陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

よいお年を

2010-12-30 19:15:13 | Weblog
2010年も、残すところあと二日。
この1年、当ブログにお寄りくださった皆様、どうもありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。

2010 納竿釣行 伊豆再び

2010-12-08 22:27:19 | 釣行記 海編

今年の竿納めに、どうしてもヒラスズキ狙いでルアーを振りたくて、再び伊豆へ行ってきました。
本当は先週初めの釣行予定だったのですが、腰を痛めて動けなくなり、予定を変更しての釣行です。
ちょっと色々な意味で、かなりの無理をしての釣行となってしまいましたが・・・。

7日、仕事から帰って20時出発。
ある程度の予測はしていたのですが、清里が近くなると横殴りの本格的な雪になってしまいました。
あっと言う間に道路は真っ白。
路面もキラキラと光り、アイスバーン状態。
慎重に慎重に、歩を進めていきます。
清里から下っていくと雨に変わりますが、本栖湖が近づくと。

またまた大雪

朝霧高原を抜けるまで、この有様でした。
伊豆へ向かうこの時点で、もうすでに帰りの道路状況が心配になってしまいました。
そして、沼津を通過したのは、0時半頃でしょうか。
雪道をゆっくりと走ってきた割には、早かったですね。
夜だから、市街地を抜けるのに時間が掛らなかったお陰でしょう。
この日は、そのまま東伊豆まで駆け抜けます。
途中、強烈な眠気が襲ってきますが、
西伊豆の峠で鹿が飛び出してきて、寸での所で回避。
パッチリと目が覚めました。
天城峠を越え、ループ橋を抜けて河津到着は、3時近くだったでしょうか。
前日も4時起きだったので、ほぼ徹夜に近い状態です。
伊豆は、ず~とっ雨。
明け方、やっと小降りになりますが、気温の低下と重なって水温はかなり急激に下がることが予想されます。
釣りには、厳しい状況になってしまいました。

1時間ほど仮眠を取り夜明けを待ち、明るくなった海を見ると。
予報の割に波が静かで、肝心のサラシが・・・。
ゴロタ場には、サラシと言えるサラシも出ていなく・・・。
それでも竿を振りながらゴロタ場を歩いていきます。

この日の使用タックル

竿    UFMウエダCPS133
リール  トーナメントX3500

途中で

可愛いメッキ君が1匹。


前方は伊豆大島

ゴロタを抜けた磯場には、割と良いサラシが出ています。
ヒラスズキがいれば、一発で出てきてもいいのになぁと思いながら竿を振りますが、
何も返事はありませんでした。
何よりも、ベイトの気配が全く無し。
ベイトゼロ、急激な水温の低下とくれば、もう諦めるしかないでしょうね。

3時間程竿を振り、昼間は車の中でゆっくりと休みます。
でも、眠れませんでした。
夕方、風向きが変わって少しサラシが大きくなってきた。
北寄りの風になって、朝より寒いっ。
そこで再び竿を振りますが、ノーヒットのまま終了。
近くの港を覗くと、イワシの姿もチョボチョボと見られるのですが、
数が少なくて、最近入ってきたものではないでしょうね。

翌朝も釣りをする予定でしたが、帰りの雪も心配だし、
ヒラスズキが駄目なら、狩野川で少しスズキ狙いをしてから帰るかと、沼津へ車を向けます。
しかし、沼津に到着したころにはもうすでに車から降りる気力も体力も無く、そのまま帰る事にしました。
本栖湖畔を過ぎ、本栖みちというところを走行中、
オレンジ色に光る怪しい発行体が、いくつも道路の上をフワフワと漂っています。
何かヤバイ物を見ちゃったのかな?
なんて思いつつも車を走らせます。
不安な気持ちで近づいていくと、そこにいたのは、5頭ほどの鹿の親子でした。
オレンジに輝く発行体は、車のライトに反射した鹿の目だったんですね。
ビックリさせるなよ、もう。
路面凍結が無くてスピードが出ていたら、突っ込んでいたかもしれません。
この時期、どちらにしても安全運転を心掛けなければなりませんね。
清里近辺の雪も、道路上は殆ど溶けていましたが、
清里から松原湖の区間は溶けていない個所もあって、下りが怖かったぁ~。
そして何とかかんとか、自宅まで辿り着くことが出来ました。
前日(前々日になっちゃうが)、家を出てからここまで30時間余。
その間の睡眠時間は1時間。
雪道走行で神経を使った事もあって、半端な疲労感ではなく、
車を降りた瞬間にへたり込んでしまいましたが、何とか無事です。

これで、2010年の釣りも全て終了です。
来年の釣り初めは、4月頃にまた、伊豆へと思っていますが・・・。
渓流釣りは、その後からですね。

走行距離  690キロ
釣果    無し


安全装備

2010-12-03 16:48:27 | 釣りの話


いつまたヒラスズキを釣りに行けるか分からないのだが、
いつ行けてもいいように、ライフジャケットを買い替えた。
古い物も、まだ使えるのだが、有効期限切れといったところだろうか。
本来ならば、ライフジャケットは2年おきくらいの間隔で買い替えるか、
浮力体を入れ替える必要のある、謂わば消費物。
消費物だが、安全対策上絶対に必要な物。
荒れた磯に出るには、竿やリール以前に、お金を掛けなければいけない物だろう。

ライフジャケットを着用していたからと言って、よほどの凪か、近くに船でもいなければ、
自らの力で磯に這い上がるのは非常に危険で、殆ど不可能ではあるのだが。
さて、ライフジャケットを着用するのには、もう一つ大切な理由がある。
それは万が一、海の骸となった時に、捜索の手間を省かせる為にもある。
ひいては、数多くの人間に迷惑を掛けないといったことにもなるのだ。

事故に遭わないことが、まず第一だが、安全装備には充分に気を使いましょう。
最近、某有名ブランドで、ウエーディング用と称した股紐の付いていないタイプに人気が集まっていますが、
例えウエーディング時にしか使わないとしても、そんな物は論外です。
動きやすさとか使いやすさ、デザイン性などで売れているのでしょうが、間違っても買わないように。
かくいう僕も、あの時ライフジャケットを着けていなければ、間違いなく死んでいただろう、
という経験があるからこそ、こんな事を書いているのですが・・・。


補修完了

2010-12-01 19:07:50 | 釣りの話
1センチほどの長さの小さなクラックが入っていた、竿の補修が完了しました。

途中経過


最終的に、こうなりました。


補修糸が巻き付けてあるようには見えませんよね。
黒の塗装だけでは、いかにも補修した跡が見え見え。
青貝の粉を散らして、研ぎ出しました。
花びらの形のを入れたのは、見た目にちょっと失敗だったかな?
糸、塗料、青貝粉と、全て手持ちの材料を使用したので、
材料費を使わず、竿のひび割れ修理完了しました。