陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

AKA博田法 2回目

2015-03-05 18:25:25 | 腰痛

1度目の治療で、痛みが劇的に改善したAKA博田法での腰痛治療、先日、2度目の施術を受けてきました。

まだまだ復調には程遠い状態ですが、こんなに楽になるとは思っていませんでした。

泣きたいほどの臀部の痛みは半減、いや、それ以上かもしれません。

痛くて痛くて寝付けなかったのが嘘のようです。

腰の痛み自体も大分楽です。

一度目の治療翌日から、普通に起床できるようになりました。

治療前はベッドから落ちるように降りて、四つん這いになってストーブまで這っていき、腰を暫く温めてからでないと動けなかったのに。

ぎっくり腰のような激痛が一日に何度も襲っていたのに、それもありません。

脹脛から足裏の痺れも、体勢によって出る事はありますが、殆ど無くなりました。

強い痛みが残っているのは、両膝かな?

ただ、こちらもかなりの改善があります。

2度目の治療の夜、臀部の痛みが再び強くなりましたが、一晩ですぐに消滅しました。

これは、治療によって炎症が起こったのではないかと思われます。

僕の場合は普通の患者さんよりも、かなり範囲が広いとの事です。

これは、痛めている範囲、治療を施す範囲を言っているのだと思います。

「このまま治療を続けていけば、良くなっていきますよ」

今回は、この言葉を信じられるようになってきました。

原始的にも思えるような治療が、こんなにも効果が出るなんて。

思っても見なかった事ですね。

治るか治るのかも分からない手術をする前に、AKA博田法という治療を知って良かった。

そう実感出来ます。

今後も引き続き、治療に通います。

今の状態は、そうですねぇ

重だるさが強くて、日常生活はまだまだ辛いです。

臀部から足に掛けての麻痺感が半減し、大分、普通に歩けるようになったものの、やはり足が上がっていないのは感じますね。

まだ、走るのは無理(苦笑)

まあここら辺は、首などからも来ているのではないかと思っているので、自分で体力を鍛える努力は続けつつ、半分は諦めの境地ですかね。

今回の最後に、AKA博田法の腰痛治療を受ける方に・・・

AKA博田法を行っている病院は、大規模な最新設備を備えた病院は少ないと思いますので、

事前に大きな病院で、動脈瘤解離や閉塞性動脈硬化、内臓から来ている足腰の痛みではないのか?

それだけはしっかり、検査、ご相談などされてからにしてください。

これらを見逃すと、命の危機になったり、両足切断なんてことにもなりかねませんので。

 

 

 

 

 

 

 


AKA博田法

2015-02-02 20:56:18 | 腰痛

AKA博田法の治療を行っている病院(医院)へ行ってきました。

何だかAKBと間違えてしまいそうな名前なんですが、関節運動学的アプローチ(Arthrokinematic Approach)の略で、博田法と言うのは、この治療を開発された先生の名前からだそうです。

ここ数年、腰の痛みにも悩まされていて余計に苦しい思いが続いているのですが、昨年3月のTV放送でAKA博田法を知って予約を取りました。

まあしかし、TV放送の影響が大きくて、まずは予約を取るのが大変で・・・

TVに出ていた医院とは違ってネットで調べた医院なんですが、昨年4月頭に電話した時点で「今年の新患さんは、お受け出来ません。来年また電話して下さい」とのことで、

今年の正月明けに電話して予約が取れたのが、この2月でした。

およそ10カ月待ちですが、以前、脳脊髄液減少症で通っていた熱海病院の事を考えれば大した事ありません(苦笑)

正直、半信半疑だったのですが(今もですが)、整形外科もペインクリニックも「ちょっと?」という不信感に陥っている状況だったので、

「受けてみる価値はあるかな?改善があれば見っけもんだし」という軽い気持ちで受けてきました。

ここらへんは、脳脊髄液減少症であちこちの病院や治療を転々とした経緯と同じような感じでしょうか。

さて、AKA博田法とは、どういった治療法、手法なんでしょうか?

