低下と重なって水温はかなり急激に下がることが予想されます。
釣りには、厳しい状況になってしまいました。
1時間ほど仮眠を取り夜明けを待ち、明るくなった海を見ると。
予報の割に波が静かで、肝心のサラシが・・・。
ゴロタ場には、サラシと言えるサラシも出ていなく・・・。
それでも竿を振りながらゴロタ場を歩いていきます。
この日の使用タックル
竿 UFMウエダCPS133
リール トーナメントX3500
途中で
可愛いメッキ君が1匹。
前方は伊豆大島
ゴロタを抜けた磯場には、割と良いサラシが出ています。
ヒラスズキがいれば、一発で出てきてもいいのになぁと思いながら竿を振りますが、
何も返事はありませんでした。
何よりも、ベイトの気配が全く無し。
ベイトゼロ、急激な水温の低下とくれば、もう諦めるしかないでしょうね。
3時間程竿を振り、昼間は車の中でゆっくりと休みます。
でも、眠れませんでした。
夕方、風向きが変わって少しサラシが大きくなってきた。
北寄りの風になって、朝より寒いっ。
そこで再び竿を振りますが、ノーヒットのまま終了。
近くの港を覗くと、イワシの姿もチョボチョボと見られるのですが、
数が少なくて、最近入ってきたものではないでしょうね。
翌朝も釣りをする予定でしたが、帰りの雪も心配だし、
ヒラスズキが駄目なら、狩野川で少しスズキ狙いをしてから帰るかと、沼津へ車を向けます。
しかし、沼津に到着したころにはもうすでに車から降りる気力も体力も無く、そのまま帰る事にしました。
本栖湖畔を過ぎ、本栖みちというところを走行中、
オレンジ色に光る怪しい発行体が、いくつも道路の上をフワフワと漂っています。
何かヤバイ物を見ちゃったのかな?
なんて思いつつも車を走らせます。
不安な気持ちで近づいていくと、そこにいたのは、5頭ほどの鹿の親子でした。
オレンジに輝く発行体は、車のライトに反射した鹿の目だったんですね。
ビックリさせるなよ、もう。
路面凍結が無くてスピードが出ていたら、突っ込んでいたかもしれません。
この時期、どちらにしても安全運転を心掛けなければなりませんね。
清里近辺の雪も、道路上は殆ど溶けていましたが、
清里から松原湖の区間は溶けていない個所もあって、下りが怖かったぁ~。
そして何とかかんとか、自宅まで辿り着くことが出来ました。
前日(前々日になっちゃうが)、家を出てからここまで30時間余。
その間の睡眠時間は1時間。
雪道走行で神経を使った事もあって、半端な疲労感ではなく、
車を降りた瞬間にへたり込んでしまいましたが、何とか無事です。
これで、2010年の釣りも全て終了です。
来年の釣り初めは、4月頃にまた、伊豆へと思っていますが・・・。
渓流釣りは、その後からですね。
走行距離 690キロ
釣果 無し