最近よく言われているのが、腰痛の8割から9割が仙腸関節の障害から来ている(のではないか?)という事です。

じゃあ、今まで叫ばれていた腰痛の主原因である、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄といったものは一体何だったの?という感じですがね。

僕は医者じゃあないので、それはさておき。

治療時間は凡そ5分ほどで、あまりにも簡単にというか、呆気ないというか、治療を受けている人間からしてみたらそんなもんです。

実際にはズレた仙腸関節を1ミリ2ミリといった感覚で修正していくので、10年20年といった経験修行が必要とされるほどの難しい手法なんだとか。

最初にネットで調べてみたら、軽く触られているだけだったとか、全く力を掛けられていないだとか、そんな話しばっかりだったのですが、

僕の時には、足を強引に曲げたり、腰や臀部にかなり強い力が加えられていました。

この辺りは、治療を行う医師や患者の症状によっても違うのでしょうかね?

問診から始まりAKA博田法を受け、従来からの温熱治療やウオーターベッドによるリハビリを全て含めて40分程の治療時間でした。

気になる料金ですが、保険適用外の治療になる為、TVに出ていた医院だと27000円(初診料や薬を含めて)ほど掛るようです。

今回治療を受けた所では、その6分の1から7分の1でしたが。

薬は、漢方、痛み止め、抗炎症薬、ビタミン剤、湿布が処方されるだけで、リリカのような副作用の強い薬は処方されません。

正直な所、数万円ものお金が掛ると疑心暗鬼に陥るような気もする治療ですが、これから受けてみようとする人は、自分の判断で受けて下さい。

決して、僕が進んで人に勧めるものでは、ありません(偽治療だと言っている人もいるので)。

一番の問題なんですが、AKA博田法の標榜を掲げられる医師(国家医師であり、AKA博田法医学会で定める認定医、指導医)は日本国内で現在30数名しかいません。

よって、治療を受けられる病院、医院といった数が限定されてしまいます。

昨年のTV放送によって、一切の受付を止めてしまったり、予約までに3年待ちといった所も見られるようです。

申し訳ありませんが、僕の行った所が何処なのか?といった問い合わせにも、お答えする事は出来ません。

これから治療を受けてみたいという人は、AKA博田法医学会のHPから調べて、そして接骨院や整体院などでAKA博田法の治療を謳っている出鱈目な所には決して行かないで下さい。

さて結果は・・・

まだ、昨日の今日なんですが、「効果あったのかな?」といった感じです。

疑問符は外せませんが、何年も苦しんできたのに、昨夜は激痛で起きる事もありませんでした(臀部、下肢はジンジン疼いていましたが)。

毎朝、起きて直後から暫くは四つん這いでなくては動けなかったのが、普通に起きて普通に背中も伸ばせました。

整形では「手術するしかない」、そこから紹介されたペインクリニックでは「手術なんかしないで硬膜外神経ブロックだけで治るよ」なんて言われて結果はどうだったの?

と聞かれたら、ブロック後には酷い痛みに悶絶したし、リリカの副作用にも悩まされました(ほんの一時期、少し楽だったが)。

それを考えると信じられない気持ですし、明日また、どうなっているかまでは分かりませんけどね。

どうか、このまま良い方向に向かってくれよ。

次回は1ヶ月後。

実は、2週間後に朝の6時半から直接来て順番を取ってくれと言われたのですが、道中の気温が-10℃を下回る所ですから止めました。

電車は無いし、道路の凍結している早い時間に、車で事故でも起こしてしまったら元も子も無いですからね。

1ヶ月後だったら予約を入れられるそうなので。

自分でも気づいているのですが、口癖になってしまった「痛い、痛い」といった言葉が出なくなる日が来てくれれば。

腰から下の痛みはオマケみたいなものですから、まだ遥かなる道程なのでしょうか?